log

【鬼の霍乱】 松林

2012年09月17日 | きみさんち

久し振りに体調を悪くした。
仕事帰りに蕎麦屋でカツ丼を食べたのだが、途中で断念する程満腹になった。
カツ丼は美味しかったけど、胃袋は全てを受け付けなかった。
一晩中、満腹感は続き、カツ丼以降、翌日も何も口に出来ない状態。
しかも、その日は夜勤勤務。
それまでに体調を戻さないと、という思いとは裏腹に身体が思い通りにならない。
胃薬と栄養ドリンクを飲み職場へ。
申し送りを受けた後、日勤の田中さんに正直に打ち明け、色々と助けてもらった。
夜勤帯の仕事をこなすうちに体調も回復してきて、サブ勤の堀内さんの顔をみてホッとした。
夜勤明けの本日は、寝ることに専念した。
お陰で体調も回復。
今回、言いたいことは、この職場の同僚たちは「仲間」だと改めて感じたということ。
そして、歳を取るということは、カツ丼にさよならをしなければいけないんだな、ということ。

12:48 | Posted by admin

【変な夢】 田中

2012年09月01日 | きみさんち

昨晩変な夢を見た。
なぜか、私の夢の中にキム ジョンイル総書記が出てきて、北朝鮮と日本とはこうあるべきだと私に教科書のようなものを広げ講義をしていると言うものだった。
何をしゃべっていたのか忘れてしまったが、なぜに北朝鮮?
なぜにキムさんと???が募るばかり。
私が夢の中で見たジョンイルさんは、本当にやさしい、人間味あふれる学校の教員のように見て取れ、テレビで報道されていた独裁者的風貌は全く見られなかった。もうお亡くなりになった方が、どうして私の夢に出てきたのか?しかも政治の話をしたのか?本当に不思議な夢だった。
原因は昨日きみさんちスタッフと飲み会を開いた際、きみさんちについて語り合ったせいかもしれない。でもなぜにジョンイルさん?

12:48 | Posted by admin

【夏の過ごし方】  2012,08,24 光岡

2012年08月24日 | お寺のよこ

夏が好きです。もしかしたら四季の中で一番好きな季節かもしれません。
特に海水浴やキャンプ等レジャーを楽しむ訳ではありません。じりじりと強い日差しの中散歩をしたり、汗をかきながらのんべんだらりと昼寝をすることが好きなのです。ありていに言ってしまえば、ぼんやり、のんびり過ごすことが大好きな私にとっては、夏はその最適な季節という訳です(冬は突き放されているような感じがして好きになれません。
日照時間も短いので一日を損した気分にもなります。夏はその逆で、得した気分になります。夜が好きな方は理解に苦しむでしょうが)。
しかし寄る年波なのかアラフォーになってきて大好きだった暑さが身に応えるようになってきました。一昨年は記録的な猛暑だったのですが、自宅で過ごしている際は殆ど冷房を使用しませんでした。しかし、昨年、今年と一昨年と比較したら暑さは緩和しているにも関わらず、冷房を使用する頻度が増えてきています。自分の体質が変化している証と言えるかもしれません。
お寺のよこでも、入居者の方が熱中症にならない為に、適度に冷房を使用しています。ただ、時々冷房が効きすぎているかなと思うときもあります。夏場に適度に汗をかくということは体温調節をする上でも大切なことなんですね。冷房を使用し過ぎると発汗機能、体温調節ともに低下する恐れがあります。となると、体調を崩し易くなる可能性が高くなります。冷房との付き合い方は工夫する必要がありますね。
私がお寺のよこに入職して初めての夏を迎えた時。お寺のよこでは冷房は殆ど使用されていませんでした。その際に入居者の方はどのように夏と対峙されていたか。ある入居者の方は暑くなるとふらっと縁側に行かれて風に当っておられました。暑さをものともせずに1時間近く外出されている方もいらっしゃいました。皆さん水分はしっかりと摂っており、大きく体調を崩される方はおられませんでした。皆さんの基礎体力や、夏の過ごし方の逞しさに驚いたことを憶えています。あれから6年余。半分以上の方が未だお寺のよこにいらっしゃいます。その時とは違い、自ら動くことが難しくなった方や水分を摂取する際に介助が必要な方が多くなりました。それに伴い冷房を使用する頻度も多くなってきています(その間に熱中症の危険性が世間的にもかなり高まってきていることも理由の一つではあるでしょう)。
ただ、語弊を恐れずに書くならば、もう少し冷房を使用する機会を少なくしたら、あっと驚くような夏の過ごし方を見せてくれる入居者の方もいるかもしれません。入居者の方の逞しさをもう一度見てみたいかな、と思うのはいけないこと(?)ですかね。

