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【編集後記】  林田

2021年12月31日 | 編集後記

この前You tubeを見ていると、『人志松本の○○な話』をやっていました。面白い話がたくさんあったのですが、中でも千原ジュニアが話していた話は、面白さの中にも人柄のようなものがにじみ出ていて意外と面白かったのです。
私は、千原ジュニアの出ている漫才を見たことがありませんし、個別のトークと言うものも見た事がありませんでした。知っているのはエアガンをたくさんぶら下げて自分の方に向けて、そのドキドキするようなシーンを自分の部屋で行っている。と言う話だけでした。ですが、その『〇〇な話』で話される話は、とても面白くそして演者に思いやりのある発言を繰り返していました。確かに、あだ名はジャックナイフかもしれませんが、とても思いやりのある人だなーと関心をしてしまう話でした。
人には、見た目やあだ名でその人となりを決めてしまうことがあります。ですが、本当にその人のことを知っているかと言うと、実は知ってるつもりになっているということがたくさんあります。
『○○な話』の中の千原ジュニアの素敵な一面を、知ることができた時間でした。

10:59 | Posted by kimisanchi

【金メダルニッポン】  お寺のよこ 岡田

2021年12月31日 | お寺のよこ

1年の延期を経て東京オリンピック、パラリンピックが開催されました。開催前は色々と問題山積みでどうなるか心配な状況ではありましたが、何事も無く無事に閉幕して日本国中では一安心でした。そんな中、日本中に感動と興奮を与えてくれたアスリートの人達が汗をかいて手に入れたメダルは努力の賜物と結晶と言うべきでしょう。中でも日本のメダル総数は前回の1964年大会の29個を上回る58個獲得され、金メダルの数も前回の16個を上回る27個でした。前回の総数を越えるなんて、やはり自国での開催だからこそ力を発揮出来るのだな感じました。
誰もが一番を目指して日々汗水を流して努力しているので、彼らアスリートの暮れた感動は国民に勇気を与えてくれます。これからの未来のアスリートは一体どんな感動と勇気を見せてくれるのでしょうか。

10:51 | Posted by kimisanchi

【最近のみなさん】  のんびり家2F 池田

2021年12月31日 | のんびり家::のんびり家 2F

最近急に寒くなってきました。寒くて中々布団から出て来られません。皆さんはどんな朝をお少しですか?
最近入って来た入居者さんは、はっきりとものを言うお方です。Ⅿさんはテレビを観ていても分からないことに対しても口で分からないや、猫が出て来るとかわいい好きなんだ、と言ってきています。それとかなり活発なお方で直ぐに立ち上がり歩かれるほどです。
今月、何と103歳になるKさん。100歳越えと間思えない程歩いたりご飯を食べたりとしています。最近は良く感情を表に出して怒る事もあります。今まではあまり感情を表に出さないような感じでしたが、いい傾向になればいいのですが。
そんなこんなで、のんびり家は皆さん楽しく過ごしていると思います。皆さんも体などに気をつけて過ごしてください。

10:50 | Posted by kimisanchi

【守ること】  のんびり家3F 松山

2021年12月31日 | のんびり家::のんびり家 3F

こんにちは。のんびり家3Fの松山です。
8月に初任者研修、無事取得させていただきました。
なにもわからずに介護の世界に飛びこんだ私にとって、この研修は本当に有意義なものでした。
研修を受ける前の私は、介護はお世話をすることだと思っていました。
しかし、介護士の仕事は単なるお世話はとはまったく異なるものだったようです。
利用者の皆様には今更で、大変申し訳なかったと反省しています。
今の介護保険法が基本理念としてうたっているのは「自立支援」と「尊厳の保持」。たとえ要介護状態であっても、本人の力をできるだけ保って、誇りをもって、“そのひとらしく”暮らしていけるように支援するといった姿勢が重視されているのです。
私は、カウンセリングを学んできたので、人の心に寄り添うこと、傾聴は得意でしたが、ご本人のできることを奪わない、見守る、ということにかなり欠けていました。着替えや食べる事、時間がかかってしまうのでつい手をだしていました。
ご本人のできることを奪ってはいけないのですよね。
誰でも、なるべく人に頼りたくはないし、自分のことは自分でやりたいという気持ちがあるのですから。
また、こちらのよかれ、思うこと、そして都合を押し付けていたように思います。
人にはその人の歴史があり、生活があります。利用者様が、たとえ介護状態になったとしても、残された機能を最大限に生かしつつ、心に寄り添い、そのひとらしく、そのひとなりの満足感を感じていただけるようサポートするのが介護のプロとしての仕事なのだと知りました。
介護は深い!
そしてなんて尊い仕事なんだろうと深く感じた初任者研修でした。
がんばらなくては。

