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【Nさんと東京タワー】  お寺のよこ 岡田

2017年12月31日 | お寺のよこ

5月にNさんと誕生日の外出企画として東京タワーに行きました。東京タワーは一昨年にも以前ケア担当をしていたKさんと行ったのですが、Nさんも行きたいと言うので東京タワーに決めました。理由は以外にも一度も行った事が無いからでした。
春と言う事もあり暖かい気候でしたが、当日は気温がやや高くどちらかと言うと暑いと言う感じでしたがNさんはしんどい様子も見せず楽しんでいました。
到着してまず始めに昼食を食べ、その後に展望台に行きました。快晴だったので景色も良く見えてNさんも喜んでいました。途中Nさんがアイスを食べたいと言うので、展望台にある店でソフトクリームを食べました。2階展望台に移動し、そこにあるルックダウンウインドウを見て怖くてさすがに見れないとの事でした。
その次に水族館に行きました。見た事が無い珍しい魚が多数いたのでNさんも驚いていました。東京タワー内に水族館があった事に対しても驚いていました。
その他に東京タワーの歴史に関しての展示コーナーを見に行ったり、喫茶店にコーヒーを飲んで、最後に皆へのおみやげを買いに行きました。
本当に楽しかったみたいで「東京タワーありがとう」と何度もお礼を言っていました。

08:13 | Posted by kimisanchi

【君の名は】  お寺のよこ 光岡

2017年11月30日 | お寺のよこ

お寺のよこで勤務を始めてから、かれこれ10数年の年月が経ちますが、入居者の方から名前で呼ばれるという経験は殆どありませんでした。「光岡(みつおか)」という覚え辛い苗字であることも一因としてあるかとは思いますが、大抵は「お兄ちゃん」「お兄さん」と呼ばれることが多く、「先生」と呼ばれることもありました。
でも、ここ数年で、苗字や役職名で呼ばれる機会が増えてきました。「光岡さん」と呼ばれることもあれば、光岡をもじったニックネームのようなもので呼ばれたり、「施設長」と呼ばれることもあります。「お兄ちゃん」と呼ばれることも親近感が感じられて嬉しいのですが、苗字やニックネーム、役職名で呼ばれると、一人の人間として区別、認識をされているようで、嬉しく感じています。
勿論、名前で呼ばれることだけが全てではなく、入居者の方なりの表現で、自分という人間を他者と区別して対応をされているケースがあることも承知しています。それでも敢えて名前(もしくは他者とは明らかに違う名称)で呼ばれることの喜びとは、自分という存在を、確実に認識してくれていることが実感されるからでしょうか。
入居者さん同士のご様子を拝見していると、始めは互いの名前を中々覚えられないご様子でも、次第に仲が良くなるにつけ、もしくは関係性が出来ていくにつれ、相手の名前を憶えていかれることがあります。普段は名前で呼ぶことが殆ど無い場合でも、遠くにいる相手に声を掛ける際に「○○さ~ん」と呼んだり、スタッフが下の名前で呼んでいる入居者さんに対して、そのことを憶えているのか、下の名前で呼んでみたり、入居者さん同士で洗濯物を畳んでいる際に、洗濯物に書かれてある名前を見て「これ、あんたのだよ」と渡したり・・・。そういった光景は、何気ない日常風景なのかもしれませんが、認知症状態にある方たちが、時間を掛けて獲得してきた他者との関係性(いわゆる馴染みの関係)を垣間見せてくれているようで、とても嬉しく感じます。ひょっとしたら、そういった関係性を互いに構築していくことにより、自分を奮い立たせて「お寺のよこ」で生活をされているという側面もあるのかもしれません。
男性入居者のKさんは、「お寺のよこ」開設当初からいらっしゃる主(ぬし)的存在です。そのKさんは、ここ数年これまでになかったかのような「モテ期」に突入されています。入居者の方から「Kさん」「Kさん有難う」と名前で呼ばれ、頼りにされることにより、これまで見られなかったような姿(自発的に、他の入居者さんが拭き終えた食器を、食器棚に片付ける、花札等のゲームに他の入居者を誘う等)が見られ、心なしか笑顔も増えているような。スタッフの声掛けや対応だけではこうはいきません。ともに生活をしている入居者さん同士の横の繋がりがあってこその変化ではないかと思っています。
それはKさんのみならず、他の入居者さんも同様のようです。スタッフも少しでもその仲間に入れてもらえたら嬉しいです。皆様、今後とも宜しくお願い致します。

