log

【歳の瀬】  きみさんち 田中

2026年01月06日 | きみさんち

本年も残り僅か、このどっこいしょがお手元に届くころには年も明けているでしょうか。
きみさんちの12月はイベントが目白押し、というのは5名のご入居者の内4名が12月生まれ。週替わりでお誕生日のイベントが開催されます。
12月1日はAさん、12月10日はOさんTさん、12月23日はFさんと女性陣は全員が12月生まれという何とも不思議なお誕生会。自分はいつだっけと悩まれる男性Sさん。本当に歳こそ違えど、きみさんちの皆さんはお元気にお過ごしになられています。
そして9日・10日はきみさんちのあります関町で毎年恒例の「関のボロ市」が開催。
お誕生日が終了するとすぐにMerry Christmas!!
そしてクリスマスが過ぎるとすぐにお正月の準備に皆さんと取り掛かります。ある余暇の時間を使い皆さんにお節料理は何が良いですかねと問うと色々なご意見が飛び交いました。
FさんSさんは八丈島のご出身。八丈島のお正月は何が出ていましたかと尋ねると、
Sさん…「さかなかな?」
Fさん…「こぶしめ・黒豆、あとは東京と一緒よ」と。
唯一新潟ご出身のAさんに新潟のお正月はどうやって過ごしていましたかと尋ねると、「おもちかしら」と笑顔で答えておりました。ここで田中はある失敗に気が付いたのです。八丈島って「東京都」じゃんと。それでも地方色豊かなお節が並んでいたに違いありません。
新潟はやはり米処。お正月=御餅で新年を迎えるといった事が鮮明に思い出されていたようです。昨今のお正月と言えばお節料理をご家庭で作るといった事は少なくなってきているのではないでしょうか?入居者の皆さんと考えながら美味しいお料理と共に年を越せたらと只今メニュー作りに奮闘中なのであります。

17:28 | Posted by kimisanchi

【点と点を繋いだ先にあるもの】  きみさんち 松林

2025年12月17日 | きみさんち

『点つなぎ』ってご存じでしょうか?
番号が振られた点を順番に線で結んでいくことで、隠れた絵や文字を完成させるパズルです。
ファイル 731-1.jpgある入居者さんは『点つなぎ』に夢中になりまして、今では専門の雑誌5冊が遊び済みになっています。
順番に点と点を繋いで行くだけの事なのに、何がそんなに面白いのだろうと不思議に思っていたのですが、遊び済みの雑誌を捲ると、そこには、色が施された奇麗な絵が仕上がっていたのです。
ファイル 731-2.jpgファイル 731-3.jpgファイル 731-4.jpgなんと、点と点を繋いだだけでは終わらず、繋いで出て来た絵や文字に、色が塗られて線画から絵画風に仕上がっていたのです。
点を繋いで出来た絵や文字の殆どに色が塗られており、もはや点つなぎを超えた塗り絵となっていたのです。
おまけに、雑誌の後ろの方にある正解のページを見ると、小さな正解の画にまで丁寧に色が施されています。
点が一つだけでは何事も起こらず、もう一つの点と結ぶ事で一本の線が出来、次から次に点と点を結んで行くと、何物かが出来上がる。そして、その何物かに色彩を施す、
どこか人生と似通ってはいませんか?
何かを成し遂げようとするとき、一人よりも複数の力を必要とし、そして生まれたものに彩を与え豊かに育てていく。
入居者さんの何気ない趣味から人生という名の哲学が見えてくる。
深く掘り下げようと思えば出来る物ですが、ちと、強引過ぎましたでしょうか。
深く考えずとも、集中して楽しんでいる様子に心動かされてしまいます。

