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【お誕生日おめでとう~Hさん♪】  お寺のよこ 倉澤

2023年07月31日 | お寺のよこ

東京都心は、朝から真夏の強烈な日差しが照り付け、午前7時半頃には早くも30度に到達しました。梅雨明けの発表がないまま夏空と猛暑に見舞われている関東地方です。
お寺のよこの玄関前に植えられたプランターのプチトマトはひとつずつ赤くなり収穫が楽しみになってきました。残念ながら5月下旬にNさんとMさんがご逝去され、この種から育てられたプチトマトを見ることは出来ませんでしたがお二人から学び得たすべてのことが赤いプチトマトとして実を結んでいるように感じております。そして一緒に収穫して喜びを分かち合いたかったですね。さて本日7月12日はHさんの92歳のお誕生日です。
お若いときにボクシングのバンダム級のチャンピョン、そして航空自衛隊のパイロットとしてご活躍され、その後仕事で鋳物を作ったり、陶芸の道に進まれた経験の持ち主のHさんはご入居されてから毎週土曜日に陶芸教室に 通っておられます。利用者のリクエストに答えてお茶碗、コーヒーカップ、花瓶などを作り、皆さんに感動と笑顔を与えてくれておられます。最近足腰が弱くなってきておられますが歩かないと筋力が衰えるからねと自覚し息を切らせながら歩く姿に職員も励まされる毎日です。眠れずに真夜中に片付けをしたり、お家賃の心配をされることも多いですが、先日私に「帰る家はなくなりましたがここは楽しいですよ」と笑顔で答えてくれました。その一言がとても嬉しくて、これからも職員と協力しながら楽しい生活のお手伝いが出来るように考え続けようと思いました。

09:44 | Posted by kimisanchi

【幸せって何だっけ♪】  お寺のよこ 佐藤

2023年06月30日 | お寺のよこ

かなり前のテレビ番組で明石家さんまさんが歌っていた「幸せって何だっけ♪」というフレーズがあるんですが、Nさんは良く歌口ずさみ「幸せ、幸せ」と続けて仰います。
何が幸せなのか尋ねると、食事の時は「美味しく食べられる」、入浴時は「お風呂に入れてもらって幸せ」と、両目がほとんど見えなくなってから同じ言葉を繰り返すことが多くなり、最近は「東京にあこがれて出てきた」と、良く発言され、若いころはバスの車掌さんをされていたそうで、切符を切って踏ん張って立っていたから足が太くなったと、目が見えていたころは笑いながら教えて下さりました。
大正15年生まれ97歳のNさんですが、私も東京にあこがれて出てきたので、生きている時代は違いますがその気持ちがとても良く分かります。
少し若いころの写真が居室にあり、車掌さんをされていた若い頃はチャーミングでモテていたのでは?と思います。
この間も就寝支援をし、Nさんが又「幸せ、幸せ」と仰ったので、私もNさんと出会えて幸せですと伝えると「恐縮です」と笑って照れておられました。
Nさんはご入居当時から100歳まで頑張る!と仰っていましたので、Nさんが幸せだと感じる事が続くように支えたいです。

10:36 | Posted by kimisanchi

【10年前】  お寺のよこ 岡田

2023年05月31日 | お寺のよこ

8月で私がお寺のよこに入職してちょうど10年になります。長いようで短いと感じていますが、10年前と言うと皆さんは何があったかを思い浮かべるでしょうか。私個人としては、東京でオリンピックがまた開催される事が決定したあの日の事が、一番印象に残っています。当時、私は発表された時の中継は見ておらずニュースで知ったので、これを聞いた時は自分が生きているうちに自分の生まれた地でオリンピックが開催されるとは思わなかったので、どんな大会になるか、どんな名場面が出るか、そしてメダル獲得総数が前回を上回るのかと大注目していました。
大会自体はコロナの影響で1年延期にはなりましたが、前回よりもいい結果を残す事が出来たので、出場選手や関係者、日本国中の人達も大変満足したのではないかと思います。
皆さんの思う10年前は、何が一番印象に残ったか思い出してはいかがしょうか。

