8月号の「のんびり家2F」の記事はありません
2018年08月31日 | のんびり家::のんびり家 2F
8月号の「のんびり家2F」の記事はありません
16:34 | Posted by kimisanchi
2018年07月31日 | 編集後記
GAFA お聞きになったことがありますか?
グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルのことです。
この4つの企業が世界を支配していっていると言われています。私も、このすべてを利用しています。
これらの企業のサービスや商品に頼り切って生きているわけではないのですが、自分の想像以上に、浸透してきているものもあります。
私の中で、利用頻度ではなく、自分があまり関わらないだろうなと思ったにもかかわらず、想像以上に私の生活に入り込んでいるのは、アマゾンです。
はじめのころ、アマゾンは古本やDVDを手に入れる手段でした。そのことにより、なかなか見つからない漫画などを手に入れられた時の「便利」と思ったことが、頭に快感としてインプットされたのでしょう。本来、そのようなものは、スーパーで買えばいいものまで、アマゾンで購入するようになりました。
いまでも、できるだけお店で買うべきだと思っているのですが、ちょっと珍しい食料品などは、買ってしまうことがあります。
ついで、思ったよりも生活に入ってきたのはフェイスブックでした。自分で皆さんに伝えることができるのは、とても重宝ですし、私の所属する団体などの広報としても使わせてもらうことがありました。
しかし、こちらは最近停滞気味です。例えば、どこそこの研修に行ってきました。と言うような情報を目にすると、この方は、実は自己顕示欲でこの情報を伝えているのではないか?と思うことが増えたからです。世に言うSNS疲れのようなものを感じているのでしょう。ですが、有用な、有益な情報をくれる方々もいるので、そのような時はフェイスブックは便利だな。と思うこともあります。
この10年ぐらいずっと考えていることがあります。
哲学も宗教も恋愛も今から1000年前から内容が深まったりそれらに関する書物が画期的に変化したことはないのではないか。ただ、変化したのはテクノロジーだけなのではないだろうか。と言うことです。
テクノロジーの変化により生活様式は変わると思います。また、生活様式が変わると人の考え方も感情も変わることもあると思います。
しかし、私たちが生きていくうえで感じる幸福感のなかで、最も上位に位置する幸福感は、実は変わっていないのではないでしょうか。
テクノロジーでは得られない幸福感もあることを、しっかり理解しなければなりませんし、入居者の皆さんは、私にそのことを多くの機会で教えてくれます。(林田)
09:36 | Posted by kimisanchi
2018年07月31日 | きみさんち
住宅地の中にあるきみさんちですが、前の通りにはいろいろな方が通っていきます。
仕事先に急ぐサラリーマンの男性、通学途中の小学生、病院帰りのご年配のご婦人、犬の散歩をしている方などなど。
みなさん長い坂を上ってこられて、はああーと一呼吸したところにきみさんちの白いベンチが見えます。暑い午後など少し日陰の憩いの場に見えるのでしょう。しばしの休憩にと休んでいかれる方も少なくありません。
社交的な性格のKさんは休んでいる方に笑顔で語りかけ、時には相手の近況を聞いて親身になって話し込んでいらっしゃいます。
そんなきみさんちに親近感を覚えていただいたのか、近所のお宅からお土産やお花をいただくこともあります。
ベンチにいるKさんはすてきなきみさんちの看板娘なのかもしれません。
09:35 | Posted by kimisanchi
2018年07月31日 | のんびり家::のんびり家 3F
ある日入居者さんのKさんと近くの喫茶店に行って来ました。
席でコーヒーを飲みながら外の景色を見ていると、「俺、珈琲学校行ってたからね。」と言い、そこから家族の話しや何処に行ったことがあるなど、昔話をしながら時間を過ごしました。普段はあまり飲み物が進まないKさんですが、専門店のコーヒーは美味しいのか全部飲み干しました。帰る時は「ありがとう。」と言って下さいました。
