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【傍を楽に】 のんびり家3F 松山
2021年05月10日
| のんびり家::のんびり家 3F
のんびり家3階でパートの仕事を始めて3年が経ちました。
この3年の間に、5人の方が天国に旅立たれました。
介護の仕事を始めるまでは、身近に死を感じることはなかったのですが、「人は必ず死ぬ」という当たり前のことをこの仕事を通して、そして自分の父親を見送ってひしひしと感じている昨今です。
今年の3月に旅立たれたKさんは、食事をしっかり召し上がる方でした。
私は夜勤専門なのですが、朝食のサポートをさせていただいて、いつもパクパクと召し上がってくださるので、嬉しく思っていました。
そのKさんが、いつしか気づいたら全然召し上がってくださらなくなり、そしてしばらく後に天に召されました。食べれなくなるということは、やはり旅立つ準備だったのでしょう。心よりご冥福をお祈りいたします。仕事を始めたばかりのころは、Kさんは、慣れない私に対して、かなりの拒否がありましたが、時が経つとともに、いつしか身体を任せてくれるようになりました。誠意をこめて介助をしていると、通じるものだなと学ばせてくださった方です。
そして、最近は、とってもアクティブだったEさんの元気がありません。
常に騒がしく声が大きく、あちこち歩き回られたり、かなりの暴れん坊で、支援が大変だった時期も長かったのですが、今は立ち上がることもやっと、トイレにいくこともままならなくなってしまっていらっしゃいます。
ご自分では、着替えもなかなかままならないご様子で、介助をさせていただくと、「凄いなあ、速いなあ」と感心しながらお金を払おうとなさいます。
そんなEさんの姿を目の当たりにして、なんだか切ない気持ちになっています。
身体が思うように動かないのは、自立心が高い方だけに、余計にしんどいことでしょう。
「働く」とは「傍を楽にすること」
少しでものんびり家の利用者の方々が楽になるお手伝いがもっと上手ににできるようにならなくてはと感じています。
ということで、無資格でしたので、初任者研修の資格をとることにしました。
週に1回のスクーリングの長期戦ですが…
10:57
| Posted by kimisanchi
【10年の年月】 のんびり家3F 永辻
2021年04月10日
| のんびり家::のんびり家 3F
東日本大震災から今年で10年の年月が経ちました。
震災当日、私はのんびり家で働き始めて半年ほど経つ頃でまだまだ新人の時でした。
その日は夜勤明けで帰って寝ていて、大きな地震の揺れで目が覚めて、覚めたと同時に今までに経験したことのないこの大きな揺れに危機感を感じて、慌てて外に飛び出しました。地震が落ち着いてから部屋に戻ると、棚などが倒れておりグラスも割れており、部屋の中は酷い状況でした。この時に命の危険を感じ、とても怖かったことを今でも鮮明に覚えています。
私ものんびり家で働き始めて10年の年月が経ちました。振り返ってみると10年の年月が早かったように感じますが、一方でまだ震災から10年しか経っていないのかと思う自分もいます。色々な出来事があった10年間でした。これからまた10年、20年と経った時に震災を知らない人が今よりも増えています。私達が出来ることは何年の月日が過ぎようが、東日本大震災のことは決して忘れずに風土かしないようにしていくことが大切だと信じています。
17:25
| Posted by kimisanchi
【頼りになる男性現るです。 】 のんびり家3F 伊藤
2021年03月30日
| のんびり家::のんびり家 3F
みなさんお元気でお過ごしでしょうか?お久しぶりです。のんびり家3 階の伊藤です。新型コロナウイルスもまだまだ蔓延しているので十分に手洗い、うがいをして感染予防対策していきましょうね。ワクチン接種も迫ってきましたので気を緩めずにお身体に気を付けて下さいね。
さて今回のお話しは、頼りになる男性現るです。あっ、ちなみに自分ではないのであしからず。
1月からのんびり家の3階に新しい入居者さんがいらっしゃいました。男性のMさんです、ダンディで紳士な殿方です。Mさんは、大体いつも就寝されるのが22:00から23:00過ぎなのですが夜勤でよく隣に座りお話しをしたりします。
