お寺のよこで仕事をさせていただく様になって4年、1日も同じ日が無い毎日を過ごしあっという間に過ぎてしまった感じがします。
入居者さんとの会話の中でいつも思うことは入居者さんが自分の事よりも相手を気遣って下さる事です。
夕方過ぎに帰る時にはTさんが「暗くて拐われちゃったら大変だから気をつけて帰りなさいよ。」と、Nさんは食事の際に「お姉ちゃんの分あるの?」と。
Kさんは一緒に買い物へ行き重たい物があると「佐藤さん、重いから持ちますよ。」と言って下さり日常の中で優しい言葉が溢れています。
Sさんの定期健診で病院に付き添った際にはレントゲン室の前で「あなたがいてくれて心強い!」と言って下さりとても嬉しかったです。
1日の中で数分、数秒の会話ですが入居者さんから色々な事を学ばせていただいている事の方が多く、私に出来ることは何なのかと考えさせられる事もありますが会話や支援を通して、ゆっくり少しずつ入居者さんと信頼関係を築く事が出来れば良いなと会話の時間を大切にしたいと思います。