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【こんにちは!】 のんびり家2F 依田

2011年02月10日 | のんびり家::のんびり家 2F

初めまして!!のんびり家2Fの依田(よだ)と申します。
私が、初めてお仕事した時のことをお話したいと思います。
もう、10年以上前の事ですが、ヘルパーの資格を取り(ボランティア)で、あるお宅を紹介され伺いました。そのお宅は、一軒家の2階建てのお宅でした。きれいな白髪の小柄な70歳のおばあちゃんが、お1人で住まわれておられました。少し、心臓がお悪いとおっしゃっておられましたが、特に、どうこうということもなく、いつお会いしても、元気にしておられました。
私は、おばあちゃんに、言われるがままに、2時間の間に、(タイムリミットです。)普段おばあちゃんが出来ない所をお掃除したり、料理の手伝いをしたり、広いお庭があったのですが、一緒に、落ち葉を拾い庭掃除をしたりと(ホントは、庭掃除は、その当時、支援には含まれていませんでした。)楽しく、お仕事をさせて頂いてました。お庭も、断れなくって、いつも、お手伝いしておりました。
そして、いちばん、困ったことがありました。それは、帰る時間が近づくと、おばあちゃんは、お食事を作りだすんです。そして、私に、(食べていきなさい!)と言われ、しつこく(ごめんなさい!)勧めます。断りきれなくて、食べるのですが、次に、行くところがあり、遅れてはいけないので、大急ぎで食事をしていたのを思い出します。有難いことなのですが、とても困りました。おばあちゃんは、生活支援より、一緒にお食事する人がほしかったんだと思います。お二
人の娘さんがおられるそうなのですが、遠方にいるため、中々会えず、久々に来られても泊まらないで帰るから(そんなんだったら、来ないでほしい!)と怒って言っていたのを、思い出します。
今、のんびり家2Fの入居者の方々は、皆で、ご飯食べるとおいしいね!と和やかな雰囲気に食も進みますが、そんな光景を見ていると、初めてお世話させていただいたおばあちゃんの事が思い出される今日この頃です。
このことで、私は、とても貴重な経験をさせていただきました。それは、訪問介護での介護支援とは、案外、不便なものだなぁ~ということです。決まりを守ると、(痒いところに手が届かないというか?)そこのところを、どうしたら良いのかと?悩みました。
のんびり家でも、あのときの体験や悩んだことを活かしていきたいと思います。そして、改めてあのときの、おばあちゃんに、ありがとう!そして何時までもお元気でとお伝えしたいです。

06:27 | Posted by admin

【自己紹介】 のんびり家3F 池田

2011年02月10日 | のんびり家::のんびり家 3F

初めまして池田です。
10月17日からのんびり家3階で働いて、もう3ヶ月が経ちます。本当あっという間に月日は経って行きますね(汗)
毎日ありきたな生活ではなく色々なことが起きて、悩んだり、考えさせられたりと変化があってとても面白いと思っています。もちろん毎日笑いが絶えず、辛いだけではないのがこの仕事の楽しい所だと思いました。
ここで自己紹介をザックリと。。
中学校がつまらなくて、高校行くなら働こうと思い16歳からモスバーガーで働きました。それこそ凄いスピードで10年が経ち(その間に掛け持ちで、色々な仕事をした時もあります)もう覚えることも無く、ただ毎日が過ぎてしまい「このままじゃ、モスで人生が終わる。笑」と思い自分の大好きなもつ焼き屋で働きました。訳あって、2年で辞めることになりましたが、巡り巡ってこの仕事に就くことになりまし
た。
普段は一人が大好きなので、本を読んだりボーっとしたり、ふらっと店に入ったりしています。焼き鳥、もつ焼き、回転寿司、焼肉が特に好きです。こんな所で自己紹介を終わります。