10:08 | Posted by admin

【せみがとりもつ仲】 2012,08,13 田中

2012年08月13日 | きみさんち

先日きみさんちの外塀でせみが1匹誕生した。
虫大好きのOさんにせみが生まれているよ。見においでよと誘うと何処だどこだと興味津々で外に。それにつられて普段めったに自分からアクションを起こすことが少ないENさんも外に出てきて虫観察開始。

ファイル 36-1.png

Oさん「生まれてこの方始めてみたね。殻ならいっぱいあるけど・・・」
ENさん「油蝉ならあるんだけどな・・・こんな木のないとこで珍しいな」
Oさん「可愛いけど大丈夫か」
ENさん「がんばれよな」
私はしばしこの2人の会話を聞いていた。
普段あまり会話が弾まないこのお二人。同じ目的を持つとこうも会話が弾むのか!
せみがとりもつ仲とはこういう事を言うのか・・・?

12:49 | Posted by admin

【初めての当選】 田中

2012年08月05日 | きみさんち

8月4日、父がなにやら嬉しそうに話しかけてくる。
「当たったんだよ!!」
何が当たったのか分からないまま話をしていると
「3月のキャンペーンで葉書を出したらこれが当たったんだ!!」
見ると宝焼酎750ml特選非売品木箱入りと書かれた箱の中から焼酎が一瓶。
父は生まれてこの方くじ運など無く、たまたま出した宝焼酎のキャンペーン葉書が見事当選していたらしい。これが初当選!!
毎日晩酌を欠かさない父。当たった品物がお酒だったものだからなおさら嬉しさが倍増した模様。
何を思ったのか母の位牌に向かい「お前が当ててくれたんだよな。ありがとな。」
とお礼を言い出し、なぜか1滴も飲めなかった母のお骨の前にその焼酎は飾られている。
でも、その焼酎が無くなるのは時間の問題だと思う。
だって、私もお酒は好きだから!!!

12:50 | Posted by admin

田口

2012年08月04日 | お寺のよこ

10月、私の付き合いが長い幼馴染の友人が結婚式を控えています。
今はサプライズに向け時間を見つけては演奏予定の曲を練習したり、ビデオレター等の作成を練ったり、幼馴染を号泣させる為の豪華すぎる素敵な言葉を考えたりしています。
そして・・・我がお寺のよこでは、毎年恒例日帰り旅行の時期となりました。
さぁて今年は何処にいくのでしょうかねぇ。(どきどき)
11月、法人内で何かイベントを決行すると言うお話しをうかがいました。とても楽しみですね。。(わくわく)
12月、個人的に一番好きな時期に季節です。。まだ8月なのに想像しただけで舞い上がってしまいました。
8月、現在猛暑の真っ只中です。熱中症とクーラー病には充分気をつけていきましょうね。ニコッ!