話し上手で冗談もお上手です、さすがです。こうゆう男性が世の中の女性にモテるんだなーと感心させられます。時には悩み事を聞いて下さいます。
ある日の事、日中に地震があり戸惑う入居者さんもいらっしゃいましたが、地震がおさまり安全確認して戻ってくると、Mさんが他の入居者さんに「これくらいなら大丈夫」と安心できるように声掛けをしている姿に男を感じた次第であります。さすがモテる男は違います、思わず「さすがアニキ」と言ってしまうくらいです。
その他にも、夜勤の前日に怖い映画をみてしまい背後が気になったり、暗闇がおっかなかったりでビクビクしながら夜勤をしているとトイレ行きたくなってしまい、ビビりながらトイレに行き、起きているMさんに「Mさんいるー?」と声掛けると「いるよー」と一安心です。再度、ビビッて「Mさんいるー?」と声掛けると「いるよー、どこにも行かないから大丈夫だよ」ともうこれは、自分のお兄ちゃんではなかろうかと思う始末です。
さすが頼りになる男性です。こんなビビり者ですが、これからもどうかよろしくお願いします。元気に楽しく生活していきましょうねアニキ。
17:22
| Posted by kimisanchi
【早いですね」】 のんびり家3F 新宮
2021年03月10日
| のんびり家::のんびり家 3F
あっという間にお正月が過ぎ、節分が過ぎました。
1月下旬、のんびり家3階に、新しくお仲間が増えました。80代男性の方です。
以前は寿司職人でご夫婦二人三脚でご商売されておられました。
お寿司の話題になると、とても活気があり、今にでもほお張りたくなってしまうくらいの、職人技の握りの手つき。優しい手、笑顔の素敵な方です。
ご入居されてから間もないですので、徐々に環境や人に慣れていって頂ければなと感じています。
私は最近、早朝に近所のゴミ拾いをさせて頂いています。帰宅の路は、お菓子の箱や包装紙など落ちていますが、早朝にはないです。地域の方が毎朝お掃除されておられるのだと思い,朝清々しい気持ちでいられること、ポイ捨ては無くならないことは事実で悲しいけども、拾っている時は、見て見ぬふりをしない自分がいることに感謝しています。
私たちは日々ゴミを出し続けてきています。出さないようにすることは無理ですが、行動し考え続けていこうと思います。
追伸 たばこのポイ捨てがすごく多いです。缶を灰皿代わりにして捨ててあることもあります。缶切りで開け出すのも大変です。なぜ、書くか追々お伝えしていおうと思います。
17:00
| Posted by kimisanchi
【自分を必要としてくれる存在の大切さ】 のんびり家3F 松山
2021年02月25日
| のんびり家::のんびり家 3F
半年前に山形の実家で父親が旅立ちました。享年88歳でしたので、大往生の部類には入るのでしょうが、私はずっと父に寄り添い介護してきた母親が鬱になったりしないかとずっと危惧していました。それで東京で一緒に暮らさないかと提案もしていました。実家にはバツイチの弟が一緒に暮らしていますが、なかなかの気難しいタイプで…。ところが、事態は思わぬ方向へ。弟が、母親に子犬をプレゼントしてくれたのです。その子犬のお陰ですっかり電話の母の声に覇気が戻りました。母は、ずっと飼いたい気持ちがあったのですが、父が家が汚れるからと嫌がってなかなか実行に移すことができないでいたのです。お正月に実家に帰った時に、荷物を置こうといつも寝泊りしていた8畳の和室を空けたら、そこは、すっかりお犬様のお部屋に。名前は茶々丸。犬種はパピヨンです。驚くほどやんちゃで、ずっと飛んだり跳ねたり、ウサギみたいに走っています。家が見違えるほど賑やかになりました。そして母が、本当に元気になりました。やんちゃでものすごく手がかかるのですが、可愛くてしかたない様子。自分を必要としてくれる無邪気な存在は何よりの癒し、薬なのだなあとつくづく。ペット効果恐るべし。おまけに無口な弟とのコミュニケーションが増えて、めでたしめでたしな実家でした。
08:33
| Posted by kimisanchi
【経験】 のんびり家3F 永辻
2021年01月28日
| のんびり家::のんびり家 3F
