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【秋の一泊旅行】  お寺のよこ 佐藤

2019年11月30日 | お寺のよこ

お寺のよこは今年で6年連続の一泊旅行を予定しています。
私は入社して5年なので2014年の箱根旅行に参加していませんが2015年 湯河原、2016年 箱根、2017年 熱海、2018年 箱根へ行き2019年も熱海のホテルを予約しました。
毎年、旅行に行くと決めてから色々なホテルに問い合わせをするとあまり良い返事をもらえなかったり(認知症状態の方々と同行と伝えるため)、お風呂に手すりがなかったりなど泊まるホテルを確保するのが一番大変です。
マイクロバスに関しては2014年から車椅子対応のバスを所有しているバス会社さんと良い出会いがあり一泊旅行、日帰り旅行ともお願いし毎年、安心してバスの旅をしています。
毎年、出発当日に「行きたくない」と仰る入居者さんがいて出発時間が少し遅れることもありますがホテルに着くまでバスの中で歌を歌ったり、車の数を数えたり、居眠りしたりして過ごされホテルに着くと、お土産売り場でお土産を選んで買い物をしてカラオケで沢山、歌を歌いお風呂に浸かり夕食をみんなで食べ就寝時間になるのですが、いつもと違う場所で不安なのか夜中に泣き出してしまう入居者さんもいらっしゃり普段、お寺のよこの生活では見られない一面を見ることが出来てとても良い時間を過ごすことが出来ています。
朝風呂に行く!と早起きされる入居者さんと朝風呂へ一緒に行き湯船で幸せそうな顔をしている姿を今でも思い出すことがあります。
行きも帰りも海老名サービスエリアでトイレ休憩をするのですが女性の入居者さんがトイレの鍵をかけて開け方が分からないと出れなくなるハプニングもあったりと、毎年、沢山の笑顔と喜ぶ顔が見れて本当に良い時間を過ごすことが出来て入居者さんと職員の皆さんに感謝しています。

08:04 | Posted by kimisanchi

【編集後記】  林田

2019年10月31日 | 編集後記

夏の暑さもあっと言う間に過ぎて、やっと秋の気配を感じるようになって来ました。
これまで、NPO法人ミニケアホームきみさんちのほうは、20年を過ぎました。本当にありがとうございます。
そんな中ですが、有限会社自在のほうの事業所の空室がなかなか埋まりません。これまで長期間ご利用いただいた方々が、身体機能の低下で最後の最後に病院に移られたことなどが原因です。
練馬のとちの実と言う事業所なのですが、職員もそろっていますし、就職をして長い職員もおりますので、いつでもご入居いただけるのですが、利用希望の反応が少ないのです。
私の利用者募集の方法が不十分だと思うのですが、社員の少ないうちの会社では、なかなかいい方法がありません。
すこし、入居者さんの募集の記事を載せさせていただきます。
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とちの実 練馬区東大泉1-12-19
定員 9人 1ユニット
電話&FAX 03-3978-6955
内容 現在3部屋空室です。
居室の広さは、5.5畳
ひと月の利用料はおおむね18万円程度
生活保護の方も受け入れ可能です。
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よろしくお願いします。

08:48 | Posted by kimisanchi

【夕涼みで】  きみさんち 金井

2019年10月31日 | きみさんち

やっと夕方に涼しい風を感じられるようになった今日この頃。
数人の入居者さんと玄関先で花火をやりました。
私は途中から色が変わったり、勢いよく飛び出したりする炎の花に少しどきどきしながら楽しんでいらっしゃるみなさんの様子に嬉しくなったりしていました。
でも皆さんがいちばんの笑顔を見せて下さったのは、通りかかった小学生の女の子が花火を持ってくれて、ぱっと花が咲いたような笑顔を見せてくれた時でした。それまでいろんなと
ころを見ていた皆さんが一斉にその子のほうを向き、よかったねー、楽しかった?と話しかけ、ちょっと自慢げに花火を掲げている姿に表情を崩していらっしゃいました。

