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【続きの言葉】  きみさんち 松林

2025年10月14日 | きみさんち

耳馴染みのある言葉に続きがあるのをご存じでしょうか。
私は最近まで知りませんでしたが、並べて読んでみると面白いので、少しだけ紹介します。

『子供は風の子』 には 『大人は火の子』 と続きます。
子供の頃、良く言った覚えがあります。
『安全第一』 には 『品質第二、生産第三』 と続きます。
工事現場には、初めの言葉しか見当たりませんね。
『百も承知』 には 『二百も合点』
そこまで言われると、逆に疑い深くなるのは、私だけでしょうか。
『一富士二鷹三茄子』 には 『四扇五煙草六座頭』
続きの言葉は、しせんごたばころくざとう、と読み、何れも縁起の良い言葉が続きます。扇は末広がりの形から、商売繁盛や子孫繁栄を、煙草は煙が上っていくことから、幸運や運気の上昇を願う言葉だそうです。座頭(剃髪した盲目の琵琶法師)の「毛が無い」を「怪我無い」とかけて、家内安全を願う縁起物だそうです。
煙草が縁起物の仲間入りをするのは、現代的ではありませんね。あと、「怪我無い」じゃなく、「怪我が無い」だと思います。
『男は度胸女は愛嬌』 には 『坊主はお経』 語呂合わせのために駆り出された坊主かな。
『井の中の蛙大海を知らず』 には 『されど空の深さ(青さ)を知る』
狭いですけど。
『桃栗三年柿八年』 には 『梅は酸い酸い十三年、梨はゆるゆる十五年、柚子の大馬鹿十八年、蜜柑のまぬけは二十年、銀杏のきちがい三十年、女房の不作は六十年、亭主の不作はこれまた一生』
悪い言葉が続くので、覚える必要は無いですね。
まだまだ知らない言葉は沢山あると思います。探してみると面白いですね。役に立つか否かは別ですが。

14:04 | Posted by kimisanchi