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【可能性を信じること】  お寺のよこ 倉澤

2019年06月15日 | お寺のよこ

お寺のよこで自立支援に携わり3年が経ちました。
他者や周りの環境との関係も作りながら自分のことが自分でできるって素晴らしいことだなぁと実感しております。同じ入居者さんでも日によって、時間によって、気分によって、天候によって、支援のアプローチが違い、同じ時間、同じ言葉かけをしても、声をかけた職員によって受け答えが全く違うこともあり、支援の壁にぶつかり悩むこともあります。そのような時、いつも適切なアドバイスをしてくれる光岡チーフの存在がありました。
その人の可能性を信じること、認識力を理解し、何が出来て出来ないかを知ること。
先回りは必要ない。忍耐強く見守ることで、はじめてその人らしく安心して暮らすことが出来ることを学びました。先日も、入居5年を迎えられたNさんが「幸せよ。この先1年も似たようなことやってると思うわ。」と微笑む姿にスタッフと協力しながら地道な努力を重ねてきて良かったなぁと思えた瞬間でした。これからも一人一人のわかる力を活かして混乱や失敗を防ぎ、自立して暮らすことが出来るように支援の引き出しを増やしていきたいと思います。

08:14 | Posted by kimisanchi

【夢で見た入居者さん】  お寺のよこ 佐藤

2019年05月28日 | お寺のよこ

夜勤明けで帰宅した際にウトウトしていた時に見た夢なのですが
お寺のスタッフと入居者さんで晴れた日に遊園地とゲームセンターのようなところへ出掛けており個々に色々なところで遊び食事休憩の時間になり(ここから皆さんが20歳以上若返ります。)Uさんは髪が黒々としていてしっかりと歩行され「SさんとTさんで仲良くトイレに行くって言って行ったぞ」と。Iさんも白髪染めをおしゃれにして若々しい洋服を着ておられ「Nさんとあちこち見て回ったけど今、Nさんもトイレに行ってるわ」と笑顔で仰り、Kさんもスラックスとシャツ姿で言葉はありませんでしたが優しく皆さんを見守っている様子がありました。そこで私自身が目覚めてしまい続きを見れていませんが職員も今より少し若かったように思います。トイレに行っているSさん、Tさん、Nさんの若いお姿も見たかったですし登場なしのKさん、Nさんの若いお姿もどんなだったんだろうと想像してしまいました。
髪型やお好きな洋服の色、柄など好みや、好きな食べ物など、見たもの、乗ったものにどんなふうに感動されるのだろうとか。
ほんの数分、見た夢でしたが想像するだけで楽しくて幸せな気持ちになりました。

16:46 | Posted by kimisanchi

【追い風の時こそ気をつけよう】  お寺のよこ 岡田

2019年05月06日 | お寺のよこ

私がお寺のよこに入職して去年で丁度5年経ちました。8月が来れば6年になり、介護の仕事自体は4月でもう13年になります。今のところ順調な形になっていますが、いつ駄目になるか分からないので用心しながらやっていかないといけないと感じています。
近頃、介護の現場では虐待や事故に関してのニュースが流れているので、同じ立場の人としてイメージが悪くなると戦々恐々としているので、そう考えるとこれは自分や同じ職場の仲間にも振りかかってもおかしくないと言えると思います。特に虐待に関しては自覚が無いと言われているので、より一層心掛けて取り組んで仕事をしようと感じています。
介護の仕事に限らず、一瞬の気の緩みが人生を台無しにしてしまいます。
特に、ここ最近の芸能界では大変な事になっています。誰とは言いませんが麻薬所持・暴力沙汰・過去のDV等と様々な問題が浮上しているので、こう言った事は関係者や世間の人は本当にショックを隠しきれません。社会復帰をして、またスターダムに返り咲いた人もいますが、そこまでの道のりは決して平坦では無いと思いますし、そのまま業界から身を引く人もいるので、やはりどんな事でも気の緩みには注意しなければなりません。