10:50 | Posted by kimisanchi

【心をこめた贈り物】  きみさんち 志寒

2021年12月31日 | きみさんち

緊急事態宣言の間、外出されない入居者さんをご近所の皆さんが気に掛けて下さり、このところ果物や野菜などを頂くことが幾度かありました。まことにありがとうございます。
先日、国産のキウィを『よく熟れてから食べてください』と頂きました。食器棚に置いて熟すのを待っていたのです
が、Aさんがそのキウィを見つけて持ってきました。慣れた手つきでスルスルと皮を剥くと、一切れ食べて「まだ酸っぱいわね」と。そして、残りの分をBさんに「これ良かったら。まだ酸っぱいんだけどね」と渡されました。その手渡されたキウィを一口食べて、Bさんも「酸っぱいねぇ」と笑顔。
しばらくして、再びAさんがキウィを持ってきました。先ほどのことは忘れたのでしょう。また皮を剥き「酸っぱいね」と。そして再びBさんに残りを手渡そうとしたところ、Bさんは先ほどの事を覚えておられたのでしょう。「まだあるから!」と皿に残るキウィを指し示しました。それでもAさんは「遠慮しないで」と皿に追加。
このように物を交換したり、やり取りしたりするのは、人類の本質的な行為であると聞いたことがあります。Aさんとて空腹であるといったわけではなく、自分の見つけた収穫を分かち合いたいという気持ちなのだと思います。とても心和むやりとりです。キウィが極めて酸っぱいのをのぞけば。
そう思いながら眺めていると、なんとAさんがまたキウィを剥いています。しかも今度は二つ同時に。それを見てBさんが目を見開いています。そしてAさんが皮を剥き終わりBさんの方を見るや否や、Bさんはなんと「あ!あのお兄さんにもあげましょうよ!」と私の方を指し示しました。今度は私がピンチです。するとAさん、ナイスプレイ!「たくさんあったのよ、あの人の分もあるから、まずはあなたから」とBさんの皿に再び追加しました。
その隙に私はこっそり残りのキウィを隠します。「甘い紅茶でもいかがですか?」とお口直しをおすすめしながら。ごゆるりとお楽しみ下さい。

10:49 | Posted by kimisanchi

【編集後記】  林田

2021年11月30日 | 編集後記

鎌倉殿の13人という大河ドラマが流されています。大河ドラマなので、現代のドラマと同じと考えるのもよいと思うのですが、歴史を踏まえているという点では、なかなか面白いのではないかなと思います。
歴史ドラマを見るといつも思うのですが、その時のその人は本当は何を考えていたのだろう?と言うことです。なかなかありえない設定などもあるのですが、歴史古文書などを解説しているものを見ると、意外と現代と違う部分が少ないのではないだろうかと思うこともあります。
そんななか、鎌倉殿の13人で気になるのが、北条政子のことです。
北条雅子は、恋愛結婚です。当時は家というものがあったので、恋愛は自由ではなかったはずですが、まるで、自由恋愛のような結びつきをしています。しかも何の権力もない源頼朝とです。この時の心情をかんがえるだけでも、当時のことを考えると不思議でなりません。また、政子は、夫に先立たれた後、実子である息子たちも死んでしまうのです。なかば諦めるような最期を迎えた将軍もいます。そう思うと、政子はどのような
心境だったのかとその心根を考えると、頭が痛くなります。
どれだけの決意で、鎌倉幕府を作ったのか。その思いの大きさを想像すると、大変なものだっただろうと思います。

