お久しぶりです!きみさんちの関西の人 堀です。半年経って原稿がまわってきました。なにを伝えたいかと考えたところ、ここ最近の私の出来事を書きたいと思いました。
実は、7月中旬に腰を痛めました。理由が また一般的でないのですが…
休みの日に ちょっと見栄えを良くしようと思って、スキニーパンツで きみさんちの会議に出席したところ、腰や膝が痛くなり、早めにお風呂支援用の半ズボンに履き替えたのですが そのまま悪化してしまい 帰る頃には ほぼ動けなくなったのです。
歩けないのに自転車は乗れて、家の近くの整形外科へ飛び込みました。名前を呼ばれても 立てなくて、レントゲンを撮るにも寝れなくて、なんとか横になっても反対を向けなくて…
「なにこれー」ってずっと言ってました。
家に帰ると すぐリーダーに電話しました。私は翌日 夜勤だったので、相方のリーダーは就寝に介助が必要な方の就寝支援をすべて行ってから帰ってゆきました。
女性入居者さんは、杖を貸してくれました。いつも出来る雑用に苦戦していると、入居者さんが玄関を開けてゴミ袋を外のポリバケツに入れて下さったりしました。
毎日毎日、先輩方の力を借りて、入居者さんに「年寄りだなー!」と心配されて護られながら日に日に出来る事を一つずつ 一つずつ取り戻していきました。
ちょうど1ヶ月が経った今はすっかり痛める前に戻る事が出来ました。身体は、一ヶ月前と同じです。でも、こころは一ヶ月前とは違うのだと思いました。
実は、去年の春あたり同じように腰を痛めた事があったんです。
また理由が一般的でなくて、仰向けのまま寝返りもせずに寝ていたのか朝起きたら、腰がとても痛かったんです。
その時もすぐ夜勤があり、入社して3、4ヶ月の私は やっといろいろ出来るようになってきたところだったのにそれをいっぺんに失って、トイレで入居者さんのお尻をあげる事が出来ずに、入居者さんの居るおトイレで大泣きしていました。今回は、泣きませんでした。
それは、思ったんですが、私は一人ではなくなったんです。
スタッフはチームで動いていて、だからこそ 入居者のみなさんの為に協力し合います。恐らく、去年は まだ入る事が出来ていなかった輪の中に、今 私は居るんだと思います。だから入居者さんの安全の為に「たすけてください。」が言えました。そして、みんな 助けてくれました。
腰バンドを巻いているスタッフも、腕を痛めているスタッフもみんな、助けてくれました。回復できたのは本当に、助けてもらえたからだと感謝しています。今月の きみさんちの会議で お礼を伝えようと思っていました。
でも、どっこいしょ原稿の順番が回ってきましたので こちらで先に書いちゃいました!
この一ヶ月、ご迷惑をかけてしまったけど「本当に私はここに居るんだ」と言うアイデンティティーまで獲得出来た気持ちです。本当に感謝しています。
ありがとう!きみさんち。
これからも成長していけるように、頑張りますのでふつつか者ですが どうぞ宜しくお願い致します。