08:47 | Posted by kimisanchi

【小さなお子さんはいるの?】  のんびり家3F 吉田

2019年10月31日 | のんびり家::のんびり家 3F

のんびり家3階の吉田です。
タイトルの質問ですが、ある入居者さんに連日質問されます。場合によっては数分おきに質問されます。
そのたびに、いないですと答えるのですが
続けて「あらぁ、作りなさい一人ぐらい」と残念そうな口調で諭されます。
さて、ここからは質問される入居者さんとは直接関係のない話しなのですが、私は結婚して7年になります。
7年間、意図的に子供を作ってきませんでした。最初に話しておきますが、これは私個人の話しでして皆さんが同じような環境なわけではないと思います。
30歳を過ぎて介護の仕事を始めて来年で10年になりますが、月に6回前後ある夜勤の手当がなかったら給料は18万程度です。最初の5年間は毎年昇給がありましたが、それ以降はありません。
頼みの綱は月額にすると1万円程度になる処遇改善手当だけです。退職金もなく、体が壊れたら終わりのお仕事です。
妻は事情があって働くことが難しい状況でもあったので、夫婦2人で楽しく暮らすことができればいいと思って7年間過ごしてきました。
そんな中、一昨年ぐらいから月額8万円程度の特別処遇改善手当の話が出てきました。
月額8万などという大きな金額であったので、眉唾物だと思っていたのですが現実的になりました。
そもそも8万という設定は、介護職の平均給与が全国の平均給与より8万程度少ないということから来ていたそうで、しかも該当する介護士は勤続10年以上の介護福祉士資格を持って働いているという条件でした。
これが現実のものとなったのですが、施行されるものは条件の大幅に緩くなったもので、介護福祉士資格を持っていて勤め先で能力があると判断されている。だけで良くなってしまいました。
8万円という金額も、最低一人だけ8万円程度の増額を行えば他は問われない仕組みですので、おそらく管理者かそれに準ずる方が対象になる事業所が多いと思います。
しかも会社もそれなりの金額を負担することになりますので、のんびり家のようなNPO法人だったり、小さな会社では生活が楽になるような金額は見込めないかも知れません。
しかし、手当てが増えるのは間違いないと思います。
そこで最初の話しに戻るのですが、「小さなお子さんはいるの?」
この質問に最近はこう答えています。
来年からお給料が上がりそうだから、作ろうと思ってます。
「そうよ作りなさい、一人ぐらい」と凄く嬉しそうに返されます。
実際子供を作れるとしたら、自分と妻の年齢的に後一二年だと思います。今年の夏は妻の両親にも事情を話し、年齢も35を越えているし高齢出産になるから、もし子供が出来ても最悪は娘さんの体がどうにかなってしまうリスクもある。それでもいいかと相談しました。
応援すると言ってもらえました。
ずっと諦めていましたが、頑張ってみようと思います。そして一年後か二年後か
「小さなお子さんはいるの?」と聞かれたら今年生まれましたと答えることが出来たらいいなと思っています。
この入居者さんは91歳になられましたが、私の迷っている背中を間違いなく少し押してくれました。その時まで元気でいてくださいね。

08:46 | Posted by kimisanchi

【繰り返している】  のんびり家2F 石川

2019年10月31日 | のんびり家::のんびり家 2F

この仕事を始めて3回目の冬を迎えようとしています。
嬉しい出会いもあれば悲しいお別れもあります。
今まで圧倒的に女性に出会う事が多く男性は本当に少ないです。
今から書く事はほんの一例ですし私が感じたことでもあるので全員がそうとは言い切れませんが書かせてください。
出会った頃の女性の入居者さまは夕方になると「家に帰らなきゃ」「子供たちがお腹を空かせて待っている」と言います。
数か月後のある日の夕方に「こんな時間まで外に居たら怒られる」「ご飯作らなきゃ」「お父さんが会いに来た」と言います。この時の「お父さん」は「旦那さん」の事です。また子供の事は勿論ご自分の両親や兄弟姉妹の事も心配したりもしています。
更にその数か月後は「お父さんとお母さんに会いたい」「お父さんが会いに来た」「お姉ちゃんに会いたい」とも言います。この時の「お父さん」は「父親」の事です。
愛情いっぱいに育てられた「娘」は素敵な人と出会って「妻」となり子宝に恵まれて「母」となり毎日を奮闘してきた事と思います。
そして子供たちも独立し大好きな旦那さんも少しだけ先に旅立って行きました。
認知症はあまりいいイメージはないかもしれませんが「母」から「妻」になり そして「妻」から「娘」になって時空を超えて旦那さんに会ったり生まれ育った故郷に帰って両親や兄弟姉妹に会う事が出来るのは少し羨ましいと思ったりもします。
縁があってグループホームで過ごされています。
残りの時間もゆっくりのんびりと大好きな人に沢山会えて そしてまた「娘」として過ごして数十年後にまた私と出会って一緒に過ごす事が出来たらいいな…なんて思ったりしていま
す。
その時はもう少し私は仕事が出来るようになっているといいなぁ…。

