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【お散歩好きなKさん】  お寺のよこ 佐藤

2026年01月06日 | お寺のよこ

6月にご入居されたKさんは新潟の実家を思い出され出掛ける事が多く、散歩がお好きで多い時は、8回行かれた事もありましたが、洗濯や台所周りの掃除など細かい所に目が届き、洗濯物を干す際にはしっかり叩いてシワを伸ばしてから干したり、夕食後にガスレンジ周りの掃除をしてから明日の朝のお米を研ぐ習慣など、ご家庭でもしっかり家事をされていらしたんだなあと思いました。そのKさんのご主人も10月にご入居され、お二人の関係や帰宅欲求など少し心配ではありましたが、朝はご主人がKさんの部屋へ行き「いつ、帰る?」等と時間や持ち帰る荷物の会話をされた後で一緒に出掛けられます。ご主人の方が歩くスピードが遅いため「置いていかれちゃうんですよ」と一足遅く帰宅されて、再度、Kさんお一人で出掛けてしまった時にはとても心配している様子が見られます。夕食後はKさんが先に入浴しご主人に「お風呂、入ったら」と声掛けされ、ご主人はKさんが使用した「そのバスタオルで良いよ」とご自分のタオルと着替えを持って入浴し、ご主人が居ない間にKさんはご主人の部屋でベッドメイクをされている姿が見られます。お風呂あがりはご主人の部屋でテレビを観ながら会話をしてお二人で過ごし、9時半ごろにKさんが「それじゃあね、寝るからね」とご自分の部屋へ戻って行かれる様子を見ていますと。ご自宅とは違う所で生活し、お二人が家に帰りたいという思いはずっと変わらないと思いますが、このままお二人が良い距離感でご自宅に居たころと変わらない生活を続けて欲しいです。

17:29 | Posted by kimisanchi

【毎日聞いてるニュース】  お寺のよこ 岡田

2025年12月17日 | お寺のよこ

皆さんはニュース番組を見て飽き飽きするほど聞いているニュースは何でしょうか。
私個人としては全国各地で発生している熊の出没です。襲われたり農作物が荒らされたり、または町中に出没してコンビニや旅館に入り込んだり、ショッピングモールの中に立てこもったりとやりたい放題の被害が続いています。その為、地元警察のだけでなく自衛隊までもが警備や駆除に対応すると言う事態になっているので、やがてほぼ全国区に広がってしまう感じではないでしょうか。
こう毎日このニュースを聞いてまたかと言いたくなりますし、熊の住んでいる地域はもちろんの事ですが住んでない地域の人も早く何とかして欲しいと思ってますが、その反面、駆除するニュースを見て熊が可哀想と言っている人もいます。しかし、これは熊の住んでない地域の人が言っても説得力無いですし、何なら熊の出る地域に住んでみろと言いたい気にもなります。
2年位前から熊の出没のニュースは話題になっており、その年は都市部にも出る事からアーバンベアと言うのが流行語にもなって上記に記載してある通り、近年ではひどくなっています。特に山の辺りは危険で都内でも八王子に出没したとの事です。冬眠するまでの辛抱と考えている人もいるでしょうが、最近では冬眠しない熊もいるようで今後も増える可能性も出ている為、年末年始に旅行や帰省する人の不安は募るばかりでしょう。
これからも熊の被害はまだまだ続くようですし、毎年こんな騒ぎになるのでしょうか。