15:07 | Posted by kimisanchi

【最後まで諦めない】  お寺のよこ 荒野

2023年04月30日 | お寺のよこ

2月の末頃、入院されていたNさんが、お寺のよこに戻ってこられました。入院中はずっと点滴生活で、3 週間に渡りほぼ何も口にしていない状態だったため、嚥下能力がかなり低下されていて、ほとんど口も開かず経口摂取出来なくなってしまわれました。それからというもの、Nさんは1日500mlの輸液で命を繋いでいる状態が続き、ご家族と相談し、このまま穏やかに最後を迎えられるようケアに努めていました。
しかし、3月の下旬頃から再びNさんがゼリーなどを少しずつ食べられるようになったのです。Nさんの「まだ生きたい。」という思いが伝わってきました。私は自分が恥ずかしくなりました。Nさん自身がまだ諦めていなかったというのに、勝手に私のほうが諦めていたからです。入居者さんの意思を丁寧に確認していくことが、この仕事では大切です。「生きたい」というある意味最も根源的な人の意思は何よりも尊重すべきです。私はもう最後まで諦めません。Nさんからとても大切なことを教わったのですから。

08:55 | Posted by kimisanchi

【2023年は重要な年】  お寺のよこ ホアン

2023年03月31日 | お寺のよこ

両親には6年間会えませんでした。
新型コロナウイルスの影響で2年以上帰国が遅れていましたが、この夏やっと帰国することができます。
そして今年の7月に結婚式を挙げます。
結婚は誰にとっても特別な瞬間ですが、結婚式の計画は困難でストレスになる可能性があります。
今年、妻と私は、高額な費用など、さらに多くの障害に直面しました。結婚式は費用がかかる可能性があり、計画に関連する費用はすぐに加算されます。会場の家賃から食事や装飾 の費用に至るまで、予算を使いすぎたり、予算を超えたりする可能性が高いです。
奥さんの故郷と私がハノイとホーチミンで、例えると沖縄と北海道の距離。7月はベトナムでは休みの時期なので交通費もドンドン増えていきます。
新聞とインターネットによると、ベトナムでの結婚式の平均費用は約200万円です。会場のレンタル費用は、場所、時期、空室状況によって異なります。
また今年は結婚式と同様に重要な介護福祉士試験があります。将来に影響を与え、これに合格すれば家族で日本に滞在できるようになります。
今年は約束と課題に満ちており、多くの新しい機会が開かれています。
今の課題は、前に進むために自分の力を200%発揮することです。

09:18 | Posted by kimisanchi

【幸せって何だっけ~♪】  お寺のよこ 倉澤

2023年02月28日 | お寺のよこ

お姉ちゃん、何かなぁ~い。おなかすいたぁ~と食欲旺盛なNさんは、まもなく97歳のお誕生日を迎えられます。歌が大好きでいつも『幸せって何だっけ~♪何だっけ~♪』と歌っておられます。そこでNさんに幸せって何でしょうかと質問すると怒らないこと、それが幸せの一直線と教えていただきました。2年前まで仲良しのIさんと一緒にトランプの七並べを楽しんでおられましたが、その年の1月にIさんが他界され、時折、1人は淋しいと訴えられるようになりました。その後2階の居室へ移動することが難しくなり、現在は居間で過ごされる時間が多くなっておられます。両目は少しの光を感じる程度で、右の聴力もほとんどないNさんですが、明るく陽気な性格は他の入居者、職員を和ませてくれる存在です。生きててよかったぁ~と喜んでいただく機会も多く、Nさんの言葉や歌を通して、われわれ従事者も沢山の人達に支えられて生きていることの有難さを実感しております。コロナ禍辛抱することが多い毎日ですが、お互いを認め合い、Nさんの仰るように怒らないで心豊かに過ごすことが、幸せの一歩なのかもしれませんね。春の足音が聞こえてきました。今年もNさんと一緒に桜の花を眺めることを楽しみにしております。