Kさんは職員に助けてもらった時にたまに「何かご馳走しなくちゃね。今度喫茶店に行こう。」と言います。
約束を果たせて、のんびり家で過ごしている時とはまた違う表情が見れて、私も楽しかったです。今度は違う喫茶店にまた一緒に行きましょう。
09:32 | Posted by kimisanchi
2018年07月31日 | お寺のよこ
入居者さんのお誕生日外出企画での外出も4回目になり、SさんとSさんが以前住まれていた門前仲町界隈に出かけて来ました。2回目だけは浅草方面に行っておりますが、1、3、4回目は門前仲町のSさんのご親戚の和菓子屋さんと、近所のお知り合いの佃煮屋さん、お不動様に参拝してからSさんのお好きな物を召し上がっていただくというコースにしています。
馴染みの門前仲町に着くと、Sさんの意識がしっかりされて、和菓子屋さんで「皆、元気?」と笑顔で20分程度会話し、和菓子屋さんからお不動様までの道を聞くと「まだ先」と仰ったり、曲がる角を覚えていたり、生き生きと歩かれておられます。
お不動様手前の佃煮屋さんに着くと、優しく「ふみちゃん」と声をかけて、また20分程度楽しそうに会話されて、私にも2人の関係を教えて下さり、穏やかな時間を過ごし、昼食はどうしようかと相談すると「ふみちゃんに聞いて、そこに行こう」と仰られるので、美味しい魚の粕漬けのお店を教えていただいて、去年と2年連続で鮭の粕漬け定食を食べていると伝えると「今度は違うところで食べようね。」と、お腹がいっぱいだと笑顔が見られました。
お不動様には、お賽銭どうしましょうと尋ねると「10円でいいよ。」と参拝し、門前仲町から春日まで大江戸線に乗り、電車の中でも和菓子屋さんでいただいたお土産を膝にのせて「たまに電車もいいね。」と、各駅に止まるとの駅名を読み上げ、春日からタクシーを拾う際には「待っていると来ないねー」と、外出を楽しまれているSさんでした。
門前仲町も大江戸線も、4年前に比べるとバリアフリーになっていて、お年寄りに優しく歩きやすい街になっているのを感じました。
Sさんと数時間を一緒に過ごし、新たなSさんの性格や優しさを感じることが出来て、これからもしっかり支え、色々と学ばせていただこうと思っています。
09:30 | Posted by kimisanchi
2018年07月31日 | のんびり家::のんびり家 2F
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09:00 | Posted by kimisanchi
2018年06月30日 | 編集後記
今年50歳になりました。
人生50年と思うと、人生も終わりなのでしょうが、私の周りにはその年齢を越してまだ、元気な方々がいっぱいいらっしゃいますので、一つの節目としてこれからの時間をどう過ごすか考える目安にしたいと思います。
で、50歳にして初めての経験もいくつかしました。中でも、一番びっくりしたのは、道路を逆走する車と遭遇したことです。
高速道路ではなかったのですが、大きな幹線道路を夜間走っていると、交差点のところから、ヘッドライトがこちらに向かってきています。交差点で止まる予定でしたので、速度を落としていたことが幸いし避けることができました。が、一つ間違えれば正面衝突でした。
すれ違いざまに運転席を見ると、40代-60代ぐらいの女性で、ロングヘアー、夜なのにサングラスをしているように見えました。
確かに大きな交差点で、間違えやすい変則な交差点ですが、やはり、突然のことでかなりびっくりしました。幸い、パニックにならずに対応できましたが、やり過ごした後に、大きな声で「わー!逆走だ!!」と言っていました。
世の中で、逆走の事故が多発してきています。自然から社会の仕組みまで逆走とまでは言いませんが、想定していないことがたくさん起きています。
すべてを想定することは不可能ですが、さまざまな対策は、日々の情報から我がこととして考えておく習慣を付けなければと思いました。(林田)
08:40 | Posted by kimisanchi
2018年06月30日 | きみさんち
4月になり新年度を迎え、入学や入社、引越しなどで環境が変わって、気持ちが引き締まり、心身共に疲れている方が多いのではないでしょうか?