16:57 | Posted by kimisanchi

【駒本小学校の子供達13人と交流・演奏会♪】  お寺のよこ 佐藤

2017年10月31日 | お寺のよこ

7月5日のお昼過ぎに駒本小の2年生から6年生までの男の子1名と女の子12名、付き添いの先生3名が元気いっぱいでお寺のよこ居間に入って来ました。
入居者さんの顔は何が始まるんだろうというような表情をされていましたが、子供達がピアニカとリコーダーで演奏を始めると拍手をしたり立ち上がり手を振りったり身体全体で喜ばれ笑顔や涙を浮かべる入居者さんの様子がありました。
「駒本小学校の校歌」に続き「ふるさと」「花は咲く」を一緒に歌い「幸せなら手をたたこう」では肩、腕、足踏みなどを一緒に行うと、Nさんは「ありがとう!涙が出ちゃうよ。嬉しいよ。」と手を振りTさんは「来てくれてありがとう。泣けちゃうね。」と拍手しMさんは「可愛いねー。」とSさんは「上手だね。可愛いね。」と涙を浮かべていらっしゃりKさんも自ら手拍子をし一緒に分かる所を歌い涙をためていらっしゃいました。
その後、七夕が近い事もあり子供達が七夕飾りの飾り付けをして願い事を入居者さんと一緒に短冊に書き笹の葉に飾り、たくさんの笑顔と溢れる程の元気な声がお寺の居間に響いていました。
短冊にNさんは「100歳まで頑張る!」Kさんは「これから半年、元気でいれますように」と願いを書かれていらっしゃいました。
最後におやつの時間を子供達、先生方と過ごしジュースをお替りする子供達を優しく見守る入居者さんの姿が印象的でした。
お別れの挨拶を小学生がするとNさん、Sさん、Tさんが玄関まで見送りして「ありがとう!気をつけてね。元気でね。また来てね。」とそれぞれの言葉で手を振って送り出し「可愛かったねー。」と居間へ戻りお寺の日常に戻りましたが入居者さん全員が身体全体で楽しまれ笑顔になった良い時間だったと実感しました。
駒本小学校や近所の方々との交流の時間がもっともっと増えればなぁと思いました。

19:00 | Posted by kimisanchi

【Kさんとの外出企画】  お寺のよこ 伊藤

2017年09月30日 | お寺のよこ

6月の天気の良い日にKさんと誕生日企画で上野恩師動物公園に出掛けて来ました。
パートから常勤職員になって初めての外出企画です。
緊張感や責任感と共にわくわくする気持ちでいっぱいでした。
Kさんは発語があまり得意な方ではありませんが、動物が大好きな方でテレビを見ながら時々声を出して喜ばれる時があります。
そんなKさん、動物園、動物達にどんな反応をみせてくださるか。
いろいろな動物を見て回っていると、一番喜んでくださったのが猿山でした。
猿の動きを目で追いながら「こっち来た」「降りた」「行っちゃった」とたくさんの言葉を言っていらっしゃいました。表情を伺うと目をきらきらさせていらっしゃいました。
持参したお弁当を池のほとりのベンチで食べるのも、いつもより食欲旺盛でピクニックを楽しんでいらっしゃるようでした。傍に寄ってくる鳩にも敏感に反応されていました。
帰りには一緒にいくつかのぬいぐるみの中から猿のぬいぐるみを選び購入しました。
今はベッドで眠るときには「可愛いなあ」と仰りながら抱きかかえて眠っていらっしゃいます。
私にとってはとても充実した一日でした。Kさんも私と同じような幸せな時間を過ごせていただけていたらと思っています。
またKさんをはじめとして入居者の方々にきらきらする時間を過ごしていただきたいなと思います。