09:07 | Posted by kimisanchi

【餅つき大会】  お寺のよこ 佐藤

2023年01月31日 | お寺のよこ

2023年になりましたが、お寺のよこでは毎年年末12月30日前後に恒例の餅つき大会を行っております。
長年使用していた餅つき機の調子が悪く、炊飯器でもち米を炊き石臼へ移し、入居者さんが順番で杵を持って『よいしょ』の掛け声と共にスタートしました。
男性の入居者さんから順番に行い、Kさんは毎年1番に力強く餅つきされ、Oさんも「昔はやったけど」と仰りながら餅つきし、その後は御自分のスマホのカメラで撮影された為、お寺のよこのデジカメの方でもとお願いした所、あちこち移動され撮影して下さりました。
今回が2回目参加のHさんは「初めてだなー」と仰りながら、掛け声と共に餅つきを楽しまれ、続いて女性のKさんも『よいしょ、よいしょ』とご自分のペースで餅つきし、今回、初参加のMさんは餅つきをしますとお伝えした時から「いいわね」と笑顔があり、誰よりも餅つきの雰囲気を楽しまれていらっしゃいました。杵を持つ手はスタッフと一緒でしたが、餅とり粉で顔を真っ白にされていらっしゃいました。Nさんも「出来るかしら」と仰りながらスタッフと一緒に行い楽しそうにされていました。車椅子で参加のNさんともう一人のNさんも、スタッフと一緒に杵を持ち餅つきに参加し、最後はTさんでしたが、椅子移動してスタッフと一緒に杵を持って、餅つきされていらっしゃいました。
入居者さん全員のあと、スタッフも餅つきを行い、皆の連帯感が高まり、喜びを分かち合う、とても良い時間が流れていました。
ついた御餅はお供え用ですので、餅つき後は入居さんと一緒に鏡餅を作って神棚へ飾り、皆さんでおしるこをいただき、コロナの関係でのんびり家さんを御呼び出来なくなったのが残念ですが、沢山の笑顔が見られた餅つき大会になりました。

18:04 | Posted by kimisanchi

【何が起きるか分からない】お寺のよこ 岡田

2022年12月31日 | お寺のよこ

ワールドカップが開催され、世界中で盛り上がりました。その中で、日本代表が優勝経験のあるドイツとスペインを下して1位通過した時は、日本中大盛り上がりでした。残念ながらベスト8は今回も逃しましたが、日本代表なりには良い大会だったと感じている事でしょう。
サッカーのみならず、勝負の世界では数々の番狂わせがあるから、本当に何が起きるか分からない展開が、一番盛り上げてくれると思います。あの時あの試合の驚きと興奮、または、感動を見せてくれて大いに喜んだ人が何人もいますし、自国の事じゃなくても、あの場面が、心に残った試合が、数知れずあります。
私はスポーツには興味はありませんが、皆さんはスポーツを通じて興奮した事、感動した事が多々あると思いますが、その事を思い出してあの頃は良かったと感じてみてはいかがでしょう。

