花粉の辛い季節となりました。皆様お元気ですか?
つげの実からのんびり家に異動した伸居です。そしてどっこいしょに復活します。
最近感じたり考える機会の多かったことは「出会い」と「つながり」です。私はあまり友達が多いほうではなく、学生時代を過ごした友人とも疎遠になりました。就職、結婚、家庭、出産、子供、などがあって、それぞれの大切なものを抱え、お互いの道をすすんでいます。自分の生活が人生の中心となり、そこに、過去の友達が含まれることが少なくなったのだと思います。今では年賀状だけのやりとりがほとんどになりました。
しかし、やはり友達としてつながっているんだなぁと感じることがあります。「結婚した」「子供が生まれた」そのようなことでしか連絡もとらないのだけど、その何年ぶりかの連絡に、何年も離れていたという違和感もなく、あの頃のように会話できるという瞬間、「やっぱり友達は大事にしなきゃいけないなぁ」と思うのです。
実を言うと30代に入るまで、あの人と友達になりたいな~という風に思うことも、自分から作ってきた友達も、いませんでした。学生時代の私は、社交的な方でも活発な方でもなく、むしろおとなしい子で、なんとなく似たもの同士がくっついて、グループになって友達になっていった、そんな感じでした。社会人になっても同様でした。なんとなくグループができたり部署でかたまったり。自分からその輪を広げようとかも思いませんでした。(実は人が苦手でした)
それがここ数年、自分から「友達になって」と言うことが増えました。友達になりたいという人と出会うようになったのです。出会いに恵まれているということもあるかもしれません。職場の仲間にも恵まれています。友達と呼べる仲間も増えました。そして彼らと「みんなで会おうよ」「集まろうよ」といった、輪を広げていきたいという、そういう気持ちが芽生えてきました。今、30代後半となり、最近感じることは、出会いというものに神聖なものを感じるようになったということです。ある意味導かれた要素があると思うのです。
きっと恵まれた出会いというものがあっても、若い頃の私には感じられなかったと思うのです。いくつもの大事な出会いに気づかなかったかもしれないし、途絶えさせてしまった大きな出会いもあったと思うのです。いまある出会いを大切にしたいし、しなければならないのが出会いなのかなとも感じています。そうしていくことで、なんだか人生が開けて、明るく、楽になるような気もします。・・・良い出会いが皆様にも訪れます様に。