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【本】 堀内

2014年08月09日 | きみさんち

きみさんち 堀内です。入社して9月で丸4年になります。改めまして、どうぞ宜しくお願い致します。
きみんさんち4年になりますが、未だ慣れません。(いい意味でですよー。)入居者さんと過ごす1日に同じような日がなく、本当に毎日新しいことだらけです。嬉しいこともあり私、向いてないかも!って思うこともあり色々な感情がぐるぐると。

そんな私のストレス解消方を今回は載せたいと思います。

私は、嫌なことや落ち込むことがあると、空いている時間は全て読書・映画を観る時間に注ぎます。
本は、他の人の人生に関われた気がしたり、新しい考え方を教えてくれるからマイナス思考になったときには、とにかく読みふけります。私は基本的に悩むのは苦手で、考えることは好きなタイプ。

そんな私が、ここ最近前向きになれた、本にあった言葉を御紹介したいと思います。
自分が介護の仕事向いてないなぁと思ったときに、医者の話なんですが、「心配しなくても、あなたみたいな医者は世の中に溢れてる。日々の診察に追われて、どんどん最新の情報からとり残されていく医者。よりタチが悪いのは、それでも自分は出来ると思い込んでいる連中かしら。」「医者って言うのはね、無知であることが、すなわち悪なの。私はそういう覚悟で医者をやっているのよ。」「この仕事は続けることが一番大事だよ。」なんだか、自分のことを言われているようでした。

介護の仕事を向いてるか向いていないかを悩むよりも、やるべきことが、まだまだあるなと。知識不足の私が、色々なことを勉強して現場で役立てることが大切だし、悩んでも答えは出ないと吹っ切れました。
続けることが大事という言葉にも、まさにそうだなと共感しました。ぼーっと悩むよりも本を読んで解決。これで私はストレスがなくなります♪皆様はどういったストレス解消をしているのでしょうか?気になります・・

以上、きみさんちどっこいしょでした。私事の話で申し訳ありませんでした。次回は入居者さんのことを載せます。

16:08 | Posted by admin

【東京駅でランチブッフェ】 お寺のよこ 後藤

2014年07月10日 | お寺のよこ

社会人になってから、1日1日があっという間に過ぎていきますが、最近は特に時間の進みが早い気がします。
去年あったことを思い返すと、「あれからもう1年たったのか」としみじみ考えることがあります。お寺のよこで働き始めてから2年経たない今年5月に、外出企画で東京駅に行きました。ホテルでのランチブッフェと、皇居散策です。昨年の宿泊旅行が中止になったための企画だったので、「楽しんでもらえるようにがんばろう」と思う反面、自分が仕切る立場になることは今までの人生でほとんど無かったことなので、とても緊張しました。
当日は、思いもよらないハプニングが多々あり(「私は行かない」とおっしゃる方がいたり、逆に1時間以上早く外出している方もいたり)、移動時間も思っていた以上にかかりましたが、最終的にホテルでの昼食は、皆さんでいただくことが出来ました。
いつもと違う雰囲気の中、いつもよりたくさん召し上がるSさんや、食べたいものを食べたいだけ選んでいるみなさんの楽しそうな表情を見ていると、企画が出来てよかったと、うれしくなりました。その後時間が無く、皇居散策は出来ませんでしたが、東京駅をバックに撮った記念写真は宝物です。(残念ながら全員で撮ることは出来ませんでしたが)10月には宿泊旅行を予定していますが、どんな表情を見ることができるのでしょうか。今からわくわくしています。今年は中止になりませんように。

08:51 | Posted by admin

【Kさんとの日々】 のんびり家2F 石井

2014年07月10日 | のんびり家::のんびり家 2F

ちょうど蒸し暑い日々が続いていますが(7月中旬なので進行形です)今回は5月の上旬にのんびり家から旅立たれたKさんとのことを思い起こしてみたいと思います。

Kさんとの出会いはのんびり家が引っ越したちょうど4年前に遡ります。
当時は、人を寄せ付けないような雰囲気をかもし出しながら、のんびり家での生活が始まりました。

最初の頃は、居室のドア付近に置いてある椅子に腰掛けながら、周囲の様子を伺っていました。表情からはのんびり家で生活されることに、まったくと言って良いほど納得されている様子は見られませんでした。居室の椅子から、のんびり家の居間をじっと見ていたり、職員の動きやその一挙手一投足を逃さないようにしているような雰囲気さえありました。実際Kさんは、ほとんどのことがお見通しのようでした。