10:09 | Posted by admin

【母の偉大さ】 田中

2012年07月26日 | きみさんち

先日、17日に私の母が入院先の病院で心不全のため亡くなりました。
きみさんちスタッフには約1年間、勤務などの配慮・ご協力により
無事に25日に見送ることができました。本当にありがとうございました。母の死を通して、改めて思うことが2つありました。それは、
居るべき場所にその人が居るだけで幸せなんだと言う事と、母の偉大さです。うちの母は、専業主婦でしたので炊事・洗濯・家事はもちろん、ご近所の付き合いや祖母の面倒を見ることが日課になっていましたが、いなくなって見て大変な事を365日毎日行って来ていたんだなと改めて思い知らされております。
学生のころは何か言われるたびに「うるさいなー」と思っていた自分ですが、いざその人が居なくなってしまうと言われていた時がどんなに幸せだったんだろうと・・・
これから365日母がやって来た事を私が背負わなくてはいけないと思うととても不安で心配で心細くなるときがあります。
まだまだ心の整理が付かない状況ではありますが、母から教えてもらえなかった事をきみさんちのご利用者の皆さんに教えてもらいながら頑張って行こうかな・・・行けるかな・・・?

12:51 | Posted by admin

【お値打ちサーロイン】 松林

2012年07月23日 | きみさんち

6月の最終日の事です。
仕事から帰り、飼い猫めちゃにご飯をあげ、テーブルの上に乱雑になっていたチラシを片付けていたら、某ステーキハウスの割引券が出てきました。

『ディーナ―タイム50%OFF! 6月30日まで』

その日は食パンにハムとトマトとレタスを挟んで、朝食と同じものを夕食にと考えていたのですが。。。

ですが。

「めちゃ、さっき帰って来たばかりだけど、また、ちょっと出掛けてくるね」

片付けられる筈のチラシ達をそのままに、再度、着替えて自転車でステーキ屋を目指したのです。

初めての一人ステーキハウス。
店内は小奇麗で、店員さんは元気いっぱい。
しかし、4人席ばかりが並んでいる。
しかも、カップルや家族連ればかりで、ほぼ埋まっている状態でした。

そっか、今日は土曜日だ。

「お客様は何名様ですか」「(独り、あ、いや、)一人です」
(大きな声で)「お一人様ご案内致します」「はい、いらっしゃいませ」(全員で)

ド真ん中のテーブル席に一人で座り、注文したのは『お値打ちサーロインステーキ150g』(1080円)
厨房付近で注文が繰り返される「お値打ちサーロイン、かしこたまりました」(大きな声)

なんか、羞恥心で一杯でした。
文庫本を取り出し読んで待つ事にしましたが、一向に文字が進まず、同じ所を何度も読み返しました。

暫らくすると、ベビーカーを押した若い夫婦が席に着き。
店員が「3名様ご案内致しました」「はい、いらっしゃいませ」(全員で)
確かに3名には違い無いけど、変な違和感がありました。

なんて事を思いつつ、待つ事20分。

お値打ちなステーキがジュージュー音を立てて運ばれてきた。

ここは、早目に食べて、さっさと帰ろう。

フォークで肉を刺し、ナイフを前後に動かすも、き、切れん!
決して硬い訳ではなく、筋が多い様だ。

何とか一口大の大きさに切り裂き、口の中へ。
か、噛めん、噛み切れん。
こんなに咀嚼回数が多い食べ物はどのくらい振りだろう。
職場では、歯ぐきだけでも噛めるくらいのものばかり作り食べている。
この急なギャップは何だ!
焦るな、焦って食塊を嚥下中に窒息、なんて事になったら、目も当てられない。
しかし、早く食べ終えて、一服したい。
あ、いや、禁煙中だった。
そうだ、水だ、もう少し咀嚼したら、水で流しこむのだ。
落ち付け、ゆっくり噛んで、水で流すんだ。
「ごくり」

