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【入浴拒否の理由】  きみさんち 松林

2023年04月30日 | きみさんち

3歳になって、依然と反抗期継続中の息子は、お風呂に誘うと「お風呂入らない、やだ!」と、必ず言います。
生意気にも近頃ではその理由も付け加わります。
「今、プラレールで遊んでるんだもん」
「YouTube終わってないからヤダもん」
親にとっては大した理由ではありませんが、時には理由を尊重して、お風呂から上がったら一緒にプラ レールで遊ぶ事、YouTubeの動画を途中で一時停止しておく事を約束すると、納得した振りをして、今度は、逃げ回ります。捕まえてはシャツを脱がせ、ズボンを脱がせ、ようやくお風呂に入ります。
一度、お風呂に入ると、お風呂での楽しみを見付けて、今度は、上がるのを嫌がって、、、。
はぁぁ、お風呂って、疲れを取るところではなかったでしょうか?
そんな我が子は、そんな風に力尽くでお風呂に入れる事が出来ますが、入居者さんとなると、そういう訳には、勿論、行かず、入浴して頂くのに、苦労を強いられる時が多々あります。
ある方は、「昨日入ったから」と、毎日断られ、また、ある方は、夕方にお誘いすると、「食べてから」と仰るので、夕食後に再度お誘いすると、「もう寝る時間だから」と断られ、また、ある方は、お誘いした途端にティッシュを鼻に当てて「風邪気味だから」と、急に風邪を引いてお断りになります。
お断りの返答は、その方々の本心なのか、逃げ口上なのかの見極めは、既に可能なのですが、さてさて、どうしたものか、毎回、神経を使い、頭を悩まされます。
何とか切っ掛けを作って、入浴に至ったお風呂上りの入居者さん、大きな仕事をやり遂げた様な良い表情で「あ~、気持ち良かった~」と。
そうでしょう、気持ち良いでしょう。
だから、毎日入っても良いんですよ。寝る前にも入れますよ。風邪気味くらい大丈夫ですよ。
なのにどうして、老いも若きもお風呂を嫌うのでしょうか。
それも、面倒とは言わず、それなりの答えを用意してまで。
さて、お風呂上りの我が息子はというと、パンツ姿で冷たいお茶を飲みながら、一時停止していたYouTubeの動画とは別の動画を観ています。

08:54 | Posted by kimisanchi