09:14 | Posted by kimisanchi

【ペイ・フォワード】  お寺のよこ 光岡

2021年11月30日 | お寺のよこ

11月15日にお寺のよこ内で食事会も兼ねたイベントを行いました。
コロナ禍で入居者の皆さんと旅行に出掛けることが出来ない為、昨年も同様のイベントを行ったのですが、今年はメンバーが少し変わり雰囲気はまた異なるものがありました。
食事会の内容は入居者さんが食べたいと仰った天麩羅、鰻入り散らし寿司、たこ焼き、焼きそば、綿菓子等を入居者さんとスタッフで一緒に作りながら食べました。また、たまにはお酒を飲みたいとのリクエストに半分お応えするかたちで、ノンアルコール飲料を皆さんで呑んだところ(飲むではなく呑む。これ重要)、これが殊更好評で久しぶりのアルコール(風)にご満悦の方が沢山おられました。
食事会の後は皆さんでカラオケを楽しみました。中々の盛り上がりぶりでしたが、たかが1年、されど1年。この1年でお年を取られたなあと実感させられる方もいらっしゃって。
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カラオケが大好きなNさんは、以前から何曲も歌っておられましたが最近は目、耳がともに悪くなって歌える歌も限られてきました。
歌を歌う時は「お寺のよこだ~よ。よいよいよいやさ」というオリジナルソングを作って口ずさまれることが主となってきて(それの十分魅力的ですが)、カラオケクイーンNさんの姿を知るものとしては少し寂しく感じていたのです。
ただ、今回は他入居者さんやスタッフのフォローもあってか以前の十八番SMAPの「夜空のムコウ」を一節ながら歌われました。そのことがとても嬉しかったのですが、その前にいつも口ずさまれる「お寺のよこだ~よ」を歌われて、「私お寺のよこしか覚えてないよ」と仰られることがありました。
Nさんが「お寺のよこしか覚えてないよ」と仰ったことの真意は分かりませんが、そのように「お寺のよこ」を捉えて下さっていることは、Nさんにとって「お寺のよこ」が大切な場所だと言って下さっているようで嬉しく思いました。ただ、その一方で、その言葉に見合う対応を我々は出来ているのか皆で考えてみたいなとも思いました。

コロナ禍となり2年が経過しようとしています。当たり前の生活が出来なくなった期間であり、入居者さん、ご家族、スタッフにとってとても重い2年でもありました。大小あれど入居者さんの状態にも影響が出て来ています。
「転んでもただでは起きるな」という言葉があります。余りにも重い2年間であったことから、「転んでも云々」というにはこの場合適切な表現ではないかもしれません。それでも尚、生活に制限が掛けられている今だからこそ、入居者さんにとって当たり前の生活とは・・・ということに対して思考を深める契機とし、コロナ禍が明けた時に、その思考して来たことを実践することが出来たならば、Nさんの言葉に対するお返しになるのではないかと思いました。
そのようなことを、つらつらと考えさせられた今回のイベント。素敵な時間を共有し
色々な気付きを与えて下さった入居者さん、スタッフに改めて感謝致します。有難うございました。

09:05 | Posted by kimisanchi

【やっと!!】  のんびり家3F 永辻

2021年11月30日 | のんびり家::のんびり家 3F

今年になってすぐに緊急事態宣言が発令され、その後も半年間以上ずっと何かしらの宣言が出ている中でやっと何も宣言がない生活に戻り、やっと今年に入居されたAさんと一緒に外食に行くことが出来ました。
散歩しながら近所のうどん屋に行き、Aさんはメニューを始めから最後まで見渡し、数種類ある中から「天ぷら」と一言。「食事中以外はマスクの着用をお願いします。」とスタッフの方に言われ、二人でしっかりとマスクを着用して待っていると、運ばれてきましたがメニューの写真より量が多くて驚きましたが、うどんをすすり、スープを飲み、天ぷらも塩につけて食べ、美味しそうに食べる姿が見られました。量が多かったですが全量召し上がっていました。
普段も良く食べられる方ですが、実際に外での様子はどうなのか気になっていたので、今回一緒に外食に行き、美味しそうに食べられる姿が見られて一緒に行けて良かったです。