職員が挨拶や声をかけようとするとバタンとドアを閉め、施錠をされ、職員はまともに会話をすることさえ出来ないことも多々ありました。そんなKさんではありましたが、誰でも平等に空腹はやってくるようでした。徐々にのんびり家の生活に慣れてくると、他の入居者との時間、職員との会話も少しづつ増えていきました。

しかし、どうしても入浴には気持ちが傾くことはありませんでした。職員はタイミングを図ったり、医師からのお手紙作戦など試しましたが、どれも決定打がなく、Kさんは慣れてくるとそれさえも上手くかわすようになってきました。

そうこうしているうちに、時間ばかりが経過してしまっていたため、しっかり時間を設けて1度話してみようと思い立ちました。Kさんの居室に入り1時間弱。(その細かい詳細は私だけの宝物となっています。)その時、私は一切先のことを考えず、真正面から意見をぶつけ合ってみようと心に決めていました。案の定、Kさんは大声で「出て行きなさい、私はあんたなんかに用事はないんだから。出て行かないと叩くよ。」と他にも威勢の良い声が聞かれました。そこで、ひるむわけもなく意見を互いにぶつけ合いました。

そこには、支援のあり方など細かいことは一切関係なく、私という人とKさんという人が互いの思いを尊重しながらもぶつけ合うだけの時間でした。

最終的には「あんたみたいなしつこい人間は初めてだよ。もう疲れてうんざりだよ。女の人がいるならお風呂入ってもいいよ。」と返答がありました。数分後、約束通りに女性の職員が対応し入浴されました。

人との関わりを好んでいなかった雰囲気のKさんは、月日が経過し買い物に出掛け、食事を作り、外食にも出掛け、のんびり家の宿泊旅行にも参加されました。Kさんが他の入居者を江戸っこ気質で励まし、他の入居者がそれに呼応する、そんな場面さえ見られるようになっていきました。やがて、脚力が落ち、食欲も落ち、身体機能が徐々に低下をし入院されました。最終的にはKさんの病院から出たいという意思を尊重する形で、のんびり家に戻りました。そして、退院から3日後の昼頃に旅立たれました。

短い4年という月日ですがKさんは私たち職員に色々なことを教えてくれました。人は1人では生きていけないこと、人との関わりが大切なこと、人を信じること、人との信頼関係を築くこと、当たり前のことがとても尊いこと・・・・・。

Kさんは最期まで多くのものを残してくれました。私自身も最期を看取るという経験がありませんでした。
Kさんの容態が日々変化していく中で個々の職員もそれぞれの想いもあったと思います。それでも、Kさんのことを支えたいという揺るがない思いがあったからこそ、色々準備不足な面や反省点はありますが、Kさんとの時間を大切にしていきたいと願ったことがなによりであったなと感じています。

個々の職員がKさんと向き合い、最期を看取り、今後Kさんの残してくれたことを大切にじっくりと考えながら支援に繋げていければと思います。そうすることで、江戸っ子のKさんの「あんた、馬鹿じゃないの、笑っちゃうよ。」という威勢の良い声を、いつでも心の中で聞かれるのだと思っています。