私が前回どっこいしょの記事を書いたときは、夏頃でコロナウイルスの状況も少し落ち着いていた頃ですが、12月に入り日に日に新規感染者数が増加している状況で、ご家族にも再度面会中止のお願いをしなければいけない状態になりました。
本当に私にとっても2020年は仕事もプライベートもコロナウイルス中心でいつも身近にいる気がしていました。ですが、コロナウイルスと1年間向き合ってきたこの経験を活かして、入居者さんに改めて今出来ることは精いっぱい支援していきたいと思います。
この様な状況ですが、2021年が皆様にとって素晴らしい年になりますように。
17:21
| Posted by kimisanchi
【難攻不落の小石川植物園です。】 のんびり家3F 伊藤
2021年01月06日
| のんびり家::のんびり家 3F
みなさんお久しぶりです。のんびり家3階の伊藤です。まだまだ新型コロナウイルスには十分に注意して下さいね。秋になり少し肌寒い季節になってきました。風邪やインフルエンザにも注意して生活して下さいね。ちなみに自分は元気で食欲の秋なのでご飯がおいしいです。食べ過ぎて体重増加です恐ろしやです。
今回のお話しは、担当の入居者のEさんとお誕生日外出で小石川植物園に行ってきました。本人と話しコロナの影響も考えて、人混みを避けて野外の小石川植物園に決定です。
当日は、あいにくの曇り模様ですがEさんと張り切って行ってきました。10時過ぎにのんびり家を出発してタクシーにて小石川植物園に向かいます。到着しチケットを購入していざ行かんと入場すると出迎えたのは、なかなか長くて急な坂です先制パンチをありがたく頂戴しEさんとふんばりながら登ります。
しばらく歩くと芝生と温室植物コーナーがあり、Eさんは植木やお花が大好きです。植木をみて喜んでました。温室コーナーを出て芝生で車椅子から降りて少し歩きます、少し座りたいとの事で芝生の上で座り、そのままころんと横になり気持ち良さそうに笑っていました。ちなみに自分もコロコロしときました。
その後、お茶をしてまったりです、小石川植物園の攻略はちょろいぜと思った矢先、パンフレットを見ていたEさん「この建物キレイだな、行きたい」との事、もちろんお供します。Eさんの選んだ東京大学総合研究博物館、マップでみると真反対です。でも向かいます。
芝生を通り過ぎると木がいっぱいの所に入り砂利や木の根っこに足をとられながらもつき進みようやく近くまで来たと安心も束の間近くまでくると階段を降りないと建物に着かず車椅子では降りられず、違うルートで行ってもそこも階段、時間があったのでそこで建物を断念し帰路につきます、帰り道自分は「ここどこ」と迷い遭難したと何度も思いましたが他のお客さんに着いて行きなんとか出口に着きました。その間、Eさんは大きい松ぼっくりを拾い大満足していました。
一つ言える事は、小石川植物園はとにかく広い本当に遭難したかと思いました。難攻不落はだてじゃないです。必ずEさんと一緒にリベンジしたいと思います。なんにしても楽しんでもらえたようで良かったです。まだまだ楽しい所はいっぱいあるので行って一緒に楽しみましょうね。
11:05
| Posted by kimisanchi
【早いですね。】 のんびり家3F 新宮
2020年10月13日
| のんびり家::のんびり家 3F
9月、Kさんのお誕生日の外出企画で、テーブルを買いに出掛けました。
その後、巣鴨の鰻屋さんにて昼食を摂りました。
息子様ご夫婦とご一緒でしたので、そこはかとなく安心感もありながら、どこか仕切っておられるような、そんな印象にみえました。
Kさんは耳が殆ど聞こえず、言葉でのコミュニケーションは無理な状態です。
手の動きで意思の見当をつけたり、メモを読んでいただいたりしていますが、コミュニケーションをとることに難しさを感じます。
今回の外出中は、私の言動のひとつ一つを振り返ることを意識してご一緒に過ごしました。
うんうんと頷いておられたら、私も同じように頷いているのは何故か。車椅子を商品が手に取れない距離に止めた理由は。興味深そうに親子の買い物客を見ておられたので、暫く止めてみたのはどんな気持ちがあったからか、などなど10分に1回は振り返っていたので、その日は自分の事を沢山知ることができました。そもそも自分のことなので答えられますね。あとは自分の考えるクセ、みたいなものも笑ってしまいます。もう認めるしかありませんね。