06:27 | Posted by admin

【お寺のよこのマジカルな日】 お寺のよこ 橋本

2011年02月05日 | お寺のよこ

空気が冷たい季節です。気温が低い日が続いていますが、皆さんはお風邪などひかれておりませんか。
お寺のよこでは少し前に風邪が流行して、利用者さん職員とも鼻水を垂らしながら生活をしておりました。現在は、ほぼ緩和されていますが、まだ鼻をぐずぐずさせている利用者さんもおります。
普段は、散歩や買い物などに出かける事を、日常の生活の中でメインの活動にしていますが、このように体調不良者が多い時は、最小限の食材の買い物のみを行い、レモネードや甘酒を飲んで身体を温めながら、体調の回復を心掛けて、ゆっくりと屋内で過ごされています。
そのようなある日の事。物静かなS男さん(風邪をひかれていない数少ない方の一人)に昼食の買い物のお誘いをして一緒に玄関に出たところ、突然その場でランニングの足踏みをされている。「走っていきますか?」と尋ねると、笑顔で頷かれ、そのまま近所のスーパーまでランニング。歩行さえもやや不安定な時がある方なので、一緒に走りつつ私の内なる声は「転ばないで。お願いだから転ばないでね」と、極力ゆっくりと走れるように伴走を行いました。
自ら何かをやりたいといわれる事は殆ど無いので、この時にS男さんの意思表現を見る事ができ、そして一緒に走る機会が持てて嬉しかったです。転倒しないかとドキドキしながらではありましたが。
そして同じ日の事。今度はY子さんの話です。食事中に動き出す事がまったくない方ですが、突然立ち上がって歩き始める。何年か前には見られた尿意による立ち上がりと同じ様子に見えました。そこでトイレに行くと、スカートを捲り上げようとされている。上手には出来ない為にお手伝いし、座って貰うと直ぐに排尿がありました。自ら尿意を、素振りででも知らせる事はもう出来なくなったと思っていたのに、びっくりです。素振りはこの時1回のみでありましたが、普段訴えとして現れなくても、実はまだ尿意が潜んでいるのかもしれません。
またまた同じ日の事。外出欲求のあるT子さん。普段は一人で外に行かれようとするのに、S男さんを「行きましょう」と誘って玄関へ。「この靴履きなさいよ」と他の利用者さんの靴を勧めているが、S男さんは我関せずと玄関の鍵を締めてしまう。お寺のよこでは、個々の性格によるものや認知症の重度化により利用者同士の関わりが少ないのが現状です。この時はそれ以上に関係が発展しなかったとはいえ、利用者さん自らが関係を取ろうとした事が嬉しく感じました。
当日、一緒の勤務だった職員に「今日は、いろいろ驚く事があったね」と言うと、「きっと夜間にでも利用者が密かに集まって職員を驚かせてしまおうという相談をしてたかも」などと冗談が返ってきました。
職員が意図する支援とは別のところで、利用者さん自らの動きが見られた事が、同じ日に続いてしまったのが何だったのかは、実際のところ判りませんが、風邪症状の利用者が多いとはいえ、高熱を出している方もなく、職員も利用者さんもゆったりとしたペースで過ごす事ができていた為かもしれません。職員など居なくとも雰囲気さえ整えば、利用者の力は発揮できるのかもしれないと感じた1日でありました。
こうして認知症の方と関わる仕事をしていると、このように普段とは違った姿を見せてくれる事が、時々あります。その出会いが嬉しくて、楽しくて面白い。この仕事をやっていて良かったと思う瞬間ですね。底知れぬパワーを見せてくださるご老人達に感謝します。

10:13 | Posted by admin

【歌から蘇るもの】 松林

2011年01月22日 | きみさんち

最近、よく曲を聴きます。それはポップスだったりブルースだったりロックだったり。その歌詞の中で多いのが恋愛の話。現在進行形のもの、片思いのもの、過去の恋愛を歌ったものなど、ジャンルと次元が様々です。そんな歌詞の中でどうしても共感してしまうのが、過去の恋愛を歌ったものだったりします。破れてしまった恋の話。。。
自分も幾つか経験があるからでしょうか、そんな歌詞を聴くとその時々を思い起こし、苦い思いや甘い思いが胸を押し上げてきます。その時はその時の感情でしかなかったものが、今思い起こすとドラマチックに感じるのは、年齢のせいでしょうか?
でも、音楽から思い起こされる感情は、恋だけに留まらないでしょう。怒りや恨み、屈辱、軽蔑、、、、、。
その人の人生の中で味わってきた思い、時代背景などが思い出される瞬間があるものです。
音楽とは、不思議な素材です。少し前、利用者さんに『ムード歌謡』なる恋の曲を聴いて頂いたときに、私よりさらなる遠い眼をして「色々あったよなぁ」と仰っていました。それはきっと、恋なんてものよりももっと過酷な出来事を体験された思い出が、恋の思い出とともに蘇った瞬間だったのかもしれません。自分の浅さを知った瞬間でもありました。
曲や映像と通じる自らの記憶。これは自分だけのものです。共感できる人はいるかもしれませんが、まったく同じものではありません。いつまでも大切にとっておけるものにしたいものだなと強く感じました。それが苦くても甘くても。

