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【日帰り旅行】 のんびり家2F 名倉

2014年01月10日 | のんびり家::のんびり家 2F

こんにちは。どっこいしょ3回目の登場になります、名倉です。
大分寒さが増してきて今年も終わろうとしていますね。皆さんにとってのこの1年はどんな年だったでしょうか?
又、入居者の方々にとっての1年はどんな年だったのでしょうか?
自分にとってのこの1年間は、とても早く過ぎていった1年でした。
今年は色んな支援をさせて頂きましたが、中でも思い出深い支援について記載します。
今年の9月にのんびり家2階の入居者の方、全8名の方と職員6名で日帰り旅行と称しまして横浜中華街に行かせて頂きました。この日帰り旅行の企画は自分が立て実行させて頂きましたが、初めての企画という事でかなり緊張しましたし、色んな場面に置いてのイメージが中々まとまらず日数が近づくにつれて頭が爆発しそうでした。
そして当日出発の朝が来ました。天気は晴天、気温も暑くもなく寒くもなく絶好のお出掛け日よりとなりましたが、私行かないわと仰っている○○さん、どこ行くのと不安げな○○さん。といつもの感じでのスタートとなりました。
東大前~日吉乗換えで本町中華街まで電車でいきましたが、電車に乗っている時の楽しげな入居者の方々達の表情は普段とは違った笑顔、表情に見えました。
中華街に着き、お店に向かい歩いている時の入居者の方々達の表情、発言も町並みに圧倒されたようで驚いていました。
お店に着き、いよいよ昼食の時間となると、普段あまり目にすることのない食材に美味しそうとの発言があちこちから聞えてきました。
普段は食事を残す○○さん、あまり食が進まない○○さん、共に次から次へと召し上がっていました。この時の表情は今でもはっきり覚えていますが、とても幸せそうで普段のんびり家にいる時には見られない表情に見えました。この時の表情を見せて頂いただけで、大変だった企画もやってよかったと思わせてもらえました。この日帰り旅行は無事全員行って帰ってくる事が出来まして、改善点はありますが、成功と言えると思います。
最後にこの日帰り旅行、10月には山梨への旅行もありましたが、普段の積み重ねがとてもとても大きな事なんだと実感、痛感しました。来年、再来年と出来る限り長い間、日々の支援を大切にし、今のんびり家にいらっしゃる入居者の方々達と又、日帰り旅行、旅行と行きたいと思っています。

08:35 | Posted by admin

【秋の宿泊旅行に行ってきました!】 のんびり家2F 福田

2013年12月10日 | のんびり家::のんびり家 2F

10月3日から4日にかけてのんびり家総出で、山梨県の山中湖へ一泊してきました。一番の見所として予定していたのは、世界文化遺産にも登録された富士山です。
3日のお昼はお弁当を食べ、夕方にペンションアベニューへと到着。
洋風のかわいらしいペンションの大きさや部屋数から、実質のんびり家の貸し切りとなり、皆さん気兼ねなくゆっくりしていただけたのではないかなと思います。夕食は前菜、スープ、鮭とステーキとご飯、食べ終わるたびに次のお皿が出てくるフルコースタイプだったので、入居者さんの中には途中で「まだあるの?もうお腹いっぱいよ」と苦笑いする方も。とはいえ、最後のデザートのチーズケーキではぺろりと召し上がられ満足そうでした。甘い物は別腹、でしょうか。
次の日の朝は小雨が降っており、東京とは比べられないほどの冷え込みでした。昨日から曇りがちだったために、本当ならペンションからも富士山を見られるはずが、残念。それでも前後の台風に直撃することもなかったので、朝食後には花の都公園へと出発です。駐車場へ着いたときには雨も止み、時間が沢山あったのと景色を眺めるのも兼ね、お昼を予約していたお店までお散歩しました。涼しいと言うよりは肌寒い、という気温の中でも、広がる草原のような場所にあちこちにお花を見ることができ、空気も澄んでいました。
さて、こう寒いとあってはやはり温かい物が食べたくなります。歩き疲れた入居者の方も、歩いた先にお昼ご飯が待っているとなれば思わず気合も入る様子。お店に入れば既にテーブルにずらりと並ぶ、
のんびり家全員分の山梨名物ほうとう鍋です。冷えた身体にホッとする温かさで、その時その場所で食べたからこその美味しさと言うのでしょうか。笑顔で食べている皆さんを見て、ここのお店にしてよかったなーと一安心しました。
富士山を望むことは最後までできず、惜しい気持ちにもなりました。けれど、初めて旅行の企画担当になった中で、宿や運転手付きのバスを調べたり、予約したりといった積み重ねが今日に繋がったのだと思うと、大変でありつつも楽しい気分になります。入居者さん、そのご家族、3階の旅行担当の方と、そして全職員の協力があったからこそ、無事旅行へ行けました。皆様ありがとうございます。