今回、ご自分のお気に入りの商品を購入できましたので、日常に使われ豊かな気持ちになられますように。
19:21
| Posted by kimisanchi
【笑顔の大切さ】 のんびり家3F 松山
2020年09月14日
| のんびり家::のんびり家 3F
のんびり家3階の利用者さんの中で、一番重い介護度5のSさんは、とても可愛いらしい方です。何が可愛いらしいのかと言いますと、それは時々魅せてくださる、とびきりの笑顔です。介護の仕事に関しては、のんびり家が初めてで、携わっている期間もそれほど長くないので介護施設や認知症の方の施設については詳しくないのですが、現状、利用者さんの笑顔に触れる機会はなかなかないように思います。そんな中でのSさんの笑顔は、ほっこりとした気持ちにさせてくれるとても癒しの存在です。
私には、のんびり家とは別に長年、携わっているライターの仕事で、インタビュー記事を書くことが多いのですが、「仕事をしていて一番の喜びを感じるのはどんな時ですか?」という質問を投げかけることが度々あります。そうすると、「お客様に喜んでもらった時、お客様の笑顔に触れた時」との回答が返って来ることが大半です。そう、笑顔というのは人の心を明るくしたり、幸せにしたりする力があるのです。私がSさんの笑顔に遭遇するのはいつも夜勤明けの起床や朝食のサポートをしている時。“やりがい”という意味とは少しずれてしまいますが、何かの拍子に魅せてくれる屈託のないSさんの笑顔に出会うと、徹夜の疲れが吹き飛んでしまいます。そしてそのたび事に“笑顔でいることの大切さ”を改めて感じさせていただいています。
09:37
| Posted by kimisanchi
【或る意味で感染拡大中】 のんびり家3F 吉田
2020年08月11日
| のんびり家::のんびり家 3F
私事ですが、この四ヶ月で体重が20キロ減りました。
そしてこの体重減少が入居者さんにも広がっていまして、のんびり家3階の大半の入居者さんの体重がこの数か月減って来ています。
これがタイトルにある感染拡大中の中身です。
もちろん、感染するものではないので一種の比喩ではあるのですが、これは喜ばしいことではありません。
私の場合はそれほど問題ではありません。元々かなり体重が多かったので寧ろ体調は良いかもしれません。
原因も色々な、ストレスからくる食欲不振とはっきりしています。
食欲不振は入居者さんも同じのようで、とにかく食が進まなくなった方が増えています。
現在ののんびり家3階は、食事に介助が必要な方が3人いらっしゃいます。
土日などは、昼食作りから介助して服薬までを一人で対応しています。
そうなると、食が進まない方のケアまで手を回す時間がとれないことも増えています。
そうして対応している最中にお手洗いを手伝ったり、散歩に出る方のケアをしたり、完全にてんてこ舞いになるような日も増えています。
そして何よりどうにもならないのが、この体制で人員配置基準を満たしているという現実があります。
もちろん最低人員より多く配置している事業所もありますが、利用料などに付加価値をつけて上乗せしていたり、なにかしらで人件費をカバーする必要があります。
介護保険でいただく利用料は決まっていますので、人員を増やすにもいただけるお金が増えない以上は、人員を増やせないというのも現実です。
また、低賃金であるために思うような募集が出来ずに、人件費が割高な派遣職員さんに頼り続けているところも多いです。
低賃金というのは具体的に言うと、勤続10年でも夜勤手当や諸手当を入れて手取りで20万に届きません。夜勤を行わなければ16万前後です。
これは介護職のなかでもかなり低い待遇だと思います。
それでも認知症の方は増え続けますので、グループホームは必要だと思います。
思いますが、しっかりと機能させるには介護保険料の見直しや助成金の増額などで待遇改善が必須だとも思います。
とにかく、給料はともかく一人で対応するというのは限界が近づいていて、その影響が入居者さんにも及んでいる現実をお伝えしたいです。
そんな中でコロナウイルスです、状況が辛い中で会社はコロナ対策手当を支給してくれました。
これはとても感謝しています。
国からも医療と介護の全職員を対象に5万円(コロナウイルス感染者の出た施設は20万円)の手当を助成する話が決まったはずですが、その後音沙汰がありません。