23:31 | Posted by admin

【はじめまして】 のんびり家2F 飛鳥井

2011年01月10日 | のんびり家::のんびり家 2F

みなさん、はじめまして。6月に入社し、7月から新規ののんびり家で働いています飛鳥井智子と申します。埼玉生まれの埼玉育ち、現在は足立区に住んでいます。前職は、大学病院の病棟で5年ほど看護助手の仕事をしていました。とてもやりがいのある仕事でしたが、幅広い年齢層の患者さんと接するうちに、自分が特に高齢者が好きであることを意識するようになりました。自分に祖父母がいないことも影響しているかもしれません。そして、介護の仕事に関心を持つようになり、手始めにヘルパー2級の資格を取得し、就職活動をしてのんびり家への採用が決まり、今日に至ります。
介護の仕事を実際にしてみて、毎日様々な事が起こり、自分自身も「この介助の方法で良かったのだろうか」「あの言葉遣いで正しかったのだろうか」などと毎日が自問自答の繰り返しです。「介護の仕事は、不正解はあっても正解はない」と以前に聞いたことがありますが、まさにその通りであると実感しています。また、ヘルパーの講座の講師から「人間は、生まれてきた以上は必ず何かの役割がある」と教えられましたが、入居者の方達の役割を見極めていくのが私たち介護者の仕事であると思っています。同時に、私自身の役割もまだ模索中ではありますが、介護の仕事を通して、自分自身の役割を見つけたいと思っています。未熟者の私ですが、今後とも、どうぞよろしくお願いします。

06:26 | Posted by admin

【よろしくお願いします】 のんびり家3F 小山

2011年01月10日 | のんびり家::のんびり家 3F

はじめまして、のんびり家で勤務している 小山 拓実(こやま たくみ)と言います。8月の半ばからアルバイトとして勤務をし始め、10月から正規職員になり気が付けばもう4ヶ月たちました。入居者さんやスタッフの皆さん、とても良い人達に囲まれて毎日楽しく過ごしています。
初「どっこいしょ」なので簡単に自己紹介をします。
1988年3月16日生まれの22歳(男)です。山の自然が自慢な長野県で生まれ育ちましたが、虫が苦手なので山には近づけません。
そして、今年の6月に東京に出てきて今は一人暮らしをしています。
今年もあと少しで終わりますが、風邪など引かないように気をつけこれからも楽しく頑張っていこうと思うのでよろしくお願いします。

06:26 | Posted by admin

【お元気でしょうか】   お寺のよこ 谷野

2011年01月05日 | お寺のよこ

はじめて働いた介護施設でSさんの担当をさせていただいたのは、Sさんが99歳の時でした。年をとると個性がより強くなるといわれますが、本当に頑固な方でした。
生活習慣の改善…。Sさんは海苔の佃煮は3日くらいで食べきってしまうし、柿の種はあればあるだけ食べてしまうし、カルピスが薄いと「こんなの、飲めねーよ。」と、はぎれのいい口調で言い放ちます。僕の力量では、駄目だと言っても聞き入れてくださるわけもなく、このじいさんはしょっぱいものを必要以上に食べたからってこんなに長生きしている、大丈夫まだまだ長生きするはずだと自分に言い聞かせて、常に逃げ腰でした。
しばらくして、Sさんは足がむくむからと足元に布団を何段にも重ねて眠っていました。上げすぎだったのですが、崩れないように紐で束ねて差し上げたのですが…、それだけの事なのですが、そのことがあってからSさんは、こんないいかげんな自分に、なにかと相談をして下さるようになりました。
100歳をこえた頃には歩行も不安定になりますが、そんなお年で杖を使えと言われても、いつもどこかに置いてきぼりです。奥様を腸閉塞で亡くされたからか、101歳になっても下剤の調節はご自分で考え、カレンダーにしるしを付けてされていました。
Sさんの担当を2年近くさせていただき、その施設を夜勤明けで辞める朝に、Sさんの顔を見に行くと「あんたじゃなくちゃ、だめなんだよ。」と、最上級の気の利いたねぎらいの言葉をかけてくださいました。
あなたの5年以上も前の、さりげない一言におどらされて、今日もなんとか働いています。お元気でしょうか。

