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【酷暑の夏。】 のんびり家3階 富永
2025年10月14日
| のんびり家::のんびり家 3F
今年の熱さは尋常ではなく、寒暖差や気圧の変化などに体調を崩し易く、ご入居者さんも体調を崩される方がおられました。特に季節の変わり目は体温調節機能の低下、自律神経の乱れなどに注意しないといけませんね。
さて、のんびり家3階のご入居者さんは、熱発しても割と元気で「私は大丈夫よ、あなたは?」と、労いの言葉を掛けて下さり、逆に恐縮してしまいます。
買い物や散歩にお誘いの声を掛けてみますが、こんなに暑いと誰も外には行きたがりません。オフレコですが、スタッフも外に出たくありません←え?
しつこくお誘いすると虐待となってしまいますので、そこは難しい所です(笑)
足腰の筋肉低下が気になりますので毎回ではありませんが、昼食後などの余暇にリビングに集まり、軽いストレッチなどを出来る人に参加してもらっています。ラジオ体操に毛が生えた位の運動ですが、皆さん大真面目に身体全体を動かしながら楽しんでいる様子が見受けられます。
「早く涼しくなればいいわねぇ~」「今日、東京は36℃になるとニュースで言っていたわ」「あんまり暑いのは嫌よねぇ」などと話す声も聞こえてきます。
…本当にその通り、早く果物の美味しい実り多い秋になって欲しいものです。
14:05
| Posted by kimisanchi
【近い将来・・・】 のんびり家2階 石井
2025年10月14日
| のんびり家::のんびり家 2F
夏は猛暑、猛暑の毎日でしたが徐々に風が秋風のように変化しつつあり、9月下旬の現在少しずつ過ごしやすくなってきています。ここ数年環境の変化が著しく、暑い時間帯での利用者との買い物はためらうほどでした。
現在、のんびり家2階の利用者は少なく空きがある状態です。8名定員がいる場合は日々の業務に追われ細かな部分の掃除、修繕や部品交換など余裕がなく出来ていない部分にも少しは改善する時間を設けることが出来ました。通常では、買い物や入浴などなるべく利用者の動きに合わせながら、目まぐるしく動いていることが多くありますが、利用者の人数が少ないことで普段は意識してもじっくり出来ないことも改めて時間をかけて出来ることがあります。
よくのんびり家ではお昼ご飯を買いに買い物に出掛けることが多いですが、皆さんはどうして買い物に出掛けるのでしょうか。「お腹が空いたから」「お天気が良いから」「買いたい物があるから」・・・・等々理由は様々ですね。職員は安易に声をかけずに、利用者の言動、体調や天候など様々な事を考慮しながら待ちます。時間に気づいてお昼ご飯へ意識が向いたり、見ているテレビで美味しそうな物が出ており、それを見て空腹を訴えたり、新聞の広告や雑誌のページを見てお昼ご飯と気づくことが出来たり、その日その日で様々です。利用者の1人が気づくと自然とそれが周囲に伝わっていくことが多くあります。もちろん、認知症状態にあり利用者同士話がまとまらないことも多々あるため、その都度職員が微調整することが必要になってきます。また、職員も当然ながら人間なので仕事中に休憩を取らなければいけないので、当然限界があるのは事実です。限られた人員と時間で利用者の生活を支える、逆に利用者に支えていただく必要が出て来ます。「自立支援」という名の下に常に試行錯誤している現場でもあります。
しかし、現状は今後益々進む少子高齢化、度々ニュースになる虐待事件、職員不足により派遣社員や技能実習生に依存する既存業者。介護報酬も数年に1度の改定のため公的価格のため経営の圧迫や相次ぐ職員の退職。近い将来、現在の介護保険制度は抜本的な見直しが必須になってくることでしょう。気づくと管理者などの1部が常勤の日本人で、それ以外の職員は派遣社員や技能実習生になる事業所、または廃業してしまう業者が今後増えてくるのだろうと思います。
