7月9日、10日と近所の光源寺というお寺で、ほおずき市(四万六千日)が開催されました。境内には所狭しと食べ物、雑貨、ほおずき、風鈴等を売る屋台が設置され、音楽のライブ演奏等催し物が満載の楽しいお祭りです。
毎年お寺のよこからも入居者の皆さんが多数参加されておられます。今年は、8名中6名の入居者さんが参加されました。
私も2日目に参加させて頂きました。始めは人ごみが多い中、やや緊張気味の方、事態が今一つ把握出来ない方もおられたようですが、境内を巡っていく内に、また、ライブ演奏を聞き入っておられる内に場の雰囲気に慣れて次第に表情が綻んでこられるご様子が手に取るように分かりました。もしかしたら普段とは異なる表情を見せてくれていたかもしれません。
地域の催し物に参加する度に思うことですが、地域の皆さんのご理解や温かいお言葉に支えられていることを実感します。また、入居者さんが参加出来るように段取りを組み、付き添ったスタッフ、参加した際に様々な表情を見せて下さる入居者さん、その何れもが尊いものだと思います。
その尊さに包まれながらとても幸福な時間を過ごすことが出来ました。地域の皆さん、スタッフの皆さん、入居者の皆さん有り難うございました。
今年は8月に同じく光源寺境内で盆踊り大会があります。願わくば一人でも多くの入居者さん、スタッフに幸福な時間を共有してもらい、地域の皆さんに我々の存在をより多く知って頂ければこれに勝る喜びはありません。
そして来年も再来年もこれからもずっと、このような機会に参加出来る喜び、有り難さを噛み締めていければと思っています。