のんびり家に勤めて1年…そして、この夏入籍し、新たな人生の門出を迎えた山浦です。
そんな自分と同じく8月よりのんびり家の3階で新生活を送る事になった入居者Kさんについて今回は書かせていただきます。
Kさんは小柄でガッシリした体格の男性です。入居された初日から、ご飯はどんぶり飯!寝る時はパンツ一丁!
うん!まさに男の中の漢、最近の言い方に変えるならワイルド(だろぉ)な方です。
そんな豪快そうなKさんですが、元々デザイン関係のお仕事をされていたとの事で、実は几帳面でとても繊細な方なんです。
ご入居された際、Kさんがデザインされた物を幾つか持って来られました。
駄菓子などのパッケージに使われていたデザイン画、女性の顔…等等…その中に漫画があったのです!!漫画にはかなり精通している自分ですが背景もきちんと描かれており、スクリーントーン(影や柄などに貼る細かい点々)も綺麗に貼ってあったのです!!
柔道技を操るハードボイルドな刑事の物語、本格派ボクシング物語など。分かりやすい設定と主人公とお色気のあるヒロイン魅力のあるキャラクター達。更に、デザイン関係のお仕事をされていたので新聞も普通にご覧になっているのかと思えば、よくある新聞の一番下にある広告の欄を見て「これは明朝体だろ、こっちはゴシック体」など印刷の際の文字の形などを細かくご覧になっています。
そんなKさんと会話をしていた際「ここが本職の方だなぁ」と思ったのが、何気なく漫画を見せてもらおうと「Kさんの書いた漫画見せてください」とお願いをすると「漫画?そんなのないよ」との事…この時、自分の中で閃きこう返しました「すみません、そちらにある原稿を見せてください」そうしたら「この原稿ね、いいよ」と快く見せてくださいました。確かに、ご自分の作品ですし漫画や絵と言うくくりではなく全て「原稿=作品」って事なんだと、改めてアーティストな方なんだと思い知らされました。
まだ入居され間もありませんが、Kさんの事をもっと知り、沢山の出来事や思い出を作りながら支援が出来ていければと思います。