10:12 | Posted by admin

【自己紹介】  のんびり家3F 永辻

2010年12月23日 | のんびり家::のんびり家 3F

初めまして、こんにちは。7月からのんびり家で勤め始めた永辻宇康(ながつじ たかやす)です。勤め始めて5ヶ月、夏の暑い頃から働き始め、もうすぐ冬にさしかかるこの季節。時間が過ぎるのはとても早いと感じております。
初「どっこいしょ」なので少し自己紹介をしたいと思います。
1984年5月1日生まれの26歳です。東京都の病院で生まれ、すぐに大阪府に引っ越して幼稚園まで過ごします。大阪府の記憶はあまりありません。関西弁も喋れません。小学校から大学までは神奈川県の横浜市で過ごします。
青春時代を過ごしたこともあって思い出の地になっています。ちなみに横浜市内を三回引っ越しております。大学を卒業後、東京都に戻って来て4年ほど経ちました。
この5ヶ月はスタッフのみなさん、利用者さんのみなさんに支えられてここまで来ることが出来たと実感しています。本当にありがとうございます。
これからも日々勉強、日々楽しくをモットーに少しずつ頑張っていくので、よろしくお願いします。

09:59 | Posted by admin

【初めまして】 のんびり家2F 千葉

2010年12月23日 | のんびり家::のんびり家 2F

のんびり家で働き始めて4ヶ月が経ちました。入居者様と洗濯物を干しにベランダに出て「大きな柿がなっているねー」と風にあたりながらその場の空気に身を任せている時、すごく居心地がいいなと思います。入居者様は日頃から色んなものに興味を抱き、ひとりひとり重視する視点がはっきりしていて皆素直です。嫌だと思うことも好きだと思うことも言葉や行動を通じて伝えることができます。そのような所に人間らしさを感じていいなと思うのです。
仕事をしていて思うことは、自分はどうしたいのかということです。色々な人がいて色々な考え方があり、こう自分は接したいというやり方がひとりひとり違ったり同じだったりします。もちろん職員だけでなく入居者様も同様だと思います。
私はひとりひとりの人間らしさに気付いていき、尊重できるようになりたいなと思います。そこから、自分の仕事について考えを広げられるように、自分のやり方を信じていけるように頭の片隅にイメージしながら努力していきたいです。

01:21 | Posted by admin

【皆さんどう思いますか?】 田中

2010年12月22日 | きみさんち

最近暖かさと寒さが同居しているようなそんなお天気が続いていますが皆さんお身体だいじょうぶですか?
9月頃の話しになるのですが、専門学校時代の同窓会が開かれ、それに参加したときのお話を書こうと思います。
私は10数年前に福祉系の専門学校を卒業し今の福祉業界に足を踏み入れたわけですが、その時の面子が16人ほど吉祥寺のある居酒屋に集結。施設運営をしている人や、主任になっている人。1数年経つと皆変わるもんだと思いつつ福祉談義をしていました。
と、その時私たちの後ろの座席に4~5名ほどの大学生らしき集団が就職活動の話をしているのが耳に届いてきました。
学生Aさん 「就活どうするの。」
学生B・Cさん「どうしようかな」
学生Dさん 「私し老人ホームで働こうと思うんだけど・・・」
田中一同 「うんうん(頷く)」
Dさん 「おじいちゃんやお婆ちゃんの面倒見るだけでしょ」
田中一同 「ん?・・・」
Dさん 「簡単そうだしリストラもなさそうだから(笑い)」
一同 「・・・・・ん????」
こんな会話が聞かれた時皆さんだったらどう思われますか?
私しの思いは、この人がもし本気で福祉の道に足を踏み入れるとしたら考えを改めてほしい。このままだと一緒にいるのが苦痛で仕方ないといった感じになってしまうのでは・・・?と思うのです。確かにリストラはないと思いますが面倒を見る?簡単?言葉一つでも難しさをきみさんちで感じている私にとっては、「?」マークだらけの内容でした。
最後に友人が言った一言「ジーちゃん・バーちゃんなめんじゃねーぞ」しかも大声で。
まあ、場所が場所だけに入っている物もアルコールな訳でお互い笑ってご愛嬌。一緒に飲もうよという事で新しく福祉の道を歩むであろう男女といつしか合コン状態になっていたのでした。