14:04
| Posted by kimisanchi
【最近の出来事】 のんびり家2階 池田
2025年09月11日
| のんびり家::のんびり家 2F
暑さが答える今日この頃如何でしょうか?最近の近況をお話します。
入院から帰って来た人がいれば帰って来たのはいいが再度入院をしてしまった入居者さんもいます。
最初にお話をするのは変ええてきた入居者です。
最初はYさんが最近帰ってきました。入院前とはお変わりがないと思いきや、以前までは自分で食べられてはいたのが、出来なくなってはいるものの、それ以外はお変わりなく帰って来られました。
次にОさん少し前に帰って来られました。骨折をしてしまい入院されましたが、以前とほぼお変わりなく帰ってこられました。少しふらついてしまいますが、以前と変わらずお過ごしになられています。
一度入院から帰って来られていたのですが、再度入院になってしまった入居者もいます。
Sさんは高熱が出てしまい入院をしてしまいました。一度は帰って来ていますが、帰って来た時はいた時よりも傾眠傾向が増えてしまい、水分や食事もとられなくなってきていました。少したってからも水分や食事をして貰おうとするも、自分から吐き出す事が増えてしまい、さらに水分や食事を捨てようとするような行為も増えて行きました。恐らくは本人の意思で食べなかったり、飲まなかったりをしていた感じでした。その後再度入院を余儀なくなってしまいました。
次にIさんです。此方も一度は退院をしてから帰って来ていました。車椅子対応や他にも色々と変わっていました。いらっしゃった時のようにお過ごしになられており、発熱があったものの、今までのようにお過ごしになっていました、しかし、熱が高いのが続いた為に病院を受診したのですが、そのまま入院となってしまいました。
退院や入院が立て続けに起こってしまいましたが、それでも退院した入居者さんや、他の入居者さん達はお変わりなくお過ごしになられています。
10:34
| Posted by kimisanchi
【ツンデレ!?です。】 のんびり家3階 伊藤
2025年09月11日
| のんびり家::のんびり家 3F
猛暑日が続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょうかお久しぶりです、
のんびり家の伊藤です。
熱中症には十分に注意してお過ごしくださいね。すごい暑いですけど夏を楽しんじゃって下さいね。海だー、花火だー、食べ物もおいしい物いっぱいやったぜ!
さて今回のお話しですが、のんびり家3階のある女性入居者さんのお話しです。
その入居者さんは日によって変わる事はあるのですがお食事を他入居者と一緒に作りお出しすると「こんなものは、いらない」と仰って食べられない事があります。
ですがお腹が空いている事もあり一口食べると「おいしいじゃない、ありがとう(怒)」と完食されたりします。
入浴の声掛けをする時も「お風呂なんかはいりません」と拒否がみられますがなんとか「足湯だけでもいかがですか?」と尋ねると納得され「気持ちいいじゃない(怒)」とその後は、満面の笑みで入浴を楽しまれていました。豹変です(汗)、ツンデレ難しいです。でもお風呂好きそうで良かった~。
他にもお散歩や買い物の声掛けすると「どうしてあんたといかなきゃ行けないんだ」と拒否みられツンデレじゃなくて自分が嫌われてるのかなーと落ち込んでいましたが、ポストに手紙が届いてないか確認にいきませんかと声掛けするとなんとか玄関に行くと、意外と外に行く気満々でコンビニで飲み物を買って公園でお話しを楽しんでいると「散歩いいわねーあんた好き」と言ってくれました。ん!?やっぱりツンデレなのかな??