08:31 | Posted by admin

【ご報告と感謝】 のんびり家3F 福田

2013年12月10日 | のんびり家::のんびり家 3F

突然のお知らせとなりますが、この11月でのんびり家3階の管理者を交代する事になりました。
というものの、この交代については以前から決まっていた事なのですが、管理者になるには様々な要件があり、研修を受ける必要があって、のんびり家で働いて3年が経過した永辻がその要件を満たし、私の後任を引き受けることとなりました。
交代とは言うものの、オープンから13年関わっているのんびり家を離れるのは退職するかのような気持ちになっています。
のんびり家に来た頃はまだ23歳だったのに気付けばアラフォーと呼ばれるお年頃となってしまいました。
最初は管理者という責任のある仕事は私には出来るのか、林田代表はこんないい加減で何も考えていない私に任せるなんて大丈夫なのか?と不安だらけでした。
その頃の私といえば、苦手な人は嫌い、苦手な人とは口を利かない、口を開けば自分の事は棚に上げ人の悪口ばかり等、人と関わる事がとても面倒臭く感じていました。しかも、自己主張はするのに、いざ人に伝えようとすると何が言いたいのか分からずしどろもどろ、悔しいとすぐに泣く…といった具合に自分に甘く生きていました。
そして、そんな私が管理者としてのスタートを切ると、いかに今まで自分がいい加減で、自分に甘いかがこれでもか、というくらい経験させていただく事が出来ました。ここまで来るには林田代表の前で涙が枯れるくらい泣きました。以前にも書きましたが最近では強くなったので泣かなくなりました。次に代表の前で泣く時はお嫁に行く報告をする時でしょうか…。
13年間、様々な経験をさせていただいたことにより自分自身も「変わったな」と感じる事が出来るくらい大きく成長させていただきました。同じ志を持つ仲間と研修に参加したり、時には大人数の前で講義を行ない「人に伝える事とは」を経験させて頂いたり、スタッフをとどう育成していくかを学んだり、入居者さんの支援を通して今の私がいる為の多くのことを学び、経験させていただきました。
本当に至らない所だらけで、未だにスタッフの皆さんにフォローして頂く事も多い管理者でしたが、のんびり家のスタッフ、入居者さん、ご家族の皆さん、法人内スタッフ、仲間になった皆さん…本当に多くの人に支えていただきました。有難うございました。

あれ?
何だか辞めてしまうような内容になってしまいましたが、辞めずに法人内で働きます。また、どこかで皆様にお会いできる機会を楽しみにしております。
12月からは永辻が管理者となります。今後とものんびり家を宜しくお願い致します。