23:30 | Posted by admin

【自己紹介】  のんびり家3F 永辻

2010年12月05日 | のんびり家::のんびり家 3F

初めまして、こんにちは。7月からのんびり家で勤め始めた永辻宇康(ながつじ たかやす)です。勤め始めて5ヶ月、夏の暑い頃から働き始め、もうすぐ冬にさしかかるこの季節。時間が過ぎるのはとても早いと感じております。
初「どっこいしょ」なので少し自己紹介をしたいと思います。
1984年5月1日生まれの26歳です。東京都の病院で生まれ、すぐに大阪府に引っ越して幼稚園まで過ごします。大阪府の記憶はあまりありません。関西弁も喋れません。小学校から大学までは神奈川県の横浜市で過ごします。
青春時代を過ごしたこともあって思い出の地になっています。ちなみに横浜市内を三回引っ越しております。大学を卒業後、東京都に戻って来て4年ほど経ちました。
この5ヶ月はスタッフのみなさん、利用者さんのみなさんに支えられてここまで来ることが出来たと実感しています。本当にありがとうございます。
これからも日々勉強、日々楽しくをモットーに少しずつ頑張っていくので、よろしくお願いします。

18:46 | Posted by admin

【初めまして】  のんびり家2F 千葉

2010年12月05日 | のんびり家::のんびり家 2F

のんびり家で働き始めて4ヶ月が経ちました。入居者様と洗濯物を干しにベランダに出て「大きな柿がなっているねー」と風にあたりながらその場の空気に身を任せている時、すごく居心地がいいなと思います。入居者様は日頃から色んなものに興味を抱き、ひとりひとり重視する視点がはっきりしていて皆素直です。嫌だと思うことも好きだと思うことも言葉や行動を通じて伝えることができます。そのような所に人間らしさを感じていいなと思うのです。
仕事をしていて思うことは、自分はどうしたいのかということです。色々な人がいて色々な考え方があり、こう自分は接したいというやり方がひとりひとり違ったり同じだったりします。もちろん職員だけでなく入居者様も同様だと思います。
私はひとりひとりの人間らしさに気付いていき、尊重できるようになりたいなと思います。そこから、自分の仕事について考えを広げられるように、自分のやり方を信じていけるように頭の片隅にイメージしながら努力していきたいです。