08:22 | Posted by kimisanchi

【想いを叶えること】  お寺のよこ 光岡

2019年04月05日 | お寺のよこ

「ねえ。銭湯に行けるようにしてよ」
私が入居者さんと昼食の買い物から帰って来ると、Kさんがそのように私に話し掛けてきました。何のことかと思ったら、Kさんが、「お寺のよこの近くの銭湯に行ってみたい」とスタッフの一人に話したら、銭湯に行く時は紙製のパンツを穿くか、もしくはパッドを着けた方が良いのではと提案されたとのこと。
Kさんは、ご入居されて1年半以上が経過しますが、ご入居当初は紙製のパンツを穿かれていました。ずっとそれで過ごされていたのですが、ご本人が思うところがあり「紙のパンツは嫌だ。これからは普通のパンツがいい」と仰り、1ヶ月程前からトランクスに変更されていました。時折間に合わないこともある為、スタッフは銭湯に行くのであれば万が一のことを考慮して紙製のパンツを穿いた方が良いのではとKさんに伝えたとのことでした(数日前にそのスタッフからKさんが銭湯に行きたいと希望されていると報告を受けた時、私も、銭湯に行くのであれば紙製のパンツを穿いた方が良いとスタッフにアドバイスをしていました)。
「紙のパンツではなく、今自分が穿いているパンツで銭湯に行けるようにしてよ」ということが、冒頭に記したKさんの想いなのでした。
私もKさんとその場で話し合い、間に合わないことがまま見られることから、銭湯へは紙製のパンツを穿いていった方が安心であると伝えましたが、Kさんは「大丈夫だよ。失敗なんてしないよ」と仰り頑として首を縦に振りません。それではと私から妥協案として、「明日の午後に銭湯に行きましょう。それまでに失敗することが無ければトランクスで行く、失敗をしてしまったら紙製のパンツで行くというのはどうですか」と提案をしました。すると、この案にKさんは乗って下さいました。「僕頑張るから」という言葉とともに。
翌日、Kさんは先述したスタッフとともにトランクスを穿いて銭湯に行くことが出来ました。銭湯ではゆっくりとお湯に浸かっておられたとのことで、ご自分が希望したスタイルで銭湯に行くことが出来たことで、とても満足されたのではないでしょうか。
私たちの仕事の楽しさ、嬉しさの一端はここにあると思います。入居者さんが明確な希望を仰る。それを叶えるには困難もつきまとうが、入居者さんの力を信じて掛けてみる。その思いに入居者さんが応えて下さりご自分の希望を叶えていく。
スタッフが入居者さんの想いを実現すべく、その可能性を信じるサポートが出来た時に、自分
の仕事への喜びや、人を支えるということの意味が感じられるのだと思います。
Kさん、今回は多くのことを学ばせて頂きました。有難うございました。
スタッフの元谷さん。粘り強く頑張りましたね。これからもよろしく。

09:01 | Posted by kimisanchi

【餅つき】  お寺のよこ 元谷

2019年03月08日 | お寺のよこ

去年の12月30日、お寺のよこにて餅つき大会を開催しました。
僕にとっては三回目の餅つき大会です。
他の事業所の入居者様を招き、いつもよりもにぎやかな居間での開催になりました。
重い木の杵を入居者様と二人で手にとって、照れながらつく人、楽しそうにつく人、張り切ってつく人、杵の重さに驚く人がいたりと、十人十色の反応がみられて、とても楽しいものになりました。
木の杵と石の臼を見て、餅をつき、入居者様の皆様が「懐かしいわね」と仰っていたのが、すごく印象に残っています。
昔はよく集まって餅をついていた。と仰る方が多く、また、最近は餅をつくこともなくなったわねと、どこか寂しげに仰っていました。
僕の地元でも、幼いころ地域のお年寄りが集まり、子供らに餅のつき方を細かく教えながら、一緒に餅をつき食べていました。毎年やっていましたが、ある年から餅つきはなくなってしまいました。今、思うとお年寄りの方が餅を食べるリスクを考えて、なくなってしまったのだと思います。
それからは、店先で出来あいの餅を買ってすませることが多く、なかなか餅つきに参加する機会はありませんでした。
入居者様との餅つきの際 餅の返し方やつき方について助言を頂き、ふと、幼いころ一緒に杵を持ちながら、餅つきを教えてくださったお年寄りの方を思い出し、懐かしい気持ちになりました。