08:25 | Posted by admin

【「豊かな老い」を考える】 のんびり家3F 竹田

2013年11月10日 | のんびり家::のんびり家 3F

読書の秋という訳ではないが、日野原重明先生の各地での講演内容をまとめた著書を読んだ。「豊かな老いを生きる」とはどういう生き方なのだろう。自分の母親の入院をきっかけに病気・老後・死などを身近なこととして考えるようになった。
最初のページに「中年から始まる第二の人生」の見出しがあり、『55歳が中年、人生の午後が始まる』という。55歳、私の年齢。織田信長の時代は人生50年。いまは平均寿命が延び80年生きる。80歳まで生きるとしてもあと25年が残された人生の午後というわけだ。日中を午前・午後に分けると、早起きの方もあるだろうが、午後の時間帯の方がはるかに長い。55歳からの人生の午後は時間的には割りに合わない計算になるが、生き方においては「豊かさを実感できる」なら、「世間に存在価値を認めてもらえる人生」であったら、「死の直前まで自分の人生が良かったと誇れる」のであれば、人生の午後をまっとうして生きた証になるのではないかと思う。
私は人生の午後の節目で今の職を得て、のんびり家のご利用者のみなさん、そのご家族の方、スタッフの皆さんとこうして第二の人生を歩みはじめた。ご利用者のみなさんは、喜寿・傘寿・米寿・卒寿を迎えられる方まで、その人生の午後を生きておられる。
ご利用者のみなさんに「自分の人生が本当に良かった」と言っていただけるような生活の支え、命と尊厳を見守りながら支援できるよう、日々努力していきたいと思う。
私自身の人生の午後を豊かにしてくれるであろうご利用者のみなさんに感謝しつつ・・

08:30 | Posted by admin

【私の夏休み】 のんびり家3F 竹田

2013年11月10日 | のんびり家::のんびり家 3F

9月中旬、宮城県女川町を訪ねた。
3.11震災前には女川の豊かな海で趣味のダイビングを楽しませてもらった。震災後、のんびり家に就職する前には宮城県石巻や女川にも震災ボランティアとして数回足を運んできた。しかし、女川の海に潜ることへのためらいがあった。あの海が人々の命と財産、町、文化、歴史をものみ込んでしまったのだ。―――という思いがこころを閉ざしていてダイビングをする気になどなれなかった。
仙台でお世話になっているダイビングショップの方からは震災後すぐに潜水士として雇われて作業に従事しているという情報を得ていた。また、何度か一緒に潜った方の中には家が流されたという被害も聞いた。
潜水士の仕事は遺体捜索や引揚げもあることだろうと察しがついた。3月まだ寒いなかで過酷な仕事だ。
時が経って海底の清掃になり、浜の清掃になり、今は海洋調査が主な仕事だという。魚介類の分布を調べたり、護岸の状況を調べたりするようだ。
そしてダイビング施設も再開し始め、「一緒に海に潜りませんか? 以前と変わらぬ海が迎えてくれますよ」とお誘いのメールが何回となく入ってきた。この夏そんな誘いに背中を押されるように女川を訪ねたのだ。1泊2日4回のダイビングは楽しい時間となった。あの海への恐怖、複雑な思いを全て打ち消すように安らぎの時間、いやしの時間を私たちに与えてくれた。
自然のとてつもない大きな力で起きた災害は、またその大きな力でゆっくりとゆっくりと元の海へと再生しているのだった。かったと誇れる」のであれば、人生の午後をまっとうして生きた証になるのではないかと思う。
私は人生の午後の節目で今の職を得て、のんびり家のご利用者のみなさん、そのご家族の方、スタッフの皆さんとこうして第二の人生を歩みはじめた。ご利用者のみなさんは、喜寿・傘寿・米寿・卒寿を迎えられる方まで、その人生の午後を生きておられる。
ご利用者のみなさんに「自分の人生が本当に良かった」と言っていただけるような生活の支え、命と尊厳を見守りながら支援できるよう、日々努力していきたいと思う。
私自身の人生の午後を豊かにしてくれるであろうご利用者のみなさんに感謝しつつ・・

