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編集後記 林田

2017年06月30日 | 編集後記

昨年「鼻めがねと言う暴力」と言う本を出させていただいて、一年ほど経ちました。
大変ありがたいことに、あちらこちらに講演で呼んでいただきました。読んでいただいた方はお判りでしょうが、虐待に対して書いた本です。講演に呼んでいただくのは大変ありがたいのですが、それだけ虐待が起きていると考えることもできます。全国でどのくらいの虐待が起きているのだろうと考えると、と不安を感じることもあります。
しかし、これまでのことでわかってきていることもあります。
虐待を無くすには、「虐待を絶対に起こさない。」と言う強い意思と意志を持ち、地道に継続して取り組むしかないということです。
私たちの仕事の素晴らしさ、つまり、認知症状態にある人の素晴らしさを理解したいのなら、虐待をなくすための不断の努力をしなければならないと改めて思います。
(林田)

17:15 | Posted by kimisanchi

【新しいご入居者さんを迎えて、きみさんちはまた新たな1ページを描いています。】  きみさんち 志寒

2017年06月30日 | きみさんち

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髪が白くなったと嘆くKさんに「まだ白くなってもあるだけいいじゃないですか!私は家系的に髪そのものが無くなってますよ!」と話していると。
「そら、あんた!無くなったら無くなったで魅力だよぉ~」と新入居者さんのOさん。
続けて「白くなるにしても、薄くなるにしても、歳とったら、変わるのが当たり前だよお、生きてんだもの」
「歳とっても変わんないね~って、変わんないってことは生きてないってことだよぉ」
この言葉の深さにしきり、唸らされたのでした。
ついでに、たまたまあった養毛剤のチラシをお見せして「これ、効くのかなあ?」とおたずねしたところ「そら、あんた!効くよぉー。たくさんだよぉー」と。
なんとも、なんともポジティブです!

別の新入居者さんのSさん。
以前飼っておられた猫の写真を話題にしながら「猫、飼ってみたいんだけど、病気になったりとか、死んじゃったりとか、寂しくなるからね」と私。
「でも、あなた。独りもんなんでしょ?どっちにしても、そのうち寂しくなるわよ」とズバリ。そして話題は私の結婚に。
「いい?レストランとかあるじゃない?そこになじみになるの。そしてそこのウエイトレスさんに仲良くするのよ」
「いつも通ってくるようじゃ独身だろうし。ウエイトレスって、割とそういう眼でお客さん見てること多いの!(全国のウエイトレスさん、すみません)」
「ウエイトレスって自分たちのような店員相手に優しくする人か、どういう態度とる人かで、お付き合いにふさわしいかどうかを仲間内で評価しあっているのよ!」
「何で私がわかるかっていうと、私がウエイトレスだったから!」
「それで仲良くなってきたら、アタシを田舎から上京してきた親戚とか言って、連れて行って」
「そしたらアタシがさりげなく水を零して、その態度で、いい娘かどうか、見きわめてあげる」
「なんで分かるかって言うと、アタシ、結婚相談所に勤めてたから!」
「あ~、でも、ずっと続くかどうかは保証外だからね!」

なんとも愉快な新入居者さんとのひとときでした。

17:02 | Posted by kimisanchi

【Tさんの想い】  のんびり家2F 飛鳥井

2017年06月30日 | のんびり家::のんびり家 2F

みなさん、こんにちは。のんびり家2階の飛鳥井です。どっこいしょにこうして記事を書かせて頂くのも何回目になりましたでしょうか?月日の経過の早いことを実感する今日この頃です。
今回は、Tさんについて書かせて頂きます。Tさんは、今年の1月にご入居された方です。ご入居当日、私は夜勤で、初めてTさんと顔を合わせましたが、初対面からとても朗らかで、冗談を言ったり、おどけたりして「楽しい方だな」という印象を受けました。会話の中に時折英語が出てくるのですが、「アイアムソーリー、髭ソーリー」など冗談が混ざり、他の入居者の方ともコミュニケーションを取りながら少しずつのんびり家の生活に馴染んでいらしたご様子でした。しかしながら、のんびり家での生活に馴染む一方で、「小さい子供を置いてきているから、早く帰らないと」「娘に迎えに来てくれるように電話して」などと帰宅欲求の発言が聞かれたり、実際にふらっと外出されることもあります。
まだ81歳とお若く、認識力も高く身体的にもお元気なTさんにとっては、のんびり家での生活が単調で、退屈、窮屈に思われているのかもしれません。ここ数カ月は、職員の退職や異動などもあり、中々体制が整わずに、入居者の皆さんの生活に影響があり、買い物や外出などが滞ってしまいました。
今月(5月)に入ってからは、少し職員の体制も整い始めましたので、買い物や外出などの支援も少しずつではありますが、出来るようになりました。
今後は、Tさんの「家に帰りたい」という想いを汲みながらも、「のんびり家での生活も悪くないよね」と思って頂けるように、一緒に外出したり気分転換が図れるように支援して行きたいと思います。

