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【きみさんち七不思議】 田中

2013年12月05日 | きみさんち

12月5日午後 6:30頃。
自分はYさんの食事支援準備の為部屋を訪ねていた。
他の皆さんはのんびりと夕食。
そこで田中は耳にしました。階段を軽快に昇ってゆく足音を・・・
トントントンとリズム良く登る音確かに聞こえたのです。
居間を覗くと皆さん夕食中。
人数を数えても合っている。
居合わせたもう一人のスタッフに「今、誰か上って行く音しなかった?」
と尋ねると、「私、田中さんがEさんのお部屋に行ってくれたんだと思ってました。」
と・・・。
一体誰が昇って行ったのか?
夏でもないのに不思議な事って起こるのですね。


松林追記:き、きっと、そ、空耳ですよ、ね、空耳。それも二人同時になんて、仲良いね~。アハハハ

09:51 | Posted by admin

【猫への愛情を注いだ物語】 松林

2013年10月23日 | きみさんち

少し前のYahoo映像トピックスの記事ですが、泣けてしまったのでこちらにも掲載しようと思います。
是非、ご覧下さい。
→こちら

10:01 | Posted by admin

【婆ちゃんワールドINデイケア】 田中

2013年09月19日 | きみさんち

自分で通いたいと言い現在週2回通っているデイケアでの出来事をこんな風に話す。
私「デイケアで友達出来たの?一人ぼっちで辛かったら行かなくても良いんだからね」
婆「皆、一人になると誰かしら話かけてくれるから居眠りしてる暇も無いんだよ(笑)」
この言葉を聴いて一安心。

婆「この間なんか、年の話になって、ある人が大正10年生まれで70歳なんですよと言っているのを横で聞いていた婆さんが『あんたが70だったら昭和うまれの私はいったい幾つになるのさ』って喧嘩を始めたんだよ。それでお幾つですかって尋ねたら59って言うんだおかしいよねぇー(笑)漫才みたいだ」と言って笑っている。
私「じゃー婆ちゃんは幾つになったんだっけ?」
婆「確か98歳だと思うけどな」「大正14年だから・・・」
私「・・・?類は友を呼ぶとはこういう事を言うのか?」
保健証には94歳と書いてあるけど一体幾つ逆サバ読んでいるのよ(笑)

また16日の敬老の日にはお祝いのお祭りがあったらしく、駄菓子とヨーヨー(水入り風船)
片手に「今日は御神輿を担いできたんだ。歩かなかったけど担ぐだけ。」「それで射的と輪投げがあってやってきたんだけど上手く入らなくてこれサービスだって言ってもらってきた。」と駄菓子の入った袋を満面の笑みをこぼしながら見せてくれた。童心に返っているのが分かるほど本当に嬉しそうな表情なのである。

今では楽しさが波に乗ってきたのか送迎の来る2時間も前から支度をはじめ、「今日は行く日だから鍵閉めお願いだよ」と。時間は午前7:20。まだ寝ていたい私は「分かった」となま返事を返すと「本当に分かっているのかい」と何度も私の部屋へ言いに来る。
送迎は9:40なのに待ちきれないのである。
福祉施設の利用は何かと誤解されやすく、近隣の目を気にし利用を渋る人も少なからずいると思いますが、本人・家族がホッと出来る瞬間をお互いが作るとでこんなにも笑って会話が出来る環境になるんだなと改めて思い知らされている今日この頃なのです。

12:31 | Posted by admin

【婆ちゃんワールド一触即発!!】 田中

2013年09月15日 | きみさんち

14日、リビングで何事か話している婆ちゃんと父の大声で目が覚めた。
時間は午前6:30。
父 「今日は休みだから電話したって出ないよ」
婆 「でもいるんだから掛けて見なけりゃ分からないだろ」
私 (なんのこっちゃ?)

話の内容はこうである。
父が仕事に行く為に支度をしていると、リビングに上がってくるなり「人が大勢来て困るからケアマネさんに連絡を入れる」とわけの分からない事を言い電話をかけようとすると。休みであるため繋がらないと父が説明するも聞き入れてもらえず、婆ちゃんも電話をかけさせてもらえない事で、お互いイライラしていたらしい。
耳が遠い者同志の会話だったので、声のトーンがどんどんエスカレートし、大声になってしまったようだ。

私は父に「聞き入れてくれないなら本人のしたいようにさせてあげたら。どうせ繋がるわけないんだから」と今度は私が父を説得。そうかと言いながら支度を再開する。

婆ちゃんには電話をかけるよと一先ず安心させ、かけて見るが案の定留守番電話になっているその流れる音声を婆ちゃんの耳元に持って行き、「ほらね、まだ時間が早すぎるんだよ。後でかけなおしたほうが良さそうだよ。」と言うと渋々納得する。