18:45 | Posted by admin

【浅草旅行に行って来ました】   お寺のよこ 安藤

2010年12月05日 | お寺のよこ

去る10月29日、延期になっておりましたお寺のよこ秋の日帰り旅行で浅草へ行って来ました。当日は、とても天気に恵まれ、何もかもキラキラしており、10月とは思えない程暖かな日でした。
上野の精養軒にて、ご家族を交え昼食会の後、浅草の浅草寺をバックに皆で集合写真を撮りました。その後は人力車に乗るグループ・ショッピングを楽しむグループ・グルメを楽しむグループ等に別れ、少人数でのグループ行動を行いました。私は人力車に乗るグループを担当しました。私は、密かに学生時代の修学旅行の自由行動を思い出しておりました。
入居者、Tさん・Nさん・Kさん、そしてスタッフ、Sさん・Tさん、私の6名は、皆と別れた後、先におみくじを引きました。私個人、おみくじを引くのはとても大好きで引いてから紙を開けるまでが何とも言えない無心の時です。先に、入居者のKさんとスタッフのTさんが引きました。2人が戻って来ると「2人とも凶でした」と、スタッフTさん。次に、入居者Tさんと私が引きに向かいました。明るい気持ちで引いたつもりでしたが、結果を見ると私も入居者Tさん2人とも凶・・・そして、最後に託されたスタッフSさんと入居者Nさんも・・・結果は凶でした。この日は不思議な事に、悪い結果を引いてしまっていても捕らわれる人はおりませんでした。引いて凶が出る度に皆で、笑っていた程でした。今日は凶でも、最強の日。そんな風にすら思えました。
おみくじを引き終えると、皆で人力車乗り場へ。1台に2人ずつ、計3台の人力車が連なり、人力車の方に浅草を色々と案内して頂きました。私個人は人力車に乗るのが初めてで、少しドキドキしましたが、いざ動き出すと、とても風が心地良く、こんなに風を心地よく感じたのはいつ以来だろう・・・?そんな事を、ふと思ってしまいました。一緒に乗った入居者のTさんも緊張されているのか、私にピッタリくっついていらっしゃいました。少し不安も伝わって来ました。ブランケットの下では、Tさんが私の手をがっちり握っていらっしゃいます。「大丈夫ですよ。大丈夫ですよ」何度も伝えました。
言葉というものは本当に不思議なもので、時々魔法のような働き方をします。私個人、ネガティブ思考の人間ですが日々この介護の仕事をしながら、不安がる入居者さんに「大丈夫ですよ。大丈夫です。人生は何があっても大丈夫な様に出来ているんですよ」そんな風に偉そうに言ったりします。何度も何度も言い続けているうちに、不思議なもので、実は入居者さんを励ましているつもりが、自分が励まされていたという事がこれまで何度かありました。あれ、そういえば、朝はあんなに落ち込んでいたのに・・・といった感じにです。これは仕事だけに限った事ではありませんが、プライベートも含め、自分が疲れていたりすると人に感謝したり励ましたり、何かを伝えなくちゃならないのにぶっきらぼうになってしまう事があります。これは当たり前の様に、親しい人間ほどそうなります。つまりは感謝しなくちゃいけないところで、つまらない見栄を張ってケチってしまうということです。何かの本に書いてありましたが、どこかの国のことわざだそうですが「行く言葉が美しければ、帰ってくる言葉も美しい」そうです。なるほどなぁと思いました。私の身勝手な想像で自己満足に過ぎないのかも知れませんが「大丈夫ですよ」といって、入居者さんが例え言葉として何も返して頂けなくても私が温かい気持ちになれたのならば、言葉以外の何かを返して頂いているような気がしました。
人力車、30分コースが気付けば、50分も廻って頂き、スタッフの方の紳士的な対応にはとてもありがたい限りでした。集合場所に到着すると、入居者さん皆さんの充実した顔がとても印象的でした。言葉は多くなくとも、入居者さん、スタッフ、感じるものが沢山あった旅行であったと思います。言葉が多い時は頭で考えてしまっているような気がします。でも、目で見て、耳で聞いて、肌で空気を感じている時は、五感で楽しめているような気がしました。美味しいものを食べ、沢山笑い、時々自分や他人とぶつかり合って、旅は人生そのものであると改めて実感しました。
数年前、私の生まれ年は八方塞がりであまり良くなかった様ですが、気にしていますと、父が「いいじゃないか、八方塞がってくれているんなら悪い物が寄ってこれないだろう」と言って笑っておりました。翌年は父が八方塞がりでしたが、全く気にしておりました。
私は親のすねをかじりに、ほぼ毎月帰省しているつもりでしたが、周囲の方々に「親孝行してるね」と言われた時はさすがに驚きました。これから先の人生も、未熟者ではありますが家族や友人、周りの出会った人達を大事にしていける自分であり続けたいと思います。
長くなりました。皆様にとって素敵な1年になります様、心よりお祈り申し上げます。