08:43 | Posted by admin

【自宅で生活する母、グループホームで生活する入居者さん】 のんびり家3F 竹田

2014年07月10日 | のんびり家::のんびり家 3F

夏休みは私事ですが、新盆でもあり家族3人で実家に帰省して墓参りをしてきました。
一人住まいになった母親は、幸いにも(気丈にも)葬儀後のシュンとした様子とは打って変わって食事の用意をしたり何でもやる気を出して案外元気でした。
夏まつりでは夕方家を出て獅子舞を楽しんだらしい。夜に打ち上げられた花火も堪能したというから驚きだった。
当初一人暮らしになってしまうことが不安でした。しかし町の福祉課職員のサポート、介護保険での訪問支援、社会福祉協議会からの支援、そして何よりも隣近所の方々のお世話になりながらどうにか一人暮らしが維持できるようなサポート体制が整いました。
介護度もランクが下がり、訪問回数は減らされたものの、身体状況は改善していることにほっとしました。
何と言っても今まで通り自宅で生活ができることが一番で、夫である父が居ない寂しさは当然でしょうが、自宅で生活していく決意と覚悟みたいな気迫が感じられたのが救いでした。父がやっていた庭の雑草を刈ってやり植木の剪定をしてやり、なすやトマトなど畑の作物を収穫して3度の食事の世話などをして帰りました。
「秋に庭木の雪囲い(雪吊り)はどうする? お前にできるか?」などと先のことまで心配しているくらいだから認知症の症状など心配することはなさそうである。
さて、東京にもどるとすぐにグループホームの仕事に就きました。ここで生活する入居者様はそれぞれの事情で家族のもとを離れて共同生活をされているわけですが、心のどこか隅に「自宅で暮らしたい」「家族と暮らしたい」という気持ちがあると思います。共同生活では制約もありますが、少しでも元の自宅での生活の延長線の生活ができるような支援に心がけていきたいと思います。

08:42 | Posted by admin

【花好きが高じて】 松林

2014年07月01日 | きみさんち

桜が散って、綺麗なツツジが咲いた頃、利用者さんを誘って、近所の公園に行きました。
「公園にツツジが咲いたよ。真っ赤で綺麗だったよ」
「そうか、もうそんな時季か。行こう行こう」

出掛ける用意もそこそこに、玄関から外に出ると、晴天の空が広がっていました。
「良い天気だな。気持ち良い」
「そうだね。じゃあさ、何かお弁当でも買って、公園で食べようか」
「そりゃ良いね。そうしよう」

商店街のお肉屋さんで、チキンカツパンを購入して、販売機でお茶を買って、いざ公園へ。

公園内に入ると、あちらこちらにツツジの花が咲いているもんだから、それらひとつひとつに綺麗だと挨拶をされるもんだから、ベンチに座るまで何分も掛かります。

ようやくベンチに座って、購入したチキンカツパンを食べながらも、後ろを振り返って、「ツツジが綺麗だな」と、団子より花、チキンカツパンよりツツジの入居者さん。

食べ始めると、ハトが沢山近寄って来て餌をねだっています。
そんなハトに、パンの切れ端を与える入居者さん。

食べた量よりハトに与えた方が多かったのではと思える程でしたが、お腹が満たされた入居者さんが、そろそろ帰ろうと言います。
「そうだね、ハトも満足しただろうし、帰ろうか」
そして、ベンチを離れた入居者さんは、ツツジの枝をパキリと折って、「綺麗だな、持って帰ろう」と。
「あぁ~、折っちゃった?」「折らなきゃ持って帰れないよ」「だけどさ。。。」「オレは花泥棒だから」「じゃあ、もう2・3本泥棒して行く?」「もう、手が痛いからいいや」「どれが良い?」「それが良い」
今度は私がボキリと折ってしまいました。

きみさんちに帰った入居者さんはご機嫌で、盗って来たツツジを、他の皆さんに自慢気に見せながら、「綺麗だろう。良かったらどうぞ」と言って手渡していました。

残ったツツジは、自室に飾って、何時までも眺めて過ごされていました。
その翌日も、翌々日も、盗って来たツツジを眺めて居室で過ごされていました。

花好きが高じて、食欲が減り、盗人になり、部屋に籠ってしまう入居者さん。
そんな素敵な入居者さんは、丁度、私の倍、生きておられます。
素晴らしいと同時に、気の遠くなるお話でした。

00:00 | Posted by admin

【雰囲気作り。】 お寺のよこ 田口

2014年06月10日 | お寺のよこ

今回は利用者Nさんのお話を少しだけ交え記事を書きたいと思います。
この記事を書く僅か数日前お寺のよこではNさんのお誕生日会を行いました。
お寿司を食べ、誕生日ケーキを食べ、ロウソクの火を息で消し、御花を皆様から受け取る。特別な内容ではありませんが、今回は会の主役Nさんだけが、単に喜んでいてくれたのでは無く、利用者の方々が個々で共感をして涙ぐんで感動をされていました。
感動は伝染するなんて言葉を聞いた事がありますが、私が見た光景はまさにそうでした。空気感や雰囲気作りをするのは我々の大切な役目の一つであると思っています。主体者は9名の利用者様である事は念頭におきながら。
ステキな雰囲気を見逃さず利用者様から拾い上げ発信していければ望ましいです。
失礼いたしました。