08:27 | Posted by admin

【ダブル90歳と、Yさんと私の価値観の違い】 のんびり家2F 新山

2013年10月10日 | のんびり家::のんびり家 2F

大正12年生まれのYさんとKさん年齢は90歳です。
普段のYさんの性格は、のんびりとした性格。Kさんの性格は、はきはき物事を言う江戸っ子性格。のんびり家2階での何気ない日常の様子をお話ししますね。
Yさんが食事作りをして食器の置いてある場所が分からず困っていると、Kさんが「後ろにあるじゃない。」と一言。
そして、ある日のYさんが「ごふじょう、どこだっけ~」と言うとKさんが「指をさして、そこよ。あんた、しっかりしなさい」と腕組をして、笑みを浮かべて話す姿を見ました。
そのようなYさんとKさんが、のんびり家2階で支えあう姿に感動しました。
同級生で、強い口調で口論する時もありますが、入居者が支えあう瞬間は本当に本当に素晴らしいなと思います。
その後、Yさんに会話の流れで「Yさんは何している時に幸せを感じますか?高級なお料理を食べてる時ですか?高級な買い物をした時ですか?」と私の質問に対してYさん「幸せ?ふふ・・・なに言ってるのよ、あなた。そんなの普通に生活してたら幸せなことじゃない。」とサラリと答えました。
正直、私は胸中で「えっ?そんなことで?」と思ってしまいましたが、よくよく考えてみるとその何気ない言葉の深い意味がじわじわ感じずにはいれませんでした。うまく伝えられるか分かりませんが、どうしても欲しかった物を購入できた喜び、そんなちっぽけな幸せ。一瞬は手に入れた喜びで幸せを感じるけど、また消えてと繰り返してきりがない幸せよりも、普段の生活の中で幸せや喜びを感じる心。すごく素敵でとても大事なことなのではないかなと思います。ここで私は、価値観の違いを知ることができました。
のんびり家2階へ入社して2年3ヶ月が過ぎようとしています。入居者から偉大な事を教えて頂いた気がします。
こんな、ちっぽけな私ではありますが、これからも宜しくお願いします。

08:24 | Posted by admin

【貴重な経験】 のんびり家3F 君塚

2013年10月10日 | のんびり家::のんびり家 3F

今年の夏は例年以上に暑く、また雷雨なども激しかったことから外出する機会が少なくなってしまいましたが、幸いのんびり家では入居者さん、スタッフとも大きな事故はなく無事乗り切ることができました。
季節の変わり目では大雨や竜巻などの恐れがあるため、今後も気を緩めることなく入居者さんの体調管理はもとより天候の変化や自然災害等にも十分注意を払いながら自立支援を行なっていきたいと思います。
さて、今回は入居者さんのお一人であるKさんのことについて書きたいと思います。Kさんは活動的で声が大きく、とてもエネルギッシュな男性です。
天気が良い日にはベランダに出ていることが多く、布団干しや植木の水遣りなどをされています。入居されて間もない頃は仕事のことを心配されたり、以前住んでいた家のことを気にされたりして比較的遠距離の外出が多かったのですが、最近はのんびり家での生活に馴染まれて少しずつ落ち着きを取り戻しながらKさんらしい生き方を見つけられているという印象を受けます。
Kさんは体力もあり日常生活においてもかなり自立されている方なのですが、Kさんに対して私自身が未だに解決できていない課題があります。
Kさんは普段は明るくおちゃらけていることが多いのですが、根は真面目で仕事熱心な方です。そのため夕方になると「今日は一日何しとっただあ?」とか「なんでこんな所(のんびり家)にいるだあ?」とよく自問をされていることがあります。また夜間に多いのですが、自分が次に行動しようとした内容を忘れて「おかしいなあ、わけ分かんなくなっちゃったよ。」などと言いながら苦悶されているのです。
このような姿を目にするたびに何とかしてあげたいとは思うのですが、今のところスタッフが話し掛けて一時的に気をそらしてあげるような支援しかできていないのが現状です。
Kさんのように認知症の症状がそれほど進行していない状態の方は自分の考えを覚えている時と忘れている時が交互に来るような感覚だと思うのですが、自分の中で何かがおかしいと感じながらそれが何だか分からない状態というのはとても苦しくつらいものだと思います。
このような状況を目の当たりにしながら自分の納得がいく支援の方法が見つからず、私はそれまでには感じることがなかった自分の無力さや支援の限界のような「壁」を経験することになりました。
私自身がまだ解決できていない課題とはこの「壁」を乗り越えることですが、このような貴重な課題を与えてくれたKさんに感謝し、少しでも解決の糸口が見つけられるよう意識しながら業務に取り組んでいきたいと思います。