17:04 | Posted by kimisanchi

【指導者として】  お寺のよこ 荒野

2025年11月15日 | お寺のよこ

LAドジャースの2連覇凄かったですね。その快進撃を支えたのが大谷、山本、佐々木の3人の日本人選手という事実が、同じ日本人としてとても誇らしく思います。
特に佐々木選手はシーズン序盤に苦しみ、成績を落としてマイナー落ちしていました。そこでも中々結果を出せずにいたのですが、まさかのポストシーズンでの覚醒には本当に驚かされましたが、その陰には並々ならぬ努力があったのだろうと思います。
時として人間が大きく成長するには困難や壁にあたるといった経験が必要となります。
私自身もこれまでの人生や、介護職としての仕事の中でそういった経験が何度もあります。困難に直面した時、どう克服するか悩み、試行錯誤して、無事解決した時には自分自身の成長を確かに感じる事が出来ました。時には周囲の人にアドバイスを請う事もありましたが、まず自分で考え実践することが何より大事だと思っています。
今、私は管理者として指導する立場にありますが、スタッフの力を信じて彼らが困難に直面した時、軽々に口出しはしないよう努めています。自分自身の力だけで解決していく職員もいれば、時としてアドバイスした方がよいだろうというケースもあります。なるべく彼らの成長の機会を奪わないようにしたいと考えていますが、業務上発生しうる事故やリスクに対しても対処しないといけないため、その塩梅に私自身も悩む日々です。この壁を乗り越えた先に、管理者として一回り成長できるかどうか、是非皆さんに暖かく見守っていただきたいと思います。

16:25 | Posted by kimisanchi

【風を感じる】  お寺のよこ 光岡

2025年10月14日 | お寺のよこ

「お出掛けですか。気をつけて」
ある日のお寺のよこの朝。Kさんが目の前にあるお寺さんの散歩から帰って来られた際、Oさんが図書館に出掛けようと外に出られた時と重なりKさんからOさんに掛けられた言葉です。
「ありがとうございます。行って来ます」ファイル 724-1.jpeg
Oさんはそのように応えられ図書館に行かれました。私は砂利道の草抜きをしていたのですが、その後Kさんはプランターに植えてある朝顔に水やりをされ始めました。
何気ない日常の一コマですが、それは私にとって掛け替えがないものです。
認知症状態にあるということで当たり前のように存在していた生活が奪われてしまうこと。介護(支援)する側、される側という区別。そういったものが一旦無になる時。私は「この世界に居て良いんだ」という気持ちになります。
今年は記録的な猛暑となりました。
それでも入居者さんと外気に触れた時。とても気持ちの良い風を感じることが多く、入居者さんと同じ時間や体感を共有する幸福感から一時その暑さを忘れることが出来ました。
貴方にとって幸せを感じる瞬間は何ですか?願わくば沢山お話をしたいです。

14:05 | Posted by kimisanchi

【喜びと隣り合わせの不安】  お寺のよこ ホアン

2025年09月11日 | お寺のよこ

「日本の製品はベトナムで、ベトナムの製品は日本で」というふうに、近年、両国間で多くの製品が行き来していますね。
特にベトナム映画が日本で上映されるようになったのは本当に驚きです。しかもそれが昔の記録映画などではなく、「Bộ Tứ Báo Thủ」や「Thám Tử Kiên」のような娯楽作品が日本の劇場で観られるのは、ベトナム映画のレベルが上がっている証拠でしょう。
また、ベトナムのお米が日本のスーパーで手に入るようになったのも嬉しいですね。最近の物価高で日本のお米が高くなっている中、5kgで3,500円以上のベトナム米が日本のお米に劣らない品質だというのは、消費者にとって非常にありがたいことです。ベトナムの美味しいお米がもっと身近になってほしいですね。
そして、カンボジアとタイの国境での紛争についてのお話は、とても心が痛みます。紛争は話し合いで解決されるべきであり、平和的な解決策を見つけることが最も重要です。文化交流や観光、スポーツなどを通じてお互いを理解し、友好関係を築いていくことが、平和な世界への第一歩ですね。