16:33 | Posted by kimisanchi

【時の移ろい】  きみさんち 田中

2025年11月15日 | きみさんち

突然の秋の気配に皆さまお身体の調子崩してはおりませんか?
先日のきみさんちでのケース会議で様々な議題が出ていた中、グループホームとは何ぞや??という話が出ていました。
認知症になってもその人がその人らしく地域社会で暮らしていける、ホームの中でも一人一人その人らしい生活が出来る場所の提供、そして出来ない事の支援者として私たちがいる事を改めて思い出させてくれる、そんなお話でした。
私もこの10月を持ちましてきみさんちでお世話になり、はや17年、色々な方とご縁を結び、そしてお別れをして来ました。
14年前に発生した東日本大震災では、初めての災害時における福祉施設の在り方や、コロナパンデミックで外出が困難になってしまった入居者さんとの関り方等、色々と考えさせられる事案が多かったようにも思います。
さて、いまのきみさんちはと言いますと、入居者さんも心機一転お元気にお過ごしではありますが、ここ数年の環境の変化で外に出ると言う事が大変少なくなってしまっている事が見られています。
ファイル 726-1.jpeg ファイル 726-2.jpeg しかし、ご入居者のSさんは、涼しくなってきたからでしょうか、率先して外に出られる事が多くなり、道行く子供に声を掛けたり、お祭りに参加されたりと、楽しみを見つけ出掛けられています。そんな中、近くの神社を散策していると道端に落ちている栗を見つけ、きみさんちに戻られ、これ食べようと一生懸命むいて下さっておりました。
そんな姿を見ていると、昔はもっと皆で旅行に行ったり買い物に行ったり外に出る事で入居者さんも自分自身も楽しいと思える事が沢山あったなぁと思いにふけり、その栗の実を見ていると、拾ってくれたSさんも秋の気配を感じてくれただろうかとふと思う毎日です。
思うばかりじゃ進展は見られませんし、今度は何が出来るか入居者さんと考える段階に来ていると感じ、これからは何が出来るか試行錯誤していこうと思う今日この頃です。

16:22 | Posted by kimisanchi

【続きの言葉】  きみさんち 松林

2025年10月14日 | きみさんち

耳馴染みのある言葉に続きがあるのをご存じでしょうか。
私は最近まで知りませんでしたが、並べて読んでみると面白いので、少しだけ紹介します。

『子供は風の子』 には 『大人は火の子』 と続きます。
子供の頃、良く言った覚えがあります。
『安全第一』 には 『品質第二、生産第三』 と続きます。
工事現場には、初めの言葉しか見当たりませんね。
『百も承知』 には 『二百も合点』
そこまで言われると、逆に疑い深くなるのは、私だけでしょうか。
『一富士二鷹三茄子』 には 『四扇五煙草六座頭』
続きの言葉は、しせんごたばころくざとう、と読み、何れも縁起の良い言葉が続きます。扇は末広がりの形から、商売繁盛や子孫繁栄を、煙草は煙が上っていくことから、幸運や運気の上昇を願う言葉だそうです。座頭(剃髪した盲目の琵琶法師)の「毛が無い」を「怪我無い」とかけて、家内安全を願う縁起物だそうです。
煙草が縁起物の仲間入りをするのは、現代的ではありませんね。あと、「怪我無い」じゃなく、「怪我が無い」だと思います。
『男は度胸女は愛嬌』 には 『坊主はお経』 語呂合わせのために駆り出された坊主かな。
『井の中の蛙大海を知らず』 には 『されど空の深さ(青さ)を知る』
狭いですけど。
『桃栗三年柿八年』 には 『梅は酸い酸い十三年、梨はゆるゆる十五年、柚子の大馬鹿十八年、蜜柑のまぬけは二十年、銀杏のきちがい三十年、女房の不作は六十年、亭主の不作はこれまた一生』
悪い言葉が続くので、覚える必要は無いですね。
まだまだ知らない言葉は沢山あると思います。探してみると面白いですね。役に立つか否かは別ですが。

14:04 | Posted by kimisanchi

【きみさんち前の神社で】  きみさんち 田中

2025年09月11日 | きみさんち

きみさんちの前には大きな神社があります。
ある時外のゴミ箱にゴミを捨てに行った時の事、目の前の壁の隙間から猫のようなそうでない様な生き物が突然姿を現しました。
その猫のような生き物を見てみると、額に白い一本の縦模様。尻尾や胴体はアライグマに似ている。これは何だと思い戻ってPCで調べてみると…
「ハクビシン」と出てくるではありませんか。
東京でありながら緑の多いきみさんちの周辺。
閑静豊かなこの場所にハクビシンが。 しかもよく見ると後ろからもう一匹、ちびっこハクビシンが出て来たのです。
わたしはハクビシンなんて動物見たことが無かったので近くに寄ってみてみましたが、ちびっこは私が怖かったのでしょうか、目の前でフリーズしてしまい親ビシンは後ろでうろうろ。
もっと見ていたかったのですが仕事中と言う事もありあえなく断念。
ハクビシン親子は団地の中に姿を消したのです。
練馬はすごいですね。東京でありながらまだ緑地が多い。カワセミやダイサギが来る公園も近くにあります。よく利用者さんとその公園に遊びに行き、動物好きな方はあそこにはアヒルがいっぱいいるんだよと言い、餌やりをしていた事を思い出します。
実際は鴨なんですけどね(笑)。
昨今の異常気象で、殺人級ともとれるこの熱波。練馬も凄い。
昆虫や動物達にも過酷な夏のようです。
人である皆様も脱水に気を付けましょう。