そのギャップは、とても素敵です。これからも元気にツンデレでいて欲しいです。
10:34
| Posted by kimisanchi
【支え合う】 のんびり家2階 飛鳥井
2025年08月15日
| のんびり家::のんびり家 2F
この記事を書いているのが7月下旬です。
私事ですが、5月中旬に左足の不調があり、通院の結果、医師から「絶対安静です。本来であれば入院するくらいのレベルですが、自宅で左足を高くして、安静にしていてください」と言われてしまいました。
実際、食事の時と、トイレに行く時以外は左足を高くして、横になって過ごしていました。医師からは、「(家事など)何もしなくていいですから、お姫様のように寝ていてくださいね」とも言われました。その言葉をしっかり守り、人生で初めて「お姫様」になりました(笑い)。
最初の頃は、「本当に治るのだろうか?」と不安な気持ちもありましたが、ほぼ毎日通院し、処置をして貰い、自宅でも自分で処置をしていた結果、2週間くらいでかなり良くなってきました。自宅療養している時には、やはりのんびり家のことが気になりましたが、実際に何かあって連絡を貰っても動けない状態でしたので、他の職員に対応して貰いました。私が休んだことにより、皆さんには勤務変更に協力して頂き、感謝しています。
自宅では、同居している母に家事全般を担って貰いました(日頃から母に頼っている部分が多いのですが)。
日頃は、入居者さんの支援をしていますが、今回は自分が沢山の人に支えて貰う立場となり、感謝すると共に、「人が人を支える」ということを改めて考える良いきっかけとなりました。
今回は都合1ヵ月休みを頂くことになってしまいましたが、お陰様で完治し、仕事に復帰することが出来ました。思いがけない出来事ではありましたが、日頃当たり前と思っていることが当たり前ではないこと、沢山の人に支えて頂いたことなど気付きもあり、悪いことばかりではなかったと思っています。
これからも「人が人を支える」ということを考え続けていきたいと思います。
18:27
| Posted by kimisanchi
【気遣う気持ち】 のんびり家3階 永辻
2025年08月15日
| のんびり家::のんびり家 3F
今年も梅雨入りしましたが、6月なのに雨が全然降らなく、30℃を超える真夏日が続き、とても暑い日が続き体力が落ちている中、一人の入居者さんが「職員も暑くて大変なので、冷蔵庫も何もないので買い物に行って来ます」と言い、他の入居者さんも誘って暑い中に散歩がてら買い物に行って来ました。職員にも気遣ってくれた優しい気持ちがとても嬉しかったです。
これから夏本番を迎え、まだまだ暑い季節が続きますが、熱中症には十分に気を付けて、一緒にこの暑さを乗り超えて行きましょう。
18:27
| Posted by kimisanchi
【紫陽花の小径】 のんびり家3階 富永
2025年07月15日
| のんびり家::のんびり家 3F
私事ではございますが、地元にある紫陽花の小径を散策してきました。
都内とは思えないほど静かで、緑が優しく包み込んでくれるような小径に紫陽花が咲き揃い、道行く人々をそっと癒してくれていました。
忙しい日々の中で忘れかけていた事をそっと思い出させてくれるような紫陽花の花。
この時期だけの特別な景色。
今年の6月は空梅雨なのか晴れ間が多いですが、その場所だけは日影が多く、しっとりと紫陽花の美しさを見る事ができました。今は改良された色華やかな紫陽花を花屋さんの店先で見る事ができますが、個人的には、ひっそりと野に咲く青色の紫陽花が好きですね。
何気ないオフの一日でしたが、紫陽花と過ごした時が、私の心に小さな癒しを残してくれ、また仕事を頑張ろうという気持ちになりました。
10:47
| Posted by kimisanchi
【地域とは・・・】 のんびり家2階 石井
2025年07月15日
| のんびり家::のんびり家 2F
6月に入っていますが週末の雨が続かずに連日猛暑の日々です。年々、温暖化が原因となり異常気象になっているのだと感じます。最近様々なニュースを見ますが、時折考えるのは「地域とは」ということです。もちろん、私の働いている職場は、地域密着型サービスと位置づけられています。そのため、利用されている利用者の方々は基本的には文京区の方々です。