10:34 | Posted by kimisanchi

【この夏見つけたもの...】  お寺のよこ 倉澤

2025年08月15日 | お寺のよこ

6月半ばから夏が訪れたような暑さの毎日ですが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
お寺のよこ倉澤です。5月にご入居されたkさん(女性)は、毎日15000歩以上歩くことを習慣にしています。
「すみません。自宅に帰ります。」と仰って帽子を被り荷物を肩にかけて出発される時もあれば、ご近所に散歩に出かけられます。
Kさんはお寺のよこを出るといつものコース(白山神社→逸見坂→白山下)を軽いテンポで歩いていらっしゃいます。
職員は後方で見守りながら、途中でお声をかけて一緒に買い物したり、お店に寄ってアイスコーヒーやアイスクリームを食べたりしながら、Kさんをお寺に戻っていただく支援を続けております。
Kさん同様に職員の脚の筋力も鍛えられていることは間違いありません。筋力は年齢と共に減っていくのでKさんのおかげで筋トレ出来ることは有難いことです。
しかし、この暑さの中の後方支援は熱中症で倒れないかと不安な毎日です。
そんな時根津で友人と昼食後に見つけたお店で、ひも付きのたわしを購入し入浴を楽しんでいます。
いつも私は柄の長いボディブラシを使用しているのですが、このひも付きたわしを使用すると背中のすみずみまでゴシゴシ、足の裏にたわしを強く押し当ててこするようにして刺激するとマッサージ効果抜群です。
足の裏にはツボが沢山あるので気持ち良く血行を促しリフレッシュ効果を高めてくれます。
血圧が高くなければKさんにも足の疲れが取れるようにお勧めしようと思います。
皆さんも暑さ対策しながら夏の楽しみを見つけて心身共に健康に過ごせることを願っております。

18:28 | Posted by kimisanchi

【消防士をされていたSさん】  お寺のよこ 佐藤

2025年07月15日 | お寺のよこ

若い頃は消防士をしておられたSさんに、なぜ消防士を選ばれたのかお聞きしたところ、お父様が消防士で、お父様の背中を見て消防士になりたくてなったと教えて下さりました。放水のホースを持って火を消す角度や位置など、若い者よりも前に立って行い、あっという間に消火が出来たと誇らしく話されている時のSさんの目はとても輝きがあり、やりがいを持って仕事をされていたんだろうなと思うのと同時に、火が怖いとかなかったのかと尋ねると「怖くないよ。消さなくちゃならないから」と即答されておられました。
消火活動だけでなく人命救助などあり、市民の安全を守るためにトレーニングなどもされていたんだろうなと想像するだけで尊敬なのですが、どちらかと言うと小柄なSさんに、少し動いていただきたいと声掛けしても全く動かない事があり、体幹が強いのは消防士さんだったからかと思う事が良くあります。
そんなSさんはテレビに女優さんや女性が映ると「ほら、観て綺麗だね」と女性好きな面もあるのですが、ニュースやワイドショーなどで浮気をしたと聞くと「浮気はだめだよね」と奥様の名前を言い、奥様が1番だと良く仰っておられる通り、奥様一途で写真を胸に抱いたり、胸ポケットに入れて過ごされる時期がありました。
しばらくすると美空ひばりさんの広告写真、そのあとは石田ゆりこさんの広告を抱いて寝ておられ、Sさんも男性なんだなあと感じたり、それでも奥様の話をすると奥様が一番だといつも仰られるので、こんなにも想われて奥様は幸せな方だと思いました。
いつまでも奥様の事を忘れずにお元気で生活をしていただきたいです。

10:48 | Posted by kimisanchi

【さらば最古参】  お寺のよこ 岡田

2025年06月05日 | お寺のよこ

3月に私がケア担当していたKさんが亡くなりました。Kさんはお寺のよこが開設した2001年の12月から入居されていたので、当施設では1番長く住んでいた入居者様になりますので、私や他の職員、他の入居者様にとってもとても印象深い人でした。
そんなKさんとの思い出は数えきれない程あります。
私が入職した頃は、1人で散歩やパチンコに行ったり、友人の所に遊びに行ったり、または「ワーク・イン・あすか」と言う作業所に通って、ちょっとした手作業をしに行っていたのを覚えています。
中でも一番の思い出は、数年前に誕生日企画として浅草に行った事です。浅草寺周辺を散策して蕎麦を食べ、人力車に乗って観光を楽しみました。以外にも浅草に行くのは初めてだったみたいで、とても楽しまれたと思います。
ですが、一昨年の6月に、自転車に乗って出かけた際に転倒事故を起こし、腰を悪くして入院されました。退院してからは、今まで自立して行えていた事も不可能になり、車椅子での生活を余儀なくされ、排泄もポータブルトイレ使用とベッド上でのオムツ確認、食事量も、手を動かすのも一苦労で以前の様に摂取出来なくなりました。
それでもKさんなりに努力を重ね、月日の経つ内に食事量もほぼ摂取出来るように回復はしました。
しかし、去年の11月辺りから、熱発と痰がらみの咳が続くようになり、熱が上がったり下がったりする事が多くなりました。そして、食事量もまた減少し、3月に入院して数日後に息を引き取りました。
Kさんは、亡くなる何か月か前に延命治療を検討しましたが、ご本人様は望んでおらず、お寺のよこで最期を迎えたいとの事だったので、残念でならない感じです。
Kさん本当にお疲れ様でした。本当にありがとうございました。