08:16 | Posted by admin

【幾つになっても】 のんびり家2F 飛鳥井

2013年09月10日 | のんびり家::のんびり家 2F

みなさん、こんにちは。どっこいしょ登場6回目になりました、のんびり家2階の飛鳥井です。
猛暑の毎日ですが、体調崩されていませんか。水分、栄養、睡眠を充分に摂り、この猛暑を乗り切りたいものですね。
今回は、先日観賞した映画について、お話させて頂きたいと思います。
先日の休みに、日比谷の映画館まで「アンコール」というタイトルの映画を見に行ってきました。お話の内容ですが、高齢者の合唱団で歌っていた奥さんが、癌が再発してしまい、やがて亡くなってしまいます。その後、旦那さんである主人公が奥さんの代わりに歌うことになるというお話です。
始めは、周りから勧められて渋々という感じでしたが…孫や仲間に励まされて、次第に意欲的になり、コンクールにも出場することになります。合唱といっても、クラシックではなく、ロックやポップスを歌うので、親しみやすい感じですし、何と言っても、メンバーが皆高齢者なのですが、とてもパワフルで楽しそうに歌っているので、見ている私も、とても楽しい気分を味わうことが出来ました。
コンクールに出場した際に、ちょっとした行き違いで、危機的状況を迎えるのですが…一致団結して、危機を乗り越え、入賞を果たすことが出来ます。コンクールのステージでは、主人公の旦那さんが、亡くなった奥さんに感謝の気持ちを込めて、ソロで歌う場面があり、涙が出てしまいました。また、合唱を始めたことにより、長年不仲であった息子さんとも和解することが出来て、とても良かったと思いました。
この映画から学ぶことは沢山ありましたが、一番に思うことは、人間は幾つになっても、意欲さえあれば、多少の困難も乗り越えて、成長出来るのだなということです。「もう、年だから」とか「いい年をして、恥ずかしい」など、何かを始めるときに、私たちは、年齢を理由に諦めてしまうことがありますが…この映画を見て、そのような考えは間違っている、例え、結果的に上手く行かなかったとしても、幾つになってもやりたいことにチャレンジすることが大切で、素敵なことなのではないかと思いました。
この映画を見て、思い出したことがあるのですが、数年前に、平均年齢80歳超の合唱団「ヤング@ハート」のコンサートに行きました。アメリカの合唱団で、やはりロックやポップスを歌うのですが、日本公演ということで、ブルーハーツの「リンダリンダ」とRCサクセションの「雨上がりの夜空に」を日本語で歌ってくれました。コンサートが始まる際、幕が上がって、合唱団の方達の姿が見えた途端、訳も分からず、涙が溢れてしまいました。私は、日頃、殆んど泣かない性質なので、自分でも驚いてしまいましたが。
高齢者の方達なので、杖歩行の方や、車椅子使用の方もいらっしゃいましたが、皆お元気そうで、パワフルで、元気を貰うことが出来ました。この合唱団の活動は、同名の映画にもなっていますので、機会があれば、是非ご覧になって頂きたいと思います。「アンコール」も「ヤング@ハート」も、どちらも高齢者の方達が主人公ですが、高齢者の方達から学ぶことは、本当に沢山ありますね。私も、幾つになっても、意欲を持ち、自分のやりたいことや興味のあることに取り組んでいきたいと思います。

08:25 | Posted by admin

【真夏日】 のんびり家3F 永辻

2013年09月10日 | のんびり家::のんびり家 3F

例年より2週間ほど早く梅雨が明けて、明けた途端に30℃を越える真夏日が続いていますが、正直に言うと体が参りました。こんなに早く梅雨が明けるとは思っていなく、夏を受け入れる準備も全くしていなく、急に来られたので驚きました。
ところが数日真夏日が続くと、今度は梅雨が戻ったかのように雨や曇りの日が続いて、本当に梅雨明けしたのかなと思う日が続きました。この気温差に体がついて行けなくなりそうな日もあり、改めて体調管理は自分で管理しないといけないと思いました。8月に入るとまた30℃を越える真夏日が続いていますが、夏にも暑さにも熱中症にも負けずにこの夏を乗り越えようと思います。

