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【自己紹介させて頂きます。】 堀内

2010年10月22日 | きみさんち

9月から、きみさんちで働くことになりました堀内智子です。年は26歳。趣味→温泉旅行、お寺巡り、TVはほとんど観ずに仕事以外は常に音楽聴いてます。【TVは自分からつけることは一年に1回くらいです(笑)】
あとはお酒大好きで量は少ないですが毎日、晩酌します…。
続いて、きみさんちで働きたいと思ったキッカケです。認知症の方に興味があったのは大前提ですが以前、訪問入浴で働いていて1日に色々な方と出会たり大好きな仕事ではあったのですが、ほんの少しの時間しか一緒に居られないというのが、凄く寂しいと感じました。時間は長く、そして深く関わっていきたいという気持ちが日に日に強くなり思い切って転職しました。
実際に働いてみて一番困ったことは、まず料理です。26年間ほとんど料理をしたことのない私は野菜の切り方、味付けまで入居者さんに教えて頂いてます。
きみさんちに関わる全ての方に支えられて色々な感動に出合う日々です。頑張ります。

23:29 | Posted by admin

【はじめまして】  のんびり家2F 田中

2010年10月05日 | のんびり家::のんびり家 2F

はじめまして、4月に入社し7月からのんびり家2Fに勤務している、田中伸幸と言います。4月から色々な研修を受けてきましたが、実際に7月からGHで働いてみると入居者様に出来るだけ自立してもらいつつ介護するというには、言葉以上に難しく「自分は一体どこまでやれば良いのだろうと」考える事が多いです。
介護には「これが正解」「これは間違い」というのは無いと研修の時にも聞きました。自分は正しいと思っていても、他人から見れば間違っているかもしれないし、その逆もあると思います。それこそ、日々そのような事の繰り返しなのではないかと思います。人間を相手にする以上それは当たり前の事なのかもしれませんが、いずれにしても入居者目線という事を忘れずに仕事をしていきたいと思います。
次にどっこいしょの記事を書く時は、今よりは自信をもって「自分のやっている事は正しい」と言えるようになっていたいと思います。
今後も宜しくお願いします。

18:44 | Posted by admin

【沖縄の祖父母と】  のんびり家3F 新城

2010年10月05日 | のんびり家::のんびり家 3F

こんにちは。今年は猛暑続きでしたが、みなさん熱中症は大丈夫でしたか?
8月に沖縄に里帰りしたのですが、沖縄の方が今年は涼しかった様に感じました。今年は、甲子園で沖縄興南高校が春夏連覇しました。この優勝で改めて沖縄県の郷土愛を目の当たりにする光景を色々な場所で見ました。
甲子園準決勝の日私は羽田空港に居たのですが、出発ロビーで甲子園を観戦していると周りは全て沖縄の方で皆一緒になり応援し、決勝進出が決まった瞬間は、みんな一斉に立ち上がり、拍手喝さいで空港なのに大騒ぎでした(笑)
決勝当日も、色々な場所で県民のみんなが一緒に応援をし、優勝が決まるとみんなで喜び合う姿を沢山の場所で見ました。みんな一緒に応援して喜ぶ姿を久しぶりに見て、沖縄って良いなと改めて思いました。でも、仕事まで中断になっちゃうのでその辺はいけないなと思う所です・・・笑
今回の帰省では、おじいちゃんと久しぶりに一緒にお酒を飲みました。東京に引越しをして2年になりますが、その間何度か地元に帰省していましたが祖父母とゆっくり話をする時間が無く寂しい思いをさせてしまっていたので、今回こそはと思い一緒にお酒を飲み色々な話をしました。80歳近いじいちゃんですが、相変わらずお酒が強くビックリしました・・・^^;見た目も祖父母は年齢を感じさせない若さです★今でもバリバリ仕事をしている事が良いのでしょうか?元気な2人を見ていると、もっと私も頑張ろうと沢山元気を貰いました。でも、帰るたびに「結婚まだ?ひ孫の顔が見たい」と必ず言われます・・
兄と弟は結婚して子どもがいるので早く私にもしてほしいみたいです。
近いうちにお願いを叶えられる様にしたいなと思います。