10:33 | Posted by kimisanchi

【様変わりの商店街】  きみさんち 松林

2025年08月15日 | きみさんち

ガガガガガ、ドシーン、ドシーン、ウィーーーン、ドスーン。
西武新宿線・武蔵関の駅からきみさんちに向かう商店街の所々で聞こえて来る工事の音です。
ファイル 711-5.jpg更地になった工事現場に、ショベルカーやブルドーザーが土埃を舞って動いています。
少し先の現場では、足場が組まれて、マンションの建築中の様ですね。
さて、これらの工事現場、以前の建物は何があったのだろうかと、首をひねる。
しっかり覚えているのは、更にその先のマンション建築中の現場のあるところです。
そう、その現場は、入居者さんと毎日の様に買い物に出掛けた、お肉屋さんがあったところなのです。
ファイル 711-4.jpeg顔馴染みだったから、量り売りのお肉をおまけしてもらったり、コロッケや唐揚げを買って、お店の前のベンチに座って、入居者さん達と食べたりした、お肉屋さんだったところです。
店主高齢化のため、数年前から毎日の営業はされなくなって、それでも、クリスマスのチキンとお正月用の焼き豚の販売はされていて楽しみにしていたのですが、そんな年末のみの楽しみもいつの間にか終了されてしまって、至極残念です。
商店街での工事は、現在、3カ所で行われていますが、既に、数年前から化粧品店やお弁当屋さんがマンションに変わり、道具屋さんがオフィスに変わり、これまた高齢化が理由と思われるシャッター商店が何店舗か増えたりと、私が入職した頃の商店街の風景とは様変わりしてしまい、寂しい商店街、若しくは、賑やかな住宅街となってしまった様に思います。
そんな寂しくなった住宅街を通り抜け、坂道を上ると、きみさんちが見えて来ます。
きみさんち前の神社の木々からは、今年も賑やかなセミ達の声が聞こえて来ます。
ジィジィジー、ミーンミンミンミーーン、、、。ここは、ずっと変わりません。
入居者の皆さんもお変わりありませんようにと願いつつ、今日もきみさんちの玄関ドアを開けるのです。

18:24 | Posted by kimisanchi

【休日の一時】  きみさんち 田中

2025年07月15日 | きみさんち

休みの日、家のガレージから空を眺めるのが趣味となった。
羽田空港が国際空港になってからと言うものの、我が家の頭上を大きな音を立て、飛行機が空港に向かって飛んでいくのです。
15時を過ぎたあたりから飛行機の通過する音が絶え間なく聞こえ、ある時はエンジンが空気を震わせ、地鳴りのような音も聞こえる程、低空を飛行機が飛んでいく。
そこでどれくらいの旅客機が我が家の上空を通過するのだろうと、1時間ほど空を見上げ数えてみた。もう山手線さながら3・4~5分で次の飛行機が見えてくる。
見ると横からも飛行機が頭上の飛行機と並走し向かって行く。
そういえばうちのおじぃちゃんは、あんな鉄の塊が空を飛ぶはずがない。いつか落ちるんだから乗りたくないと、せっかく親戚の人がハワイ旅行に行かないかと誘ってくれたのに頑なに拒否し、おばぁちゃんだけが楽しんできてたなぁなんて昔に思いをはせながら上空を見上げる。1・2・3・・・飛行機ラッシュ突入。
遠くから聞こえるジェット音。その中に救急車やパトカーや車の音が混ざる。
着陸態勢に入る車輪を出した飛行機を数える事1時間。確認しただけでも30以上の飛行機が通る。それが18時ごろまで続くのです。
昨今、外国での飛行機事故のニュースが立て続けに流れていた事がありました。
あれがここに落ちてきたら…なんてことを考える事もありますが、あのジェット音が騒音ではなく迫力のあるその音を聞きながら休日の一時を過ごしているのです。
あぁ~飛行機に乗ってどこかに行きたい…。