17:00 | Posted by kimisanchi

【気付くこと】  のんびり家3F 永辻

2017年06月30日 | のんびり家::のんびり家 3F

少し前に去年末頃に入所されたNさんと一緒に散歩しながら買い物に行って来ました。
Nさんは散歩や買い物などの外出の声を掛けると、いつも「行かない。」や「めんどくさい。」と言い断るのですが、この日は「行こうかな。」と本人も乗り気でした。
まだ少し寒い季節だったので、上着を着ると「これでいいかな。変じゃないかしら。」と言い、出掛けるにあたって洋服を気にしている姿がとても女性らしく素敵でした。出掛けなければこの姿が見られなかったと思うと、まだまだ知らないことがあると改めて気付かされました。外に出ると風が強く、被っていた帽子が飛ばされないように必死に手で押さえていた姿がとても印象に残りました。
まだ付き合いは短いですが、Nさんこれからもよろしくお願い致します。。今度はもう少し遠くへ出掛けましょう。

16:56 | Posted by kimisanchi

【いつも仲良し】  お寺のよこ 佐藤

2017年06月30日 | お寺のよこ

お寺のよこに、ご入居されてから仲良しになられたTさんとSさんは起床時から一緒でTさんの居室で一緒に過ごされていることが多くベットにTさんが入り椅子にSさんが腰掛けてテレビを見ていらっしゃるのですがNさんは掛け布団を横にしてSさんにも布団が掛かるように優しい気遣いをされています。
入浴もほぼ毎日、一緒に入られ湯加減を聞きに様子を見てお声掛けするとTさんは決まって笑顔で「いい加減!」と仰います。先に出たTさんはSさんの分のお茶を用意しSさんがお風呂から出られるのを待ち、入浴後にテレビののど自慢を見ていらっしゃる時には
Tさんが「若い人が多いけど歌が上手だね。お酒でも飲みながら見ていたいね。」と。
Sさんは「お酒はないよーお茶けならあるからお茶けを飲もう。」と「お茶けね。」と爆笑され「今度、飲みに行こう!」と2人で盛り上がっているので私が「何を飲みに行くの?」と聞くと「珈琲だよ。コーヒーも飲み物でしょ」とNさん。「じゃあ3人でコーヒー飲みに行こう。」と誘って下さったSさん。そしてお金は誰が払うかと「あんたでしょ。お金持ってんでしょ。」「いや、あんただよ。」とお互いに言い合っていました。
そんな会話をされてTさんの居室でSさんは寝るまでの時間を一緒に過ごされていらっしゃいます。毎日いろんな話をされて笑っているお2人の姿を見ているとこちらまで幸せになり歳を重ねてからでも良い友人関係が作れるんだなーと人生の大先輩に教えていただきました。

16:46 | Posted by kimisanchi

編集後記 林田

2017年05月31日 | 編集後記

気が付くと、建物のあちらこちらにガタが来ましています。
最近だけでも、ユニットバスの交換や床の張り替え、エアコンの交換などです。グループホームと言うと、ケアをしているイメージが大きいですが、生活の場なので建物に関することもいろいろなことが起きます。
特養で働いていた時は、清掃業者が入っていて事務所に営繕担当がいて。なんて感じだったのですが、グループホームはすべて自分たちで対応します。(ユニットバスは業者さんに頼みますが、業者さんとのやり取りは管理者がしました)
このようなことは、グループホームの仕事に書かれているわけではないです。いっつも誰かがやってくれたら。と思うのですが。(林田)