08:16 | Posted by admin

【入居者との一瞬】 のんびり家2F 石井

2013年08月10日 | のんびり家::のんびり家 2F

早いものでのんびり家が本駒込から向丘に引越して3年が経過しました。今年の夏の猛暑も入居者の方々と切磋琢磨しながら乗り切っていきたいと思っています。
のんびり家では半身に力がうまく入らない方がいます。以前のように1人で歩くことは難しく必ず職員が1部支えながら移動されています。姿勢が崩れる傾向にあり、様々な手立てを職員側としては考えます。とある日に、隣の公園まで散歩することになりました。いつもと同じように職員が後方より支えながら公園へと移動する際に、Mさんより声をかけられました。「ほら、○○ちゃん見てみなよ。緑がきれいじゃないの。」と私に問いかけました。いつもは身体の痛み等もあり中々前傾姿勢ばかりですが、この時ばかりは目の前に広がる大きな樹木を眺めていました。その時の姿勢というと後ろに反り返ってしまいそうな勢いを感じました。公園の椅子に腰掛けながら緑に目をやったり、おにぎりを食べながら力が入りにくい右手でご飯粒を鳩に向かって一生懸命に投げていました。そして、少しの間ボーとしながら他愛も無い話をし、のんびり家の階段を時間をかけて上って2階に戻りました。
入居者の方々と過ごしていく中で様々なことを学んでいきます。一般的には時間や社会の仕組みの中で私たちは過ごし、暮らしていることになるかと思います。(もちろん、一概には言えませんが)しかし、何か大切なものを知らぬ間に気付けなくなったり、毎日の忙しさの中に埋もれてしまっているようなことを入居者の方々より気付かされることがあります。
隣の公園までの短い散歩ですが、階段を下りる時の力んでいる表情、転びたくないという強い意志、どんな時でも他人を気遣う優しさ、外に出た時の表情の緩み、緑を見るはにかんだ顔・・・・・・・・・。暮らしの中の一瞬の出来事ですがどのような瞬間にもその人の想いがつまっています。そう考えると、日々の一瞬がとても可能性のあるものに思えてきます。今後ものんびり家の入居者の方々と様々な一瞬を共有して思いをめぐらせていきたいと思います。

08:22 | Posted by admin

【13回目の夏】 のんびり家3F 福田

2013年08月10日 | のんびり家::のんびり家 3F

「何で福田さんは13年ものんびり家で働いているの?」
「良く続くよね~」
「大変でしょ~」
仕事に関する話をすると返ってくる返答ベスト3です。
おかげさまでのんびり家で13回目の夏を迎える事が出来ました。ここまで続ける事が出来たのはのんびり家での沢山の出会いがあったから、と思っております。
13年の間には本当に色々な事がありました。その中で13回ものんびり家で夏を迎える事が出来た出来事が2つあります。ひとつは今から約10年前、入居者さんの要介護度数が最も高い時期があった時です。
当時はスタッフが入居者さんに代わってスタッフが生活全般を支える事が殆どでした。やることが多い大変さも正直あったのですが、一番悩んでいたのが入居者さん主体での生活が送ることが出来ないもどかしさでいっぱいでした。
その情けない気持ちを自分の技量不足、未熟さに気づかず「この状況を改善できない会社がいけないんだ!」とまで思ってしまいました。それが、後にどれだけ無責任な考えであり、入居者さんに対して失礼であったかはその時に生活をされていた入居者の皆様から教えて頂いたのは言うまでもありません。
もうひとつは、代表からとことん質問攻めにあった事です。この質問攻めで知恵熱が出たり、悔しくて多くの涙を流しました。今はそう簡単には泣かなくなってしまいましたが…それだけ強くなったのでしょうか(笑)
質問攻めにあった理由は入居者さんに対する声かけが無駄に多かったり、思いつきだったり、入居者さんに対する支援について質問された時に答えられない…と言った事が理由でした。資格を持つ専門職としては失格です。
食事や買い物に行くと店員さんは私たちの質問に答える事が出来るのに、私はこれが出来なかった時、自分はプロと言う自覚がなかったのでしょう。
現在のんびり家3階では、生活を支えて行く上でどうするべきかと言う声がケース会議等で上がってきます。人の生活を支えているのですから正解が一つでないので、様々な考え、多くの意見がでます。様々な考えは入居者さんの支援の幅を広げます。それが、この仕事の面白さであったり、自分自身が成長するきっかけにもなるのではないか、と思っております。
考えること、入居者さんと向き合うという当然の事をおざなりにしない様、これからも入居者さんとの生活を楽しみながら支えさせていただきたいと思います。