09:04 | Posted by kimisanchi

【Mさんとの新たな出会い】  のんびり家2F 飛鳥井

2021年11月30日 | のんびり家::のんびり家 2F

みなさん、こんにちは。のんびり家2階の飛鳥井です。
緊急事態宣言も解除になり、新型コロナの感染者数もかなり減少していますが、第六波の懸念もあり、まだまだ安心は出来ないですね。
それでも、のんびり家2階では少しずつではありますが、タクシーを利用して少し遠出をして美味しいものを食べることも再開しています。
今回は、新しい入居者のMさんについて書かせて頂きます。
Mさんは、8月の下旬にのんびり家2階にご入居されました。Mさんは85歳の女性で、要介護3の方ですが、歩行も掴まり歩きをされ、食事はご自身で食べることが出来ますし、排泄も部分的な支援は必要ですがほぼ自立されています。
Mさんのご入居が決まった際に、林田代表から「話をしたら、たじたじになった」と聞いていたので、「林田さんがたじたじになるなんて、一体どんな方なんだろう?」と興味が湧きました。
実際にMさんと話をしていると、今までニコニコしながら穏やかに話をしていたと思いきや、一転表情が険しくなり、「あんた、そんなことも知らないの?馬鹿じゃないの?」と言われることもあります。「ここはどこ?」と聞いてきたため「ここはのんびり家です」と答えると、「のんびり家?変な名前だねー。誰がつけたの?辞めちゃえばいいのに」と言われたり。「すみません、社長に言っておきます」と苦笑です。
医療機関に通院した際にも、「ここは何?汚いね。辞めちゃえばいいのに」と待合室中に聞こえる声で話したり。私は心の中で、「Mさん、それ以上言うと営業妨害と言われるかもしれないです。」と苦笑です。
Mさんと過ごす中で、Mさんは思ったことをそのまま口にする、とてもストレートな方なのだと言うことが分かって来ました。認知症と言う状態にはありますが、それを差し引いても、元々とてもストレート、直球勝負の方なのだと思います。それ故、言葉に出してしまえばスッキリ、後腐れなしと言った感じです。Mさんは、職員にも、他の入居者の方にも時に辛辣な言葉を投げかけるので、職員はまだしも、やはり入居者の方は「カチン」と来る場合もあり、言い返して口論になることもあります。
物事の好き嫌いもはっきりされています。Mさんは、猫や犬が大好き。とりわけ猫が大好きで、以前に飼っていたことがあると楽しそうに話して下さいます。テレビに犬や猫が映し出されると、「見て、かわいいねー」と表情が緩みます。そのようなMさんは、とてもチャーミングです。
Mさんと外出をして、帰宅した時のこと。のんびり家は、玄関ドアにやや大きめの表札を掲げているのですが、それを見ながら「びっくりや?」と言ったMさん。私は心の中で、「びとりとやは合ってますけど」と思わず笑ってしまいました。
また、昼食を買いにコンビニエンスストアに行き、買ったお弁当を温めて貰った時のこと。店員さんが「熱いので、気を付けてお持ちになってください」と送り出してくれましたので、外に出て信号待ちをしながら私が「親切な店員さんですね」と言うと、「違うよ、あれは営業用だよ」と答えたMさん。うーん、Mさんは何でもお見通しなんですねー、いやはや。
Mさんは、以前に幼稚園の教諭をされていたとのことです。お話をしていると、その片鱗が伺えるように思います。
Mさんは外での歩行が若干不安定で、ご自身も「脚が痛い。お尻が痛いよ」と言いながらも、頑張って歩いて近くのコンビニエンスストアなどに買い物に出掛けています。Mさんとの買い物中、様々な話をしますが、とても楽しく、時には笑いながら涙が出てしまう程です。この紙面でMさんの面白さを充分にお伝え出来ないことが残念ですが。これからも、Mさんとの楽しい珍道中を続けて行きたいと思います。

09:03 | Posted by kimisanchi

【幻覚と介護職】  きみさんち 松林

2021年11月30日 | きみさんち

「○○さんの幻覚や幻聴って、実は、本当に見えていたり聞こえていたりしないんでしょうか?」
一緒に働いている派遣社員さんからの質問でした。

入居者○○さんの生活記録には、
「あの人に連れて行かれそうになった」と、誰もいない廊下を指差している。
というものや、
「女の人の声で待っててと言われたから」と、階段途中で立ち止まっている。
というものがあって、それを読んでの疑問だったらしいのです。

「それは本人にしか分からないですね」と答えるしかありませんでした。
しかし、私は超常現象否定派ではないので、「でも、我々が見えたり聞こえたりしないから幻覚や幻聴だと片付けてしまうのも一方的な気もしますよね」と続けました。
すると「そうなんですよね、僕には霊感は無いんですが、知り合いにはそういうのを感じる人が居るんですよ。だから、○○さんも幻覚じゃない可能性もありますよね」と、派遣社員さん。
なので、「もしもそんな能力が私達に備わっていたら、幻覚かそうでないか分かりますし、その対処法も変わってくるかもしれないですね。少し羨ましいですね」と、その話題を終わらせました。
終わらせたのですが、何か釈然としないものが胸に残った状態になりました。