10:46 | Posted by kimisanchi

【二度と見たくないおススメ映画のご紹介】  きみさんち 松林

2025年06月05日 | きみさんち

今回は、映画の紹介をしたいと思います。
名優アンソニー・ホプキンスが、認知症の父親役を演じるヒューマンドラマ『ファーザー』(2021年日本公開)。
ファイル 701-1.pngそのタイトルとジャケットからイメージされるのは、ハートフルな親子愛をテーマにした映画と思われましたが思い切り裏切られまして、認知症の凄まじさを思い知らされたのでした。

ロンドンで一人暮らしをしているアンソニー(役名もアンソニーのアンソニー・ホプキンス)は、認知症により記憶が薄れ始めていたが、娘のアン(オリビア・コールマン)が手配した介護人を拒否してしまいます。
そんな折、アンソニーはアンから新しい恋人とパリで暮らすと告げられます。
しかし、アンソニーの自宅には、アンと結婚して10年以上になるという見知らぬ男が現れ、ここは自分とアンの家だと主張されます。
見知らぬ男性は、何故、ここが自分とアンの家だと主張するのか?まさか財産を奪う気なのか?現実と幻想の境界が曖昧になっていく中、アンソニーはある真実にたどり着く、というお話ですが、これがなんと、下手なホラー映画よりも数倍恐ろしい映画でした。

何が怖いかというと、認知症をテーマにした映画は他にもありますが、基本的に家族とか介護する側から見た映画になっている事が多いですが、この作品は、認知症に侵された老人側の視点から描いているのです。
だもんだから、時間軸が飛びまくり、出て来る人達の統一性が無く、観ているこちらも混乱させられ、認知症という事が感覚で分からされるのです。
自分の信じるものが次の瞬間には崩れていって、次第に自分が何処に居るのか、自分が誰なのかも分からなくなっていくのです。

人間誰しもにやってくる認知力の衰えを一人称視点で、かつサスペンス風に描き出す事で、観客を翻弄しまくる事に成功した物凄い映画『ファーザー』。
人も時間も場所も全ての概念が消し飛んだ感覚が怖すぎて、二度と見たくないと思えるから、おススメしたい。
余談ですが、この映画の監督さんは、これがデビュー作だそうです。

14:14 | Posted by kimisanchi

【時の移ろいの中で】  きみさんち 田中

2025年05月07日 | きみさんち

アメリカではトランプさんが大統領となり、世界中を良くも悪くも賑やかにしているニュースが毎日の様に流れてきています。
そんなニュースを見ているとある時のご利用者さんが脳裏をよぎります。
3年前にご退去されたKさんと言う女性です。
Kさんは、恰幅の良い昭和のお母ちゃんと言った感じの人で、他人の面倒見の良い方でした。
私は幾度となく喧嘩をしたり、仲直りをして笑い合ったりと、本当に楽しい日々を過ごさせて頂きました。
そんなKさんがある日の新聞を真剣な面持ちで読みながらぶつぶつと独り言を言っていたのです。聞き耳をそばだてていると、聞こえて来るのはなんとアメリカ大統領に対するぼやきでした。
「何やってるんだ」「大統領がトランプしてるなんて…」「いい加減にしろよだね」
何だと思って読んでいるその新聞を覗くと「アメリカ大統領トランプ氏決定」の1面が…。 ぶつぶつとぼやきが修まるところを知らず、時が経ち私がボソッと一言。
「それって大統領の名前だよ…」Kさん「え~ぇ!!」
なんと彼女は遊び道具のトランプと勘違いしていたようなのです。
あの驚き様、今でも目の前で驚いている姿が浮かびます。
春は別かれと出会いが交差する季節。ランドセルを背負った小学生がきみさんちの横を通る度、可愛いねと声を掛けていた入居者さん、私帰りますと本当にご自宅まで帰ってしまわれた入居者さん、お別れをした分楽しい思い出が一杯脳裏によみがえる、そんな春。
天国にいるKさんにまた報告せねば…。
またトランプさんが大統領になったってよって…。