18:35 | Posted by admin

【はじめまして】  のんびり家2F 田中

2010年10月05日 | のんびり家::のんびり家 2F

はじめまして、4月に入社し7月からのんびり家2Fに勤務している、田中伸幸と言います。4月から色々な研修を受けてきましたが、実際に7月からGHで働いてみると入居者様に出来るだけ自立してもらいつつ介護するというには、言葉以上に難しく「自分は一体どこまでやれば良いのだろうと」考える事が多いです。
介護には「これが正解」「これは間違い」というのは無いと研修の時にも聞きました。自分は正しいと思っていても、他人から見れば間違っているかもしれないし、その逆もあると思います。それこそ、日々そのような事の繰り返しなのではないかと思います。人間を相手にする以上それは当たり前の事なのかもしれませんが、いずれにしても入居者目線という事を忘れずに仕事をしていきたいと思います。
次にどっこいしょの記事を書く時は、今よりは自信をもって「自分のやっている事は正しい」と言えるようになっていたいと思います。
今後も宜しくお願いします。

18:34 | Posted by admin

【はじめまして】 お寺のよこ 田口

2010年10月05日 | お寺のよこ

6月からお寺のよこの職員として働かせていただいている田口と申します。
わたしは現在22歳で、介護の仕事は今回がはじめてです。見ること、やること、全てにおいてわたしにとっては新鮮な毎日。そして大変ですがそれ以上に楽しい毎日を送っているつもりです。
もちろん感謝もしています。自分がお寺のよこ職員として働けてること。頑張って行きたいです。これからもよろしくおねがいします。

10:06 | Posted by admin

【こんにちは。のんびり家3階です。】 3F 福田

2010年09月23日 | 未分類

のんびり家が引越しをして1か月が経ちました。入居者さん、スタッフともに新しい生活にもようやく慣れてきたところであります。
引っ越しに伴い、勤務体制が代わり新人スタッフが加わるなど生活環境だけではなく、生活を支えるスタッフも変わり、今まで以上に一層頑張っていこうと思っているところです。
ちょうど、10年前の夏。私は今まで勤めて来た介護老人保健施設を退職しのんびり家に入職をしました。 10年前ものんびり家の新規立ち上げで関わらせて頂きましたが、移転をし新たにオープンとなるとまた違った思いがあります。そして10年後、新たなオープンという貴重な時を経験することができました。
今まで行ってきた10年という積み重ねはとても大きく重いものでもあります。そういった大きなものを持っての引越しは字の通り荷が重いものであります。これからは、その重い荷を捨てずに、なくさずに、落とさずにしていかなくてはいけません。生活環境や支えるスタッフが変わり、今まで通りに行かない部分もありまた、入居者さんの要介護度数も高くなっており「出来る事の支援」をどう支えるか、スタッフの手腕が試される時でもあると考えております。
すこし、堅苦しくなってしまいましたがこれからも今まで行ってきた質を落とさず、入居者さんの有する能力に柔軟にかつ適切に支援できるようにしていきたいと思っています。
のんびり家の入居者さんは、環境が変わりましたが今まで同様、元気に生活をされており早速、のんびり家の前の公園で行われた納涼祭りに出かけたり暑い夏の中、お買い物にも毎日出かけています。
地域の皆様にはこれからたくさん支えていただく事になると思います。今までのんびり家が成長出来たのも地域の皆様のご理解とご協力があっての物でした。
これから新たな地域で支えていただくだけでなく、私たち地域を支える一員として生活をしていきたいと思っております。
皆さま、のんびり家を今後ともよろしくお願いいたします。