08:46 | Posted by kimisanchi

【時が経つと言うのは】  お寺のよこ 岡田

2019年10月31日 | お寺のよこ

私がお寺のよこに入職して6年が経ちました。この6年間の間にお寺のよこ内でも入居者様や職員の移り変わりが何回あった事か数えた事もありません。特に新しい入居者様のケアや前からいる入居者様の身体の様子が変わる事もありましたので、そうなると新しいケアを覚えなければならない事も経験しているのでこの先どうなるのだろうと不安と期待でいっぱいになります。ただ、介護の仕事をしているとなるとこう言った事は必ず経験するので、これも運命なのだと実感しました。
それから時が経つと言うのは時代でも感じます。特に2019年は元号が平成から令和に変わったのでこれも一番大きな時代の移り変わりと言えるでしょう。昭和から平成に変わった頃、私は正直なところ記憶に無いので今回の元号が変わる瞬間を直に感じて、これも時代が変わったのだなと思いました。
果たして令和は何年続くのやらと思う次第です。

08:45 | Posted by kimisanchi

【編集後記】  林田

2019年09月30日 | 編集後記

今年は、バイクに乗ろうと考えていましたが、まだ全然バイクのエンジンをかけていません。
 私のバイク歴は長くて、高校生のころにはバイクに乗っていました。当然、高校では禁止されていたのですが、それをかいくぐってバイクに乗っていました。
 大学生になり、バイトに明け暮れながらバイクの情報を仕入れて、高校の時の友達と北海道に行くことにしました。 ルートは、大洗から船で北海道に上陸する計画です。
 その道中です。友達が交通事故にあい鼻の骨を折ってしまいました。ライオンの顔のようになった友達は、それでも北海道に行くといって聞きません。 途中で時間がかかったので、大洗を過ぎて仙台まで向かうことにしました。その途中で、また友達が単独事故を起こしてしまい、足の骨を折ってしまったのです。万事休すです。 結局その時は諦めて、翌年当時合ったモトトレインと言う列車に乗って、函館まで行き、北海道を巡りました。
 それから社会人になり、バイクに乗ることも少なくなり、手放してしまったのです。
 次に、バイクに乗ったのは、以前にも書いたと思うのですが、グループホームを作ってからでした。
 いろいろ悩むこともあり、また、かっこいいバイクがあることに気づき、限定解除を行いたいと思うようになりました。限定解除を自動車学校で行えるように法律が変わったことも大きかったです。
 その結果、念願だった大型バイクを手にすることができました。そのバイクでは、様々な所に行きました。高知、和歌山、札幌、青森、岩手、富山。関東近郊はもちろん、本当にたくさんの所に行くことができました。
 ですが、この2,3年ほとんどバイクに乗っていません。
 理由は様々にあるのですが、ほとんど飾り物状態です。何とも不憫で仕方ありません。
 まだ乗りたい気持ちは、十分にあるのですが、仕事に使いづらくなったこと、視力が落ちたこと、などが大きいと思います。
 仕事に使うことは、駐車場に停めないといけないからです。歩道の隅に止めていると駐車違反で捕まります。
 ですが、休みが見つかったら、日帰りのツーリングでリハビリをして、また、遠くに行こうと考えています。