08:52 | Posted by admin

【当たり前】 のんびり家2F 名倉

2014年06月10日 | のんびり家::のんびり家 2F

こんにちは、のんびり家2階、名倉 章夫です。どっこいしょ4回目の記載になります。
早いもので、のんびり家で働かせてもらって約2年の月日が流れようとしています。2年と言う時間の中で様々な事がありました。入居者の方々と一緒に笑い合えた瞬間、外出、旅行、様々な事を教えて頂いたり、時にはぶつかり合ったり、時には悲しい瞬間、涙が出て来る瞬間だったりと・・・・
時間と言うのは皆平等ですが、人によって時間軸と言うのは違うかと思います。入居者の方々1人1人もやはり時間軸は違うかと思いますが、自分が入居者の方々と2年間と言う時間を関わらせて頂いた中で、どの様に入居者の方達に影響してきたのかなと思い返す今日この頃です。
2年と言う月日の中で1番衝撃と言うか、心に刻み何時までも忘れては行けないと自分に誓った事があります。
2回目のどっこいしょ記載の際にも触れましたが、それは(当たり前))と言う気持ち、考えを、自分自身の考えから捨てていかなければ行けないと。
洋服を着る事、食事を食べる事、朝起きる事、歩ける事、その他色々ありますが自分自身の日常生活に当たって、日々自分が行っている事に対して当たり前と言う考えを捨て、上記の事を出来る事に感謝していかないと行けないと考えるようになりました。
日々入居者の方々を支援させて頂くに当たって思う事は、入居者の方達は1つの事をやり遂げるのに対して、人により差は多少ありますが、1つ1つがとても真剣に取り組んでいて、やり遂げると、とても良い表情が見れる瞬間があります。その笑顔にあるのは、達成感、又は自信でしょうか?そこは人に寄るかとも思いますが。
ただ上記の事に対しての入居者の方々1人1人の共通点は出来て当たり前と言う考えがない事です。だから素敵な表情が出てくるのかなと思います。
人は皆年齢を重ねていきます。自分が入居者の方々と一緒の年齢になったとイメージして今、のんびり家にいる入居者の方達と同じ考えが出ているのかと考えると全くイメージが出来ません。それは自分自身の考えの中に当たり前と言う考えが根強くあるからかなと考えます。
これから先時間は要すると思いますが、入居者の方達を見習い、当たり前と言う考えを少しずつ無くしていけたらと思います。

08:41 | Posted by admin

【美容院へ】 のんびり家3F 浅井

2014年06月10日 | のんびり家::のんびり家 3F

この間、入居者さんのYさんの髪が伸びたので、一緒に美容院へ行って来ました。
当日はあいにくの雨だったのですが、電車に乗り、行って来ました。美容院に着くと美容師の方に「今日はどうしましょうか?」と聞かれ、Yさんは「いつもと同じでいいです。」と答える。
美容師の方も前回の記録があるので、「耳を出すぐらいに切りますか?」と聞くと、「はい。短くお願いします。」とはっきりと答えていました。美容師の方も若い男性だったので、なんだか嬉しそうでした。
切り終わってから短く切った感想を聞くと、「やっぱり短いのは楽でいいわね。洗うのが簡単ね。」と嬉しそうに言ってくれました。この瞬間やはり女性だなと感じました。Yさん、ショートヘアもとてもお似合いですよ。

08:26 | Posted by admin

【出会いと別れ】 田中

2014年06月01日 | きみさんち

入社して約6年。きみさんちで色々な方に出会い、そしてお別れをしました。
中でも、5月にお亡くなりになられたEさんは、大変厳しい方で、何度も怒られた事を思い出します。思い出話となりますが、Eさんとの6年分のエピソードは書き出すときりが無いほどたくさんあります。