これにて一件落着かと思いきや、今度はそこかしこに人が来たと言い始め、心配そうにうろうろしだし一向に心配事が落着かない。そのうち疲れがたまり眠りだすだろうとほおって置くと、案の定階段に腰掛、居眠りをしている婆ちゃんがいる。やっと静かになった。

只今午前7:50 
田中家の台風の目は無事通り過ぎて行ったのでした。

12:32 | Posted by admin

【婆ちゃんのパラレルワールドIN病院の待合室で】 田中

2013年09月12日 | きみさんち

10日、胃の検査の為、近くの病院に祖母の付き添いで行った。
胃カメラを飲む為、待合室で待機をしていたとき、またまた婆ちゃんワールドが炸裂した。

婆「あそこに背の高い人がこっちを見て手を振っているだろ?」「ほら、笑ってる。」
私「何処にいるのさ」
婆「ほらあそこだよ」
指差す方を見ても、検査の前処置をする為のベッドが見えるだけ。
私「どんな人?」
婆「顔が無いから分からないんだけど、女の人かもしれない。」
私「・・・・顔が無い?」
婆「見えないんだよ」
私「・・・・・・・・・・・」(今日これから夜勤なんですけど)

若い時から色々な(者)を見てきた人、しかも病院の中だけに否定も出来ず、ただひたすらいないよそんな者と自分に言い聞かせ終了するまでそのベッドに釘付けになっていた私。
顔が無いとは・・・・・いったい何を見ていたんだろう。

まあ、三途の川を渡り損ねてお花畑にまで辿りつけなかったと9年前の臨死体験を今でも笑いながら言うくらいなので本当に見えているのかもしれないです。

妄想・幻覚の類は、違う・いない等、否定できるはずもなく、本人の世界観に頼るしか方法は無いと思うのだが・・・本人が苦痛にならなければそれで良い様な気もするが・・・
でもこの類はさすがに否定させて頂きたい。(笑)

松林追記:一瞬、ゾクっとしたのですが、良い話ですよね。映画『シックスセンス』の様な感動を覚えました。

12:34 | Posted by admin

【パラレルワールドIN家の婆ちゃん】 田中

2013年09月09日 | きみさんち

母親が亡くなり1周忌が過ぎた。
うちの祖母にとっては最愛の娘であったであろう母の供養が終わった頃から
無気力になり始め、あれほど病人が乗る物だと嫌がっていた車椅子を使用し出掛ける事が多くなった。
独りでいると嫌な事思い出すからデイケアに通いたいと自分から言い出し、現在週2回送迎車に乗り、通っている。
近所の友達もこの暑さでてんで来てくれないと愚痴をこぼし、独りでいる事の心細さを口にするようになっていたので自分からデイケアに通いたい、友達を作りたいと言ってくれた事は不幸中の幸いである。人に弱みを見せたことが無かった祖母が母の死を通して一転。
人とはこんなにも脆い生き物なんだなーと痛感させられた。

が・・・
今では夜間徘徊・幻覚諸々色々な症状が出始め、家族共々その話題で持ちきりなのである。

ある時祖母が夢を見たそうだ
婆:「昨日、田中さーん次はあなたの番だから並んでいてくださいねって釜に入る順番を待っている夢を見たんだよ!」
私:「火葬行列してたんだ。大丈夫長生きするよ」 (一同大笑い)

またあるときは
婆:「爺さんが寝ているんだけど布団掛けてやろうとしたら、いなくなっているんだよ。そしたら千賀子(母)が廊下で寝てるからこっちにおいでって呼んで今布団出してるとこなんだよ」(深夜2時)
私:「何で婆ちゃんとこには色んな人が出てくるんだろうね。母ちゃんとは話したいのに今度あったら私のとこにも来てくれって頼んでおいて。」(笑)
そして廊下をうろうろし出す。
朝になり私から話を持ちかける。
私:「昨晩はだれがきてたの」
婆:「来たんじゃなくて自分がトンネルを通ってお隣のうちに行って来た。居間があって、台所を通ったところで振り向いたら自分の部屋だった。」

婆ちゃんの頭の中のパラレルワールドはまだまだ続きそうです。
が、いったい私は何時休んでいるのだろうか・・・?
私も、私のパラレルワールドに足を踏み入れそうです。(笑)

12:35 | Posted by admin

【利用者さんのバトルに学ぶ】 松林

2013年09月04日 | きみさんち

職場の利用者さんに、犬猿の仲の方がおりまして。
本日も、少々、バトルが繰り広げられました。

切っ掛けは、よく働く利用者さんが、薬剤師としてここに居ると認識している利用者さんに、食器の片付け方で難癖を付けられ。。。

「何もしないあんたに、そんな事言われたくない。だったら、自分でやりなさいよ!」
「私は管理薬剤師ですから、そんな事は致しません。だったら、あなたは薬剤師の仕事が出来るんですか!」
「薬剤師ばっかり言ってるけど、聞き飽きたわ!」
「薬剤師の免許、国家資格も持っています。」