10:33 | Posted by kimisanchi

【役割】  お寺のよこ 元谷

2017年08月31日 | お寺のよこ

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生活の習慣や好きなこと、得意なこと苦手なこと入居者さんそれぞれ違います。
複数の方が入居するグループホームではその人同士の意思を尊重していくうち入居者さん同士が 生活するうえでの役割を知らず知らず分担しているように感じます。
買い物が大好きなNさんは、毎日のように食事の買い物に行きたがります。
職員と買い物へ行き 帰るたびに、「いつもありがとう」と他の入居者さんに迎えられるうち、すっかり買出し係りのポジションになってしまいました。
買い出しが習慣になった頃 以前よりも的確に食材をみては献立の提案をしたり その調理方法を僕に教えてくださります。
トランプが好きなIさんは、時間があれば他の入居者さんを誘いトランプに興じます。
その姿はどこかで見た介護職員のレクリエーションのようでいつものお相手の入居者さんもそれを楽しみにしています。
個人的にですがトランプをしだしてから以前よりも、よくねむれるようになったように思います。
飲食店で働いていた経験のあるKさんは、食事作りにホットプレートが出るたび他の利用者さんからのご指名で食事作りに励みます。Kさんが食事を作っていると他の入居者さんも何か手伝いましょうか?と笑いながらやってきます。
そしてKさんの指示で食事作りがどんどん進んでいきます。
揚げ物があがるタイミングやお皿の準備など的確に指示をしています。
食器にこだわりのあるnさんは、いつも台所にたまった食器を拭いては、食器棚に入れていきます。自分のお気に入りの食器は誰にも取られぬよう死角にひそませて。
毎日そのお気に入りの食器を使ってはご飯を食べてます。
自分の意思で自分らしく生きるうちに、ホームで役割を見つけみずから可能性を広げていく入居者さんを見ていると自分も老後 お世話になるならグループホームがいいかなあとふと思います。

10:04 | Posted by kimisanchi

【☆ Iさんの言葉☆】  お寺のよこ 倉澤

2017年07月31日 | お寺のよこ

「人生は努力と運。運命が自分をつくるのよ。良いところを学ぶ姿勢が大切ね」と教えてくださったIさんは、2月に87歳のお誕生日を迎えられました。とてもスポーツが大好きでお若い時は女性でありながらボート部に所属し、毎日練習されていたそうです。得意のペン習字は3級の腕前です。毎朝、自室でお手本を見ながら練習を怠りません。仲良しの入居者Nさんとのトランプ(七並べ)も日課になりました。時折、口論となりぶつかる時もありますが、いつのまにか仲直り、テーブルの上のトランプカードを見つめるお2人の姿が微笑ましいですね。そんなIさんと5月中旬に誕生日企画として御徒町に出かけました。アメヤ横丁の商店街の中にある徳大寺でお参りした後、「寿司幸」でランチ、上野恩賜公園を散策しました。Iさんは、「みはし」で食べたクリーム白玉あんみつがとても美味しかったようですね。本来なら3月に予定していた企画でしたがIさんの腰椎圧迫骨折の治療があり遅れてしまいました。しかし、上野恩賜公園の新緑を眺めながら感動してくださったIさん。素敵な言葉をプレゼントしてくれました。「緑と習字が繋がりあるように思うわ。墨の色は黒いけれど、どちらも落ち着くのよね」と。ありふれた日常にも落ち着くような雰囲気を作れるといいなぁ~と思った瞬間でした。