09:31 | Posted by kimisanchi

【猫に牡丹餅】  きみさんち 松林

2019年09月30日 | きみさんち

特にすることもなく、ぼんやりとリビングに座っているOさんに「犬も歩けば、、、?」と言って、マイクを突き出す真似をしてみました。
するとOさん、少し考えて「棒に当たるぅ!」と、私の右手に握った架空のマイクに向かって答えて下さいました。
「素晴らしいですね、正解です」と言うと、「良かったぁ」と嬉しそうです。
「それでは、猿も木から、、、?」と架空のマイクを口元に向けると「落ちる!」と、即答しました。
「では、次は、弘法も、、、?」と、マイクを突き出すと、「弘法?う~ん、弘法」と悩んでいます。
それを隣で見ていたAさんが、「おばあちゃん、これだよ」と言って、テーブルに何かを書く素振りをして、その手に持った架空の筆を指差して「これこれ」と言っています。
Oさんには、その、これ、が分からず「弘法も、、、何だ?」と考えているので、痺れを切らしたAさんは「筆だよ、筆の誤り、だよ」と、声に出して教えてしまいました。
それを聞いたOさんは「筆の誤りだぁ」と私に向かって答えました。
「じゃあ、豚に?」とOさんにマイクを向けると、「おばあちゃん、これだよ」と、首元に指で線を描きながら「真珠だよ」と、AさんがOさんに教えています。
Oさんは「真珠かぁ」と、少し表情が曇ります。
「じゃあ、これはどうかな?猫に?」
両手の親指と人差し指を楕円形に合わせて「おばあちゃん、これだよ」とAさん。
それを見たOさんは元気な声で「牡丹餅だぁ」と。
それを聞いたAさんは大笑い。
Oさんは、どうしたのという表情をしていますので、間髪入れずに「じゃあ、棚から?」と聞いてみると「牡丹餅!」と嬉しそうに答えた後「あれ?なんだ??可笑しいな」と、猫には牡丹餅では無かった事に気付き「そうかぁ、牡丹餅は棚からかぁ」とOさんは照れて、皆は笑いました。
そして、私は思うのです。
Oさんの間違いは、Aさんのヒントが牡丹餅に見えたからではないかと。それは、お昼前の時間帯であったこともあり、空腹感が牡丹餅を連想させたからではないかと。
しかし、空腹だったからといって、どうして『牡丹餅』という言葉が出てきたのでしょうか?Aさんの作った楕円形のヒントから想像できる食べ物は他にもある筈です。
卵、コロッケ、ハンバーグ、、、、、。
諺の問題をやっているという認識があり、諺の中で使用されている楕円形の食べ物という検索結果で『牡丹餅』という言葉が出てきたのでしょうか。
正解は、Oさんにしか、いや、Oさんにも、誰にも分からない事でしょう。
『猫に牡丹餅』。
その笑いを切っ掛けに、皆さんでお昼ご飯の準備に取り掛かる事になりました。
牡丹餅は棚から落ちてきませんからね。

