みなさん、こんにちは。のんびり家2階の飛鳥井です。どっこいしょにこうして記事を書かせて頂くのも何回目になりましたでしょうか?月日の経過の早いことを実感する今日この頃です。
今回は、Tさんについて書かせて頂きます。Tさんは、今年の1月にご入居された方です。ご入居当日、私は夜勤で、初めてTさんと顔を合わせましたが、初対面からとても朗らかで、冗談を言ったり、おどけたりして「楽しい方だな」という印象を受けました。会話の中に時折英語が出てくるのですが、「アイアムソーリー、髭ソーリー」など冗談が混ざり、他の入居者の方ともコミュニケーションを取りながら少しずつのんびり家の生活に馴染んでいらしたご様子でした。しかしながら、のんびり家での生活に馴染む一方で、「小さい子供を置いてきているから、早く帰らないと」「娘に迎えに来てくれるように電話して」などと帰宅欲求の発言が聞かれたり、実際にふらっと外出されることもあります。
まだ81歳とお若く、認識力も高く身体的にもお元気なTさんにとっては、のんびり家での生活が単調で、退屈、窮屈に思われているのかもしれません。ここ数カ月は、職員の退職や異動などもあり、中々体制が整わずに、入居者の皆さんの生活に影響があり、買い物や外出などが滞ってしまいました。
今月(5月)に入ってからは、少し職員の体制も整い始めましたので、買い物や外出などの支援も少しずつではありますが、出来るようになりました。
今後は、Tさんの「家に帰りたい」という想いを汲みながらも、「のんびり家での生活も悪くないよね」と思って頂けるように、一緒に外出したり気分転換が図れるように支援して行きたいと思います。