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【夢の季節】 志寒

2013年05月23日 | きみさんち

厳冬もどこへやら、あっという間に桜の季節が過ぎていきましたね。
今年はとちの実と合同で所沢の航空公園にお花見を計画しておりました。ですが、まだ肌寒いころに立てた日程でしたので、当日は見事に葉桜見物と相成ってしまいました。
とはいえ、久々の入居者さん全員での外出。電車に乗って広々とした航空公園。ある入居者さんは歓声を上げつつ、芝生に大の字にゴロリ。「本当に気持ち良いわー!このまま寝ちゃおうかしら!」と。初夏を思わせるような陽光の中、皆さん新緑の景色を思う存分楽しまれたようです。
私も芝生に大の字とまではいいませんが、このところ、非常に眠くてしかたがありません。春眠暁を覚えずとはよく言ったものです。本を読めばウトウト、電車に座ればウトウト。そんなときにはしばしば、入居者の皆さんの夢を見ます。
先日はこんな夢を見ました。とある言葉を発するのが難しい入居者さんの横に座っていると、突然、その方がこちらに振向き「それでね・・・」と話し始めるのです。驚いて私が細い眼を丸くすると、『あ、話せない振りをしてるんだっけ!』とでもいうように、シマッタ!という顔をなさって慌てて口をつぐまれました。その途端、あまりの驚きに眼が覚めて、夢が終わってしまいました。
私はその入居者さんは表情や目線、首の向きや息の吐き出し方まで、とても表現豊かだなあと感じていて、いつも季節の話や、夜勤には(恐らくは興味のない上に迷惑であろう)愚痴じみたことまでグダグダと話しています。その関係が夢に表れたのでしょうか?
今でも「それでね・・・」の続きが聞きたくて仕方ありません。
桜も夢もはかないものの例え、人間五十年も夢幻の如くなりといいますが、「それでね・・・」の続きが、「桜きれいだったわ。きみさんちの暮らしは楽しいわね」だったら良いなぁと夢見ています。

00:48 | Posted by admin