息子が2歳半を過ぎて、色んな事が出来る様になり、面白い時期になっている様に思います。
泣く時に自分の欲求を訴える様になりました。
歌が歌える様になりなりましたが、何故か『赤とんぼ』の3番と4番を歌っています。
勝手にテレビを点けて、YouTubuを観ています。
こうしてどんどん成長して、学校に通う様になり、友達が出来たり、気になる女の子が出来たり、勉強に頭を悩ませたり、音楽や映画など興味のあるものが増えたりと、世界が広がって行き、自分の人生を築いて行くのでしょうね。
そんな、これからの息子の人生に於ける出来事を、これまでの私自身の人生の出来事に重ね合わせて想像すると、それは、途轍もなく長い年月なんだと思います。
私には過ぎてしまった年月ですが、息子にとってはこれからの年月。どんな未来が待っているのでしょうか?ワクワクしながら生きていって欲しいと思います。
息子への希望が多く、忘れてしまいそうになりましたが、勿論、私にもこれからの人生が待っています。
仕事はどうなっているのか、定年まで続くのか、定年後は何をやっているのか、趣味は増えているのか、友人は生きているのか、、、。
息子のこれからに比べると輝きが全くありませんが、きみさんちの入居者さん達を見て思う事は、80代や90代の皆さんにも、それぞれの輝かしいこれまでが確かにあったのだろうという事です。
今ではきみさんちで生活をされていますが、思い出話の時に見せてくれる誇らしげな笑顔や張りのある声に触れると、これまで逞しく生きて来られたんだなと感じて、私のこれからにも希望が湧いてくる気がします。
そして、入居者さん達は、まだまだ続く人生のこれからを、きみさんちで逞しく過ごしていらっしゃいます。
そんな先輩達の様な長い長いこれからになるかどうかは分かりませんが、今という時間をしっかり見据えて、私のこれからと家族のこれからを、精一杯生きていこうと思います。