① 同姓と新人に厳しく、異性に優しいEさん
② 戦争中の話をエンドレスで話すEさん
③ 2・26事件を振り返り話してくれるEさん
④ きみさんちの顔役であるEさん
⑤ 商店街の人気者?のEさん
本当にきりがありません。

先日、他の方と行きつけの店に買い物に行ったところ、店のご主人から「Eさんこの頃見かけないけどどうしたの」と聞かれ、お亡くなりになった事を伝えると、「昔は、よく怒られたもんだったよ。」と懐かしそうに話して下さいました。
地域の方にも思いを馳せていただく事が出来るのは、Eさんが地域に根付いた人物であったからだと思います。
101歳・・・。
1世紀を生き抜いて、その中のほんの16年余りをきみさんちで過ごし、またその中のほんの一握りの6年間を一緒に過ごさせて頂き、大変嬉しい思いと共に、切なさを感じる思いで一杯です。
でも思うのです。この業界で人と死に別れると、どうしても「こうしてあげていれば良かった・・・」「こうしなきゃいけなかったんじゃないか」と後になって悔いる事が多いように思います。後悔先に立たず。ご本人はどう思っているか〔いたか〕、今となっては聞くこともかないませんが、少なからず、私は最後まで出来る支援は行ったと思い、これからも悔いる事の無い支援が出来るよう、日々精進して行きたいと思っています。
最後に、Eさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

22:56 | Posted by admin

【半年が過ぎて・・・】 高橋

2014年05月22日 | きみさんち

きみさんちで仕事を始めて、半年が経ちました。あっという間に時間が過ぎました。業務には少しずつ慣れてきたものの、肝心の支援についてはまだまだ勉強中です。先輩スタッフの皆さんに、色々と教えて頂いています。
先日のケース会議でのことでした。
管理者の志寒さんから「高橋さんは、日勤でも定時の8時に帰るから時間の使い方が上手なんですね。」と言われました。きみさんちの日勤は、夜8時に勤務が終了します。
「時間の使い方が上手な訳ではなく、子供達が待っているので少しでも早く帰りたくて・・・」と答えました。我が家には息子が2人おりまして、お腹を空かして母の帰宅を今か今かと待っています。
私が帰ってから夕食の支度をするので、少しでも早く帰りたいのです。
ケース会議に参加していた林田さんが、そのやりとりを聞いて私にこう言いました。
「そうだよね、子供が待っているんだから早く帰りたいよね。でも、その自宅に帰りたい。という気持ちを止めているんだよ。」と。
それはAさんについてでした。Aさんには、帰宅欲求がみられ「そろそろ失礼します。」と自宅に帰ろうとします。
欲求が見られた際には、傾聴しながらも話題を変えたり、また時には帰る様子を遠方から見守ったり・・・などの支援をしています。実際に自宅へ帰るのは難しい状況です。
その帰りたいという気持ちを止めている、そのことが私にとっては大きな衝撃でした。
私はなんて残酷なことをしているんだろう。と思いました。林田さんが言われたようなことを、一度も考えたことが無かったからです。
あれからAさんの支援をする際に、その言葉を思い出します。どんな言葉をかけることでAさんの気持ちが楽になるだろうか?私が出来る支援とはなんだろう?と考えています。
答えは見つかってはいません。そんなに簡単なことではないと思います。が、私なりに気持ちをもって今後もAさんの支援をしていきたいと思います。Aさんだけではなく、きみさんちの皆さんにも、気持ちをもって今後も支援をしていきたいと思います。こういうこと考える機会を頂けたことに、感謝します。ありがとうございました。