13:49 | Posted by kimisanchi

【許すこと】  お寺のよこ 倉澤

2019年02月15日 | お寺のよこ

夜勤明けの出来事です。
新しい入居者さんを迎えるために居間の模様替えをしました。
その朝、珍しく早起きされたKさんは朝食を食べ終わると自分の席の後ろに移動したソファに気持ち良さそうに横になっておられました。すると、いつもの時間に起きて来られたNさんがその様子を見て何でそこで横になっているんだ。自分の部屋で寝なさいよ。と声をかけましたがKさんは一向に起きようとしませんでした。Nさんにとってソファは座るところで寝るところではないと強いこだわりがあるのです。その後Nさんは怒りながら、今日は朝ご飯はいらないよ。食べないからねと言って居室に戻られました。
困ったなあと思っていたところ、Iさんが降りて来られました。
Iさんは、毎日Nさんとトランプの七並べをされている仲良しです。事情をIさんに説明すると、わかったわぁと言ってNさんの居室に行き、朝ご飯を一緒に食べましょうと声をかけてくださいました。その一言が嬉しかったのかNさんは何もなかったかのように降りて来られ朝食を食べ始めました。
同じ屋根の下で生活する入居者さんそれぞれの性格も思考もこだわりもすべて違います。
時にはぶつかり、時には助け合い、毎日がドラマの連続ですがお互いに気持ち良く生活するためには自分が変わり、相手を許す(受け入れる)ことが大切なんだなぁとNさんから学ばせていただきました。信頼するIさんの優しい一言がなかったら朝ご飯を食べずに居室で過ごされていたかもしれないNさんが気持ちを切り替えてくださったことに有難く感じた朝のスタートでした。Iさんにも心から感謝いたします。

08:30 | Posted by kimisanchi

【入居者さんの言葉】  お寺のよこ 佐藤

2019年01月22日 | お寺のよこ

お寺のよこで仕事をさせていただく様になって4年、1日も同じ日が無い毎日を過ごしあっという間に過ぎてしまった感じがします。
入居者さんとの会話の中でいつも思うことは入居者さんが自分の事よりも相手を気遣って下さる事です。
夕方過ぎに帰る時にはTさんが「暗くて拐われちゃったら大変だから気をつけて帰りなさいよ。」と、Nさんは食事の際に「お姉ちゃんの分あるの?」と。
Kさんは一緒に買い物へ行き重たい物があると「佐藤さん、重いから持ちますよ。」と言って下さり日常の中で優しい言葉が溢れています。
Sさんの定期健診で病院に付き添った際にはレントゲン室の前で「あなたがいてくれて心強い!」と言って下さりとても嬉しかったです。
1日の中で数分、数秒の会話ですが入居者さんから色々な事を学ばせていただいている事の方が多く、私に出来ることは何なのかと考えさせられる事もありますが会話や支援を通して、ゆっくり少しずつ入居者さんと信頼関係を築く事が出来れば良いなと会話の時間を大切にしたいと思います。

13:31 | Posted by kimisanchi

【東京タワーに行き過ぎな今日この頃】  お寺のよこ 岡田

2018年12月27日 | お寺のよこ

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10月に日帰り旅行として皆で東京タワーに行きましたが、ここ数年を比べるとお寺のよこに入職してからやたら東京タワーに行っている感じがしてならないです。と言うのも私が以前ケア担当をしていたKさんとの誕生日企画の外出として東京タワーに行きたいと言う希望があったのですが、一昨年入居してきたNさんのケア担当になり、去年の誕生日企画の外出として何処に行きたいかを東京タワーを含めてリストアップしたのですがNさんも一度も行った事が無いという理由で東京タワーをリクエストしました。
身近にありながら私も含めて地元の人は意外と行かないのかと言うイメージもありますが、おそらくそうなのかもしれません。もう一人ケア担当をしている入居者様がいるのですがまさかその人も東京タワーに行きたいとリクエストするのではないかと思う感じです。
(でも行きたいのであれば希望には答えていこうかなと思います)