こんなやり取りが3分程行われ、働く利用者さんが「働きもしないで」と言い自室に戻ります。

その時、廃品回収車が職場の前を、大きめのボリュームで通り過ぎました。
『こちらは廃品回収車です。ご家庭で不要になりましたテレビ、 エアコンなどはございませんか?壊れていても結構です。どうぞお気軽にお声をお掛け下さい。』

リビングに残った薬剤師認識の利用者さんが一言。
「あの方、持って行って貰いましょうかね」

大爆笑。

「今日はブラックユーモアが出ましたね」と笑いながら私。

やり合っている最中も、他の利用者さんと、何となく微笑ましく見守っていましたが、あの一言には拭き出しました。

傾眠していた利用者さんも、目を覚ます程のインパクト。
何事?と。

その後「言いたい事言ってスッキリしましたけど、大きな声出してしまってすみません」と、物凄く良い笑顔をしています。

自室に戻った利用者さんは、そのストレスを発散すべく、買い物に出られ、メモ帳とバターロールを本日も購入してきて、スッキリなご様子。

そんなお二方を見て、そして、その場を俯瞰で見て思った事は、感情って大事な事なんだなということでした。

切っ掛けがあって、意見を述べて、それが癇に触ったら言い返す。
その光景を、第三者はどう捉えているのか。
その第三者に、自分の気持ちに、どう解釈を付けるのか。

他人同士が一緒に生活をしているグループホームですが、犬猿の仲は存在しますし、それだからこそ、個人という人格を尊重するべきなんだと、強く思わされた本日のバトルででした。

利用者さん同士、我慢している所はありますが、時として、あんな風に本音で言い合えるのって凄い事だと思います。
自分を持っているって事ですからね。

私は、最近、言いたい事は言えているだろうか。
自分を持っているだろうか。
やはり、この仕事の奥は深く、大変ですが、面白い事を学んだバトルでした。

12:37 | Posted by admin

【ひぐらし? あさぐらし?】 田中

2013年08月04日 | きみさんち

今、きみさんちの前の神社から蜩(ひぐらし)の鳴く声がする。
只今早朝4:30。

本日のドキドキタイムが長引いたおかげで大変心労が溜まっていてこれだもの(笑)。
まだ私に仕事せいと鳴いているように聞こえます。

うーん(・・)?

12:39 | Posted by admin

【エンドレスシアター きみさんち】 田中

2013年07月24日 | きみさんち

ある朝のAさんとKさんの会話。
Aさん(以下A)「箸が濡れているとカビが生えるから乾燥した方が良いですよ」
Kさん(以下K)「何か湿っぽいからね」
A 「外に干すか、箸立からだしておいたほうが・・・」
K 「引き出しじゃダメなのかねえ・・・」
A 「カビが生えるから良く乾かさないといけませんよ」
K 「湿っぽいのは良くないんですか(驚)」
A 「カビが生えるから良く乾かさないと」
K 「しめっぽいからね・・・」

その場に居合わせたスタッフM氏がボソリと田中に一言
M 「箸一本で会話が良く続くね」

田中はスタッフルームで記録を打ちながらこの会話を聞いていた。
その時、以前『どっこいしょ』でご紹介した漫画の一部を思い出し、大笑いをしてしまった。
「ペコロスのエンドレスシアターだ!!」と。
田中はその時夜勤明けだったので何処まで会話が続いたのかは知る由もないが、きみさんちって平和だなーと思えた一瞬でもありました。

松林追記:
その後、箸はキッチンペーパーで丁寧に巻かれて持ち去られました。

12:39 | Posted by admin

【どなたかご存知ありませんか?】 田中

2013年06月30日 | きみさんち

「皇国の守護者」突然こんなことを書かれてもなんのこっちゃとお思いでしょう。

私の漫画好きは以前にも書きましたが、今私の中のマイブームがこの「皇国の守護者」と言う漫画なのです。これは戦記物と称されるもので、この中に出てくるキャラクター
「新城 直衛(しんじょうなおえ)」と言う人物にはまっているのです。

これは小説を漫画版にこしらえた作品なのですが、作者の都合で5巻完結。ネットで調べたら小説ではまだまだ先があるらしいとのこと。だったら小説版を読んでみたいと思ったが、何せこの漫画自体2007年刊行であるから小説なんてもっと前の話だろうと・・・

本屋に行って確かめる方が早いかもしれませんが、廃刊されてしまっているのが落ち。
ネット通販で出ている物の家にはPCと言うものは無く、途方にくれている始末です。

どなたか持ってるよという方是非ご一報下さい。
それにこの「新城直衛」と言う人物はとても面白い戦歴・性格の持ち主です。

12:42 | Posted by admin