22:59 | Posted by admin

【春です】 お寺のよこ 谷野

2014年05月10日 | お寺のよこ

春の訪れとともに新しい入居者の方がご入居されて、お寺のよこも、にぎやかになってまいりました。
時には入居者さんどうしで何が食べたいなどと話し合い、時には調理の過程でやり方が違うなどと、もめていることもありますが、それぞれの方が、ご自分の役割をさがしているようで、今後の展開が楽しみです。
夕食を終えると、ゲームやお話をされ、10時を過ぎると、職員にまだやっていても大丈夫ですか?と気にされながらも、にぎやかに楽しまれております。お開きになると、その後は3人でお風呂に入るのが日課
になっております。
入居者様のお互いを気遣い、お互いをいたわり合い、あっという間に交友関係を築き上げる姿を見ていると、人付き合いの苦手な自分には、つくづくたくましさを感じさせられます。
始まったばかりの共同生活では、楽しみ以上に共同生活の難しさや、生活の変化などで辛く思われることがたくさんあるかと思います。私自身も入居者の方の頑張りに、少しでもお力になる事ができるように、気をひきしめていきたいと思います。
私事ですが、「今年の桜が最後かもしれないから、いっぱい桜を見ておくよ。」
と言っていた友人が、来年も桜を見られそうです。桜は偉大ですね。
私も今年の桜をいっぱい見ました。

08:53 | Posted by admin

【それから、4時間後。Kさんの話。】 のんびり家2F 福田

2014年05月10日 | のんびり家::のんびり家 2F

こんにちは。どっこいしょを書くのは5回目になりました。2012年4月入社ですので、2年と少し。まだまだ、経験不足です。介護の経験自体もですが、なにより人の生死の境に立つことそのものが、今まで数多くあったわけではないのだと、あらためて感じています。
私の担当であった、Kさんのお話です。Kさんははきはきとした、江戸っ子口調と言うのでしょうか、びしっと話される方でした。お寿司などの美味しいものが好きで、コーヒーを好んで飲んでいました。入浴にあまり積極的ではなく「一番風呂が沸きましたよ」と言うと「よかったね、入んないけど」。またあるときは「今日は汗、たくさんかいてますね」に「そうね、でも別にいいわ」。最後は「あせもができたっていいよ」とばっさり。お医者さんが、お風呂はお肌のためにいいんだって、と話して、やっと「そう?なら入ろうかな」。私はお医者様に勝てないのだろうか……と打ちひしがれ、周りの先輩に相談したのもいい思い出です。
そんなKさんは4月下旬、好きなお寿司でさえも食べてはむせ、咳き込んでは吐き出すようになり始めたために食事量が減り、他、体調や栄養状態も考え、入院されました。お見舞いに行ったときは「Kさんのこと、帰って来るの待ってるよ」と話し掛けると笑顔になり、「うん」と返事が聞けました。そうして、ご本人の意向と体調の推移を踏まえ、5月頭に退院されました。酸素の機械を必要としながらも、とろみをつけたポカリスウェットやコーヒーゼリー、ティラミスなどを少量ですが食べ、ブドウゼリーにははっきりと「おいしい」と話していました。退院して数日、私が夜勤に入った日、手を握ればしっかりとした強さで握り返し、話し掛けに対してこちらに顔と目を向ける素振りが見られました。夜間帯もそれほど苦しげではなく、次の日を迎えました。夜勤終わりの朝9時過ぎに「Kさんおはよう、また来るね」と話し掛け、私は帰路に就きました。それから約4時間後、13時に連絡がありました。最期は苦しそうな様子なく、息を引き取ったとのことを。その瞬間には立ち会っていませんが、最後の夜を一緒に過ごしたのは私だったのだな、となんとなく思いました。生活を過ごす間に、笑い合ったり喧嘩したり、学ばせて頂いたり。貴重な時間でした。慣れるものではないと聞きましたが、思い返し、悼む時間を持つ、それに慣れる必要はないのかとも思いました。
Kさんのご冥福を心からお祈りします。

08:40 | Posted by admin

【はじめまして。】 のんびり家3F 浅井

2014年05月10日 | のんびり家::のんびり家 3F

昨年の12月より、のんびり家3階で働かせて頂いている浅井です。家族介護の経験はありますが、仕事しての介護は、まったくの未経験で、ここのんびり家3階に飛び込みました。
のんびり家に入った当初は、右も左もわからなくて、落ち着いて自分の頭で考える事も出来ず、先輩職員さんの真似をする事で精一杯。真似と言っても、完成度の低い真似なので、上手く行くはずもなく四句八苦。
働き始めて今月で5ヶ月目になりますが、最近やっと、少しだけ落ち着いて、勤務出来るようになった気がします。
少しずつですが、この仕事の楽しさがわかってきたと同時に、考える事や悩む事が増えてきました。
今の私の最大の目標は、利用者さん一人ひとりをきちんと知る事。そして、自分で考え自分の言葉を持つ事です。
人を知るという事は、同時に自分を知る事でもあり、自分にとって都合の悪い自分と向き合う事も多く、ベットに入ってもなかなか眠れない夜もあります。
でもここのんびり家には、未熟な私の悩みに真剣に耳を傾け、一緒に考えて下さる利用者さんと先輩方がいます。今はまだ、利用者さんや先輩方を頼りにするばかりですが、利用者さんや先輩方と過ごす時間を無駄にする事なく、しっかり楽しみ、勉強し、一日でも早く、のんびり家に溶け込めるように、成長していきたいと思います。