01:47 | Posted by admin

【新規のんびり家スタート】 2F 石井

2010年09月23日 | のんびり家::のんびり家 2F

【新規のんびり家スタート】 石井
家が2フロアになり新しくスタートしました。引越し準備で何かとバタバタしてしまい、入居者の方、ご家族の方、地域の方や引越しに伴い尽力された方々にはこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。
さて、2階のんびり家は7月15日より徐々に入居者の方が入居され8月15日に定員8名の入居が完了しました。引越しの経験が少ない職員が多く要領が悪かったことは否定できません。調理器具の不足など些細なこともありました(苦笑)その度に「どうしようもないね。」「なんとかなるでしょう。」と入居者の方の激励を頂きました。職員が包丁を使っている姿を見て「なんて、やり方するの。何も知らないんだね。どうしようもないね。見てられないよ。貸して。」と口も滑らかなYさんの呆れ顔を拝見する機会が徐々にではありますが増えてきています。(職員が怒られている姿を見て、他の入居者も少々呆れ顔です。)その度に、職員は入居者の力の前に屈するわけです。そして、まだまだ若造には負けないという入居者の方の力を感じることができます。
7月某日近くの公園にて町内会のお祭りがありました。2階、3階合同で参加をさせていただきました。しっかりベストのポジションをとり、親切にあずかりながら美味しい焼きそば、とうもろこし、枝豆、スイカを頂きました。「ほら、せっかくなんだからもっと食べなさい。」と職員に促す入居者の姿がありました。
そんな逞しい姿を見せてくれる入居者を日々知り続けながら、少しでもさりげなく日々の生活をささえていくことができたらと思っています。そのためにも職員同士声を上げながら入居者の方と一緒にの
んびり家を盛り上げていけたらと思います。
まだスタートを切ったばかりの2階のんびり家ではありますが、どうかよろしくお願い致します。

01:14 | Posted by admin

【有難うございました】 宮崎

2010年09月22日 | きみさんち

この度家庭の事情で退職することになりました。
“きみさんち”で働き始めて1年4ヶ月。なんだか、あっと言う間の日々でした。
介護をする人と、介護される人という関係と言うよりも、1人の人として、お付き合いをさせて頂けたようにおもいます。今まで介護業界で働いていて、入居者が不機嫌、気難しい性格だったりすると、気を静めようとしたり、嫌な(いらいら等)雰囲気を漂わせる前に、介護者(スタッフ)が、触らぬ神に祟り無しとばかりに、関わりを敬遠したり、「とっつき難い人」という認識のもと怒らせ無い様に怒らせ無い様にと、その人とのかかわりの幅を狭くする関わりが多かったと思いますし、新人で入るときには必ずといっていいほど施設の要注意人物だから、対応には気をつけるようにと、植えつけられて育ちました。
きみさんちに来て、不機嫌だって感情の一つ。必要以上に、スタッフが先回りして機嫌を取ったり、不機嫌さを回避する対応をする事はないんだなと気付かされました(しなくてはいけないときも有りますが)。
そっと、入居者さんの様子を見ていると、不機嫌さを、自分でうまく解消したり、気分転換をされていて、入居者の出来ないところ探しではなく、出来るところ探しという視点を変えるだけで随分かかわり方が違ったように思います。
きみさんちにくるまで福祉関係は、きみさんちで最後にしようと思っていたのですが、まだ福祉の仕事に関わっていたいなとおもっています。介護業界、介護スタッフの接遇の事や、スタッフの質等問題は多いですが、どっしりと構えて介護を必要としている人を支えているという、プライドを持っていたいと思います。

23:28 | Posted by admin

【こんにちは。のんびり家3階です。】  のんびり家3F 福田

2010年09月05日 | のんびり家::のんびり家 3F

のんびり家が引越しをして1か月が経ちました。入居者さん、スタッフともに新しい生活にもようやく慣れてきたところであります。
引っ越しに伴い、勤務体制が代わり新人スタッフが加わるなど生活環境だけではなく、生活を支えるスタッフも変わり、今まで以上に一層頑張っていこうと思っているところです。
ちょうど、10年前の夏。私は今まで勤めて来た介護老人保健施設を退職しのんびり家に入職をしました。 10年前ものんびり家の新規立ち上げで関わらせて頂きましたが、移転をし新たにオープンとなるとまた違った思いがあります。そして10年後、新たなオープンという貴重な時を経験することができました。
今まで行ってきた10年という積み重ねはとても大きく重いものでもあります。そういった大きなものを持っての引越しは字の通り荷が重いものであります。これからは、その重い荷を捨てずに、なくさずに、落とさずにしていかなくてはいけません。生活環境や支えるスタッフが変わり、今まで通りに行かない部分もありまた、入居者さんの要介護度数も高くなっており「出来る事の支援」をどう支えるか、スタッフの手腕が試される時でもあると考えております。
すこし、堅苦しくなってしまいましたがこれからも今まで行ってきた質を落とさず、入居者さんの有する能力に柔軟にかつ適切に支援できるようにしていきたいと思っています。
のんびり家の入居者さんは、環境が変わりましたが今まで同様、元気に生活をされており早速、のんびり家の前の公園で行われた納涼祭りに出かけたり暑い夏の中、お買い物にも毎日出かけています。
地域の皆様にはこれからたくさん支えていただく事になると思います。今までのんびり家が成長出来たのも地域の皆様のご理解とご協力があっての物でした。
これから新たな地域で支えていただくだけでなく、私たち地域を支える一員として生活をしていきたいと思っております。
皆さま、のんびり家を今後ともよろしくお願いいたします。

