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【春です。】   お寺のよこ 冨所

2011年05月05日 | お寺のよこ

なかなか進展が見えず、深刻な環境汚染が懸念される原発問題、連日報道されている被災地の苦境、首都圏でも未だ解消されない物品不足など、今回の震災の余波、不安感が大きく尾を引いている春ですが、そんな中でも桜の花は、例年と同じように美しく咲いて儚く散り、私達の心を癒してくれました。
本当に月並みな事しか思いつかないのですが、私たち一人ひとりが、出来る範囲で出来る事をしていくしかないんじゃないかと思っています。私自身が意識している事は、まず自分が栄養や休息をしっかりとって、社会における自分の役割(仕事)を果たして行く事。極端な自粛はせず、楽しみや自分へのご褒美は継続する事。その中で無理のない範囲で、節電、募金など、出来る事を継続して行っていく事です。
今回の震災は、未曾有の規模の被害をもたらした最悪の災害ですが、そんな中、日本人の強さ、慎ましさ、思いやりといったものをかいま見る事が出来て、誇らしく思いました。復興への道のりは永く険しいと思いますが、この国難を乗り越えたら、日本は必ず震災前よりも良い国になると信じて、日々出来る事をしていきます。
さて、お寺のよこの様子ですが、入居者さん達は震災当日もそれ以降も、落ち着いたご様子で日々過ごされており、半世紀以上~一世紀近く生活してこられた逞しさを感じさせられました。
お寺のよこでは、三月末に、ベリーダンス鑑賞会を企画していて、私も立案した職員橋本の補佐という立場で、企画の実現に向けて準備を行って参りました。そんな中で起こった今回の震災。開催か中止か悩みましたが、このような時だからこそ、是非実現させたいという結論に達し、その旨をベリーダンスサークルの皆様にお伝えしたところ、改めて慰問を快諾して頂けました。
慰問当日、カーテンを閉めて照明を落とした中で、幻想的な音楽に乗って、艶やかな衣装で舞い踊るベリーダンスを、入居者さんもスタッフ(特に男性)も一緒になって楽しみました。締めのディスコタイムでは、ダンサーの方と手を取って踊るTさんや、ダンサーの方に誘われて踊りだすKさんの姿が。かく言う私も、Mさんの手を取って踊り出しました。
実現する事が出来て、本当に良かったと思いました。スタッフの皆さん、入居者の皆さん、そしてこのような情勢の中、素晴らしいダンスを披露して下さった(何かを表現するという事は、その時のこころの影響を大きく受けると思うので、大変だったのではと思います。)ベリーダンスサークル・ハピネスの皆様、本当にありがとうございました。

10:17 | Posted by admin