10日、胃の検査の為、近くの病院に祖母の付き添いで行った。
胃カメラを飲む為、待合室で待機をしていたとき、またまた婆ちゃんワールドが炸裂した。
婆「あそこに背の高い人がこっちを見て手を振っているだろ?」「ほら、笑ってる。」
私「何処にいるのさ」
婆「ほらあそこだよ」
指差す方を見ても、検査の前処置をする為のベッドが見えるだけ。
私「どんな人?」
婆「顔が無いから分からないんだけど、女の人かもしれない。」
私「・・・・顔が無い?」
婆「見えないんだよ」
私「・・・・・・・・・・・」(今日これから夜勤なんですけど)
若い時から色々な(者)を見てきた人、しかも病院の中だけに否定も出来ず、ただひたすらいないよそんな者と自分に言い聞かせ終了するまでそのベッドに釘付けになっていた私。
顔が無いとは・・・・・いったい何を見ていたんだろう。
まあ、三途の川を渡り損ねてお花畑にまで辿りつけなかったと9年前の臨死体験を今でも笑いながら言うくらいなので本当に見えているのかもしれないです。
妄想・幻覚の類は、違う・いない等、否定できるはずもなく、本人の世界観に頼るしか方法は無いと思うのだが・・・本人が苦痛にならなければそれで良い様な気もするが・・・
でもこの類はさすがに否定させて頂きたい。(笑)
松林追記:一瞬、ゾクっとしたのですが、良い話ですよね。映画『シックスセンス』の様な感動を覚えました。