09:33 | Posted by kimisanchi

【春の訪れを知る】  きみさんち 松林

2025年04月17日 | きみさんち

暖かな風が頬をかすめた時、道端や庭先に色彩豊かな花を見付けた時、道行く人々の服装が軽やかになっているのを見た時など、春の訪れを感じます。
そして、今年のきみさんちでは、もうひとつ、春の到来を感じさせてくれる入居者さんがおりました。
冬の間、夜は勿論、日中も布団に入ってぐっすり休まれていた男性入居者Sさんですが、暖かな日が続いた3月の中旬には、居室の窓を開ける音が何度も聞こえ、リビングに降りて来られると、リビングの窓を開けて「良い天気だね」と外を眺め、玄関のドアを開けて「散歩でも行こうかな」と仰っていました。
やはり、あの部屋籠りは冬眠だったに違いありません。
冬眠されて、十分に体力を温存され、春の訪れを体感されて、冬眠から目覚めたのでしょうね。
その日辺りから食欲もあるようですし、活気も漲っている様に見受けられます。
さあ、桜も咲く時期です。
沢山出掛けて、思い出を沢山作りましょう。

09:46 | Posted by kimisanchi

【いよいよ日本を離れます】  きみさんち ラン

2025年03月11日 | きみさんち

私が日本で過ごした日々は、本当に特別な思い出でいっぱいです。日本に来た当初は不安もありましたが、惣菜屋さんでの仕事を始めたことで、すぐに温かい雰囲気に包まれました。毎日おいしい料理を作ることができて、たくさんのお客様の笑顔も見られたのがとても楽しかったです。日本の食文化に触れながら、料理の腕も少し上がった気がしますし、忙しい日々の中でお客さんや同僚と会話をすることで、色々な文化や習慣についても学べました。
そして、介護の仕事でも素晴らしい時間を過ごしました。高齢者の方々と接する中で、彼らの人生や経験を聞くことができ、本当に感動的でした。お年寄りとのおしゃべりやふれあいを通じて、人とのつながりや思いやりの大切さを改めて感じました。時には大変なこともありましたが、その分、お互いに感謝し合える瞬間がたくさんありました。
今、私は日本を離れる準備をしています。皆さんと過ごした時間は、私にとって宝物です。特に、介護の仕事を通じて出会った皆さんには、本当に感謝しています。共に働く中で、笑い合ったり、スーパーコピー時計支え合ったりした日々を忘れません。これからの皆さんのご活躍を心から応援しています!
これらの経験を通して、日本の文化や人々の優しさを深く感じることができました。これからもこの素晴らしい思い出を大切にしていきたいと思います!さようなら、そして本当にありがとうございました!

08:59 | Posted by kimisanchi

【寄る年並…】  きみさんち 田中

2025年02月04日 | きみさんち

一段と寒さが増してまいりました。
巷ではコロナに続きインフルエンザも流行っているようです。
皆さん大丈夫ですか??
昨年の話になってしまいますが、12月31日大晦日、父と2人で成田山新勝寺までお札を収めに行ってきました。父と2人での外出なんて何年ぶりの話でしょう…90近い父と共に参道を歩いていると、突然立ち止まり足を摩っている様子。帰宅すると、「非常に疲れた、もう行けないかもしれないな」と、淋しそうに言っていました。
父は昭和の集団就職組。消防官と言う仕事を経て今現在に至っているわけですが、仕事中は訓練の日々、火災が起こると現場に出動と言った、身体を張った仕事をしていた父の事です。私はいつも元気でいるのが当たり前のように感じていました。
そんな仕草を見てしまうと「寄る年波には屈強な人もダメなのかしら?」と、老いに対する淋しさを考えてしまう出来事でした。
かくいう私も、この原稿を書いている前日に一つ歳をとりました。
皆平等に一つづつ歳を重ねていく、それが早いか遅いかの違いだけ。
それでもバリバリに動けていた頃の父と比べてしまうと、歳をとる事の淋しさ、切なさが身に染みる、そんなお正月でありました。
こんな事年明け早々に書くものじゃないのかもしれませんが、これが独居の人だったら、老いの淋しさと共に一人でいる事の不安などを抱えて日々過ごされているのかなと思うと、父との時間の過ごし方、仕事であれば利用者さんとの時間の過ごし方を大切にしていかなければいけないなと、考えさせられるお正月でありました。
*父「お前も婆さんになったな」
 私「大じじに婆さん言われたかないよ」そんな会話を楽しみながら、いつまで歳をとって行けるのか楽しみでもある、今日この頃です。

