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【散歩】  お寺のよこ 倉澤

2025年02月04日 | お寺のよこ

ちょっと出かけてきますと言って図書館や根津神社まで散歩を習慣にしておられるOさん。
冬の季節になると、青い空がきれいだねと自然と触れ合うことで副交感神経が活性化され、視点を自分の内側から外界に向けることで感情が落ち着き客観的に物事を捉えられるようになりますね。また、10分程度の散歩でも幸福感を与えてくれるホルモンのセロトニンやドーパミンが分泌され、ストレスホルモンの1つとされるコルチゾールが減少するそうです。そして、神経科学の研究では散歩をすることで脳内の血流が改善し、脳の実行機能、つまり仕事への集中や予想外の出来事への対処などを司る機能の働きを助けることがわかっています。その結果、歩いている間に創造的なアイディアが下りてくるのです。
なるほど、Oさんは料理や食器の後片付けなども丁寧にきちんと行うことが出来る上に、ユーモアが溢れていていつも職員にジョークを飛ばして笑わせてくれるのです。
歩くことにデメリットはありません。健康面、メンタル面に好影響があり、手軽でお金もかからず、これだけで感情や物事の捉えかたを整えてくれるのです。
私もOさんを見習って、まずは休日の朝に近くの公園を深呼吸しながら散歩しようと心に決めました。

10:51 | Posted by kimisanchi