14:19 | Posted by kimisanchi

【確かに居た】  お寺のよこ 光岡

2025年03月11日 | お寺のよこ

ファイル 690-1.jpegHさんは陶芸創りがご趣味です。
いや、趣味の域を超えて、生業に近いようなものでもありました。
お寺のよこにご入居後は、毎週土曜日に、地域の陶芸教室に通われて、作品創りに勤しんでおられました。毎年11月には、地域交流館で陶芸教室の作品展が行われ、Hさんの作品も出展されていたことから、Hさん、他入居者のOさんとともに、作品展を見に出掛けたこともあります。
陶芸には一家言持っておられて、縁が厚手のものよりも薄手のものを好まれたり、作り手の個性が滲み出るところが陶芸の魅力で、決められた鋳型から産み出される既製品には魅力を感じないとも仰っておられました(陶芸は自分の気分が乗っている時に創るもので、他者から強制されて創るものではないとも)。
そのような言葉一つ一つに、Hさんの人となりやどのようなことにこだわりを持ち生きて来られたのか、その一端を伺い知るような気がして嬉しくなったりもしました。
Hさんは、年末から体調を崩されて先日旅立たれました。
お寺のよこには、Hさんが創られた陶芸作品が遺されており、お皿や湯呑みやカップ等、日常的に入居者さんが使われているものも多数ございます。
先日Hさんがお亡くなりになったことを陶芸作品展に一緒に行かれたOさんにお伝えしたところ、Hさんと作品展に行ったこと(一年以上前の話です)やHさんの人となりを、かなり具体的に話されていたことに感嘆しました。
Hさんはお亡くなりになりましたが、その作品は遺り当たり前のように日常的に使われていること、ロレックス スーパーコピーHさんが居たことを明確に憶えておられる方がいらっしゃること。
その事実はHさんが確かにお寺のよこに居た証として遺り続けていきます。
その証を胸に刻みながら、私達スタッフがお寺のよこで出来ることは何なのか、日々、自問自答し続けていきたいと思います。
Hさん。ありがとうございました。

09:14 | Posted by kimisanchi

【散歩】  お寺のよこ 倉澤

2025年02月04日 | お寺のよこ

ちょっと出かけてきますと言って図書館や根津神社まで散歩を習慣にしておられるOさん。
冬の季節になると、青い空がきれいだねと自然と触れ合うことで副交感神経が活性化され、視点を自分の内側から外界に向けることで感情が落ち着き客観的に物事を捉えられるようになりますね。また、10分程度の散歩でも幸福感を与えてくれるホルモンのセロトニンやドーパミンが分泌され、ストレスホルモンの1つとされるコルチゾールが減少するそうです。そして、神経科学の研究では散歩をすることで脳内の血流が改善し、脳の実行機能、つまり仕事への集中や予想外の出来事への対処などを司る機能の働きを助けることがわかっています。その結果、歩いている間に創造的なアイディアが下りてくるのです。
なるほど、Oさんは料理や食器の後片付けなども丁寧にきちんと行うことが出来る上に、ユーモアが溢れていていつも職員にジョークを飛ばして笑わせてくれるのです。
歩くことにデメリットはありません。健康面、メンタル面に好影響があり、手軽でお金もかからず、これだけで感情や物事の捉えかたを整えてくれるのです。
私もOさんを見習って、まずは休日の朝に近くの公園を深呼吸しながら散歩しようと心に決めました。