18:36 | Posted by admin

【恩師】 お寺のよこ 光岡

2010年09月05日 | お寺のよこ

私が中学1、2年の時の話です。学校の教師ではないのですが、私が信頼を寄せている30過ぎの男性がいました。
中学生といえば世間的に言えば「子供」ということになるのでしょうが、子供は子供なりの世界観であったり悩みは抱えているものです(今思い返してみると他愛のないことだったりしますがその時は切実なことでした)。私はその男性(ここでは仮にUさんとします)に様々な話や相談事を聞いてもらっていました。
ある日、私の家族が「電車内で理不尽な行動をしている乗客を見掛けた」という話をしていました。私は、その乗客のあまりの理不尽さ具合に非常に腹を立ててしまい、怒りの感情を消化することが出来ず、その話をUさんにすることにしました。
Uさんは、ひとしきり私の話を聞いた後に「その人も何か色々と嫌なことがあったんとちゃうか」と言いました。出来事はたったそれだけなのですが、その時私は怒りをシェアしてくれなかった不満と同時にとても恥ずかしい気持ちになったことを憶えています。今思い返してみると、物事の表面だけに囚われるのではなくその裏にあることを見ようとする事、色々な切り口で人や事象に対峙することの大切さをUさんは教えてくれたのだと思います。
Uさんの言葉はその後も私の心にずっと引っ掛かっています。独善的に人を裁こうとした時、事象を一面的にしか捉えようとしなかった時、Uさんの言葉がある地点まで私を引き戻してくれるのです。
仕事や作業をスムーズに進ませる事、自分の中の感情のバランスを取る為に、ある一定の枠の中で物事を捉えたり、人を理解しようとする事はある意味で必要な行為かもしれません。ただ、私(達)は人と濃厚に関わりを持つ職業に就いています。人を簡単に理解したと思い込むこと、自分の価値基準に疑問を持たない事は如何に危険であるかという事は肝に命じていかなければと感じています。
Uさんとは高校を卒業するまで深く関わって頂きました。その後は数年に一度お会いするのみで現在では年賀状のやり取りが主たるものとなっています。普段、「恩師」という存在を意識したことはありませんが、私にとってUさんは「恩師」と言う存在なのかなと思っています(Uさんは「恩師」という響きは非常に嫌がるかと思いますが)。
Uさんも50代半ばになっておられます。ここで話をした時のUさんの年齢を私は4~5年前に追い越してしまいました。その頃のUさんに笑われない大人になっているかな、と自分に問い掛けつつ、多感な時期に信用出来る大人とめぐり合えたことに感謝しています。

10:06 | Posted by admin

【新のんびり家が開所しました!】 林田

2010年08月23日 | のんびり家

昨年の9月から取り掛かりましたのんびり家の移転と開所が、やっと7月で開所できました。2000年にのんびり家を開所させて、ちょうど10年目の一大イベントでした。
新しい引越し先を紹介してくださった幸和クリニックの大和師長や、私どものことを信用して家を貸してくださったオーナーの方、補助金でご尽力いただいた区役所の皆さんなど、あげれば切りがないぐらいの方々のご協力でここまでくることができました。
そして何よりも、引越しという大きな出来事を乗り越えていただいた入居者さんたちとご家族の皆さまへ心からお礼を申し上げます。また、入居者さんたちを支えてくれたスタッフたちにも大変感謝しています。
すでに、新しくできた8室は入居者の方々が生活を始めていらっしゃいます。これからは、新しい地域の方々のご理解をいただき、私たちも地域への貢献を行い、新しいのんびり家をまた素敵な場所にしていきたいと思っています。