しかし、地域といってもそれぞれ感じ方や印象など様々かと思います。ひと昔前まではご近所さんも顔見知りで、それこそ町内会も活発で「地域」というものが確立していたように思いますが、現在では大きな問題として少子高齢化が前提で、過疎化やマンションの乱立など様々な要因が重なりご近所さんが疎遠になり「地域」が「地域」とし従来の機能を果たせなくなってきているのではないかと思います。
日本の人口減少問題に触れる機会が最近は多いですが、特に解決策はなくこの流れはしばらく続くのだろうと思います。都内でも労働力が足りなくなり、バスの減便など珍しくなくなってきました。訪問介護でも介護報酬減算などあり、倒産や廃業も増えているというデーターもあるようです。社会のインフラなども考えていくと、もはや「地域」にはこだわることなく様々な面で合理的判断が必要になってくる日も近いんだろうなと感じてしまう今日この頃です。
10:46
| Posted by kimisanchi
【子供たちとふれあいます。】 のんびり家3階 伊藤
2025年06月05日
| のんびり家::のんびり家 3F
みなさんお久しぶりです、のんびり家の伊藤です。
寒かったり、暑かったりと気温の変化が激しすぎて体調を崩しやすいのでみなさん十分に注意して下さいね。
さて今回のお話しですが、のんびり家の特徴として2階、3階に入居者さんが過ごされていますが、建物の1階に保育所があり、子供たちとふれあう機会が多いです。元気な子供たちが公園を走ってたり、笑い声が聞こえてきます。玄関であった際は、元気に挨拶し手を振ったりしてくれます。可愛いっすね~。
この前、建物全体の防災訓練を行った後に交流会として、保育所におじゃまして一緒に歌ったり、プレゼントを交換したりと楽しんできました。のんびり家からプレゼントとして、折り紙でおって渡しています。(鶴だったり、猫だったり、カメムシ?だったり)子供たちからは、絵を描いた紙でチューリップ(立体的なやつ、つつみ紙もあり)。かなり精工に作られていました。
見ているだけで可愛いのに、おいうちでチューリップって、もう入居者さんずっと笑っていました。もう、なでなでしたくてたまらんご様子。
自分が見てても可愛いと思いますが、高齢になって子育て経験した後に小さい子供たちを見ると、ひたすら可愛いと思います。せっかく近くに保育所があるので、これからも交流を大事にしていきたいと思います。子供たちに元気をもらい楽しく生活してもらいたいです。
14:19
| Posted by kimisanchi
【新しいご入居者をお迎えして】 のんびり家2階 池田
2025年06月05日
| のんびり家::のんびり家 2F
今年ももうすぐ半年を過ぎようとしています。遅いようで早く過ぎてしまいました。
最近はよく出掛けていたⅯさんは落ち着いています。
今までは奥様の事を気にしては、帰ろうとして外に出られていました。歩いて帰ろうとしたり、電車やバスを使って帰ろうとしようとしたりして、とても活動的な入居者さんです。今でも落ち着いてきてはいますが、時折急に帰ろうとしたり、準備をして居間に来たりしています。さらに真夜中に帰ろうと準備したりしています。
新しい入居者さんのIさんは朝が弱いようで、ずっと寝ている事もあり、そのままお昼過ぎまで寝ている事も多々あります。お声かけもしますが、色々と理由をつけては寝ていて、起きても、また直ぐに寝ようとしておられましたが、マイペースに楽しくお過ごしになっているようです。よくトイレに起きているから朝が得意ではないのではと、最近思います。
最近は皆さん良くお話をしたりしていますし、どのように帰るか、何処を通るなどを話しています。良く外の天気を気にしたりしてずっとお話をしています。
皆さん時には仲良く、時にはにぎやかに入居者さん同士でお過ごしになられています。
14:18
| Posted by kimisanchi
【来年の桜】 のんびり家2階 飛鳥井
2025年05月07日
| のんびり家::のんびり家 2F