08:24 | Posted by admin

【早いもので・・・】 お寺のよこ 岡田

2014年04月10日 | お寺のよこ

去年の8月にお寺のよこに入職してからもう半年が過ぎました。振り返って見ると、去年は入居者様が相次いでお亡くなりになり、中でもKさんは自分が一人夜勤の初日に亡くなられました。この仕事をして8年くらいになりますが、数々の介護を経験して看取るというのは初めてのことなので、自分でもまだちょっと信じられないくらいです。自分が入職してきた時にはKさんはすでに入院していて、退院してからその日その日の体調を見たらこれからが心配で、当日の夜勤日の記録を見てみるとかなり体調が悪い様子だったので、どうなることかと不安が頭をよぎっていたら、予感が的中したので「やっぱりか」と言う気持ちでした。
だけど悲しいことばかりではありません。楽しいこともたくさん経験しました。
秋には駒込学園の文化祭と駒本小のバザーに出掛けたり、暮れの辺りには餅つき大会をして、元日には初詣に行きました。また、去年の忘年会は幹事を任されたので、韓国料理店へ行きました。参加者全員楽しんでくれたので、自分でも良かったと感じています。
本当に色々ありましたが、いよいよ自分にも入居者様の担当の仕事をすることになってケアプランの作成等をするので大変ですが、頑張ろうと思います。

08:53 | Posted by admin

【地域密着というけれど・・・?】 のんびり家2F 新山

2014年04月10日 | のんびり家::のんびり家 2F

のんびり家2階の新山です。どっこいしょに書きたいことが色々あり何を載せようかすごく悩みました。
(私が、勤務から帰る途中、近所のパン屋で飲みものを購入した際に、パン屋の方が「どっこいしょ見ましたよ。あれ、新山さんだよね」と笑顔で話しかけられた事がありました。私は、文章能力があまりないのですごく恥ずかしい気持ちと地域の方が、「どっこいしょを読んでくれているんだ・・・」と嬉しい気持ちでいっぱいになった事を覚えています)
今回は、TさんとYさん二人で買い物へ行った時の出来事と地域の方との交流について感じた事を書きたいと思います。
TさんとYさんが近所のパン屋で買い物をしました。私は、遠方見守りでお二人を観察し見守りしていました。のんびり家を出て何やら会話をしながらパン屋へ向かったTさんとYさん。色々な気持ちで少し離れた外から見ていると、二人でパンを選ぶ様子が見受けられました。そこにお店の方が笑顔でお二人に話し掛け楽しそうに会話をしています。
パンを選び会計を済ませお店から出てきたお二人。その姿は、自信に満ち溢れてとても良い表情をしていました。
そのまま、まっすぐ、のんびり家へ歩いて帰る姿を見て、すぐにパン屋へ事情を説明して、お礼を言いました。
この日の出来事が、入居者と地域の方が普通に交流がとれる事の素晴らしさをこの身で感じることができた瞬間でした。
地域密着型って何だろう?と考え続けてきましたが、今回の出来事などの積み重ねなのかな。と感じました。
私たちが普段買い物をする事、入居者が買い物をする事。同じ事です。リスクは多少ありますが、当たり前の事を当たり前に出来る入居者の「力」を信じたい。
これからも、入居者と地域の方への感謝の気持ちを忘れずに日々過ごしていきたいです。
「今」私にできる事は何か考え後悔のない日々だったと思える自分になれるように。毎日の生活の中で大事な瞬間を見逃さないように成長し続けたいです。

08:39 | Posted by admin