のんびり家の近所でも、図書館や大型入浴施設、柔道団体、保育園では20人以上のクラスターが発生しています。
自粛解除に合わせて、入居者の外出やご家族との面会も解禁されましたが、どこから感染するか想像も出来ないぐらい身近に存在しています。
せめて施設内での生活は維持したいと職員一同頑張っていますが、マンパワーにも限界があります。
最初に書きました体重減少は、これからの対応でまだ拡大を防ぐことができると思います。
しかしもし職員や入居者に感染者が出たら、限界点を越えます。
土日などは面会に来て、昼食介助をしてくださるご家族もいらっしゃり大変助かっていますが、根本的に足りないのは人員です。
現在の人員配置基準だと日中に2時間だけ、職員が入居者3人に対して1人いれば基準を満たします。
のんびり家3階は土日は16時から2時間だけ職員が2人体制になるので、基準は満たしています。
この基準がおかしいのです。この基準を引き上げ、伴って必要になる人件費を介護保険料か助成金でカバーする必要があるのです。
でなければ職員の限界を越えます、いや既に越えています。
今はなんとか支えていて、満足とは行かないまでも最低限のQOLは確保しています。
なんとかこのギリギリの状態による悪影響が今回の体重減少だけで留まり、他に感染しないことを願っています。
そうでないとQOLを確保できないばかりか、ADLを低下させ、医療が日常的に必要になればのんびり家では対応出来なくなります。
まさに小池都知事の言う、感染拡大重大局面です。
普段は入居者さんのエピソードや生活をご紹介していますが、今回は目を背けて欲しくない現実を書かせていただきました。
今年90歳を越える方も3名いますが、合わせて6名全員の生活をこれからも支えていきたいと思っていますので、国や自治体はどうか改善をお願い致します。
11:47
| Posted by kimisanchi
【あらためて思う・・・大切なこと】 のんびり家3F 永辻
2020年07月13日
| のんびり家::のんびり家 3F
緊急事態宣言が4月7日に発表されて、その後解除になってからもうすぐ3か月が経とうとしています。私自身この3か月の間、自宅と会社の往復以外、ほとんど外出することなく、ステイホームこと自宅で過ごしていました。長い間自宅に居て時間ができ、自分、家族、友達、仕事のことなど、自分の周りのことを考えていました。
改めていろいろなことを見つめ直し、何が大事なのか考えることが出来たのはとても貴重な時間でした。まだコロナウイルスの状況は続きますが、一日でも早く今までの日常が戻って来ることを願い、私が入居者さんに今出来ることを考え、精いっぱい行動していきたいと思います。
10:37
| Posted by kimisanchi
【俄然、無敵です!!!】 のんびり家3F 伊藤
2020年05月26日
| のんびり家::のんびり家 3F
みなさんお久しぶりです。のんびり家3階の伊藤です。新型コロナウイルスが蔓延していますが安全にお過ごしでしょうか。緊急事態宣言に伴い外出自粛も続いています。
一日も早い新型コロナウイルス感染症の終息とみなさんのご健康を心よりお祈り申し上げます。自粛期間の為、必要最低限の外出以外は控えて辛抱強く頑張って行きましょうね。
さて今回のお話しなんですが、のんびり家の入居者さんはとにかく風邪など体調を崩す事がほとんどありません。
季節の変わり目や寒い時期などまわりでは、風邪が流行ったりするのを聞いたりしますが、のんびり家の入居者さんはみなさん、体調崩しません。えっへん!さすがです!ステキです!無敵です。昔から運動をして、食事をおいしく頂いて、働く。そして今があるという事なんでしょうね。さすがです、強いです、尊敬です、無敵です。
それに引き換え自分はというと「Haaaaaa」言うのもためらいます。風邪など体調を崩す事は幸いないのですが、この前運動不足だなーと思い近くの土手に珍しくランニングに行くと5分くらい走ったら息切れがものすごい事になり少し歩く事に、落ち着いたのでまた走り出すとその瞬間に足首をひねるという連続技を繰り出す始末です。挙句のはてに筋肉痛です。なんて様です、運動不足です、脆弱です、ガッカリです。あっちなみに腕立て伏せをすると肘がパキパキと音します。(なんでだろ?)