09:30 | Posted by kimisanchi

【今日も一日】  のんびり家2F 飛鳥井

2019年09月30日 | のんびり家::のんびり家 2F

どっこいしょに記事を書くのは久しぶりです。のんびり家2階の飛鳥井です。
今回は、Nさんについて書かせて頂きます。
Nさんは、大正10年生まれで、のんびり家2階では最高齢の97歳の女性です。
ご入居時はとてもお元気で、ご自身で何でもこなされる方でしたが、2018年4月の夜間に廊下で転倒し、左大腿骨を骨折してしまいました。それ以来、車椅子での生活となりました。
元々何でもご自身でされていたこともあり、生活のあらゆる場面、例えば排泄時の介助などをする際にも職員に向かって「申し訳ないね」と仰ることが多々あります。そんな時、私たちは「困っている時は、お互い様ですから」と言うと、Nさんは時に涙ぐみながら「ありがとう」と仰います。
そんな涙脆い一面のあるNさんですが、骨折以来ご自身の思うように利かない身体に対して腹立たしい気持ちがあるご様子で、「悔しいね」と思いの丈を口にされることもあります。
Nさんは、自分のことは自分で。人様の手を煩わせるのは申し訳ないと言う気持ちが人一倍強いように感じます。それは、持って生まれたNさんの気質によるものと、大正生まれできっとご両親から(恐らくご両親は明治生まれでしょう)厳しく躾けられたことも影響しているのではないかなと想像しています。
Nさんを見ていると、「自立心」と言う言葉が浮かんできます。
夜勤の際、Nさんの就寝介助をしますが、車椅子からベッドに移乗する際に、「ほっぽり投げていいよ」と半分笑いながら仰ることがあります。そんな時、私は「本当にほっぽり投げていいんですか」と敢えて聞き返しますが、Nさんは更にいたずらっぽく笑いながら「いいよ」と仰います。そして「あんたのことを恨んだりしないからね」とも仰います。このようにユーモアのあるNさんでもあります。
このようなやり取りをしながら、ベッドに横になって頂きますが、私がNさんの耳元でやや大きな声で(Nさんはやや難聴のため)「Nさん、今日も一日」と言うと、Nさんは必ず「お疲れ様でした。ありがとう。」と言って下さいます。そして「おやすみなさい」と言うと、「あんたも早く休んでね」と労って下さいます。Nさんがご入居された当初はこのようなやり取りをしていた記憶がありませんが、いつの頃からか自然にこのようなやり取りをするようになりました。
そして、特に最近思うのですが、いつまでNさんとこの「今日も一日」と言うやり取りが出来るのだろうか?と。残念なことですが、Nさんとの時間は永遠ではありません。限りのある時間、Nさんと共に過ごせるこの瞬間、一日一日を大切に過ごさなければならないなと改めて思います。

09:29 | Posted by kimisanchi

【外食】  のんびり家3F 永辻

2019年09月30日 | のんびり家::のんびり家 3F

ある日のお昼に入居者さんのKさんと近くの中華料理屋に行って来ました。
席に着いてメニューを見るとたくさんの料理に迷ってしまい、「これなんだ?」などと分からない物には説明しながら、注文を決めましたが、頼んでからも料理が気になる様子で真剣にメニューを見ていらっしゃいました。いざ料理が運ばれてくると写真よりも量が多く、食べられるかなと心配しましたが、自分のペースで、ゆっくりとほぼ全部食べられました。
お店を出ると「ご馳走になってすみません。また行こう。」と言ってくれました。その言葉だけで一緒に外にご飯を食べに来て良かったと思いました。
のんびり家で食事をしている様子とやはり違う表情が見られて、私も楽しかったです。
こちらこそありがとうございました。

09:28 | Posted by kimisanchi

【選択】  お寺のよこ 光岡

2019年09月30日 | お寺のよこ

少し古い話となりますが、5月に入居者のUさんと上野国立博物館の「東寺展」に出掛けて来ました。展覧会の広告が新聞に掲載されており、Uさんが「これ行ってみてえんだよなあ」と仰ったことがきっかけでした。
当日は、お昼前にお寺のよこを出発する予定でしたので、Uさんに「お昼何食べます?」とお伺いをたてたところ、ひとしきり考えられた後に「藪そばって知ってる?上野にあったと思うんだよなあ」と。ネットで調べたところ上野駅周辺に「上野藪そば」を見つけました。ご本人にそのことを伝えて昼食はそこで食べることに決定しました。
順番としては上野藪そばで昼食→展覧会の流れにしようと話していたのですが、上野藪そばに到着すると店前には長蛇の列。蕎麦屋なので回転率は良いかと思い「どうしますか」と尋ねたところ「別に昼飯は遅くなっても構わねえよ。博物館行った後だったら丁度空いてんじゃねえか」とのこと。タクシーに乗るのも微妙な距離でしたので、上野公園を横切って国立博物館まで散策することにしました。
当日は日曜日ということもあり博物館は結構な賑わいを見せていました。Uさんも始めは緊張気味のご様子でしたが、途中館内のショップで東寺に関する書籍や展覧会の図録をご覧になってからは集中力が一気に増されたご様子。特に図録は何度も見返されていたので「この内容でこの値段だったら良いですよね」と話し掛けると、「あんた買う?買うんだったら一緒に買うか」と仰りご購入。購入後はずっと大切そうに抱えてらっしゃいました。
結局博物館は特別展(東寺)のみならず常設展もしっかりとご覧になられ博物館を出たのが15時前。その後藪そばまで移動しました。Uさんが仰ったとおり、この時間では並ぶこともなくスムーズに店内へ。ご本人は、なめこおろし蕎麦を召し上がり「旨いねえ」「酒でも少し飲みたいねえ」と上機嫌。蕎麦湯が入った容れ物もお気に召したご様子で「これは全部銅で出来てるのかい。洒落てるねえ。持って帰りてえぐらいだ」と。その後はご機嫌なご様子でお寺のよこに帰宅されました。
あれから3ヶ月。私の顔を見ては何度も「今日時間あるかい。また上野行って展覧会でも見た後に蕎麦でも食いに行こうじゃないか」と仰います。行きたいですねえ。でも今は暑い盛りです。涼しくなったら是非お供させて下さい。