17:59 | Posted by kimisanchi

【カレンダー】  きみさんち 金井

2017年05月31日 | きみさんち

私の家にはカレンダーが沢山あります。
ひいきのプロ野球球団のカレンダー数種、娘の岩合さんのねこカレンダー、自分用の月曜始まりのカレンダー、週めくりの雑学カレンダー、なぞなぞカレンダー、卓上カレンダーなどいろいろ。
息子のクリスマスプレゼントには四字熟語カレンダーをあげました。彼は漢字検定おたくなので机の前に貼って毎日めくっています。
そんな息子がある日家事をしている私に「会者定離」って知ってる?と聞いてきました。
私は料理する手を止めず、出会いがあれば別れはあるもんだってことだよと答えたら、丁度卒業式の日の四字熟語カレンダーがその言葉なんだよねー、意味深なカレンダーだよねー、と何だか寂しげにつぶやいておりました。
小学校の卒業式の時は次のステップに心躍らせていた息子が、中学校の時には友人たちとの別れの寂しさにせつなくなるほど精神的に成長したのかと少しうれしくなった母でした。
そんな私には卒業式でまたねと別れて、その約束を守れなかった友達が何人もいます。
また会える気がして、二度と会えなくなった人たちがいます。
小さい桜のつぼみを見て一緒に見るはずだった、いってしまった人への後悔を思い出します。
私はまたねを信じておざなりにしてきた付き合いを何度も後悔したなさけない大人になってしまったものです。
別れが必定なものならば、息子には一期一会を大事に次の出会いに幸多かれと思う弥生三月、四字熟語だらけの月です。

17:19 | Posted by kimisanchi

【はじめまして】  のんびり家2F 池田

2017年05月31日 | のんびり家::のんびり家 2F

僕はこの業界は初めてで困ったことばかりでした。元々は料理系の仕事に就いて居ました、ここではあまり役に立たないかもしれないけど頑張っていきたいと思います。
話を変えますが、話によるとここの入居者のTさんは元料理人だったらしくその人にいつも味見をお願いしています。その他にもいろんな人の話を聞いていますが、相当有名店だったようなのでいろんなことを教えてもらえたらありがたいと思います。
今は勤めて2ヶ月たちようやくすこし慣れてきたと思うことがあります。何故なら夜間にHさんのトイレ誘導ができるようになってきたからです。最初の頃は誘導が出来ませんでした。最近は何とかトイレ誘導が出来るようになりました。最初の頃は痛いなどと言われて起きてもらえず服などを汚されてしまいましたが、いまは汚さないよう介助することが出来ています。
料理のさいは元料理人らしいTさんや活発なYさん、そして時々別の大人しいYさんなどが手伝ってくれています。
物を切るのはTさんとYさん、炒めたり煮たりルーなどをいれたり味見などは大人しいYさんが担当してくれます。お昼や夕ご飯は協力して作っています。大きさや長さがバラバラになってしまいますが、みんなで作ったものはいつもよりもおいしく感じますし達成感があります。
僕が仕事をしていると、活発なYさんが「手伝ってあげるよ。」などと言って進んで手伝ってくれます。また、新聞折や洗濯物を折りたたんだり、洗い物をあらったりよく手伝って頂いています。本人は楽しくてやっているのか、スッタフに悪いと思っているもか分かりませんがよく手伝ってくれます。とてもありがたいです。
最初に書いたとおり僕はこの仕事は初めてで長く続けていく自信がありませんでした。何故なら今まで「役立たず」や「どうせつぎに行ってもすぐに辞めてしまう」などと言われていたためとても自信が持てませんでした。でも入居者さんや先輩スタッフさん達に「がんばれ」や料理が「美味しい」御家族の方々に「仕事は慣れましたか」や「頑張ってください」などと言って頂き、とても嬉しくて少しだけ自信が持てました。これからもいろんな人に色んなこと教えて頂き、覚えていき、自信を付けていき、ここにはなくてはならない存在だと思って頂けるようにやっていきたいと思います。
最後になりますが今後ともよろしくお願いいたします。

17:18 | Posted by kimisanchi

【早いですよね】  のんびり家3F 新宮

2017年05月31日 | のんびり家::のんびり家 3F

桜の花の季節になりました。
今年は、通常よりも2週間ほど長く咲いていたようですね。ちょうど満開になったころ雨が降りましたが、その後も私たちを楽しませてくれました。
毎年この時期になると、近所の浄真寺の桜を見に行きませんかとお誘いしたり、買い物帰りに寄り道してみられたり。
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Sさんは、「いいね~、いいね~。ね~。」と満面の笑み。
Kさんは、「いいもんですね、こういうのもね。来年もまた見たいですね」とまったり。
H さんは、「わ~。(花びらが)舞ってるわ」と、うっとり。
「(頭の上の花びらを)取ってくれる?」と笑って指をさし。
むかし、ある入居者さんが「花を見て怒る人はいない」と話されたことがありました。わりとよく断言する言い方をされ、そのことを信じて今まできました。桜の花の季節になるとその方が話されていたことを思い出し、今年も入居者さんと一緒に見られたことに感謝です。
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17:16 | Posted by kimisanchi