10:51 | Posted by kimisanchi

【12月がお誕生日のKさん】  お寺のよこ 佐藤

2025年01月06日 | お寺のよこ

2014年に入職し入居者さんの中で1番最初のお誕生日を、お祝いしたのがKさんでした。
12月Kさんへ、お祝いの言葉を伝える事が出来ました。
Kさんは髭が似合うダンディなとても優しい方で、お寺のよこの入居者さんの中で1番長く生活をされていらっしゃいます。
10年前のKさんは、何でもご自身で行い、駒込の作業所へ仕事へ行かれたり、朝早くに作業所のお友達から電話がかかってきて、寝ていても「はい」と優しく電話口に出ていた事や、お友達に誘われて出掛けていたことを思い出されます。今もお元気でいらっしゃいます。
毎年、12月になるとKさんと会話する事があり「Kさん、もうすぐお誕生日ですね。私が、とっても若い中学生の頃に片思いをしていた、同じクラスで野球部の彼が同じ誕生日で、思い出すんです。Kさんの誕生日は絶対に忘れないですよ」と伝えると、毎年、やさしい笑顔で「そうですか。同じ誕生日ですか」と仰ってくださります。
12月に入ると、私が若かった頃にときめいていた感情を思い出したり、お寺のよこに入職して1ヶ月が過ぎ、クリスマス、餅つき大会、大晦日、お正月とイベントが多く、慣れない中で出来ない事だらけでしたが、スーパーコピー時計代引き精一杯やっていたなぁと、思い出したりするのが12月です。
また同じような事を会話し、Kさんの来年のお誕生日も笑顔でお祝いしたいです。

10:48 | Posted by kimisanchi

【節目】  お寺のよこ 岡田

2024年12月03日 | お寺のよこ

1年1年経過するごとに、その年に何年目を迎える事が多々あります。あの出来事から何年、誕生して何年と様々ありますが、最近では100年の節目を迎えるのを良く聞きます。例を挙げると、去年は関東大震災が起きて100年、忠犬ハチ公が生誕100年になります。今年だと、川崎市が市制100年、冬季オリンピックが100年目、甲子園球場が竣工して100年、有名人の誕生だと、村山富市元首相とカーター元大統領が、今年100歳を迎えています。ちなみにですが、竹下登元首相と力道山も生きていれば今年100歳を迎えていたそうです。長寿大国は数あれど、日本は屈指の長寿大国ですので、今年100歳を迎える人から長生きの秘訣を聞いて、これからの人生を謳歌するのに参考にするのもいいかもしれません。
来年は、もし元号が昭和だったら100年になるそうです。その年に100年も良いですが、それに限らずあらゆる誕生、出来事が何年目の節目を迎えるのでしょう。

19:15 | Posted by kimisanchi

【米騒動と個人商店】  お寺のよこ 荒野

2024年11月08日 | お寺のよこ

記憶に新しいスーパーなどの店頭から米が消えたあの騒動。お寺のよこ近くのスーパーなどでも、商品棚から綺麗さっぱり無くなって「明日炊くお米がない!」という事態に陥ってしまいました。職員が自宅周辺のスーパーでお米を探し、買って持ってくるなどして凌いでいたのを思い出します。
そんな中で、「実はお米はまったく不足していない。ただメディアがニュースのネタに危機感を煽っているだけ。」という情報が耳に入りました。たしかに外食業では普通に提供されていますし、価格高騰など値段に反映されることもありません。しかし実際にお米は依然として手に入らず、どうしたものかと悩んでいたときに、ふと思い出したことがありました。
「そういえばのんびり家近くにあったお米屋さんにはないだろうか?」、早速状況を教えてもらうためのんびり家に連絡すると、「普通に買えますよ。」との事。しかもスーパーなどでは購入制限がある中で、お米屋では特段の制限はなく何kgでも買えると。
驚きました。実際に米が不足していたかどうかの真偽はともかく、案外大手チェーンなどよりも、この時代にも生き残っている個人商店のほうが確かな仕入れ先を持っているものなのかもしれません。
ところで個人商店というのはグループホームにとっても生活の中で欠かせないものです。
地域に根ざしているところから顔なじみになり易く、入居者さんたちが安心して利用し易いという点があります。お寺のよこにも50mほどの距離に十数年来のお付き合いをしていた個人経営のスーパーがありましが、残念ながら人手不足から閉店されてしまい、お寺のよこの生活に大きな影響がありました。
今の時代、個人商店の数もめっきり減ってしまい、尚且つ、利用し易い距離でとなると中々ありません。そんな中、最近1つのお肉屋さんによくお世話になるようになりました。入居者さんの足で行って帰って15分から20分、ガラス ケース越しに店主の方とやり取りできる昔ながらのスタイルでお肉の品質もよく、値段も大手スーパーより安いときます。道順も通りをまっすぐ進むだけなので迷うことなく行けて、今ではお一人で買い物に行かれる入居者さんもいらっしゃいます。
地域の一員として生活することを目指すグループホームにとってはこういった個人商店は本当にありがたい存在です。これからも末永くお付き合いさせていただきたいと願うばかりです。