そして、後日、「あそこに猫が居るけど何処から来たのかな」と、スタッフルームの方を指差す入居者○○さん。
「何処からですかね?近所に住み着いている野良ちゃんかな。玄関開けておけば出て行くかな」と、席を立って玄関のドアを開けると「あ~、出てった出てった。可愛かったな」と見えない猫を見送る入居者○○さん。

その瞬間、先の釈然としない思いがどうしてなのかが分かった気がしました。

我々介護職は、入居者さんの言動を全面的に否定する事は、基本的にしません。
何故なら、入居者さんにとっての言動は、殆どが現実だから、それを否定するという事は、入居者さん自体を否定する事になるからです。(※)

だから、幻覚や幻聴の言動には、本当に見えたり聞こえていたりしていると考えて対応するものであり、今までもそうしてきたつもりです。
だから、我々に特別な能力が備わっていてもいなくても、対処法は変わらない筈なのです。
だから、特別な能力を羨ましいと思うのは、ナンセンスな表現だったのです。
釈然としなかった思いが腑に落ちた感覚でした。
めでたし、めでたし。

いやいや、本当にそうでしょうか?
もうひとつ、釈然としない思いがありました。
誰も居ない筈の廊下に人が立っていたら?
階段の途中で女の人の声が聞こえたら?
そんな能力が備わっていたとしたら、対処の仕方が変わるどころか、対処すら出来ずに、一目散に逃げちゃうかもしれないですね。

(※)他にも入居者さんが居る場合は、対応が変わる場合があります。

08:49 | Posted by kimisanchi

【編集後記】  林田

2021年10月31日 | 編集後記

 新型コロナがやっと収まってきましたね。まだ、私たちの仕事は次の波を予想しながらになるので、まだ人ごみの多いところなどは行かないようにしなければなりません。
 世の中の様子は、これからどうなるのか少し考えてしまいますが、コロナが流行ったこの2年間ぐらいで、大きく変わったことがあると思うのです。それは、人とのつながりがかなり少なくなったことです。
 私たちの仕事は、入居者さんのそばにいることが重要なことなので、それほど大きくは変わりませんが、世の中的には、人と会わなくなった方も多いのではないでしょうか。この人と会わなくなった期間で、インプットをするしかなかったのかなと思います。そう考えると、コロナの期間も貴重だったのだなと思えます。
 掃き出すばかりでは、人としてやせ細ってしまいますので、今しかできないことをたくさんやってインプットをどんどん促進していきましょう。
 そして、コロナが終息した時に、積極的に動けるような土台をしっかりと作り上げておく必要があると思います。

12:11 | Posted by kimisanchi

【男の貫禄、男の余裕です。 】  のんびり家3F 伊藤

2021年10月31日 | のんびり家::のんびり家 3F

 みなさんお久しぶりです、のんびり家の伊藤です。遂に緊急事態宣言もあけましたね。
のんびり家の入居者さんもあれやこれややりたい事や行きたい所があると思います。みなさんそうだと思います。人混みは避けて、感染予防対策を行い、手洗い、うがいを十分に行い楽しみましょうね。う~自分も楽しみっす。
 さて今回のお話は今現在、のんびり家3階の入居者さん女性の方が2名、男性の方が4名いらっしゃいます。男性入居者さんみなさん個性豊かで我が道をいくといった感じで生活を楽しまれています。たった一度の自分の人生、楽しまなきゃ損ってもんですよね。この言葉は、自分のじいちゃん受け売りなんですけどね(汗)。でも本当にそう思います。そんな男性入居者さんをピックアップしてみました。
 まず普段の生活を見ていて思ったのが、皆さん貫禄があるっていうか男気があるというか男は背中で語るっていうか、とにかく貫禄があるんですよね、カッコいいです。それでいてもの応じは柔らかで落ち着いてるんですよね、紳士って感じでさすがです。こんな男に自分もなりたいっす。
 他にも地震などが発生しても落ち着いて対処しているし、避難訓練などもそつなくこなしています。人生経験が違うのか潜ってきた修羅場の数が違うのか、慌てたり怒ったりしているところをあまりみかけません。男の余裕ってやつです、さすがです。
 そんな男の中の男が集まるのんびり家で自分はというと、地震があれば「ひっ」とビビり、夜中に知り合いに声をかけられるとびっくりして腰をぬかす始末であります。情けなしです。
 アニキ達の背中をみて男を上げていきたいと思います。これからもどうかよろしくお願いします。アニキ!!