10:00 | Posted by kimisanchi

【いつも仲良し】  お寺のよこ 佐藤

2017年06月30日 | お寺のよこ

お寺のよこに、ご入居されてから仲良しになられたTさんとSさんは起床時から一緒でTさんの居室で一緒に過ごされていることが多くベットにTさんが入り椅子にSさんが腰掛けてテレビを見ていらっしゃるのですがNさんは掛け布団を横にしてSさんにも布団が掛かるように優しい気遣いをされています。
入浴もほぼ毎日、一緒に入られ湯加減を聞きに様子を見てお声掛けするとTさんは決まって笑顔で「いい加減!」と仰います。先に出たTさんはSさんの分のお茶を用意しSさんがお風呂から出られるのを待ち、入浴後にテレビののど自慢を見ていらっしゃる時には
Tさんが「若い人が多いけど歌が上手だね。お酒でも飲みながら見ていたいね。」と。
Sさんは「お酒はないよーお茶けならあるからお茶けを飲もう。」と「お茶けね。」と爆笑され「今度、飲みに行こう!」と2人で盛り上がっているので私が「何を飲みに行くの?」と聞くと「珈琲だよ。コーヒーも飲み物でしょ」とNさん。「じゃあ3人でコーヒー飲みに行こう。」と誘って下さったSさん。そしてお金は誰が払うかと「あんたでしょ。お金持ってんでしょ。」「いや、あんただよ。」とお互いに言い合っていました。
そんな会話をされてTさんの居室でSさんは寝るまでの時間を一緒に過ごされていらっしゃいます。毎日いろんな話をされて笑っているお2人の姿を見ているとこちらまで幸せになり歳を重ねてからでも良い友人関係が作れるんだなーと人生の大先輩に教えていただきました。

16:46 | Posted by kimisanchi

【浅草観光】  お寺のよこ 岡田

2017年05月31日 | お寺のよこ

2月に私がケア担当をしているKさんと誕生日の外出企画で浅草に行きました。今までKさんとの誕生日の外出はKさん自身が特に行きたい所の希望が無く、これが欲しいと言う事で近くの店まで買いに行ったくらいでしたので、今回は何処か行きたい所を聞くとKさんは「浅草に行きたいですね」との事だったので浅草に行く事にしました。
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私は浅草に行くのは2回目でKさんは行くのは初めてだったとの事です。現地に着くと有名な観光地からか人はいっぱいで外国人観光客も何人かいました。まず始めに人力車で浅草周辺を回りました。人力車に乗るのは私もKさんも初めてで、どんな感じなのか楽しみだったので、乗ってみると気持ち良くいい乗りごごちでした。
その後は浅草寺周辺を観光し、昼食はKさんの希望で蕎麦を食べたいとの事だったので蕎麦屋に入り、Kさんはとろろ蕎麦を食べ私は天丼を食べました。
昼食後は他入居者様へのお土産を買う為に仲見世通りを散策しました。浅草と言えば何と言っても雷おこしが名物なので雷おこしを買いました。後は何にするかを仲見世通りを歩くと、あんこ玉や芋羊羹で有名な舟和があったので立ち寄ると、薩摩芋の薄い煎餅があったので、その煎餅を買いました。そしてお土産を買った後は近くの喫茶店でコーヒーを飲んで帰りました。
久しぶりに浅草に行って初めて人力車で観光もしたのでとても良い体験が出来ました。
次回は何処に行くかKさんとじっくり考えたいです。