この話を入居者さんに話したら笑っていました。でもやっぱり元気の秘訣は、笑ったり、お喋りしたり毎日を楽しむって事なんだな~と思いました。
あらためて言います、のんびり家の入居者さんは俄然、無敵です!!!
これからも一緒に元気に生活して行きましょうね。
10:26
| Posted by kimisanchi
【早いですね】 のんびり家3F 新宮
2020年05月06日
| のんびり家::のんびり家 3F
今年は子年。良いことも悪いことも増える年のようです。
なので、ハードルを低くして毎日良い日だったと実感したく、「靴を揃える。服のブラシ掛け。食べる前に手を合わせる。」と今年の目標を立てました。
靴のお陰で外を歩けたことに、ありがとうと足元から整える気持ちで手で持ち揃えています。
立春過ぎ、映画館でいただきますと手を合わせホットドックを食べると同時に斜向かいの小さい子供が小声で「あのおばさん。いただきますしてたよ。」母親「日本人はお食事の時はいただきますして食べるんだよ。」子供「食べ終わったら、ごちそうさま言うのかな、あのおばさん。」そうですよね、食べ終わった時は手を合わせてが抜けてました。この日も多き気付きがありました。この日から今現在も、ご家族様も面会自粛の状況です。いつも細やかなご配慮に、いつも以上に感謝の思いでいっぱいです。日常些細なことですが感謝の気持ちを日々持つ為に出来ることをかたちにして続けていきます。
スタッフNさん、いつも話を最後まで聞いていただきありがとうございます。Iさん、いつも土壇場で力を発揮されていること頼もしいです。Yさん、指摘にいつも新鮮さを感じています。Iさ
ん、臨機応変な対応いつも助けて頂きありがとうございます。
Mさんいつも朗らかで明るくなります。
10:27
| Posted by kimisanchi
【父をお風呂に】 のんびり家3F 松山
2020年04月07日
| のんびり家::のんびり家 3F
今回はプライベイトなことを書かせていただきます。
私は山形出身で実家には、80代半ばの年老いた両親とバツイチの弟が一緒に住んでいます。
数年前から、父と母がしばしば救急車で運ばれるようになりました。そして父は5年前に間質性肺炎になり余命5年と宣告を受けて今年で5年、母が老老介護をしています。
その母が半年前に腸閉塞で救急入院、手術をしました。そして、その3か月後に癒着を起こして再手術。そんなこんなで、2度、父の世話をするために長めに帰省した時の出来事です。
要介護3の父にはいつも、看護師さんが週2回、入浴のサポートにきてくださっていたのですが、父の容体が進行し、家の風呂に入るサポートは、看護師さん一人では難しくなりました。仕方がないので、浴槽を持って来ていただく訪問入浴をお願いしたのですが、少し時間がかかるとのこと。そこである日、私と退院したばかりの母で父の入浴のサポートすることにしました。大人になってからは、初の父の裸との対面です。スポーツマンでゴルフと麻雀が大好きで、誰に対しても偉そうで負けず嫌いで頑張り屋、そして何より頑固な父。そんな父でしたが、年老いて病に伏し、食事もままならないその肉体は、本当に弱々しく、骨と皮だけで…。それを目の当たりにして、ずっと心配をかけ通しで、まだなんの親孝行もできてない自分を振り返り、とても切ない気持ちになってしまいました。そして今からでもなんとか親孝行しなくちゃ!という気持ちが湧き上がってきたのです。まずは、愛情いっぱいに育ててもらったことへの感謝、親孝行できていないことのお詫び、そして父が少しでも楽に最後を迎えられますようにと、祈るような気持ちで足の指から頭の先まで丁寧に身体を洗わせてもらいました。そのことをきっかけに父の顔から私への物申したい気持ちが消えたような気がします。お父さん、自慢できるような娘じゃなくてごめんなさい。でも私は大好きだからね。これからはできるだけ頻繁に山形に帰るね。間質性胃炎は苦しいと聞くけれど、どうかどうか、苦しまずに旅立つ日を迎えることができますように。
15:24
| Posted by kimisanchi
【健康第一】 のんびり家3F 吉田
2020年03月13日
| のんびり家::のんびり家 3F
この原稿を書いているのが2月7日ですが、新型コロナウイルスが猛威をふるっています。