きみさんちでは、「もうすぐお正月だから忙しくなるね」とか「入梅時はカビに気を付けないとね」等と、ご自身の感じる時節を纏って、笑ったり怒ったりしながら、皆さんお元気に新年度を迎えております。
そんな中、新年度という言葉にふさわしい存在なのかなと思われるのは、3月中旬にご入居された方かもしれません。
病院からきみさんちに来られて生活を始められましたが、まだまだ環境に慣れないからか、元々がそうなのか、とにかく物静かな方で、一日の殆どを自室で過ごされています。
また、これもその要因の一つになるかもしれないのですが、その方は、きみさんちで唯一の男性入居者さんなのです。
女性5名に対しての男性一名。日中のスタッフが女性だった時は、女性7名に対しての男性一名となるのです。
それに加えて、きみさんちの女性陣は強い方が揃っていますので、物静かなその方には堪った物じゃないかも知れません。
これから手を付けようとしていたのに「このサラダも食べた方が良いよ」と女性陣A。
まだ食べているのに「食べ終わったらあっちに運んでね」と女性陣B。
「ねえ、あんなおじいちゃん居たっけ?」女性陣C。「知らないよ、あんな禿げじいさん」女性陣B。その会話には「こらこら、そんな言い方ないでしょ、なりたくてなった訳じゃないんだから」と、近い将来そうなるだろう私も介入しました。
物静かなその方は、女性陣の言葉に「はい」「はい」「・・・」と返すのみです。
新入居さんの新年度は始まったばかりです。これからの生活がより良いものとなります様に、微力ではありますが、支えて行ければと思う、2018年の新年度です。
08:39 | Posted by kimisanchi
2018年06月30日 | のんびり家::のんびり家 3F
みなさん初めまして、2月にぶなの実からのんびり家に異動してきた伊藤です。
慣れない事も多いと思いますが、地域の方と連携して、頑張って行きたいと思いますので、どうかよろしくお願い致します。
季節的にも暑い日が続いているので、みなさん熱中症には、十分に気をつけてくださいね。
のんびり家に来てまず思ったのが、みなさんとても元気で自分らしく生活しているという事です。自分はグループホームの経験が浅いのですが、ご自身で食事作りや洗濯、掃除など行える方の支援は、身体介護の多い特別養護老人ホームや老人保険施設の関わり方とまったく違い、難しい半面、やりがいがある事だと感じました。その為、自分えの課題は、山盛りなんですけど、、、頑張ります。
話しは変わるのですが、自分は、かまってちゃんなので、入居者さんにいつ何時であっても所構わずかまってほしい訳で、いつでもどんと来いな訳です。ですが、入居者さんにもそれぞれの生活があるわけで、そこは、自粛しないといけません。でも、かまって欲しいので、時にはあの手、この手を使いかまってもらおうとします。いっぱい話し掛けたり、甘えてみたり、変顔してみたり、面白い動きをしてみたりするのですが、反応は今一つです。ですが、
かまって欲しいのでこの努力はおしみません。かまって欲しいのにかまってもらえずガクっとしていると「あなたも大変だねー」とちょっと優しいひと言を頂いたりします。普段つれない入居者さんですが、落ち込んでる状態での優しい言葉にメロメロです。ギャップが激しすぎです。
入居者Sさんは、笑ってくれただけでうれしい気持ちになれます。これからどんどん積極的にかまわれに行くので覚悟して下さいね。苦手な所を10個言えても好きな所を100個言えるぐらいになって行きたいと思います。これからも安心して楽しく元気に生活していきましょうね。
08:38 | Posted by kimisanchi
2018年06月30日 | お寺のよこ
数ヶ月前に近所を歩いていたら、小学校時代の同級生と偶然再会しました。
今、何の仕事をしているかを聞かれたので、高齢者介護の仕事をしていて夜勤もしていると答えると、その同級生も夜勤付きの仕事をしているとの事でした。その仕事は何と羽田空港で税関の職員をしていると聞いて、思わずビックリしました。税関は国家資格でもあり、検査の際に危険物も出てくる事があるので、同じ夜勤のある仕事しても流石にスケールが違うなと実感しました。