10:43 | Posted by kimisanchi

【その人のために、を考える】  お寺のよこ 荒野

2022年11月30日 | お寺のよこ

私がのんびり家からお寺のよこに異動してきてあっという間に半年が過ぎ去ってしまいました。まさに光陰矢のごとしを肌で実感しております。お寺のよこで新たにご入居者を支援していく中で、改めて支援のあり方について考える日々です。
特に大事にしているのは、ご入居者の「したい、やりたい」の実現に力を尽くす事と、職員側の都合で支援しないという考え方です。
入居者のOさんはご入居当初から一人で自由に外に行きたいというのが望みでした。
しかし我々職員からすると、外に出て迷わずに帰ってこられるのか、信号や通行人や車などから身の安全を守れるのか、困ったときに回りに助けを求める事が出来るのかなど等、あらゆるリスクが頭をよぎります。そこで何かと理由をつけて同行を申し出て見守ろうとするわけですが、Oさんは言います。『なんで一人で出ちゃいけないの。』と。これと同様のことを同じく入居者のKさんもよく仰います。『いい大人がなんで一人で外に出ちゃいけないんですか。』と。確かにその通りだと私は思いました。日ごろからその人の尊厳を守る事を強く意識しながら仕事をしていますが、結局、「認知症だから」という目線で考えている事に気づかされました。
しかしながら、前述したリスクは現実問題として存在します。「わかりました。じゃあいってらっしゃい。」では、ただの無責任なわけです。そこでご本人が一人で散歩するにあたり、どんなリスクがあるのか、こっそりと後ろから見守りながらアセスメントすることにしました。毎回、散歩したルートを帰宅後に「今日はどんなところを散歩したんですか。」と自然な感じで尋ねます。そして記憶と実際に歩いた道とに違いはないのか、そして本人がしっかりと意図して通った行程なのか、たまたまうまく帰ってこられただけなのかを検証し、同時にルート上で想定しうるリスクの洗い出しを行い、回数を重ねてアセスメントの確度を上げていきました。そしてデータを積み上げること3ヶ月、お一人で外出されても大丈夫と判断するに至りました。それをご家族に説明し、同意を得たほか、万が一の備えとしてGPSでの位置確認サービスの導入をし、晴れてOさんは自由に外出を楽しまれるようになりました。そしていまやOさんは毎日散歩に出かけられています。帰ってきて、今日の散歩の話をされる時はいつも饒舌です。たまに職員も一緒に誘ってくれる事も出てきました。
介護業界は慢性的に人手不足です。そしてそのせいで安全確保を優先するあまり、ご本人のニーズに対して職員の都合で諦めてもらうことが往々にしてあります。これ自体の是非はケースバイケースですし、一概には言えませんが、「どうすれば諦めてもらえるか。」よりも、「どうすれば実現できるか。」に知恵を絞っていきたいものです。

17:06 | Posted by kimisanchi

【高齢者の時間】  お寺のよこ ホアン

2022年10月31日 | お寺のよこ

Oさんのお寺のよこでの生活は、少し退屈そうな時もありますが、明るく平和です。これが今年80歳を超えたOさんの年相応の生き方だと思います。若い頃はインドネシアに2回、それぞれ半年以上、何度にもヨーロッパに出張に行っていたそうです。 50年以上仕事をされ、彼が休憩する時が来たのだと思います。
しかし、私の母国ベトナムを含む発展途上国では現代化の波により、若者は自分自身や家族のために使える時間が少なくなっています。これにより、これらの国の高齢者は、自分の子どもたちに代わって孫の世話をするという仕事が現役引退後も担っています。
多くの高齢者にとって、育児は大したことではないかもしれませんが、それ以上に心配なのは、子どもたちの不満や、親と一緒に過ごせない寂しさです。
ベトナムにいる母は兄夫婦と同居しています。両方ともビジネスマンで、早朝に家を出て帰宅も遅いです。毎日、母は午前 6 時に起き、孫に食事を与え、洗濯をし、家を掃除し、昼食を準備します。午後、私が寝ているとき、彼女はよく夕食を作っていました。4時に、彼女は一番上の子を幼稚園に迎えに行きました。夕方になると料理を作り、子供たちに食事を与え、入浴し、片付けをして、午後9時に就寝します。低血圧で働き続けていた母は、2度倒れたことがあります。父に実家に帰るように促されたものの、「都会は保育料が高いし、見知らぬ人を雇うのは危険」という理由で兄夫婦の家に居続けたといいます。どんなに疲れていても、彼女は自分の子供や孫を助けようと自分に言い聞かせました。ベトナムでは、祖父母が孫の世話をする事に関する具体的な調査や統計はありませんが、実際にはこの数は少なくありません。2020年に発表された人口健康開発研究所の最新の調査によると、全国の高齢者の約61%が少なくとも1人の孫と暮らしています。
一緒に暮らし、子供たちを助けるために孫の世話をすることは、ほとんど避けられません。
専門家によると、祖父母が彼らの健康を維持しながら孫の世話をする場合、彼らには特定の時間枠のみを割り当てて、自由に休む時間を与えるべきという意見があります。
祖父母が年金を持っていなかったり、お金があまりない場合は、少額でも与えるべきだと私は思います。
人生を一生懸命に頑張ってきたと思うし、高齢者の生活は引退したら伴侶の隣でゆっくりと過ごさせてあげたいと私は思います。小さな子どもを中心に生活を展開すべきではありません。「自分の子供は自分で世話をしなければならない。」と思います。