08:18 | Posted by admin

【初心を持ち続け】 のんびり家2F 名倉

2013年07月10日 | のんびり家::のんびり家 2F

のんびり家で働き始め早いもので約1年がたとうとしています。こんにちは。
どっこいしょ2回目の記載になります。名倉です。
今回は自分の今の心境について記載させて頂きます。
1年近くのんびり家で働かせてもらい、1年前の自分と、今現在の自分、何か変わったのか、何か変われたのか。
正直全く分かりません。
変わってないのかも知れないし、何か変われたのかも知れないし、自問自答しています。
正直何に変わりたいのかすら良く分かっていません。ただ入社した時から思っていたのは、職場で必要な存在、又は入居者の方々にとっても必要とされる存在になりたいと言う気持ちだけは、未だにぶれていません。1年近くたって、そう思ってくれている人がいるかどうか分かりませんが、入社した時の上記の思い、初心の気持ちはこの先ずっと持ち続け日々成長して行けたらと考えています。
日々の支援をしていると入居者の方々には色々と教えられます。
その中でももっとも見習わなくてはいけないと思った事を記載します。
入居者の方々は全員80歳を超えている方々です。のんびり家では8名の入居者の方がいらっしゃいますが、ほぼ全員食事を食べるときに(頂きます)と言われます。当たり前の事に聞えるかも分かりませんが、自分は凄い事だと思っています。
自分は歩いているとき、服を着替える時その他もろもろ、多分当たり前だと思っている自分がいます。
ただ思い返してみると、自分はバイクの事故で10代の時全身打撲で2週間の入院を余儀なくされた事がありました。その時は体が全く動かずちょっとでも体を動かそうならば激痛が走りました。
2週間が経ち退院した時は、歩く事が出来る幸せ、自分で服を着替えられる幸せ、その他もろもろ。と凄く体が自由に動かせられる事に感謝、幸せを感じたのを覚えています。ただ残念な事に時間の経過に伴い段々薄れていき当たり前と言う感覚に陥っているのが現状な気がします。そんな自分が入居者の方々を見ていると恥ずかしくなってきます。
自分も後50年後生きていたならば入居者の方々を見習い日々の生活に感謝の念を持っていけたらと思います。

05:18 | Posted by admin

【皆さんこんにちは。】 のんびり家3F 柿沼

2013年07月10日 | のんびり家::のんびり家 3F

どっこいしょ初登場の柿沼です。
4月からのんびり家3階で仕事をはじめ、早くも3ヶ月経ちました。
私は病院での介護職やヘルパーの仕事はした事があるのですが、グループホームは初めての勤務になります。
その為、毎日がとても新鮮でものすごく勉強になります。
のんびり家の皆さんは、入居者さんもスタッフも明るくてとても素敵です。
さりげない支援の仕方とか、声掛けとか、いつになったら私もできるの?って感じですが頑張りたいと思います。
話は変わって、私は東北の生まれなので暑い夏が苦手です。特に蒸し暑いのが駄目です。
先日テレビを見ていたら、むかし家のお婆ちゃんが夏になると良く着ていた「ホームウエア」なるものが写っていました。ゆかたの短いような感じで、ワンピースなのですがまだ売っているとは驚きでした。おかげで、大きなたらいで弟が行水した事、縁側ですいかを沢山食べてお腹を壊した事等が昨日の事のように思い出されました。
苦手な夏だけど、入居者さんと一緒に楽しい事ができたらな~と考えています。
これからもどうぞ宜しくおねがいします。