01:14 | Posted by admin

【自己紹介】 石川

2010年08月22日 | きみさんち

初めまして、石川と言います。きみさんちに就職して、一ヶ月になります。よろしくお願いします。
自分のちょっと前の過去を話させてください。
お笑い芸人になりたくて、東京に出てきました。4年前に芸人の養成学校に入りまして、色々ありまして芸人になったのは良いのですが、月に一回のライブと浅草でのビラ配り、先輩芸人のライブに進んでお手伝いに行き、事務所に頑張ってますよー!アピール!アピールの甲斐あって、テレビのオーディションがくるものの、自分の実力がたりなかったのか見事に落ちる。
理由があってアピールはするものの練習をあまりしない、その番組でどんなものが受けているのか、あまりリサーチしない・・・受かるわけありません。
偏差値の高い学校に努力もしないで受けに行くようなものです。ここに、僕達はいるよー!と自己主張だけは強い3人組でした。トリオでやっていました。このことにいち早く気がついた相方の一人がもう限界だよ・・・と辞めていきました。
自分はまだ芸人を続ける気でいたのですが、その時ずっと続けていたアルバイトを辞めて、新しいバイト先を探していたのですが、見事に落ち続けこれまで夢を追いかけてきて、何の成果もあげられなかった僕への神様からのいましめなのか、2ヶ月程職もなく家でぼーっとしていました。芸人のお手伝いをしつつ、その間一緒に住んでいる(同棲)していた彼女に生活を支えてもらい、その彼女を見ていたら自分がこのままでいいのか、このまま続けていたら苦労しかかけない。よく芸人の言葉で「苦労掛けるかも知れないけど芸人は長い宝くじをかったようなものだから、当たるまで待っていて」という言葉があるんですが、ダメだこのまま待たせていたら本当にダメだと思いまして、芸人を辞めて、これから何をしようかと二人で話しあって、ちゃんとした職業につきなとアドバイスをもらい、この仕事を選びました。
人の為になる仕事でやりがいがある仕事だと思い、きみさんちに来ました。入居者さん達と笑いあり楽しい時間をすごしています。若輩者ではありますが、以後よろしくお願いします。

23:27 | Posted by admin

【Tさんの谷中】 お寺のよこ 橋本

2010年08月05日 | お寺のよこ

Tさんと4月の誕生日に行く予定だった谷中の散策。延び延びになっていたのが先日の14日にやっと決行!6月に待ち望んでいた新人職員が入職し、勤務体制に余裕ができて、半日の外出の時間が取れた次第で。
Tさんは台東区谷中で生まれ育ったちゃきちゃきの下町江戸っ子。テレビで谷中の様子が放映されると、いつもご存知の地名や店名などを大きな声で教えてくれます。実は、ここ最近、毎年1回谷中に出掛けている。浅草にも一緒に出掛けたことはありますが、やっぱり谷中の町を歩いている時の方が嬉しそうでした。始終柔らかな笑顔を浮かべ(お寺のよこにいる時とは表情が違う!)、いつも以上にお話をされています。
谷中銀座での買い物。といってもおしゃれな小物などを買うのではなく、昔良く行かれていたスーパーで菓子パンを購入と、極々普通の買い物です。谷中銀座と谷中霊園に行くのは毎回の定番ですが、今回はTさんが住まわれていた所にも行ってみようと思い、「谷中初音町の2丁目」教えてくれた地名が、地図で捜しても見当たらない。近所にあるお寺の名前などをTさんから聞き出して、とりあえずこの辺だろうと当りをつけて行ってみました。
すると街角に旧地名としての谷中初音町の看板を見つけた。結局そこまでで、Tさんの住まわれていた番地までは辿りつけなかったのが残念でした。戦前の旧い街並みが残っているといっても、長年の月日でやはり変わってしまっているだろうし、その場所に行ったとしても、懐かしい思いを喚起できたかどうかはわかりませんが。
その日にTさんが話された「銭湯の前にはね、蕎麦屋となんとか(ゴメンナサイ。忘れてしまった)があるよ」の言葉を聞いた時には、Tさんの頭の中にはその頃の街並みが再現されているのだろうなと思い、「銀杏を拾って、洗って炒って食べた。
いつも拾いにきてたんだよ。臭いけどね」では、一面の黄色い落ち葉が目に浮かんでいるのかなと想像する。
「谷中の墓地の五重塔」も随分昔に確か放火で消失してしまっていますが、Tさんには未だ存在する建物となっているようです。きっと、長い年月を通した谷中の町並みがTさんの頭には保存されているのでしょう。
大切な思い出をまた話して聞かせてください。そして、来年もお元気で誕生日を迎え、また谷中に出掛けましょうね。