12:10 | Posted by kimisanchi

【ベトナム高齢者の危険】  お寺のよこ ホアン

2021年10月31日 | お寺のよこ

ベトナムのような発展途上国に対するcovidの影響は甚大です。特に経済では、多くの世帯の収入源が影響を受けています。 収入の減少、商品価格の上昇は人々の生活をより困難にします。 2021年の最初の9か月の失業率は、2.67%でした。市内では3.58%、田舎では2.15%です。
ベトナムでは、高齢者の大多数が子供と一緒に暮らしています。したがって、若年労働者は家族の経済的稼ぎ手です。
covid19パンデミックが来ています。故郷に戻るために都市を離れなければならない若年労働者の数は増加しています。主な収入が大幅に減少し、4人以上の世帯では困難になりました。 都市部や農村部への旅行を制限することで、高齢者の移動時間がさらに短くなり、愛する人を特定することで、高齢者の不安が高まります。運動制限が多すぎると、高齢者は病気のリスクが高くなります
糖尿病などの病気の高齢者の死亡率は1.8倍、高血圧の人の死亡率は他の病気の1.5倍です。陰性の人が多いですが、多くの人がうつ病、不安、ストレスに苦しんでいます。肺の後遺症はまだ世話をする必要があります。州は世帯にサポートパッケージを提供してきました。厚生省の予防措置や勧告を厳守していただきたいと思います。

12:10 | Posted by kimisanchi

【ブームに乗って】  のんびり家2F 佐藤

2021年10月31日 | のんびり家::のんびり家 2F

昨年辺りから、世の中を賑わせている「鬼滅の刃」。主人公が鬼になってしまった妹を人間に戻す為、鬼と戦いながらその方法を探し続けるという物語ですが、この度アニメの続編が始まり、再び鬼滅ブームの私です。
元々あまのじゃくな性分なもので、子供がコミックスを集めているのを見て、「そんなにおもしろいの?」と斜めから見ていたのですが、昨年偶々見たアニメがきっかけで、子ども以上にはまっています。
鬼と戦い、いつ命を落とすか分からない状況の中、心が折れそうなときも必ず立ち上がり、決して諦めない主人公達。
今、長引くコロナ禍で何となく不安で不自由な生活をしていますが、もう、鬼滅の刃の世界と比べたら。比べたら、何て平和で恵まれているのかと思わずにはいられません。
私も彼等のように、コロナに負けずひたむきに頑張ろうという気持ちにさせて貰っています。
月並みなファンレターみたいになりましたが…引き続き体調に気を付けて過ごしていきたいと思います。皆様もどうぞご自愛下さい。

12:09 | Posted by kimisanchi

【1世紀生きている高齢者のつぶやき】  きみさんち 田中

2021年10月31日 | きみさんち

うちの祖母が一言。
「長生きってするもんじゃないね」
どうしてと聞くと淋しいじゃないかと神妙な面持ちで話してくる。
兄弟(姉妹)も娘も皆いなくなっちゃうじゃない、淋しいと。
今はどうなのと聞き返すと「・・・・・」言葉に詰まる。
デイケアに今現在通っているが、そのとても仲が良かった人がつい最近お亡くなりになったらしい。そんな事も落ち込みの原因なのじゃないかと思う。
全国ひきこもり状態が続いていたため、外での状況が全く掴めず、ふと気がつくと周りにいた自分より歳が低い親友が次々といなくなり、孤独感で一杯、と言うよりも自分だけ取り残された感が強いように感じる。
巷では、独居老人の孤独死などが問題視されているが、一人でなくとも、家族がいたとしても歳をとると淋しい思いをするものなんだなと思いました。
今まで出来ていた事が出来なくなる不安。人の手を借りてまで何かをしなくてはいけない自分、かえって足手まといなんじゃ・・・と言う不安。
不安だらけの中生活していたらやはりそう思うしかなくなってしまうのだろう。
大正・昭和・平成・令和と生き抜いている人の「長生きってするもんじゃないね」と言う言葉の重み。今現在きみさんちで新しくご入居されたMさんの
「ここに来てあなたに会えてよかった。だって一人は淋しいんだもの」と言う言葉と重ねるとこの文章を綴っている自分でさえ心に刺さるものがある。
長生きが良いのか悪いのか私には分からない。心理学者でもなければ医者でもない。
何が今の祖母にとって良いのか悪いのか、きみさんちの理念を参考に考えていきたいと思う。

12:08 | Posted by kimisanchi