この記事を書いているのが4月下旬なので、既に今年の東京の桜は散ってしまいましたが。 のんびり家の近くには、浄心寺という桜の綺麗なお寺があります。お寺の敷地内、墓地のところに桜の木があ り、特に許可を得なくても敷地内に入れるため、入居者さんと鑑賞に訪れることがあります。 また、文京学院大学が近くにあるのですが、キャンパス内にも桜の木があり、本郷通りに面したところの木の枝 が歩道の上まで張り出していて、通行人の目を楽しませてくれています。私も出勤時に楽しませて頂きました。 当たり前のことなのかも知れませんが、毎年3月から4月になると、桜の蕾が膨らみ始め、開花し、やがて葉桜 になったり、水辺では桜の花びらが水面に集まり、「花筏」と呼ばれたりもしますね。誰が教えた訳でもないの に、毎年時期になると桜が咲き、やがて散って行きます。毎年その繰り返しですね。自然の摂理、偉大さを感じずにはいられません。
桜の花を見ると、「来年も一緒に入居者さんと桜を見ることが出来るだろうか?」といつしか考えるようになりました。
のんびり家では昨年の10月、12月、そして今年の2月に入居者さんを見送りました。その度に「新たな桜を一緒に見ることが出来なかったなぁ」と残念で寂しい気持ちになりました。 そんな時に、とても共感出来る言葉を見つけました。音楽評論家・作詞家として活躍されている湯川れい子さんの言葉です。
「幸せを招くあいうえお」「あ」は「会いたい人に会いたい」「い」は「行きたいところに行きたい」「う」は「うれしいことがしたい」「え」は「選 ばせてもらいたい」「お」は「おいしいものが食べたい」
湯川さんは、6億円の借金を残して家を出て行った旦那さんを最期は看取ったそうです。様々ご苦労もされたようですが、悲しいことも学びなのだと受け止めて、苦しみの渦中にいた60歳で「幸せを招くあいうえお」を作ったそうです。
この言葉は正に、入居者さんの気持ちを表しているなと思いました。日々支援をしていて、入居者さんの気持ちに沿うことが出来ているだろうか?支援する側の思い込みで支援していないだろうか?と改めて考えるきっかけにもなりました。自分自身の生活に置き換えても、この言葉は共感出来ると思いました。
我儘にならない範囲で、少しずつ実践しています。
来年の桜を見ることが出来るかどうか?は誰にも分かりません。当たり前のように桜が咲くことも、実は当たり前ではないのかも知れません。自分自身も、来年も元気で桜を見ることが出来るかは分かりません。それでも、「来年の桜」を入居者さんと一緒に見ることが出来るよう、希望を持って共に生活していきたいと思います。
09:34
| Posted by kimisanchi
【始まりの季節】 のんびり家3階 永辻
2025年05月07日
| のんびり家::のんびり家 3F
3月に東京でも雪が降り、数日後には25℃を超える夏日になり、その数日後にはまた寒くなりと気温差が激しく身体にこたえる日々が続きましたが、その間に桜が咲き、気が付けば満開となっていました。今年は桜が咲いてから寒い日が続いたので、桜も散る事なく例年よりも長い間楽しむことが出来ました。
入居者さんたちも入居者さん同士やご家族やスタッフと見に行って来ました。
皆さん帰って来て言う言葉は綺麗だったと。私も毎年見ていますが、綺麗だし満開の桜は感動します。
桜の季節は新しい生活の始まりです。入居者さん皆さんが自分らしく、自分のペースで生活出来るようにこれからも支えていきます。
09:34
| Posted by kimisanchi
【お風呂のこと。】 のんびり家3階 富永
2025年04月17日
| のんびり家::のんびり家 3F
最近、ご入居されたご入居者さんは、お風呂が余りお好きではない様子。
入浴前にバイタルを計り、正常値が出ればお風呂場へ誘導するのですが、スタッフが、「〇〇さん、お風呂に入りましょうか?」などと声掛けを行うと、それまで穏やかなお顔が一変し、恐怖のどん底に突き落とされたような表情をなさいます。