05:18 | Posted by admin

【水族館とファッションショー+ケーキ】 のんびり家2F 福田

2013年06月10日 | のんびり家::のんびり家 2F

生き物好きなOさんのお誕生日企画で、池袋のサンシャイン水族館に行ってきました。私自身も2011年のリニューアルオープン後からは訪れた事がなかったので、一緒に楽しめたらなとわくわくです。日取りはゴールデンウィーク前の平日なら混んでいなさそう、と当たりをつけていた通り、チケット売り場から並ぶことなくすいすいと「天空のオアシス」に到着。着いて早速始まっていたのがアシカパフォーマンスです。鼻先に乗せた棒の上にはボールを乗せ、演目の最後にはぺこりと一礼。人が少ないので目の前の光景がとにかくよく見え、Oさんも「あら、あれ見てよ」とにっこり。その後のペンギンの飛び込みと、上がる水飛沫には驚き顔でした。色鮮やかな魚の群れに「綺麗よ」と話しつつも、子どもの姿がちらほら見えたそのときばかりは「まあ、小さい子、可愛いねぇ」とお魚そっちのけで子どもを愛でています。水族館内のカフェでマンボウカレーを食べた後、プレゼント選びにサンシャイン内と60階通りを散策しに出発です。
これからの季節、薄手のカーディガンが一枚あると良いのでは、と考えていたのでショップ巡りをしますが「あなたに良いんじゃない」とOさんの反応はいまいち。うーん、中々お眼鏡にかなうものが見つからない、と思っていたところでOさん一言。「これ、あたしのよ」。お店の手前に出ていたカーディガンの裾を掴んでいました。店員さんもご試着できますよ、とのことだったので、全身が映る大きな鏡の前に羽織って立つと、「あら、これ私?いやだ~恥ずかしいわ」と嬉しげ。ボタンを留め、裾をピンと張り、まじまじ眺めて満足そうです。そしてせっかくなのでもう一枚、と探し回って入ったのはサンリオショップでした。キティちゃん柄のTシャツには目もくれず、キキララの柄に「可愛くて良いじゃない」と話します。
サンリオの可愛らしい袋に入れてもらい、足が疲れてきた頃に休憩を兼ね、最後に寄ったレストランで期間限定の桜のモンブランを堪能してから帰宅。
にっこり、にこにこ、ふんわり、同じ笑顔でも様々な雰囲気の表情がたくさん見られた今日は、いつもとちょっと違っていて、大事な時間だったなと思いました。Oさん、お誕生日おめでとうございます。

08:17 | Posted by admin

【ダンス】 のんびり家3F 渡辺

2013年06月10日 | のんびり家::のんびり家 3F

前回のどっこいしょから半年近く経ちました。私と入居者さんの不恰好なダンスは相変わらず続いています。
9?才のご淑女。外国育ちでおっとり優雅な雰囲気のYさん。100歳まで生きられた自身のお母さんが目標です。
小柄ながらも丈夫なYさんですが、腰を痛めてしまいました。
でも最近では、応診の先生にも腰は大丈夫よと答えられるぐらい良くなってきて、少しホッとしています。
一時はベッドに横になる時間が多くなってしまって、起きて貰うのが大変でした。
腰が痛いのよ、と言われてしまうとこちらも鬼ではありませんから、どうしようかな…と迷うのです。でも、出来る事はやって貰うのが、のんびり家の精神ですから、本人の様子を見ながら声かけをします。

Yさん、そろそろ起きませんか?
「起きます、起きます!」
暫くして、
Yさん、さあ、起きましょう!
「起きます、起きます!」
また少しして、
Yさん~!
「起きます、起きます!」
これが2時間ぐらい続く時もありました。
ある時、何度も繰り返される言葉に業を煮やした私は
「もう聞きあきました!!」
と言い返すと、
ケラケラと笑って、「聞き飽きましたは良いわねぇ」と。

07:17 | Posted by admin