09:27 | Posted by kimisanchi

【編集後記】  林田

2019年08月16日 | 編集後記

今年の夏も、肌寒い梅雨から一転猛暑となっています。
皆さんも、話題とされているでしょうが、こんなに暑い日は本当にこの5年ぐらいの傾向だと思います。正直私が生きている間に、このような気候の変動があるとは思ってもいませんでした。
これは、何としてでも止めなければなりません。化石燃料をたくさん使う私としては、本当に心苦しい限りです。そこで、まずは、ペットボトルの使用をできるだけ少なくしたいと思っています。気候の温暖化とは直接関係ないかもしれませんが、環境破壊の一因を自分の生活から取り除こうと思っています。ですので、水筒を利用してペットボトルの利用を削減中です。
ペットボトルは、便利な商品です。加工がたやすいですし、軽くて腐食の心配がありません。
ですが、それを使った後どのようにするのか。を、考えて使い始める必要がありました。ペットボトルの再利用が始まったのは、もう3,40年前からでしょうか。それなりに再利用はされており、すべてが無駄に捨てられているわけではないのですが、再生率が悪いのと使用量がとてつもなく多く、ポイ捨てする人などが数多くいることなどが原因で、河川や海、空き地などにごみとして散乱しているわけです。
また、日本だけではなくアジアの各国も経済が発展すると同時にペットボトルを海上にごみとして廃棄する国が出て来ていて、今やマイクロプラスチックと言う海洋環境の大きな課題となっています。
日本の集められたペットボトルも、国内の処理が追いつかず、中国に買い取ってもらっていました。近年、中国もその買取をすることを止めてしまったので、東南アジアの国々にごみの輸出を日本は行っているのです。
物事の、最後をきちんと見極めて、適切な対応が必要だ。という典型の話ではないでしょうか?

07:52 | Posted by kimisanchi

【Kさんのコミュニティーのおかげで】  きみさんち 田中

2019年08月16日 | きみさんち

毎朝外の空気を吸ってくるねと外にお出かけになり、きみさんちのベンチでくつろぎ戻ってくるKさん。道行く見知らぬ方にもしっかりと「お早うございます」「元気だね」と挨拶をされ、時にはベンチで一緒に話し込みにこやかに受け答えをしているKさんの姿を見ていると、本当に頭が下がる思いになる。ごく当たり前の挨拶、自分は見知らぬ人には出来ないよなと。
そんなある時、近くにお住まいの高齢女性が、息子に暴力を振るわれると涙ながらにきみさんちを訪ねられ、電話も息子に切られちゃったから警察を呼んでほしいと駆け込んで来た事があった。その時、Kさんの姿が目に入ると「あなたが何時も楽しそうに声を掛けてくれるからもう頼る所はここしかないと思ったのよ」とKさんの手をとり泣きながら話をしていると、Kさんも「ここはだいじょうぶだよ」「皆いるから安心しな」と優しい言葉を掛けていらっしゃる。
警察の方がいらっしゃり、一旦その女性はおまわりさんにお願いし、Kさんに何処のどなたなのかお聞きした所、「何時も話している人」「だけど名前はしらない」と仰る。
知らない人でも困った方に優しい手を差し伸べ言葉を掛けられるKさんのコミュニティー能力の高さを垣間見た瞬間でありました。
女性の方は家に帰られ今も一人暮らしをされているようだが、地域に貢献するとはこういう事を言うんだなと改めて思い知らされる出来事でした。
Kさんのコミュニティーって、きみさんちにはなくてはならないものになりつつあるのかもしれません。

