普通に当たり前に出来ていたことが当たり前に出来ないと気付かされた2020年を振り返り日々、時間を焦らず落ち着いて大切にしたいと心から思いました。
2020年の大晦日は夜勤でしたので晩ご飯は年越しそばのために
他スタッフと入居者さんで天ぷら(桜海老のかき揚げと南瓜)を揚げ懐かしの歌番組
から紅白歌合戦を観ながら「大晦日なの明日は元旦?」「年越しそばか」などの会話をし
「美味しいよ」「美味い」と召し上がり食後は大晦日の雰囲気なしで、ご自分達のリズムで居室に戻られていらっしゃいました。
男性の入居者のUさんが夜中の0時近くに居室にあるポータブルトイレを使用され
リハビリパンツが濡れていたので声がけをして交換させていただくと
「今、何時だ」と時間の確認をされ『今は大晦日から元旦になるところですよ』と伝えると「大晦日から元旦またいでパンツ交換なんてなー世話かけるなー」と。
『そんな、ちょうど良くパンツの交換で年越しなんて出来ないですからね』と2人で
大笑いして年越しをしました。
Uさんと新年の挨拶をした後に、
入居者さんが元気でこんな風に笑いの多い2021年を皆さんと過ごしていきたいと思い
いつもと変わらぬ夜勤業務をし入居者さんの健康を願いながら元旦の御節の盛り付けをしました。