此れはシマッタと思い、なだめすかして気持ちをほぐすようにしますが、お相手も手強く「お風呂」「入浴」との言葉に敏感になり、なかなか首を縦に振ってはくれません。痺れを切らしていると、見るに見かねた他のご入居者さんが、「あなた、お風呂は気持ち良いわよ、入っていらっしゃいよ」と助け船を出して下さいます。
やっとのことで脱衣所に誘導し、湯船に入ることを説明すると、今まで強張っていた表情がとたんに明るくなるのです。
そしてご入浴...「お湯は気持ちいいねぇ~」と話されます。一体今までの拒否は何だったんだろうと考えます。「お風呂、入浴」という単語だけ話しても何だかわからず不安で、実際の湯船や湯桶を見て頂いたら安心して入浴されるのでは?と思いました。
それからは入浴する際は、最初に必ず湯船を見て頂き、「一番湯ですよ~いいお風呂ですよ~」と声掛けを行って入浴して頂きます。
スタッフは入居者さんからの「いい湯だったわ~ありがとう」の言葉が何より嬉しいものです。毎回汗だくですが、入浴三助やっていて良かったと思います。
09:48
| Posted by kimisanchi
【2025年3月11日を迎えて】 のんびり家2階 石井
2025年04月17日
| のんびり家::のんびり家 2F
仕事をしているとどのような仕事であってもあっという間に時間が経過していきます。今回は日々の支援などから少し離れてみたいと思います。
夜勤中にふと振り替えると3月11日でした。東日本大震災から10年以上の歳月が流れてきました。震災の日、私は夜勤明けで帰宅し、家族と買い物に出掛ける予定でした。その時にあの大きな地震がありました。あの時の光景は今でも鮮明に覚えています。家族の無事を確認して原付バイクでのんびり家に急いで向かいました。その時の光景は異様なほどで今でも鮮明に覚えています。当時ののんびり家含め法人全体でも常勤職員の数も多かったですが現在では半分は派遣社員などがいるような現状です。10年以上前では考えられないことでしたが、常勤職員を募集しても年単位で募集がないような状況です。人員不足は福祉に限った事ではありません。おそらく、皆さんの近隣のバスなど減便が起きていることと思います。バスの運転手だけでなく、電車、運送ドライバー、や様々な飲食店、警察官や自衛隊など公的なものも例外ではありません。全ては少子高齢化が1番の要因になってきていると容易に考えられます。その中で、物価高で賃金上昇しているところに人は流れて行くことは理にかなっています。福祉職の賃金は法律などで規定されていることもあり他の分野のようにはいきません。介護保険制度開始以降、初めて福祉職員は減少になったようです。介護報酬減算の訪問介護などを中心に倒産や廃業も増えてきているようです。
今後も少子高齢化は改善する見込みは現状では見られず、今後益々働き手が少なくなり、住む地域や自治体によっては必要な福祉サービスの供給は難しいと思われます。需要はあっても供給側は減少していくことになるため福祉だけでなく様々な分野で合理的な判断や法改正がなされることになっていくのだろうなと時間の流れを見ながら立ち止まって考えてしまいますね。
09:47
| Posted by kimisanchi
【料理修行中です。】 のんびり家3階 伊藤
2025年03月11日
| のんびり家::のんびり家 3F
みなさん、元気でお過ごしでしょうか。のんびり家の伊藤です。
まだまだ寒い日やインフルエンザも流行っているので十分に注意して元気にお過ごしくださいね。
そういえば季節は、冬なのに暖かい日があったりと不思議な気候です(自分は、寒いのが苦手なので助かります)。
さて今回のお話しですが、のんびり家の入居者さんで前職が栄養士の方がいて、私は、その入居者さんに料理を教わり修行中です。
献立をみなさんと考えたり、栄養面で食材を考えたり、料理の味付けや調理法を教えてもらっています。入居者さん一人一人の好きな味や好きな物、食べられない物などを把握して、食事を考えてくれています。さすがです。熟年の技を感じます。
料理の手順や効率洗い物まで完璧にこなされています。さすがっす師匠。
入居者みなさんで元気に楽しく生活できるように、これからも是非教えてください。よろしくお願いします。
09:18
| Posted by kimisanchi