16:23 | Posted by kimisanchi

【鎮守】  お寺のよこ 光岡

2024年10月18日 | お寺のよこ

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$file1お寺のよこはその名の通り四方をお寺に囲まれた場所に位置しています。
目の前の砂利道はお寺さんの参道でもありますし、入居者の皆さんと近隣のお寺に散歩に出掛けることもあればお一人でお墓参りに出掛けられる入居者さんもいらっしゃいます。
少し足を伸ばせばお寺のよこの氏神様である根津神社(毎年4~5月に開催されるつつじ祭りで有名。夏目漱石の小説「三四郎」にも出て来ますね)があって、こちらにもお一人でお詣りに出掛けられることを日課とされている方がおられます。
それこそ参道となっているお寺さんや大きな観音様が有名なお寺さん(養源寺さん、光源寺さん)は日常的に色々な入居者さんと出掛けては、「ここは良いところですね」「気持ちがスッキリしました」と話される入居者さんの姿を沢山拝見して来ました。
生活とは?日々の営みの中で安心出来る場所、時間が存在することの意味を考えさせられます。例えそのことを数日後、数時間後、数分後に忘れてしまうことになろうとも。
お寺のよこは様々なものに護られている稀有な場所に位置していること。その有り難さを実感せざるを得ません。それは入居者さんのみならずスタッフやお寺のよこに関わる全ての方達を包み込んでくれているかのようです。

09:29 | Posted by kimisanchi

【お誕生日おめでとう~Hさん♪】  お寺のよこ 倉澤

2023年07月31日 | お寺のよこ

東京都心は、朝から真夏の強烈な日差しが照り付け、午前7時半頃には早くも30度に到達しました。梅雨明けの発表がないまま夏空と猛暑に見舞われている関東地方です。
お寺のよこの玄関前に植えられたプランターのプチトマトはひとつずつ赤くなり収穫が楽しみになってきました。残念ながら5月下旬にNさんとMさんがご逝去され、この種から育てられたプチトマトを見ることは出来ませんでしたがお二人から学び得たすべてのことが赤いプチトマトとして実を結んでいるように感じております。そして一緒に収穫して喜びを分かち合いたかったですね。さて本日7月12日はHさんの92歳のお誕生日です。
お若いときにボクシングのバンダム級のチャンピョン、そして航空自衛隊のパイロットとしてご活躍され、その後仕事で鋳物を作ったり、陶芸の道に進まれた経験の持ち主のHさんはご入居されてから毎週土曜日に陶芸教室に 通っておられます。利用者のリクエストに答えてお茶碗、コーヒーカップ、花瓶などを作り、皆さんに感動と笑顔を与えてくれておられます。最近足腰が弱くなってきておられますが歩かないと筋力が衰えるからねと自覚し息を切らせながら歩く姿に職員も励まされる毎日です。眠れずに真夜中に片付けをしたり、お家賃の心配をされることも多いですが、先日私に「帰る家はなくなりましたがここは楽しいですよ」と笑顔で答えてくれました。その一言がとても嬉しくて、これからも職員と協力しながら楽しい生活のお手伝いが出来るように考え続けようと思いました。

09:44 | Posted by kimisanchi