10:50 | Posted by kimisanchi

【夢のお告げ】  きみさんち 桑澤

2025年01月06日 | きみさんち

つい先日、母の夢をみました。母は15年ほど前に脳梗塞で亡くなっています。
夢の中では、母は認知症でした。外出先からうつろな表情で戻った母の膝から足先は、まるで雨上がりの草むらの中を歩いてきたように濡れて枯れ草や土が付いていました。どこに行ってきたのか尋ねても「わからない」とぼんやり答えるだけでした。持って出たであろうバッグや財布はなくなっていました。
私は、デイサービスやヘルパーさんがいてくれる時間以外はどうしたらいいの?と途方に暮れ、徐々に恐怖に変わり、目が覚めました。
目が覚めてもしばらくはドキドキしていました。そして、10年前、お母様のグループホーム入所を決めた友人が「まだ早いって怒られるかもしれないけど」と、申し訳なさそうに言ったことが思い出されました。
お給料をもらって、決められた時間だけ支援をして、認知症支援は楽しいなどと偉そうなこと言っていた私。今回の夢で私は、ご家族やご本人の辛さや悲しみを、まだまだ全然解ってない未熟者だと気づかされました。
とても怖い夢でしたが、それ以上にありがたい夢でもありました。

10:45 | Posted by kimisanchi

【感謝の気持ちを忘れないAさん】  きみさんち ラン

2024年12月03日 | きみさんち

Aさんは理想的な人だと思います。朝からご挨拶にキラキラ目でおはようございます、今日もよろしくお願いたしますと。寝る前の挨拶もとても丁寧です。お先に休ませていただきます、皆さんによろしくおっしゃってくさいと。壁に貼ってあるスタッフの子供の写真を見て、写真に写った子供の頭をタッチ、おやすみなさいとAさんの笑顔が現れました。
些細なことを幸せにしやすいAさんです。
いつも心からありがとうの言葉が聞かれて嬉しいです。未来は予測できませんが、今という時間を大切に過ごしたいと思います。

19:14 | Posted by kimisanchi

【家の段ボールロボット】  きみさんち 松林

2024年11月08日 | きみさんち

「お父さん、見てみて~」 息子がなにやら呼び掛けているのでそちらを見てみると、Amazonの段ボールを頭に被り「見て~、ロボットになった よ」と、家の廊下を歩いています。
ファイル 668-1.jpeg今年は、西暦2023年、21世紀も22年が過ぎ、ロボット技術にはAI(人工知能)やIoT(モノのインター ネット)などの様々な最新技術が組み合わされ、外見を人間に似せたヒューマノイドロボットが主流となるなど、新たな進化を遂げているというのに、家にいるロボットは、段ボール素材で出来ている様です。昭和生まれの親の影響でしょうか?
そんな段ボールロボットは、私の勤め先を分かっている様で、私が出掛ける準備をしていると「きみさんちに行くの?」と聞いてきます。
「そうだよ、早く帰るから待っててね」と応えると、「何して遊んでくるの?プラレール?」と、職場の名前以外は勝手な解釈をしている様で、出掛ける前に腰が砕けます。
まだ早いですが、きみさんちがどういう場所なのかという事を、少しずつ話していこうと考えています。そして、機会があれば、きみさんちに連れて行き、入居者さん達と触れ合える時間を作れたらと思っています。
というのも、息子がこれから生きていく社会は、高齢化が今よりももっと進む事が明らかであるため、高齢者との関りを学ばせられるのではないかと思うのです。
昔であれは、家族の中に祖父や祖母がおり、一緒に過ごす事で色々な事を学べたのでしょうが、現在は、核家族が当たり前の世の中です。
これからわんさか増えていくお年寄りという存在がどういう存在なのか、知っているといないとでは大きな違いがあると思うのです。
そして、介護とは、介護が必要な状態とは、と、教えていければ、私が歳を取って、もしも介護が必要になった時に も、安泰となるのではないでしょうか。
しかし、テクノロジーの進化も早く、介護は全てロボットに任せられているかも知れませんね。ただ、その時のロボット は、四角い頭にAmazonと印刷してあってほしいなと願います。
補足:『どっこいしょ』がリニューアルして3度目の記事となりますが、上記の記事は、旧どっこいしょに掲載予定だったものです。しかし、突然の休刊によって未掲載になってしまったため、一年後の今回、掲載させて頂きました。
そして、現在、5歳になった我が息子は、先日、ついにきみさんちを訪れる事が出来たのですが、あいにく、入居者さんは誰もリビングにおらず、スタッフの田中さんが玄関で対応してくれました。
そして帰り道。「きみさんちって、田中さんちになの?」と、5歳児ならではの質問をされました。
今度はいつきみさんちに行けるかな?

16:21 | Posted by kimisanchi