17:21 | Posted by kimisanchi

【習慣】  お寺のよこ 倉澤

2022年09月30日 | お寺のよこ

人生百年時代。4月に私は還暦を迎えました。現状維持を大切に過ごしています。
今選んでいることが20年後の自分を作るという意識。毎日同じことを行う習慣を持って自分の変化に気づくことが大切ですね。テニスが大好きなので週1回のペースで練習しています。テニスは少人数でプレーが出来て年代や性別問わず誰もが一緒に楽しめるのが大きな特徴です。また集中力、論理的な思考力、強い精神力を養うことが出来るのも魅力のひとつですね。先日、左足の股関節の痛みがあり整形外科に通院しました。結果医師から股関節のストレッチを勧められました。無理のない範囲内で毎日ストレッチを続けて股関節のまわりの筋肉を緩める努力を重ねたいと思います。運動のほかにストレス解消として汗をかきながらの草むしりも気持ち良いですね。腰が痛くなるのが玉に瑕ですが。
仕事においては日常のささいな違和感を楽しむように心がけています。観察力(思いを知ろうとする姿勢)、想像力(理解しづらい言動もふと想像力を働かせる)、共生力(今ここを受容し同じ舞台を生きること)この3つの力をしっかりと養いながら入居者さんたちが仲良く安心して毎日過ごせるように良い問いかけを習慣にしたいですね。

11:49 | Posted by kimisanchi

【笑顔の素敵な入居者さん】  お寺のよこ 佐藤

2022年08月31日 | お寺のよこ

昨年の12月にご入居されたHさんは、大学を卒業し20代前半から3年間、航空自衛隊でパイロットをされておられ、当時の話を聞くと「楽しかったよ。あのころの仲間とも連絡してるよ。自動車より飛行機の方が運転は楽だよ。
空には人も自転車も車もいないからね」と仰り、そのころの写真を見せて下さります。
映画俳優さんの様な男前で笑顔の素敵なHさんです。
管制官とのやり取りを英語でしていたと話し「英語は話せないけど管制官とはね、記号のようなもんだから」とスラスラと言葉が出てきていらっしゃいます。
陶芸がご趣味で、陶芸の前は鋳物もやっていたと、作品の写真を見せながら作り方などを説明して下さり、とても素敵な作品ばかりです。
そのHさんにご入居後、始めてお風呂へ入っていただき、髪の毛を乾かしているときの事ですが「良い湯加減で、とっても気持ち良かった。私がもう少し若かったらモーションかけるんだけどな。」と素敵な笑顔で仰られ、ビックリしましたが、こちらもそんな、モーションなんて言葉を聞けた事が幸せで、その気持ちを素直にお伝えしました。
Hさんは携帯電話をいつも持っておられ、7月に91歳のお誕生日を迎え、お誕生日には「お誕生日おめでとうございます。」と色々な方からメールや電話があり、素敵な笑顔のファンの方が沢山いらっしゃるんだなと、改めて思いました。
日々、Hさんから笑顔の大事さを教えていただきましたので、Hさん含め他入居者さんもお元気で笑顔の多い毎日を過ごしていただきたいです。

11:04 | Posted by kimisanchi

【エアコン事情】  お寺のよこ 岡田

2022年07月31日 | お寺のよこ

今年の1月上旬頃に自分の部屋のエアコンが運転中に急に停止し、動かなくなる事がありました。リモコンで操作せずにひとりでに停止するなんてそんな馬鹿な話があるのかと思いましたが買い換えて10年近いので寿命が来たのか感じたのですが、あまりにも急なのでそんなの信じられないと思いました。その為、置くタイプの暖房器具で代用して何とかしのいでいたのですが、数日して何の操作もしてないのに突然動き始めたので、驚きを隠せませんでした。これで一安心かと思ったのですが、数日してまたひとりでに停止しては動いて、また数日してひとりでに停止する事が何度も起きました。これで今年の夏は大丈夫かと心配だったのですが、電源コンセント何度かいじってまた動きました。
それからは通常通りに運転しているのですが、来年の暮れ頃で買い換えて10年になるので時期を考えて買い換えをしなければなと思います。