17:16 | Posted by kimisanchi

【また明日】  お寺のよこ 光岡

2018年11月30日 | お寺のよこ

「今日は有難う。また明日ね」
お寺のよこでは夜の8時ぐらいになると、このような会話が入居者さんの間で交わされます。各々居間からご自分の部屋に戻られる際に交わされる挨拶で、自分が夜勤の時にこの挨拶が交わされているのを聞くととても嬉しくなります。先日は、いつもHさんとトランプをしているYさんが、Hさんに挨拶をしようと思ったところ、Hさんがトイレを使用されていたことから、「今日は有難うございました。先に休みます」というメモ書きをHさん宛に残されていきました。トイレから出られたHさんはメモ書きを見て嬉しそうに「大
事に取っておこう」と仰りながら部屋に戻って行かれました。
KさんとMさんの「また明日」という挨拶はもう4年半続けられています。
Nさんが居間から部屋に戻られる時は「またおいでね。ゆっくり休んでいらっしゃい」とYさんが優しく話し掛けられる時があります。
Hざんは夜お休みになる前には、男性のIさんにいつも「Iさんいつも有難うな。お世話様」と言って部屋に戻られます。また、時折朝ご飯の時間だといって男性のMさんを「朝ごはんの時間だよ」と声を掛けて差し上げています。
SさんはCさんのことをとても気に掛けておられて、Cさんが朝起きて来られると「お早う」と優しく声を掛けていらっしゃいます。
9名の方がそれぞれの方を思いやりながら生活をされている姿を見ると、人を思いやることの大切さと人を思いやること、思われることで相互に大きな力が得られることがあるのだと気付かされます。そしてその時に私も力を与えてもらっていることに気付くのです。

14:00 | Posted by kimisanchi

【地域の皆さんとお寺のよこ】  お寺のよこ 伊藤

2018年10月31日 | お寺のよこ

先日、昨年に引き続き近隣の小学校の児童の皆さんが楽器の演奏と合唱、七夕飾り作成のためにお寺のよこに訪問してくださいました。
ご入居者の皆さんは小さな子供が大好きで散歩や買い物の際にも必ず小さい子供達に会うと声をかけていらっしゃいます。そんな皆さんの前にかわいらしい小学生の子供達が並んで一生懸命に演奏や合唱をしてくださり、皆さんとても大喜びでした。手拍子をしたり一緒に歌を歌ったり、涙を流して喜ばれる方もいらっしゃいました。
中には「前にも来てくれたよね」と昨年の事を覚えていらっしゃる方もいました。
そんな素敵な時間はお寺のよこの皆さんにとって、とても貴重な時間でした。忙しい中、実行に移すためにご尽力いただいたスタッフの方や保護者の方には感謝しかありません。学校での運動会や催し物にもいつもお誘いくださって出掛ける範囲も広がりました。
お寺のよこの生活の中で近隣の皆さんとの関わりはとても大切です。買い物に行く際に、馴染みの美容室の方達は手を振る入居者さんのためにドアを開けて外に出て話をしてくださったり、忙しい時でも手を振り返してくださいます。毎日のように行く食料品店では皆さん入居者さんのことをよく理解してくださっていて買い物の様子をあたたかく見守ってくださいます。Nさんがいく花屋の方は他の店員さんに「この人はNさんっていうの。菊を入れた千円の花束を作ってあげて」と言ってくださいます。時々出会う犬のはなちゃんと飼い主さんも最近は私たちの姿を見かけると側に来て声をかけてくださいます。
そんな皆さんに支えられ助けられながらお寺のよこの入居者の皆さん、スタッフは毎日元気にいきいきと暮らしていけるのだなと感謝しています。
これからも今まで通り地域の皆さんと関わりを保ちながら、また新しい関係を築きながら暮らしていきたいと思います。

08:35 | Posted by kimisanchi

【楽しみ】  お寺のよこ 元谷

2018年09月30日 | お寺のよこ

先日、Kさんの同窓会の招待状がこちらに届きました。
Kさんもぜひ参加したいと楽しみな様子で、僕と同伴で同窓会に参加するという運びになりました。
お酒も1杯までなら、と医者から許可をもらいKさんに説明したのですが、これがなかなか難しくその日から毎日、僕の顔を見れば「お酒は3杯飲むからね。」とうれしそうな表情で僕に詰め寄ってきます。
日に日に目的が同窓会よりもお酒を飲むことに変わってるような雰囲気もあり、当日 生ビール1杯とノンアルコールビールでなんとか楽しんでもらえるだろうか不安でした。
同窓会当日、同級生のことには一切触れず行きの電車からずっと「お酒は三杯飲むからね」僕に言い続け会場に到着。
同窓会そっちのけでお酒を飲む気持ちがひしひしと伝わってきました。
僕は僕で知らない人の同窓会に参加するというのは中々緊張するもので、挨拶もそこそこに会場の席に座りますがどうも落ち着きません。
Kさんも、何せ60年ぶりの再会ということなので、誰が誰やらわからない様子。
話す相手に困り席に座った後も隣の僕に「お酒は三杯飲むからね」と決意表明をします。
あっという間に生ビールを飲み干し、ご自身で追加の生ビールを注文。
ウエイターさんには、生ビールの体でノンアルコールビールを持ってきて欲しいと極秘で伝えます。ウエイターさんも気を使って下さり「生ビールです」とノンアルコールビールを持ってきてくださいました。
しかしKさん一口飲んだ瞬間「これお酒じゃないじゃない!」と。
流石です。泡しか飲んでないのに気付きます。
いよいよ困ったところで、話しかけてくださったのがKさんのご友人でした。
最初はKさん、誰だかわかっていない様子でしたが昔の話をするうちに徐々に思い出してきた様子。特別仲の良かったご友人のようで話も膨らみます。
お酒そっちのけで「写真を撮ろうよ」とKさんが持参したカメラでご友人に話しかけては撮り収めていきます。
会も終わり、次回も是非呼んで欲しい、絶対に行くからと友人と硬い握手を交わして別れます。
帰りの電車で「次は三杯飲むからね」とKさん。
また友人とお酒を飲みたいという気持ちがひしひしと伝わってきました。
こちらが出来ることは限られてます。
その中でいかに、ご自身で楽しみを獲得していくことが出来るのだろうか。
支援をする上での可能性を考えさせられる会になりました。