17:12 | Posted by kimisanchi

【宝物】  お寺のよこ 光岡

2017年04月30日 | お寺のよこ

かなり前のことになりますが、お寺のよこでは、昨年の11月に箱根まで1泊2日の宿泊旅行に行って来ました。残念ながら、入院されている方や体調が思わしくない方が2名いらっしゃった為、全員参加とはなりませんでしたが、入居者さん、スタッフ総勢12名で賑やかな旅行となりました。
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寺のよこでは3年連続の宿泊旅行となります。その前の6年間は、都内を対象とした日帰り旅行がメインで、時には複数の入居者さんの体調もあり、旅行自体を中止にせざるを得ない年もありました。そんな中、3年前に7年ぶりの宿泊旅行が実現出来たことは、個人的にとても嬉しかったです(因みに3年前も行き先は箱根でした)。皆さんが楽しまれるか、無事にお寺のよこに帰宅出来るかといった不安感はありましたが、入居者の皆さんが、古くから馴染みのある箱根という行楽地で温泉に浸かりながら、ゆったりと宿泊旅行を楽しまれているご様子や、普段の生活とは異なる多様な表情を拝見していると、本当に企画をした甲斐があったと思いました。
「企画をした」と記載しましたが、実際に綿密な計画を立てて、旅行の下見や予算配分、関係各位への交渉等は、企画担当のスタッフが2名いましたので、そのスタッフ達が実働部隊として動いてくれました。緊張や不安を抱えていたのは勿論私だけではなく、企画担当のスタッフ、旅行に参加したスタッフ全員にあったかと思いますが、皆旅行から帰宅した際に、充実感を漂わせていたことが印象に残っています。
この3年間の宿泊旅行では、それぞれに印象に残っている場面が数限りなくあります。それはスタッフ一人一人に聞いても返ってくる答えは違うような気がして、それもとても素敵なことだと思っています。そういった宝物のような場面をそれぞれ胸に抱えながら、今年も宿泊旅行を入居者さん、スタッフ全員参加で実現出来ればと考えています。

08:44 | Posted by kimisanchi

【心と身体】  お寺のよこ 伊藤

2017年03月31日 | お寺のよこ

人は耳で音楽を聴き、心で懐かしさを感じたり、悲しみを思い出して涙したりします。
目で食べ物を見て、美味しそうだなと思い、口で食べ、舌で味わい満足します。
いつも心と頭と身体を連動させているのかなと思います。
日々「お寺のよこ」にいる私はどこか心の弱いところがあるようです。仕事中でもつらくなってしまう時があります。そうすると何故か心の弱さが身体に出て、嘔吐したり咳き込んだり涙を流したりしてしまいます。
私は時々、気持ちが沈んでいる時に入居者のKさんのそばに行きます。Kさんはほとんどお話をされることがなく、ご自分で歩くことがままならない方ですが、私はKさんの手を握らせてもらいます。そうしているとKさんも私の手をそっと握ってくださいます。そしてすごく綺麗な目で私を見つめてくれます。私は「頑張り過ぎなくていいんだ」と思い、肩の力が抜けていきます。
別の日には、少し目に涙を溜めてしまい下を向いている私に、Nさんが私の顔を覗き込んで優しい笑顔を見せてくれました。特に何か言葉をかけていただいた訳ではないのですが、するとどうでしょう、心がスーッと柔らかくなり「あ、大丈夫なんだ」と感じました。
私は支援する立場でありながら、「お寺のよこ」で入居者の皆さんに支えていただきながら日々を頑張っていけているのです。
心があって身体がある。人と人とのふれあいの中でいたわりや優しさを感じ、もう何も出来ないと動けなくなっていた身体がまた力を取り戻して頑張れたりします。
私も入居者の皆さんの心に寄り添い、その方の気持ちを和らげたり、頑張れる力を出していただけるように恩返しをしながらこれからも「お寺のよこ」で頑張っていきたいと思っています。