10:59 | Posted by kimisanchi

【ビルマについて入居者さんと話す事】  お寺のよこ ダンダリー

2022年06月30日 | お寺のよこ

私は2月23日からお寺のよこで仕事を始めました.今は4ヶ月ぐらいになりました。
この4ヶ月の間に仕事についていろいろ勉強しました。
入居者さんと話す事は楽しくて入居者さんの事もだんだん分かるようになりましたから時間があるときに話しました。
時々、私のミャンマーの国について話しました。
Hさんは私に「あなたは日本人ですか?」と聞きました。その時私は「日本人じゃなくてミャンマー人ですよ」と言いました。
Hさんは知らなかったから私は「ビルマ人で分かりますか」といった時「あー、ビルマは知ってますよ。昔は行きたいと思ったけど行かなかった」と言いました。
Oさんにも私の国について話しました。「私はビルマから来て今は4年目」と言いました。
Kさんはいろいろな国へ行って絵を描く人だけどビルマは知らなかった。
私は「ビルマはいつも40℃でとても暑いですよ」と言うと、「行ってみたいけど40℃では無理だな」と言いました。
この間にもOさんから絵をもらった代わりにビルマの本をあげました。Oさんはビルマの字は「おもしろくてかわいい」と言いましたから楽しかったです。
他の入居者さんからもビルマについていろいろ聞いてもらったから楽しかったです。

10:38 | Posted by kimisanchi

【新米管理者です】  お寺のよこ 荒野

2022年05月31日 | お寺のよこ

過ごしやすい季節になって参りました。行楽日和な日が続きますが、まだまだ新型コロナには気が抜けません。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
 
さて、世間では田植えの季節ですが、ここお寺のよこでは昨月に新米が出来ました。新米といっても食べるほうではありません。新米=ルーキーのほうです。私、荒野は4月よりのんびり家からお寺のよこに管理者となるべく異動して参りました。着任して1ヶ月余、まだまだわからないことだらけで頭を悩ませながら精進しておりますが仕事量が体感的には1.5倍から2倍に増えたような気がします。特に大変だと個人的には感じるのは2つ。1つは書類仕事です。行政提出書類の作成と管理や職員からの提出書類の確認、運営推進会議資料や、事業所内研修に向けての資料など枚挙に暇がありません。私は前職ではこういった事務作業が得意だったのですが、介護職になってからというもの自立支援で入居者さんに直接かかわる仕事の楽しさに目覚めてしまったので、最近は書類仕事があまり好きではないのが本音です。おまけに量が多すぎて勤務時間内にはとてもとても終わりません。最近は書類仕事に追われているせいか夢の中にまで出てきてハッと目が覚めることがありました。

もう1つは職員のマネジメントです。介護というのはチームケアなので、個々の職員の能力を見極めて入居者さんのニーズを実現するために力を結集しなければなりません。お寺のよこはベテラン職員も多いのですが経験が浅い職員や外国人職員もおり、その育成が管理者としての重要な役割になってきます。そのためには職員の仕事ぶりを見て何が出来て何が出来ていないのか、理解が足りていない部分はないかなどを把握しないといけません。
日々の業務はまず入居者さんの支援があって、自分がどう動くか何を支援していくかなどを3日後までの職員の体制を念頭に状況に合わせて考えます。そして排泄や入浴、食事などの身体介助をしつつ、入居者さんの状況から考えられる転倒や怪我などのリスクに気を配り、ご家族や医療機関、行政との対応も随時行います。その上で他の職員の仕事ぶりにも目を配りながら同時進行となると、あと目と脳がもう1つずつ欲しいところです。

新米管理者としてまだまだ周囲にご心配やご迷惑をおかけしておりますが、食べるほうの新米が世に出てくる頃にはなんとか管理者として形になっていたいものです。今後のお寺のよこが入居者さんにとっても、働く職員にとっても健やかな場所になれるよう力を尽くしていきたいと思います。

10:36 | Posted by kimisanchi