【浅草観光】  お寺のよこ 岡田

2017年05月31日 | お寺のよこ

2月に私がケア担当をしているKさんと誕生日の外出企画で浅草に行きました。今までKさんとの誕生日の外出はKさん自身が特に行きたい所の希望が無く、これが欲しいと言う事で近くの店まで買いに行ったくらいでしたので、今回は何処か行きたい所を聞くとKさんは「浅草に行きたいですね」との事だったので浅草に行く事にしました。
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私は浅草に行くのは2回目でKさんは行くのは初めてだったとの事です。現地に着くと有名な観光地からか人はいっぱいで外国人観光客も何人かいました。まず始めに人力車で浅草周辺を回りました。人力車に乗るのは私もKさんも初めてで、どんな感じなのか楽しみだったので、乗ってみると気持ち良くいい乗りごごちでした。
その後は浅草寺周辺を観光し、昼食はKさんの希望で蕎麦を食べたいとの事だったので蕎麦屋に入り、Kさんはとろろ蕎麦を食べ私は天丼を食べました。
昼食後は他入居者様へのお土産を買う為に仲見世通りを散策しました。浅草と言えば何と言っても雷おこしが名物なので雷おこしを買いました。後は何にするかを仲見世通りを歩くと、あんこ玉や芋羊羹で有名な舟和があったので立ち寄ると、薩摩芋の薄い煎餅があったので、その煎餅を買いました。そしてお土産を買った後は近くの喫茶店でコーヒーを飲んで帰りました。
久しぶりに浅草に行って初めて人力車で観光もしたのでとても良い体験が出来ました。
次回は何処に行くかKさんとじっくり考えたいです。

17:12 | Posted by kimisanchi

編集後記 林田

2017年04月30日 | 編集後記

皆さんの手にこのどっこいしょが届くころは、梅雨も明けているでしょうか。
今年度のグループホーム団体連合会における全国フォーラムが7月30日東京で行われます。場所は中野のコングレスクエア中野です。
今話題にしなければならない人手不足のことについてや、地域の中におけるグループホームの在り方などについてみんなでディスカッションしたいと思います。
お忙しいでしょうし、また、それこそ人手不足の中ではありますが、ご出席していただければと存じます。
詳しくは、全国グループホーム連合会のホームページ きみさんちのホームページをご覧ください。(林田)
全国グループホーム団体連合会のホームページはこちら

08:50 | Posted by kimisanchi

【きみさんちはこんな場所】  きみさんち 松林

2017年04月30日 | きみさんち

心が挫けそうになった時、きみさんちの入居者さん達の事を考えます。
そうすると、もう少しだけ頑張れそうになるのです。
入居者さん達の飾らない笑いや真剣な表情が、私を助けて下さいます。
支えるつもりが助けられ、おまけに色々学びます。
人生の折り返しを過ぎましたが、まだまだこれからと思えてきます。
きみさんちは、そんな場所。
そんな場所で仕事が出来る喜びを噛み締めて、今日も一日頑張ろうと思うのです。

08:47 | Posted by kimisanchi

【5年9カ月...】  のんびり家2階 新山

2017年04月30日 | のんびり家::のんびり家 2F

のんびり家2階で、どっこいしょ記事を書くのは今回で最後となります。
のんびり家2階に入社して気付けば5年9カ月が経っていました。
6月16日になったら6年目です。来月4月から駒込のつげの実へ移動となりました。
ここを離れるのは私にとって本当に辛いものです。
自分のおばあちゃん、母親と離れる気分ですごく寂しいです。
皆さん、一人ひとりのことを書きたいのですが書ききれないので今回はやめておきます。