噛む事と飲み込む事ばかりで、味がちっとも分からず仕舞いでした。

お会計、1080円の半額とライス代の支払いに1000円札を出し、お釣りと一緒に『半額チケット』がもらえました。

その時の感想は、色々と、複雑でして。

12:52 | Posted by admin

【きみさんちの怪事件Prt2】 田中

2012年07月06日 | きみさんち

7月5日 午後23:30
玄関口の小窓にカーテンを引いているのだが、
その隙間から人影が立っているのが見えた。
不振に思い、インターホンのモニターを除くが誰も居ない・・・
7月6日 午前3:45
今度はどこからともなく人のしゃべる声がする。
誰だろうとあたりを確認するがしゃべっている人は見当たらず。
もしやと思いTさんの部屋へ。
なんだ・・・起きていたのですか!
でもその時、確かに聞いたのです。Tさんの声とは違う
子供のような声を。
田中は基本霊感などはなく、いたって普通の人間です。
でも、ここ最近なにか見たり聞いたりすることが多く、
気持ち悪い日々を送っています。
お盆も近いことですし分からないでもないのですが、
居るなら居るとハッキリと姿を見せて欲しいものです。
でも、それはそれで恐ろしいかも・・・!!
そういえば、仕事に出てくる前に使用していない自分のご飯茶碗が
中央から真っ二つに割れていると言う事があったばかり。
うーん・・・何なんだろう!!!

(松林追記:田中さんには、くれぐれも気を付けて頂きたいと思います。最近、あちこちで目にする「タナメモ」の祟りかも?)

09:49 | Posted by admin

【音を楽しむ】 光岡

2012年06月24日 | お寺のよこ

中学生の時にビートルズを毎日聞いていた頃がありました。時代はレコードからCDへの移行期。数枚はレンタルレコードで、数枚はレンタルCDでアルバムを借りてカセットテープにダビングし、昼夜問わず食事を摂るかの如く聴き倒しました。
今でこそビートルズを頻繁に聴くことはなくなりましたが、思い出したかのようにアルバムを引っ張り出して聴いてみると(大人になったのでコツコツとCDで買い揃えることが出来ました)、やはりアドレナリンが上がります。中学生の頃には気付かなかった魅力に気付いたりして嬉しくなってしまうのです(特に初期ビートルズにおけるジョン・レノンの才能にメロメロ。ポールやジョージも好きなんですけどね)。
偶然に私の妻も中学生の頃ビートルズにはまったクチで、ビートルズが流れる居酒屋に二人で行くとビートルズ談義に花が咲いて至福の時を過ごすことが出来ます。
と、ここまで書いて思ったのですが、自分が年をとり、お寺のよこの入居者さんと同じような年齢になった時に、懐かしく思う曲ってビートルズなんでしょうか?勿論音楽には鑑賞する楽しみと、歌う(演奏する)楽しみがあります。私はもっぱら鑑賞専門なのですが、カラオケに行くのも嫌いではありません。年をとった時に歌いたくなる歌や、聴きたくなる歌って何なのだろうと、ふと考えてしまいました。
お寺のよこの入居者さんも歌うのがお好きな方、音楽が流れているとリズムを取って楽しまれる方、じっと聞いておられる方等様々です。好まれる音楽も童謡や歌謡曲、洋楽等様々ですが、最大公約数的に受ける曲・・・いわゆる鉄板ソングは「憧れのハワイ航路」ですかね。たまにカラオケ大会をお寺のよこで開催すると「憧れのハワイ航路」を選曲すると、マイクを持って歌われる方、口ずさまれる方が多く見られます。音楽が持っている力を再認識すると同時に、入居者さんの身体に染み付いた音楽に触れたようで嬉しくなってしまいます。
私(もしくは私達世代)に染み付いた音楽ってあるんでしょうか。勿論、世代で一括りには出来ないですし、個別性はあるかと思いますが、傾向はあるようにも感じます。案外年をとった時に身体が反応する歌は演歌やフォークだったりして。それならそれで面白いような気もしますが。

10:09 | Posted by admin