10:07 | Posted by admin

【きみさんちで2度目の夏を迎えることができました】 志寒

2010年11月22日 | きみさんち

先日、長野の安曇野に行ってきました。
美しい信州の景色と、北アルプス山麓の凛とした空気を存分に味わってまいりました。
安曇野には大王わさび農場という広大なわさび畑があり、実はこの旅、それが大きな目的の一つでした。このわさび農場には地域を救おうとした英雄とも、人々を害した鬼とも言われる八面大王の伝説があり、それ自体もとても興味深いものなのですが、ここを一躍有名にしたものに、黒澤明監督の「夢」という映画があります。
「夢」は夏目漱石の「夢十夜」になぞらえた不思議な映像美の短編集で、その中の「水車のある村」という物語がこのわさび農場を舞台にしています。
どこか時が止まったような美しい村。そこで旅人が一人のお年寄りと出会う。このお年寄りに名優、笠智衆さんが味わい深い演技をなさっています。旅人はその103歳になったというお年寄りとの触れ合いの中、インパクト抜群のとある出来事に遭遇するのですが・・・。それは見てのお楽しみとして、笠さんの台詞の一つがとても心に残りました。
「もう生きるのをやめてもいい歳だが・・・あんた、生きるのは苦しいとか何とか言うけれど、それは人間の気取りでね。正直、生きているのはいいもんだよ。とても面白い。」
去る9月30日からの3日間、国際福祉機器展が東京ビッグサイトで開催されました。
食べやすく簡単で美味しいレトルト介護食から障がいがあっても使いやすい調理・食事器具、おしゃれなシルバーカーから最先端技術を活用した福祉車両まで、世界の福祉機器を一堂に集めた国際展示会です。
この展示会は参加無料・自由で、利用を考えている一般の方から各種メーカー、私たちのような福祉職まで一同に集まり、会場は大賑わいでした。
さまざまな福祉機器はもちろん興味深いのですが、「人が一人生きていく」そのためにこれだけ多種多様、大勢の人間がかかわっているのかと思うと、非常に感慨深いものを感じ、圧倒されました。
「正直、生きているのはいいもんだよ。とても面白い。」
その面白い"生命"を支えるため、この福祉機器展の光景のように、知恵やエネルギーが集まっていく、絶えず注ぎ込んでいく世の中であらねばと思いを新たにしました。

23:29 | Posted by admin

【デビュー】  のんびり家3F 熊谷

2010年11月05日 | のんびり家::のんびり家 3F

のんびり家の常勤スタッフとなってから早半年・・・。怒涛の半年でした。猛ダッシュで駆け抜けた半年です。いろんな自覚が芽生える中、NHK(教育)のテレビ取材を受ける機会がありました。
今回はその取材中のちょっとした裏話を・・・。
とある日、取材の申し込みがあったのですが、私はてっきりチーフが受けるものだと思っていました。ところがどういうことか「熊谷さんに・・・!」となりまして・・・。
元来目立ちたがり屋の私は、嬉しかったのですが、不安もありました。こんな私がテレビに映るなんて・・・!しかもNHK(教育)に・・・!
テ・テ・テ・テレビデビューだぁ!!
もう「わくわく!!」なのか、「どきどき?!」なのか分からない状況です。とりあえず、普段、勤務時はしない化粧を施して、当日は出勤したのであります。
3日に渡るカメラ取材。勤務の様子をみっちりとカメラに追われ、聞き取り取材なんかもありました。普段どおりを意識しつつも、ずっと人に見られている状況・・・。「もう耐え切れない!多恵、耐え切れない!」と洗濯をしにいってもそばにはカメラ。食器洗いをしていてもカメラ(しかもちょっとズームインしてる!)。トイレぐらいでした、安心できるの。
ドキュメンタリーだとかで密着取材される方々の気持ちや、タレントの気分がちょっとだけ分かったような気がします。本当にちょっとだけ・・・。
当然?放送時はテレビの前に陣取ってしっかり見ました。(兄のお嫁さんが録画もしてくれました。)うぅむ。私はいつもこんな風だったのか。初めて自分の勤務中の様子を客観的に見ることができました。たくさんの発見がありました。そういえば学生時代、部活の練習や試合の様子をビデオに撮って、悪いところを直し、いいところはもっと伸ばそうとしていたっけ・・・。入居者さんのプライバシーに配慮する必要はありますが、ビデオに撮って、普段の自分の様子を省みるのもいいかもしれませんね。

18:44 | Posted by admin