ここでの出会いが、体験が私の生きる希望となりました。
「生きる」というパワーが皆さんから私の心に伝わってきて本当に考えさせられた5年9カ月でした。

入居者の方々、ご家族の方々、のんびり家全職員の方々、ありがとうございました。
また会いに来ますね。

08:47 | Posted by kimisanchi

【インフルエンザ】  のんびり家3階 吉田

2017年04月30日 | のんびり家::のんびり家 3F

のんびり家3階の吉田です。
今日は2月にのんびり家3階で流行ってしまったインフルエンザについて書きたいと思います。
今シーズンのインフルエンザは、東京でも警報レベルの流行となっていたのですが、のんびり家3階では入居者さん、職員ともに感染せずに2月を迎えることが出来ていました。
しかし2月の初旬、とうとう感染者が出てしまい職員2名、入居者さん3名が被害にあってしまい、お一人は入院する事態となってしまったのです。
幸い大事には至らず2週間ほどで退院されたのですが、ここまで広がったのはこの仕事に就いて6年で初めての経験でした。
まず感染しないのが一番ではありますが、今回足りなかったのは感染者が出たあとの対応でした。
最初に感染が疑われた方が一晩で解熱し、その後もこれと言って体調不良が見られなかったためにインフルエンザではなかったと安心してしまったのです。
その結果、翌日と翌々日には他の方も感染されたようで発症されてしまいました。
インフルエンザを代表とした感染症が疑われた場合、まずは自室で待機していただきます。待機していただくと言っても認知症による記憶障害を持った方が大半ですので、動ける方は自由に動こうとされます。
インフルエンザで他の人に感染させてしまうかも知れないと思えば部屋に留まるのですが、自分は元気だと思っていれば当たり前のことです。
もちろんその都度説明し、納得してもらったうえで待機してもらうわけですが、数分おきに説明をされて自室に戻され、留まっていたとしても自室で何をしたら良いかもわからず横になったりとで、耐え難い苦痛であっただろうと思われます。
そして食事に介助が必要な方もいらっしゃいました。
そうは言ってもグループホームでは職員の人数は少なく、他の入居者さんの支援もこなしながら全てに対応していくのは容易なことではありませんでした。
幸い、ご家族の大変なご協力もありなんとか乗り切ることが出来ました。
入院されてしまった入居者さんは、病院での治療と支援の結果、今では元気に生活されています。
このような事態になってあらためて、グループホームは地域と密着していてこそなんだと再確認することができました。
もしご家族と遠く離れた施設にいたら、協力するにも時間と距離が許さなかったでしょうし、地域に入院できる病院がなかったら直ぐに退院やその他の連絡が出来なかったかも知れません。
もちろん感染者を出さないことが一番です。
でも地域密着型だから乗り切れた部分もある。そうも感じることが出来ました。
今回関わっていただいた皆様には大変感謝するとともに、今後は同じことが起きないよう心に誓って文章を終わらせていただきます。
今回被害にあってしまった入居者さん本当に申し訳ありませんでした。
そして皆様、本当にありがとうございました。

08:45 | Posted by kimisanchi

【宝物】  お寺のよこ 光岡

2017年04月30日 | お寺のよこ

かなり前のことになりますが、お寺のよこでは、昨年の11月に箱根まで1泊2日の宿泊旅行に行って来ました。残念ながら、入院されている方や体調が思わしくない方が2名いらっしゃった為、全員参加とはなりませんでしたが、入居者さん、スタッフ総勢12名で賑やかな旅行となりました。
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寺のよこでは3年連続の宿泊旅行となります。その前の6年間は、都内を対象とした日帰り旅行がメインで、時には複数の入居者さんの体調もあり、旅行自体を中止にせざるを得ない年もありました。そんな中、3年前に7年ぶりの宿泊旅行が実現出来たことは、個人的にとても嬉しかったです(因みに3年前も行き先は箱根でした)。皆さんが楽しまれるか、無事にお寺のよこに帰宅出来るかといった不安感はありましたが、入居者の皆さんが、古くから馴染みのある箱根という行楽地で温泉に浸かりながら、ゆったりと宿泊旅行を楽しまれているご様子や、普段の生活とは異なる多様な表情を拝見していると、本当に企画をした甲斐があったと思いました。
「企画をした」と記載しましたが、実際に綿密な計画を立てて、旅行の下見や予算配分、関係各位への交渉等は、企画担当のスタッフが2名いましたので、そのスタッフ達が実働部隊として動いてくれました。緊張や不安を抱えていたのは勿論私だけではなく、企画担当のスタッフ、旅行に参加したスタッフ全員にあったかと思いますが、皆旅行から帰宅した際に、充実感を漂わせていたことが印象に残っています。
この3年間の宿泊旅行では、それぞれに印象に残っている場面が数限りなくあります。それはスタッフ一人一人に聞いても返ってくる答えは違うような気がして、それもとても素敵なことだと思っています。そういった宝物のような場面をそれぞれ胸に抱えながら、今年も宿泊旅行を入居者さん、スタッフ全員参加で実現出来ればと考えています。

08:44 | Posted by kimisanchi