16:18 | Posted by kimisanchi

【初めまして。】  お寺のよこ 元谷

2017年02月28日 | お寺のよこ

10月下旬から、お寺のよこに勤務をさせていただく事になりました元谷と申します。僕にとって、お寺のよこが人生で初めての介護の現場です。
予め講習を通し知識としての介護の現場は知っていたものの、実践は初めて。戸惑うこと、焦ること、日々色々なことがあるなかで、職場の先輩、そして入居者さんに助けられ教えて貰っている毎日です。
そんな中でよく先輩方の仰る言葉の中に「自分の親だと思って介護をしなさい」というものがあります。
自分の親です。
思えば今まで僕は自分の親と一緒に料理を作ったり、散歩に行ったり、誕生日を祝ったり、そういった経験があまりに少なく自分は親不孝な子だったろうかと自問しながら仕事をしています。慣れない料理、散歩に誕生日会。
入居者さんはこんな自分と一緒に居てどう思っているのだろう?とふと疑問に思うことがあります。そんな時、入居者さんから「ご飯はもう食べた?」「電話鳴ってるよ。」「今日は徹夜?少し寝たら」「早く彼女作れ」と言葉を頂くと つい広島にいる母を思い出しその言葉が記憶の中で被ります。
自分の家族のように心配し気遣ってくださる入居者さんに感謝しながら、改めて自分の親と思い介護をしていこうと日々仕事に励みます。

08:40 | Posted by kimisanchi

【☆違いは恵み☆】  お寺のよこ 倉澤

2017年01月31日 | お寺のよこ

早いものでお寺のよこで仕事をはじめて、8ヶ月が過ぎました。
おっちょこちょいで鈍間な私を忍耐強く見守ってくれるチーフをはじめ、スタッフには感謝の気持ちがいっぱいです。
さて今回は、お寺の入居者様の得意なことを紹介させていただきます。
現在、お寺のよこには、9名の個性豊かな入居者さんがいらっしゃいます。
群馬県名産のお切り込みうどん作りが得意なTさんは、夜空を観ることが大好きなロマンティスト。
自室の窓からお月様を眺めている後ろ姿は、とても可愛いです。時々、夕方になると、娘さんや息子ざんのことが心配になるSさんは、お裁縫が得意で雑巾なども縫ってくださり助かります。
ペン習字が得意なIさんは、毎日時間を決めてペン習字の練習や計算ノートを広げ、頭の体操をしておられます。
以前小料理屋さんを経営されていたNさんは、最近指先に力が入らず、マイ包丁を持つことが難しくなりましたがいつも献立のヒントや味付けのアドバイスをしてくださり、皆さんの胃袋を楽しませてくれています。
東京音頭を口ずさむと陽気になられるKさんは、寝起きの笑顔がいつもニッコリ!思わず今日も頑張ろうと思える瞬間を与えてくださいます。
朝のごみ出しも嫌な顔せず協力的な男性のKさんは炒め物や揚げ物なども丁寧に作ってくださいます。
意思の疎通が少し難しいWさんの瞳はとてもチャーミング!目と目を合わせてゆっくりと話かけ、気持ちを伝える、感じとれるように心がけています。
9月と10月に新しく入居されたお二人も、皆さんと同じように素敵な個性が最大限に発揮できるように、その人らしさを受け止め、支援に繋げていきたいと思います。
これから冬本番を迎えます。
生姜の蜂蜜漬けで風邪予防し、元気に過ごしましょう。

08:18 | Posted by kimisanchi

【みなさんとの出会い】  お寺のよこ 佐藤

2016年12月31日 | お寺のよこ

お寺のよこで尊敬する先輩方と出会い入居者さんと日々の生活を一緒に過ごす事となって、もう直ぐ2年になろうとしています。
まだまだ介護人としては未熟だと思っていますが入居者さんと過ごす日常でWさんがふと見せて下さる笑顔やKさんが起床時に見せて下さる笑顔に今日も頑張ろう。と思えたりし私が風邪を引いてしまい咳込むとNさんはトントンと背中を叩いて「辛いわよね」と優しく声をかけてくださったり別のNさんと内科に行った日はNさんの発熱で待合い室で待っている時にも咳込む私に「お姉ちゃんの方が重症やね」と心配して下さりご自分も熱で辛いのに申し訳なくなってしまいました。
いつも仲良しのTさんとSさんは夜勤と知ると「決まって皆、寝てるんだから少し寝ていいよ。寝てたら起しにくるよ。」と声をかけて下さり「また明日ね。おやすみなさい」とTさんの居室で2人仲良く夜を過ごしているのを見たりIさんが「お茶の時間ね。」とお湯を沸かし入居者さんとスタッフの分もお茶を入れて下さったりと時間にすると本当に短くて一瞬ですがほっこりしてしまう時間があり皆さんから大切な物をいただいています。
介護の仕事に就いて本当に良かったと思っています。
これからも皆さんと共に成長していきたいです。