15:58 | Posted by kimisanchi

【☆3回目の夏☆】  お寺のよこ 倉澤

2018年08月31日 | お寺のよこ

私が「お寺のよこ」の一員として働くようになり3回目の夏を迎えます。日々の業務をこなすことが精一杯で毎日反省の繰り返しです。これまでに利用者さんがお一人亡くなられ、お二人の方が他のグループホームへ転居されました。2年前と比べて体力が落ちた利用者さん、体内時計の機能が衰えて睡眠障害を起こされる利用者さん、病気の進行から不安になり日中でも大声で叫んだり、いつもと違う行動が見られる利用者さんもいらっしゃいます。体内時計を整えるには、午前中に日光を浴びるのが効果的で朝の散歩などを習慣化すると良いこともわかっております。
お寺のよこでは、ラジオ体操をしております。毎日続けることで加齢や生活の偏りなどが主な原因となる体のきしみを取り除き、人間本来が持っている機能をもとの状態に戻し維持する効果があるのが魅力ですね。なかなか毎日続けることは難しいですが「継続は力なり」、利用者さんの血行増進、首、肩のこりの解消、腰痛予防のために支援させていただきます。
私は、テニスが大好きで17年間続けております。青空の下でボールを追いかける瞬間はスカッとさわやかな気分になります。まもなくウインブルドンテニス開幕となり楽しみです。錦織圭選手の活躍を筆頭に杉田祐一選手、大坂なおみ選手の活躍にも期待しましょう。そして迎える今年の夏もスタッフ間で歩調を合わせ、健康管理に気をつけて利用者さんと元気に過ごしたい思います。

17:32 | Posted by kimisanchi

【Sさんと門前仲町へ】  お寺のよこ 佐藤

2018年07月31日 | お寺のよこ

入居者さんのお誕生日外出企画での外出も4回目になり、SさんとSさんが以前住まれていた門前仲町界隈に出かけて来ました。2回目だけは浅草方面に行っておりますが、1、3、4回目は門前仲町のSさんのご親戚の和菓子屋さんと、近所のお知り合いの佃煮屋さん、お不動様に参拝してからSさんのお好きな物を召し上がっていただくというコースにしています。
馴染みの門前仲町に着くと、Sさんの意識がしっかりされて、和菓子屋さんで「皆、元気?」と笑顔で20分程度会話し、和菓子屋さんからお不動様までの道を聞くと「まだ先」と仰ったり、曲がる角を覚えていたり、生き生きと歩かれておられます。
お不動様手前の佃煮屋さんに着くと、優しく「ふみちゃん」と声をかけて、また20分程度楽しそうに会話されて、私にも2人の関係を教えて下さり、穏やかな時間を過ごし、昼食はどうしようかと相談すると「ふみちゃんに聞いて、そこに行こう」と仰られるので、美味しい魚の粕漬けのお店を教えていただいて、去年と2年連続で鮭の粕漬け定食を食べていると伝えると「今度は違うところで食べようね。」と、お腹がいっぱいだと笑顔が見られました。
お不動様には、お賽銭どうしましょうと尋ねると「10円でいいよ。」と参拝し、門前仲町から春日まで大江戸線に乗り、電車の中でも和菓子屋さんでいただいたお土産を膝にのせて「たまに電車もいいね。」と、各駅に止まるとの駅名を読み上げ、春日からタクシーを拾う際には「待っていると来ないねー」と、外出を楽しまれているSさんでした。
門前仲町も大江戸線も、4年前に比べるとバリアフリーになっていて、お年寄りに優しく歩きやすい街になっているのを感じました。
Sさんと数時間を一緒に過ごし、新たなSさんの性格や優しさを感じることが出来て、これからもしっかり支え、色々と学ばせていただこうと思っています。