07:51 | Posted by kimisanchi

【後ろ・・・・とは】  のんびり家2F 石井

2019年08月16日 | のんびり家::のんびり家 2F

先日、入居者Tさんの入浴対応をしていた時の事です。入浴後に衣類を着ている姿を見ていつも思う事がありました。現在はリハビリパンツを着用されているのですが、どうして前後を間違えないで履いているのかという素朴な疑問です。確かにリハビリパンツの後方には「うしろ」とシールが貼ってあります。椅子に腰かけながらリハビリパンツを手に取り前後を交互に何度も見ているTさんを見ていると、私たちは「うしろ」と記載されているシールを見てそれを「うしろ」に反対側を「前」にと考えます。しかし、Tさんの様子を入浴の度に見ていると私たちと同じように判断を下しているだけではないような感じを受けました。なぜかというと、毎回リハビリパンツを入念に触り何度もひっくり返していることがあるためです。そして、ある時の入浴対応時の仕草でどのようにリハビリパンツの前後を間違えないで履いているのかはっきりとわかりました。
Tさんはリハビリパンツを履く際に前後を頻繁にひっくり返していました。それは リハビリパンツの表面積を確認されていたようでした。単純な話で通常女性の下着は前よりも後方、つまりお尻側がしっかり隠れるように設計されています。Tさんはリハビリパンツの前後をよく確認して表面積が大きい方をご自身の後方にして履いているようでした。そのため、毎回リハビリパンツの前後を間違えることなく履くことが出来ていたのです。日頃から「頭がパーになっちゃったからわからない。」ということが口癖のようになっているTさんですが、垣間見せる姿はとても逞しいお姿です。今後も日常に溢れる些細な事を注視していきながら立ち留まり考えていきたいと思います。
一度は1月をもって退職をしましたが紆余曲折あり、ありがたいことに再度のんびり家で働かせて頂くことになりました。また、頑張りますのでよろしくお願いします。

07:49 | Posted by kimisanchi

【好きな物は好きなんです】  のんびり家3F 伊藤

2019年08月16日 | のんびり家::のんびり家 3F

みなさんお久しぶりです、のんびり家3階の伊藤です。暑い季節がやってまいりました、熱中症には、みなさん十分に注意して下さい。梅雨が明ければ、本格的に夏ですよー。海や花火、祭りやら楽しみですねー。クーラーのきいた部屋でコロコロしてんのも好きですけど、みなさん十分に楽しんで下さいね。
さて、今回のお話しですが、自分が担当しているEさんとお買い物に行ってきたお話をしようと思います。
暑い季節も近づき、新しい夏物衣類を買いに、いざ、オリンピックへ。まずは夏物のシャツやTシャツなどを見てみる事に。Eさんと一緒に見ていると「この服なんてどうですか?」と黒のシャツを渡してみると、「あかん、暗すぎる」との事。そうして本人が選んだのが白のボーダーのシャツです。大人コーデで落ち着いた感じだわーと感じました。昔、デザインの仕事をしてらっしゃったのでピカイチのセンスです。さすがです。続いて、ズボン選びです。自分がいい感じのズボンを渡すと「あかん、高すぎる」そうです、買い物は値段も大切です。そして吟味し、本人が納得して選んだ服を購入し、Eさんもご満悦です。帰りにお茶して帰ってきました。
買い物は、服だけでなく、食べ物や小物などでも好きな色やデザインなど楽しく納得し、購入する事は、当たり前だけどとても大事なことだと感じました。生活にもメリハリができていいと感じました。でも一番は、本人の笑顔がとても良かったです。こういう時間を一緒に楽しめる仕事が出来てうれしいです。この仕事の醍醐味だと感じました。これからも元気に楽しく生活していきましょうね。

07:43 | Posted by kimisanchi