10月26日の夜勤の出来事。
とある利用者の方が、深夜0時に眠くないと仰り居間に下りていらっしゃいました。
夜中であっても眠くないのなら仕方がないと、席について頂きお茶を進め眠くなるまで様子を見させていただきました。
案の定1時間ほどすると眠くなってきたのかテーブルに伏せようとしているので、「こんな所で寝たら風邪ひくからお部屋に行こう」とお誘いし、誘導しようと座っていた椅子を動かした時の事です。「バキッ」と大きな音が居間中に響いたのです。
私の頭の中では「いったい何の音だ?」「○○さんの骨折っちゃったかな??」等々、頭の中で現状を整理できず慌てふためいているところ、座っていた利用者さんはにこやかに私の慌てている場面をみて笑っておられました。
と言う事は、利用者さんの身体は大丈夫。
じゃあいったい何の音???
座っていた方をとりあえずお部屋に誘導し、音の出所を確認したところ、何と椅子の足が中間から折れてしまっていたのです。
後々考えたら、そのまま椅子が全壊し、利用者さんが落ちて怪我をしていたかもしれないと思うとちょっとドキドキしてしまいました。
災いは知らない間にやって来ると言います。
物が破損するのは凶事の知らせと言うのも聞いたことがあります。
何事も起こる事が無い様、日中であろうと夜間であろうと絶えず気を引き締めねばと思う今日この頃なのでした。