のんびり家が引越しをして1か月が経ちました。入居者さん、スタッフともに新しい生活にもようやく慣れてきたところであります。
引っ越しに伴い、勤務体制が代わり新人スタッフが加わるなど生活環境だけではなく、生活を支えるスタッフも変わり、今まで以上に一層頑張っていこうと思っているところです。
ちょうど、10年前の夏。私は今まで勤めて来た介護老人保健施設を退職しのんびり家に入職をしました。 10年前ものんびり家の新規立ち上げで関わらせて頂きましたが、移転をし新たにオープンとなるとまた違った思いがあります。そして10年後、新たなオープンという貴重な時を経験することができました。
今まで行ってきた10年という積み重ねはとても大きく重いものでもあります。そういった大きなものを持っての引越しは字の通り荷が重いものであります。これからは、その重い荷を捨てずに、なくさずに、落とさずにしていかなくてはいけません。生活環境や支えるスタッフが変わり、今まで通りに行かない部分もありまた、入居者さんの要介護度数も高くなっており「出来る事の支援」をどう支えるか、スタッフの手腕が試される時でもあると考えております。
すこし、堅苦しくなってしまいましたがこれからも今まで行ってきた質を落とさず、入居者さんの有する能力に柔軟にかつ適切に支援できるようにしていきたいと思っています。
のんびり家の入居者さんは、環境が変わりましたが今まで同様、元気に生活をされており早速、のんびり家の前の公園で行われた納涼祭りに出かけたり暑い夏の中、お買い物にも毎日出かけています。
地域の皆様にはこれからたくさん支えていただく事になると思います。今までのんびり家が成長出来たのも地域の皆様のご理解とご協力があっての物でした。
これから新たな地域で支えていただくだけでなく、私たち地域を支える一員として生活をしていきたいと思っております。
皆さま、のんびり家を今後ともよろしくお願いいたします。