しばらく会ってない同級生が沢山いるので、そう思うと本当にどんな仕事をしてるんだろう、自分と同じ介護の仕事をしている人もいるのかなと、考えてしまいます。また、結婚して家庭を持った友人もほんの一握りしか知らないのでその事も同時に考えてしまいます。
一番仲の良かった友人達、クラスの中心的存在だったあいつ、学校のマドンナと呼ばれていた女子、学校一の問題児だったけど本当はいい奴、と学生時代にはこういった多種多様の生徒がいたと思いますが、今でも変わってないだろうなと思っている人もいるでしょう。
皆さんも昔の同級生は今、何をしているのかを想像してみてはどうでしょう。
08:36 | Posted by kimisanchi
2018年06月30日 | のんびり家::のんびり家 2F
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08:09 | Posted by kimisanchi
2018年05月31日 | 編集後記
イメージで話をしてしまうこと。本当に多いと思います。多いというより、世の中のほとんどのことはイメージを言語化したもので、判断されているように思います。
その結果、そのイメージに苦しむ人がどれだけ多いことか。また、間違った情報に踊らされることがどれだけ多いことか。
確かに、すべてのことにイメージを排除したら、そのほとんどの会話や芸術などは無くなってしまうと思うのです。
創作活動にイメージは絶対に必要です。また、生きていく中で、出会いや別れなどにもイメージはつきものでそのことにより、その人生が彩られていくと思います。
そこで、イメージをどのようにコントロールするか。これに、かかっているのではないかと思います。
イメージをする際に、人や物事に対して負のイメージだけを持つことや悪い面だけを想像することをしない。これだけで、自分の心が楽になると思いますし、周りの人も不快なことが減ると思います。
実際、人に対して負のイメージを持つときは、その想像を先にすることで万が一そのようなことが起きた時に不意打ちを受けないように、心のガードをしているのだと思います。
この心の作業自体は、ある程度やらざるを得ないこともあると思うのですが、そのような時にこそ、その人のことを理解しようと思っているのか。一方的な見方をしていないか。など理知的に自分に問いかけることが必要だと思います。そして、その自分の心の動揺が収まるまでは、その人や人たち等について感想などを言うことを控えてみるとよいと思います。
なんでも、イメージしたことをつぶやき、なんでもイメージしたことを写真に撮る時代ですから、人への言葉だけでも、イメージの意味していることを理解してから表現するようにしてもよいのではと思います。(林田)
08:43 | Posted by kimisanchi
2018年05月31日 | きみさんち
きみさんちの利用者Yさん。
2018年2月5日になんと102歳のお誕生日を迎えました。
きみさんちにご入居したのが2000年の4月。
17年と1ヶ月間きみさんちで生活されており、きみさんちの歴史を熟知されている方です。
2度の脳梗塞を患い、今は口からの食物摂取が難しくなってしまわれましたが、胃ろうになられる前は食事が大好きだった事も踏まえ、細心の注意を払いながらハチミツやジャム、またケーキのクリームなど味見をなされ、美味しいときには「あー」と声を出され、自分の好みではないものには無言であったり、咳払いをされたり。
言葉を発する事は難しくてもYさんの気持ちを察しながら日々変化する環境の中でスタッフは見守り、Yさんは生活を営んでいます。
胃ろうになったからといって外出が出来ない事はなく、昨年は秩父までぶどう狩りに行きぶどうを味見。2015年3月には山頂の景色を眺めに高尾山へと色々な所に出かけています。医療的支援の必要な方なのでそれなりの準備が前もって必要になってきますが、Yさんも他の皆さんも思い出に残る日帰り旅行を企画し出かけています。
この世に生を受けて102年、今までも色々なドラマがYさんの中であったに違いありません。これから先どんなドラマが待ち受けているのかYさんよりも私の方がドキドキしている今日この頃です。