09:30 | Posted by kimisanchi

【みんな、今何してる?】  お寺のよこ 岡田

2018年06月30日 | お寺のよこ

数ヶ月前に近所を歩いていたら、小学校時代の同級生と偶然再会しました。
今、何の仕事をしているかを聞かれたので、高齢者介護の仕事をしていて夜勤もしていると答えると、その同級生も夜勤付きの仕事をしているとの事でした。その仕事は何と羽田空港で税関の職員をしていると聞いて、思わずビックリしました。税関は国家資格でもあり、検査の際に危険物も出てくる事があるので、同じ夜勤のある仕事しても流石にスケールが違うなと実感しました。
しばらく会ってない同級生が沢山いるので、そう思うと本当にどんな仕事をしてるんだろう、自分と同じ介護の仕事をしている人もいるのかなと、考えてしまいます。また、結婚して家庭を持った友人もほんの一握りしか知らないのでその事も同時に考えてしまいます。
一番仲の良かった友人達、クラスの中心的存在だったあいつ、学校のマドンナと呼ばれていた女子、学校一の問題児だったけど本当はいい奴、と学生時代にはこういった多種多様の生徒がいたと思いますが、今でも変わってないだろうなと思っている人もいるでしょう。
皆さんも昔の同級生は今、何をしているのかを想像してみてはどうでしょう。

08:36 | Posted by kimisanchi

【当たり前であるように】  お寺のよこ 光岡

2018年05月31日 | お寺のよこ

つい先日のこと。朝のバタバタとした時間帯に、入居者のHさんが、買い物にお一人で出掛けて行くことに気付かずに、買い物先の店員の方から「先程Hさんが買い物に来られましたが無事に帰られましたか?」という電話を頂いたことがありました。程なくHさんが帰宅されたので、事故もなく無事で良かったと一安心しましたが、同時に電話を掛けて来て下さった方に対して感謝の思いで一杯となりました。
数年前には、Tさんに、入居者の皆さんで食べる昼食のうどんを買って来て下さるようお伝えをして、お一人で買い物に出掛けて頂いたことがありました。私はTさんがどのようにして買い物をされるのか興味があったのでTさんに気付かれないように少し後から付いていって様子を伺っていたのですが、いつも買い物に行くお店とは違う方向へ向かって歩かれて行きました。どうするのかな?と思って後をつけて行くと、良く散歩に出掛けるお寺さんのある場所の方へ行かれて、その先の商店(そのお店は今はありませんが、日用品を購入する時に良く利用しており、食料品も置いていました)に入って行かれました。Tさんは、暫くどうして良いか分からず迷われていましたが、店主の方にうどんを買いたいことを伝えて、うどんの場所を教えてもらっていました。私は店の外からそっとそのやり取りを見ていたのですが、店主の方が私に気付いて「今、うどんの場所をどこにあるか聞かれて選んでおられる所です」とそっと教えて下さいました。
HさんもTさんもお寺のよこにご入居されている入居者であるということ、その入居者の方が認知症状態にあるということ、認知症状態にあるということはどういうことか、また、お寺のよこでは入居者の方にどのような対応を行っているのか、認知症状態にあっても日常的に買い物に行くことが出来、かつそういった力を持っておられるということ。そういった諸々を地域の方が理解して、そっと見守って下さっているということは、グループホームで認知症状態にある方々を支援している私達スタッフにとってとても心強いことであると再認識しました。
それはこれまでお寺のよこにご入居されていた入居者さん、スタッフが日々当たり前のように地域に出向いて行き、当たり前の日常生活を営んできた蓄積でもあると同時に、そのような日常を通して地域の方々が色々と感じ取って頂きさり気なく力を貸して下さった賜物でもあります。
これからも認知症状態であったとしても普通に買い物、散歩、外食、イベント参加等地域での生活を営むことが出来るよう、スタッフ一同で何が出来るのか、何をすべきかを考えていければと思っています。

08:29 | Posted by kimisanchi