10:04 | Posted by admin

【私たちの取り組み】 伸居

2010年07月22日 | きみさんち

社内状況になりますが、現在NPOミニケアホームきみさんちと(有)自在の管理者5人(蔵田、光岡、福田、村松、伸居)が集まり、4月以降の新規スタッフへの基礎研修を段階的に担当しております。これには事業所数の拡大と、それに要する人材の育成という背景もあるのですが、それぞれの管理者達が人前で話す、経験や知識を伝える練習をするという意味合いも含まれています。
研修プログラムの作成から講義資料の作成と色々と準備をしてきました。今は講義という形態の持つ独特の難しさの様な物を感じています。
例えば自分ではハキハキと喋っているつもりが実は抑揚の無い声でゴニョゴニョ喋っていたり、すご~~く無表情だったり。と第三者の視点を聞けたりします。それはそれで結構落ち込んだりもするのですが、これには文字通り訓練が必要なのだと思います。
対して会話であれば、相手の返答、間、呼吸、表情そう言った物からお互いの意思を辿り合う事が出来ると思います。聞くところに拠ると人間は言葉では35%だけしか伝達する事が出来ず、残りの65%は言葉意外のジェスチャー、身振り手振り、声の大小、で伝えているそうです。興味のある方はバーバルコミュニケーションという言葉を調べてみてください。(パーセンテージは文献により差異があります)
これって実は僕達がホームで入居者さんをケアする際に重要視している事柄であったりします。言葉を上手く扱う事が困難になっている方と接する時、全身の色々な部分をそっと観察します。顔はもちろんの事、背筋、首筋、肩、腕、掌、そんな箇所も表情を持っています。そういった物から相手の気持ちや意思を知ろう、知っていこうとする訳です。意外にこれが熟練すると的を得始めてくるのが不思議です。ですが、大抵の場合、可能な場合において僕はまず目、目線を見ることが多いです。
話を講義の難しさに戻しますと、まず目を見られることが多いのでは?と考え、今後目の表情を良くしていけば講義を受ける人の印象も大分変わるのではと考えている最中です。

23:26 | Posted by admin

【遺品】 お寺のよこ 谷野

2010年07月05日 | お寺のよこ

先日、ご近所に住んでいるSさんに、亡くなられたお姉さんの遺品を整理したいので、手伝ってほしいと頼まれました。お姉さんは享年85歳だったそうです。長唄三味線をされていたとの事で着物がたくさんありました。旅行が好きだった方なのか、地方のおみやげがたくさんのガラスケースに山になって飾られてあります。古い宝くじがいろんな所から出てきます。テレビを見ながらのメモ書きなのか、料理のレシピや書き留められた言葉が広告の裏に書かれています。僕自身故人とは、まったく面識もありませんでしたが、たくさんの遺品を見ていると、知り合いだったかのように思えてしまいます。
後日、85年の人生分の遺品が多い事を友人に話したら、「谷野の荷物の量は小学生なみだよね。」と、しみじみ言われました。本当にその通りですが、何かを集める趣味もないし…。それと、今のところに引っ越す前に、女優の沢村貞子さんが書かれた本で、ご本人が80歳を過ぎてから、身軽になって海でも見ながら晩年をおくりたいと、持ち家や家財道具を処分して、ご主人と湘南のマンションに移り住んでからのエッセイ本だと思いますが。そんな影響を受けるような本だったのか内容も忘れてしまったのですが、それを読んでから荷物を減らしたのだと思います。
赤帽さんに、これだけですか、まだまだ入りますよと言われるくらいの荷物しか引越し先には持って行きませんでした。
Sさんは、以前に呉服屋のご主人をしていたので、着物の染め方・織り方の説明を交えながら、これ当時は高かったんだよと言いながらも、故人の着物を、てきぱきとゴミ袋に入れていきます。勿体無いですよと、余計なことを言うと、もう1年以上たったから…、形見分けも終わったし、こんなにたくさんの荷物を置いておいたら、子供たちが大変だからと。僕は荷物を整理しながら、これをいただけませんかと、帯を1枚と、帯紐を2本いただきました。Sさんは、にっこりして「いいですよ。」と。名前も知らない方の遺品をもらって、家に帰りタンスが無いので、押し入れの奥にしまいました。この綺麗な帯と帯紐が、僕の遺品になったら、どう解釈されるのだろうと思いながら。

10:04 | Posted by admin