街のドラッグストアではよほど運がよくなければ対策グッズを買うことは出来ない状況です。
Amazonや楽天などのネット通販やメルカリやヤフオクなどでは、100円のものが2000円~5000円など異常な価格を上乗せした商売が横行し、運営者は転売の自粛要請をアナウンスしただけで事実上は無法地帯。むしろ高値で取引が成立した方が10%の手数料売り上げも上がるという側面もあって戦時の闇市や武器商人の様相を呈しています。
そんな中で、我がのんびり家3階で常に行っている衛生対策をご紹介したいと思います。
まず一番にうがい、手洗いです。
特に大事なのが手洗いでして、うがいの方はあまり重要視していません。実はうがいというのは結構難しい動作でして、普段何気なく行っているようで実に複雑に思考して動作されています。
水を出すというところから始まり、どうすれば水は出るか、その水はコップに入れるのか手で汲むのか、水が口からこぼれないように口に入れるにはどの角度に傾ければいいか、口に含む水の量はどの程度がいいか、何回ぐらいゴロゴロとうがいするか、或いは上を向かずにクチュクチュうがいで済ませるか
うがいした水はどこに出すか、濡れた口は拭くべきか
実はもっと細かいですが、この動作のどこかで失敗した経験も皆さんあるのではないでしょうか。
コップを傾け過ぎて口元からこぼれたり、汲んだ水の量が多すぎて捨てたり、ときにはうがいした水をゴクンと飲んでしまったり。
話しが少し逸れましたがこのような動作を瞬時に行うのは、難しい入居者さんがたくさんいらっしゃいます。
この難しいうがいということを、水分を摂るということで代用していただいています。
ウイルスや細菌は私たちの胃酸で大体退治できるそうなので、粘膜から入る前に胃に流し込んで退治してもらうという方法です。
手洗いの代用でアルコールスプレーで消毒するということもやっていますが、現在手に入りません。
次の対策として空間除菌を行ってくれるクレベリンを、共用スペースの居間に二つ設置しています。
これは価格が結構高いのですが、まとめ買いすることでコストを下げて購入しているので後半年以上は大丈夫です。
夜勤中には共用スペースのテーブルや椅子、手すりなどの皆さんが良く触る場所を、ハイターを希釈した次亜塩素酸希釈液で拭き掃除をしています。
これはアルコール消毒で退治しきれないノロウイルスなどの対策でして、行政も推奨しているのでのんびり家以外の方も、皆さん行っていると思います。
そして一番が食事です。
のんびり家に入居されてから、血液検査やその他の数値がよくなったという方が何人もいらっしゃいましたし、醤油を毎回多量に使用されて心配していた方などは20代や30代の数値だから大丈夫と太鼓判を押されました。
どんな食事をしているのかと言えば、ただ皆さんで協力してほぼ手作りしているというだけです。
買い物前や最中に献立を考え、材料を一緒に下ごしらえし、配膳も出来るだけ自分で行っていただき、家族のようにみんなで食卓を囲んで食事をする。
このなんでもないようなことを毎日繰り返す。
もちろん、水分管理や体重管理などをしながらカロリーコントロールのようなことも行っています。
でも健康の為と言われるようなサプリメントや、食材や調味料、宅食の弁当はほとんど使用していません。
普通と言われることのほか、施設としてあたりまえのような対策をしているだけですが、もう3年間だれも風邪を引いていません。3年前のインフルエンザが最後です。
少人数のグループホームではありますが、インフルエンザだけでなく風邪も引かないといのは少し自慢でもあります。
この調子で今の状況を乗り切り、4年、5年と風邪を引かない記録を伸ばしていけたらいいなと考えています。
この記事が紹介されるころにはマスクパニックもおさまっているとは思いますが、もしまだ続いていたら、医療や福祉に関わる方に優先して提供をお願いします。
のんびり家3階では今の時点(2月7日)でマスクが数枚しか残っていません。
通院などの外出の際に感染でもすれば、あっというまに体力を削られてしまう方々です。
必要な方に必要な量が手に入る日本であって欲しいです。
備蓄のための買い占め、金儲けのための転売
これらは人が人を殺す行動です。どうかよろしくお願い致します。
14:59
| Posted by kimisanchi