08:21 | Posted by kimisanchi

【Kさん。】  お寺の横 岡田

2016年11月30日 | お寺のよこ

7月1日に、私が担当していた入居者様のKさんがお亡くなりになりました。Kさんがお寺のよこに入居したのが3年前で、ちょうど私が入職したのもその年だったので、亡くなるまではお寺のよこで共に歩んできた感じがしました。
Kさんとの思い出は色々ありますが、中でも忘れないのが誕生日の外出企画で行った東京タワーでした。行きたい所の幾つか候補を挙げて、その名前を出したら「そこいいね」と言ったので東京タワーにしました。二人で盛り蕎麦を食べた
り、中にある水族館へ行ったり、タワーの歴史を学んだりしまたしが、一番良かったのが何と言っても展望台でした。そこから観る景色は最高で、特に下から眺めるルックダウンウインドウは、私だけで無くKさんも震え上がりました。数々の体験をし、まさに最高の時間でした。
最初の頃は、自分で歩く事が出来るくらい元気だったので、体調を崩されてからは車椅子で生活され、やがては居室での生活をしいられたので、本当につらかったんだと感じられます。食事量もほぼ食べる時もあれば、殆ど食べないくらいまばらだったので本当に心配でした。亡くなる数日前はさらに体調が悪化したので、医師からはサポートゼリーやエネー
ボと、麦茶での対応を指示され、最終的に氷水しか摂取しない時もあり、大丈夫なのかと思いました。亡くなった日は休みだったので、携帯のCメールでこの事を知りました。
7月4日にお別れの会が行われたので、出た際に御家族様から「今まで本当にありがとうございました」と感謝されました。
本当に思い出は数知れずありましたが、Kさんとお寺のよこで過ごした日々はいつまでも忘れません。改めて本当にありがとうございました。

08:45 | Posted by kimisanchi

【受け取ったもの、繋いでいくこと】  お寺のよこ 光岡

2016年10月31日 | お寺のよこ

教えてもらったこと。

私が入職した11年前、お寺のよこに炊飯器はありませんでした。ご飯は鍋で炊いていて、生まれて初めて鍋でご飯を炊く手順を知りました。水の分量や、火加減、どの位で炊き上がるのか等、全て入居者さんから教わりました。
炊飯のみならず、食材の切り方、調理方法、味付け(何の調味料を入れるか、分量、入れる順番)、盛り付け・・・etc.
勉強になることばかり。お陰様で、料理って面白いなと思うようになりました。入居者さんによっては、細かなことには拘らず、大らかに調理をされる方、自分だけではなく、他の方も食べるのだからと細やかな気配りをされる方と、その方たちの料理や他者への思いを垣間見ることが出来ました。

気付かされたこと。

人を思いやるということ。他者に対してさり気ない気遣いを見せること。自分のことを気に掛けてくれる人がいるということが、どれだけ心強いかということ。自分のことは自分で決めるということ。
「教えてもらったこと」は、生活を営んでいく上での具体的な手順。
「気付かされたこと」は、他者と共存しながら、人生を歩んでいく上での心構え。大切なこと。

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これらは、入居者さんから受け取った一端に過ぎません。これからも沢山のことを教えてもらい、一つでも多くのことに気付くことが出来ればと思っています。自分が現時点に立っていられるのは、これらの集積に他ならず、受け取ったものを他者に対して少しずつ繋げていきたいです。

10:04 | Posted by kimisanchi