改めまして「お誕生日おめでとうございます。」そしてこれからもどうぞ宜しくお願い致します。
08:38 | Posted by kimisanchi
2018年05月31日 | のんびり家::のんびり家 3F
「米が炊けてないなんて」と怒りながら出て行かれたAさん。あれから5か月。
早いですよ。
今現在では、怒って出て行かれることはありませんが、所在を確認する為に後方から見守りを続けています。
大体、「ここは落ち着く」と上野公園のベンチや、花壇のふちに腰かけ、柔らかい表情で遠くを眺めています。そのうちふらっと立ち上がり、別のベンチに腰かけ景色を眺め。
私も隣りに座ります。すると後方から音がするので振り向くとネズミがチョロ。足元をみるとアリや見たことのない
虫たちがニョロウヨ。頭上からは鳥のフンがペチャ。
日が暮れる前からカップ酒を飲んでる男の人二人が目の前で茶番をはじめたり。私の隣で弁当を食べ始めたおじさんが何も言わずに缶コーヒーを手渡されたとにおびえたり。
いままでみたことの無いようなこと事が次から次へとおこり、早くここから立ち去りたいなあと思いました。
これが非日常的かと思っていましたが、何度かその場所にいくと毎回おなじような光景がみられました。
それをAさんに話すと「いつも大体そうだよ。みんな同じだよ」「ここはいいよ。見てごらん空がきれいだよ」と話されたAさんはいつも顔をあげられ、私はというとAさんの足元や下ばかりみていたことに気がつきました。
08:35 | Posted by kimisanchi
2018年05月31日 | お寺のよこ
つい先日のこと。朝のバタバタとした時間帯に、入居者のHさんが、買い物にお一人で出掛けて行くことに気付かずに、買い物先の店員の方から「先程Hさんが買い物に来られましたが無事に帰られましたか?」という電話を頂いたことがありました。程なくHさんが帰宅されたので、事故もなく無事で良かったと一安心しましたが、同時に電話を掛けて来て下さった方に対して感謝の思いで一杯となりました。
数年前には、Tさんに、入居者の皆さんで食べる昼食のうどんを買って来て下さるようお伝えをして、お一人で買い物に出掛けて頂いたことがありました。私はTさんがどのようにして買い物をされるのか興味があったのでTさんに気付かれないように少し後から付いていって様子を伺っていたのですが、いつも買い物に行くお店とは違う方向へ向かって歩かれて行きました。どうするのかな?と思って後をつけて行くと、良く散歩に出掛けるお寺さんのある場所の方へ行かれて、その先の商店(そのお店は今はありませんが、日用品を購入する時に良く利用しており、食料品も置いていました)に入って行かれました。Tさんは、暫くどうして良いか分からず迷われていましたが、店主の方にうどんを買いたいことを伝えて、うどんの場所を教えてもらっていました。私は店の外からそっとそのやり取りを見ていたのですが、店主の方が私に気付いて「今、うどんの場所をどこにあるか聞かれて選んでおられる所です」とそっと教えて下さいました。
HさんもTさんもお寺のよこにご入居されている入居者であるということ、その入居者の方が認知症状態にあるということ、認知症状態にあるということはどういうことか、また、お寺のよこでは入居者の方にどのような対応を行っているのか、認知症状態にあっても日常的に買い物に行くことが出来、かつそういった力を持っておられるということ。そういった諸々を地域の方が理解して、そっと見守って下さっているということは、グループホームで認知症状態にある方々を支援している私達スタッフにとってとても心強いことであると再認識しました。
それはこれまでお寺のよこにご入居されていた入居者さん、スタッフが日々当たり前のように地域に出向いて行き、当たり前の日常生活を営んできた蓄積でもあると同時に、そのような日常を通して地域の方々が色々と感じ取って頂きさり気なく力を貸して下さった賜物でもあります。
これからも認知症状態であったとしても普通に買い物、散歩、外食、イベント参加等地域での生活を営むことが出来るよう、スタッフ一同で何が出来るのか、何をすべきかを考えていければと思っています。
08:29 | Posted by kimisanchi